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Microsoft Japan Windows Technology Support

タスク スケジューラで使用している 2 つの実行エンジンについて

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの丸山です。 今回は、Windows 8 および Windows Server 2012 以降のタスク スケジューラでお問い合わせの多い、UBPM と呼ばれる実行エンジンの注意事項についてご紹介させていただきます。 ■ タスク スケジューラで使用されている 2 つの実行エンジンについて Windows 7、および Windows Server 2008 R2 以降のタスク スケジューラでは、従来の実行エンジンと合わせて、Unified Background Process Manager (UBPM) と呼ばれる実行エンジンが利用されるようになりました。 しかしながら、弊社では、UBPM を利用して起動されるタスクの動作が、従来の実行エンジンで動作するタスクとは違った動作をすることが確認されております。 本ブログでは、UBPM 利用時における注意点について、弊社問い合わせ事例などを紹介させていただきます。 ■ 実行エンジンの違いによる問い合わせ事例について UBPM を利用して実行されるタスクでは、従来の実行エンジンと比較して以下のような動作の違いが報告されております。 (1) “タスクの実行時に使うユーザー アカウント” に “ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する” が選択されている場合、”最上位の特権で実行する” のチェックが外れていても常に最上位の特権で動作します。 管理者ユーザーを利用して、以下のようにタスクを設定した場合、従来の実行エンジンではユーザー アカウント制御 (UAC) の機能により制限された権限でタスクが動作しますが、UBPM では完全な権限でタスクが動作します。 従来の実行エンジンで実行されたタスクは制限された権限でタスクが動作しています。 UBPM で実行されたタスクは完全な権限でタスクが動作しています。 (2) タスクを開始するまでのコンピューターのアイドル時間は無視されます。… Read more

Windows 10 Version 1511 でリモート コンピューターへのイベント作成がされない

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの宮崎です。 今回は Windows 10 Version 1511 にてリモート コンピューターに対しイベントが作成されない問題についてご紹介いたします。 Windows OS ではユーザーが任意のイベントを出力できる方法を提供しており、例として eventcreate コマンドがございます。また、eventcreate コマンドでは /S オプションを用いることで、リモート コンピューター上のイベントログにイベントを作成することが可能です。 しかし、Windows 10 Version 1511 をご利用いただいている環境で eventcreate を利用し、他の OS 上にイベントを作成しようとすると、下記のエラーが表示されます。 > eventcreate /S … エラー: プロシージャ番号が正しい範囲にありません。 この問題は Windows 10 Version 1511 から以前の OS (Version 1511 以前の Windows 10 や、Windows 8.1, Windows Server 2012 R2 等) に対してイベントの作成を行おうとすると発生します。これは、Windows 10… Read more

Windows 8.1 でコンピューター名にサロゲートペアを指定すると Windows Event Log サービスが開始しない

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの伊藤です。 Windows 8.1 をご利用いただいている環境でコンピューター名にサロゲート ペアを指定すると Windows Event Log サービスが開始しない問題があります。 Windows 8.1 以前の環境ではコンピューター名にサロゲート ペアを使用できない為、本問題は発生しません。 ※ サロゲート ペアは Unicode の拡張文字で U+DBFF ~ U+D800 と U+DFFF ~ U+DC00 の範囲のコード値を使用します。 本条件を満たした場合、サービス管理ツールから Windows Event Log サービスを起動しようとしても、下記エラーとなり起動できない状況となります。 なお、現時点でWindows Event Log サービス以外の Windows 標準サービスに対しての影響は確認されておりません。 本エラーの回避策は以下のいずれかとなります。Windows 8.1 での本問題に対する修正は予定されておりません。 ・コンピューター名にサロゲート ペアを使用しない ・本問題が解消されている Windows 10 を使用する サロゲート ペアにつきましては、以下の内容をご参照頂けますと幸いです。 特殊文字 : サロゲート ペア https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc419800.aspx… Read more

複数のユーザー プロファイルが存在する状態で Sysprep を実施した際に予期しない問題が発生する

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの佐々木です。 複数のユーザー プロファイルが存在する状態で Sysprep を実施した際、これまでに複数の問題が報告されていました。 例えば、Windows 7 の環境では CopyProfile が有効に設定されている応答ファイルを使用して Sysprep を実施した場合、意図しないユーザーのユーザー プロファイルが既定ユーザー プロファイルにコピーされることがございます。 また、Windows 10 の環境では、Sysprep の実行ユーザー以外、既存のユーザー プロファイルが破損する (スタート ボタンの左クリックが効かない、Edge ボタンがタスク バーから消えるなど) こともございます。 これは、複数のユーザー プロファイルが存在するシナリオにおいて Sysprep の使用は想定されていないことに起因しています。 Sysprep を実施する際には、必ず実行ユーザー以外のユーザー プロファイルを削除していただいてから実施していただきますようお願いいたします。… Read more

