Azure Site Recovery を使用して Windows Server 2008 サポート期限内に移行を実施

執筆者: MICROSOFT WINDOWS SERVER TEAM

このポストは、2018 年 10 月 16 日に投稿された Use Azure Site Recovery to migrate Windows Server 2008 before End of Support の翻訳です。

 

今回は、Windows Server チームでシニア プロダクト マーケティング マネージャーを務める Sue Hartford の記事をご紹介します。

Azure Site Recovery (ASR) は、リカバリー ツール以外に 30 日間無料の Azure の移行ツールとしても使用できます。これまで、64 ビット版 Windows Server を移行する際に使用されてきましたが、今回新たに 32 ビット版 Windows Server 2008 から Azure Virtual Machines への移行にも対応しました。

これは、先日発表した 2008 バージョンのサポート終了に関するオプションで提供される Azure の 3 年間の延長セキュリティ更新プログラムを検討中のお客様に朗報です。Windows Server 2008/2008 R2 のサポートは 2020 年 1 月 14 日に終了となりますが、Azure Virtual Machines に移行することで、2023 年 1 月まで無料でセキュリティ更新プログラムをご利用いただけるようになります。これにより、システムをアップグレードしてクラウドのメリットを利用できるよう、余裕を持って準備を進めていただけます。

また、ソフトウェア アシュアランスに加入している場合は、既存の Windows Server のライセンスを使用して Azure のコストを抑えることができます。現在、オンプレミスでデータセンター バージョンの Windows Server を使用している場合、オンプレミスを継続しながら Azure Virtual Machines の使用料金を節約できます。詳しくは Azure Hybrid Benefit のページをご覧ください。

Windows Server 2008 のサポート終了予定は 2020 年 1 月です。アプリとインフラストラクチャを刷新し Azure の能力を活用し始めるには、今が絶好のチャンスと言えます。Azure Site Recovery やパートナー ツールを使用した移行の詳細は、Azure Migration Center でご確認ください。