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Microsoft Japan Windows Technology Support

ライセンス認証が正常に完了しない場合に OEM プロダクト キーの再インストールおよびライセンス認証を行う方法

こんにちは。日本マイクロソフト Windows Deployment サポート チームです。 今回は、OEM 版の Windows 10 がプリインストールされている端末において、ライセンス認証が正常に完了しなかった場合に、プロダクト キーの再インストールおよびライセンス認証を行う方法をご案内いたします。 <環境> Windows 10 Pro <手順の流れ> A) OEM プロダクト キーの確認 B) プロダクト キーの再インストール C) ライセンス認証 D) 現在のライセンス認証の状態の確認 <手順詳細> A) OEM プロダクト キーの確認 A-1) コマンド プロンプトを管理者権限で起動します。 A-2) 以下のコマンドを実行し、OEM プロダクト キーを表示します。 wmic path SoftwareLicensingService get /value | findstr OA3x ※ コマンド末尾の “OA3x” は、”OA” のみ大文字で入力します。 A-3) 手順 A-2… Read more

PowerShell で全角文字を入力すると表示がおかしくなる問題について

みなさん、こんにちは。Windows サポートの神田です。 今回は、Windows Powershell の入力において発生する表示の問題について記載します。 なお、本事象は Windows 10、Windows Server 2016 以降のオペレーティング システムで発生します。 また、問題は表示上のみであり、スクリプトの実行には影響はありません。 – Powershell モジュール PSReadLine について Windows Powershell には、コンソールに入力した内容に応じて、自動的に色分けを行うモジュール PSReadLine が提供されています。このモジュールが有効な場合、入力内容に応じて画面上の文字に自動で色付けが行われます。 例えばコマンドは黄色、変数は緑色、コマンド オプションは灰色、といった感じで色付けが行われます。 このモジュールは上記のようにスクリプトを入力する際には非常に便利なのですが、入力文字に日本語など 2 バイト文字と呼ばれる文字が含まれる場合 – 例えばファイル名やアイテム名など – に、コンソール画面上で編集を行うと画面の表示に問題が生じる場合があります。 問題の事象は、文字をダブルクォーテーション ( ” ) でくくっていて、その文字を操作した場合に発生します。 例えば、以下のようにファイル名に日本語を含んだパスを指定してプログラムを起動する場合ですが、ファイルまでのパスを Powershell のコンソールに一度 $path に代入するためにペーストしたとします。$path を指定して、プログラムはそのファイルを正常に開くことができます。 上記のパスですが、途中に空白などは開いていないので、ダブルクォーテーション ( ” ) を外そうとすると、パスの末尾と先頭のダブルクォーテーションを削除した段階で、表示がおかしくなってしまいます。なお、内部的には正しくダブルクォーテーションが除かれたパスが格納されるので、$path を指定してファイルを開く事は可能です。 上記のように、表示上の問題となりますが、編集しているうちに正しいパスが画面上で確認できなくなってしまうため、コンソール上での編集が正しく行えない状況となってしまいます。 これは、先に記述した Powershell モジュール PSReadLine の想定しない動作により発生する問題です。… Read more

ディスクのクリーンアップタスク (SilentCleanup) にて環境変数 %TEMP% や %TMP% に設定されているフォルダーが削除されてしまう問題について

いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。 Windows プラットフォーム サポートの石田です。 Windows Server 2019 をご利用の環境にて予期せず環境変数 %TEMP% や %TMP% に設定されているフォルダーが削除されるという問題の対応についてご案内させていただきます。 [対象] Windows Server 2019 [事象] Windows Server 2019 にて環境変数 %TEMP% や %TMP% に設定されているフォルダーが初期状態でフォルダー内にファイルが存在していない場合、ディスクのクリーンアップタスク (SilentCleanup) が実行されると環境変数 %TEMP% や %TMP% に設定されているフォルダーが削除される事象が発生いたします。 環境変数 %TEMP% や %TMP% のフォルダーが削除されると参照している様々なアプリケーションが一時領域にアクセスできなくなるため、再度ログオンするまで正常に動作できなくなります。 [原因] 本事象につきましては、2018年 11 月 9 日時点で調査中となっており、修正モジュールはリリースされておりません。 修正が公開された場合は随時この記事に追記してお知らせします。 [回避策] 環境変数 %TEMP% や %TMP% のフォルダーはログオン時に作成されますが、ログオン中に削除されないようディスクのクリーンアップタスク (SilentCleanup) タスクを無効化します。 コマンドプロンプトを管理者モードで起動し以下のコマンドを実行します。 schtasks /change /tn… Read more

有効化したタスクが実行されない

Windows プラットフォーム サポートの佐々木です。 2018 年 9 月 第 3 週に公開しました更新プログラムや、より新しい更新プログラムを適用した環境では、有効化したタスクが実行されない事象が発生する可能性があります。 現在、本事象の発生原因の調査、および修正に向けた対策を進めています。本事象の調査状況につきましては、本ブログにて随時更新予定です。 事象の発生条件 以下の Windows へ、2018 年 9 月 第 3 週以降の更新プログラムが適用されている場合に発生します。 Windows Server 2016 Windows 10 Version 1607 Windows 10 Version 1709 2018 年 9 月 第 3 週以降に公開しました更新プログラムはこちらです。 これ以降の更新プログラムを適用した場合も同様の問題が発生する可能性があります。 Windows Server 2016 / Windows 10 Version 1607 用: 2018 年 9 月 21 日… Read more