エラー “ライセンス サーバーがないため、リモート セッションは切断されました” について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの吉田です。 Windows Server 2012 または Windows Server 2012 R2 のリモート デスクトップ サービス環境をご利用いただいている環境で、適切に RD ライセンス サーバーを指定しているにも関わらず、クライアントからの接続時に以下メッセージが表示され、接続できない場合があります。 本エラーについては、RDS CAL に発行余力がない場合や、RD セッション ホスト サーバーとライセンス サーバー間で疎通が取れない場合に発生いたしますが、既知の不具合にて発生する場合があります。 以下をチェックし、設定に問題がない場合は、OS バージョンに応じて後述の修正プログラムの適用をご検討ください。 事前確認項目 ================ 1. RDS CAL (ライセンス) に発行余力はありますか? ライセンス サーバーで [RD ライセンス マネージャー] を起動してください。 RD ライセンス サーバーがアクティブ化されている事と、OS に応じてインストールいただいた RDS CAL について、[利用可能] 欄に余力がある事をご確認ください。 [利用可能] が 0 の場合は、発行できる RDS CAL が残っていませんので、適切な数量の RDS… Read more

ユーザー プロファイル ディスク使用時に 一部メニューが英語表記になってしまう事象について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの今入です。 Windows Server 2012 R2 環境において、リモート デスクトップ サービスを展開しており、ユーザー プロファイル ディスク (UPD) を使用している環境で、スタート メニューやコンテキスト メニューの一部が英語表記になってしまう事象があります。 英語表記になる箇所は、以下の通りです。 [コンテキスト メニュー] – [送る] 内の一部項目 [スタート メニュー] – [すべてのアプリ] – [Windows アクセサリ] の一部 [スタート メニュー] – [すべてのアプリ] – [Windows 簡単操作] [スタート メニュー] – [すべてのアプリ] – [Windows システム ツール] の一部 今回は、この英語表記になってしまう事象の原因と対処方法について、解説します。 ユーザー プロファイル ディスクについて 原因 対処方法   ユーザー プロファイル… Read more

Windows Server バックアップにおける容量と世代管理について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの野村です。 今回は Windows Server バックアップにおける容量と世代管理についてご紹介します。   Windows Server バックアップは OS 標準で搭載されている機能です。 GUI とコマンド (Wbadmin.exe) によるバックアップ・リストアができます。 バックアップ データの保存形式として仮想ディスク (VHD または VHDX 形式) を使用し、VSS (ボリューム シャドウ コピー サービス) の機能を用いて複数世代のバックアップを保持できます。 バックアップ データの格納先として、[バックアップ専用のハードディスクにバックアップする]、[ボリュームにバックアップする] と [共有ネットワーク フォルダーにバックアップする] を指定できますが、格納先の種類により保持可能なバックアップの世代数が異なります。 バックアップ格納先での容量の圧迫を避けるために、バックアップの容量・世代数を制限したいとのお問い合わせをいただくことがあります。 本ブログでは、この世代数の管理の違いについてご案内いたします。     ============================= 保持可能なバックアップの世代数について ============================= それぞれのバックアップ格納先における世代管理について纏めると、以下の表のようになります。 バックアップ格納先 世代 世代数の変更 バックアップ格納先の容量が圧迫した場合の動作 [バックアップ専用のハードディスクにバックアップする] 最大 512 世代保存 変更不可 シャドウ コピーを保存する容量が足りないと最も古い世代から自動的に削除 (※)… Read more

MinDiffAreaFileSize レジストリ に関しての更新プログラムが公開されました。

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの城野です。 ボリューム シャドウコピー サービスに関しまして重要な更新が二つ公開されましたので以下にご説明いたします。 Windows Server 2012 R2 環境で、MinDiffAreaFileSize レジストリ の設定が正常に動作しない問題、 および MinDiffAreaFileSize レジストリの最大設定値の変更について、以下二つの更新プログラムが公開されました。 文書番号: 3140250 MinDiffAreaFileSize doesn’t work on Windows Server 2012 R2 https://support.microsoft.com/en-us/kb/3140250 文書番号: 3145384 MinDiffAreaFileSize registry value limit is increased from 3 GB to 50 GB in Windows 8.1 or Windows Server 2012 R2 https://support.microsoft.com/en-us/kb/3145384 – 詳細 Windows Server 2012… Read more

Makecabコマンドによるファイル分割の問題について

平素は弊社製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。 本項では、Makecab コマンドを使用してファイルを分割する際の問題についてお伝えいたします。 あるファイルをキャビネット形式 (.cab) のファイルとしてパッケージ化したい場合、Windows OS には、 標準で Makecab というコマンドが用意されております。 Makecab <https://technet.microsoft.com/en-us/library/hh875545.aspx> – Package existing files into a cabinet (.cab) file. この Makecab コマンドを利用することでファイルを複数の .cab ファイルに分割することができます。 また、Makecab コマンドでは /F オプションを指定することにより、予め用意しておいた設定ファイル(拡張子が .ddf のファイル) の情報を基に、分割後のファイル サイズを指定してファイルの分割、圧縮を実行することができます。 しかし、Makecab コマンドでファイル分割を行った場合、以下の問題が発生することがあります。 問題が発生する場合の動作詳細 1 ================================ Makecab コマンドでファイルを分割する際、分割された 1 つの cab ファイルに書き込む純粋なデータ サイズは、 以下の技術情報に記載されている cab ファイルのフォーマットに記載されている通り、ヘッダー情報(CFHEADER、CFFOLDER、CFFILE) 等のサイズを除いた CFDATA のデータ部分のサイズとなります。 Microsoft Cabinet… Read more

ARM (V2) VM の IaaS バックアップが利用可能になりました

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの世古です。 本日より ARM VM の Azure IaaS Backup の利用が正式にサポートされます。 詳細につきましては、英語資料となりますが以下の公開情報をご参照いただけますと幸いです。 タイトル: General availability of Recovery Services vault – Azure Backup support for ARM VMs… Read more