Hyper-V クラスター環境にて、クラスター対応更新 (CAU) のライブ マイグレーションがメモリ不足で失敗する

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。 本日は、Hyper-V クラスター環境で、クラスター対応更新 (CAU) の実行中にライブ マイグレーションがメモリ不足で失敗し、クラスター対応更新が停止する事象についてご案内いたします。 クラスター対応更新では、更新プログラムの適用時に、役割のドレイン (他のノードに退避) やノードの再起動、再起動完了後のフェールバックを自動で実施しますが、Hyper-V クラスター環境では、このフェールバックのライブ マイグレーションがメモリ不足で失敗する場合がございます。 これは、クラスター対応更新の実施時に、ドレインとフェールバックのライブ マイグレーションが状況によっては、同時に実施される可能性があるためです。 ドレインでは、移動時に全ノードのメモリの空き容量を確認し、各ノードのメモリ使用率が均等になるように、各仮想マシンの移動先を決定するため、メモリ不足で失敗することはありませんが、フェールバックでは、ノードのメモリの空き容量は考慮せず、必ず元のノードに戻ろうとします。 そのため、フェールバック先のノードのメモリがドレインで移動してきた仮想マシンによって全て使われてしまうと、フェールバックのライブ マイグレーションがメモリ不足で失敗します。 この事象が発生すると、ノードのイベント ログ (System) に以下のログが記録されます。 ============ ソース: Microsoft-Windows-Hyper-V-High-Availability イベント ID: 21502 レベル: エラー 説明: ‘仮想マシン <仮想マシン名>’ のライブ マイグレーションが失敗しました。 ‘<仮想マシン名>’ の仮想マシン移行操作が移行先 ‘<ノード名>’ で失敗しました。(仮想マシン ID ********-****-****-****-************) ‘<仮想マシン名>’ は初期化できませんでした。(仮想マシン ID ********-****-****-****-************) RAM 容量が <メモリサイズ MB> の仮想マシン <仮想マシン名> を起動するために必要なメモリがシステムに不足しています。(仮想マシン ID ********-****-****-****-************) ============… Read more

ESENT データベース USS.jtx で、エラー イベント ID 490、454、489、455 が記録される事象について

皆さん、こんにちは。Windows サポート チームの神田です。 本日は、エラーとしてイベント ログに記録されるが、対策や処理などは必要のないイベントについて説明いたします。 後述するイベントは、ご利用いただいているシステムやユーザー環境に影響がなく、特別な対策を取る必要は無いものですが、Windows として「エラー」と記録するように規定されており度々お客様から質問があるため、ブログとして情報を公開させていただきました。 – 事象 Windows の起動時やログオン時、アプリケーション イベント ログに以下のイベントが記録される場合があります。 ——————————————————– ソース:           ESENT イベント ID:       490 説明: svchost (nnnn) Unistore: 読み取りまたは書き込みのためにファイル “”C:\Users\<User_Name>\AppData\Local\Comms\UnistoreDB\USS.jtx”” を開こうとしましたが、システム エラー 32 (0x00000020): “”プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。 “” が発生したため開けませんでした。ファイルを開く処理は、エラー -1032 (0xfffffbf8) のため失敗します。 ——————————————————– ソース:           ESENT イベント ID:       454 説明: svchost (nnnn) Unistore: 予期しないエラー -1032 が発生したため、データベースの回復または復元に失敗しました。 ——————————————————– ソース:           ESENT イベント ID:       489 説明:… Read more

2018 年 8 月更新プログラム以降を適用後、仮想マシンのライブマイグレーションが失敗する

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートです。 2018 年 8 月更新プログラム (KB4343887) 以降を適用した Windows Server 2016 Hyper-V ホストから未適用の環境に対して仮想マシンのライブマイグレーションを実行すると、イベントログに Hyper-V-VMMS ID:24004 が記録され失敗する場合がございます。 ————————————— ログの名前: Microsoft-Windows-Hyper-V-VMMS/Admin ソース: Hyper-V-VMMS 日付: XXXX/XX/XX XX:XX:XX イベント ID: 24004 タスクのカテゴリ: なし レベル: エラー キーワード: N/A ユーザー: SYSTEM コンピューター: XXXXXXXX 説明: 仮想マシン ‘XXXX’ は、物理コンピューター ‘XXXX’ でサポートされていないプロセッサー固有の機能を使用しています。 異なるプロセッサーを持つ物理コンピューターにこの仮想マシンを移行できるようにするには、仮想マシン設定を変更して、 仮想マシンで使用されるプロセッサー機能を制限します。(仮想マシン ID XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX) ————————————— ※ 仮想マシンの設定でプロセッサの互換性を有効化した後も、同じエラーログ (ID:24004) が記録されて失敗します。 本事象は、以下の条件に全て該当する場合に発生いたします。 [条件]… Read more

固定 データ ドライブが BitLocker ドライブ暗号化画面にてリムーバブル データ ドライブとして認識される

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの徳永です。 本記事では、BitLocker ドライブ暗号化画面で、確認されております動作についてご紹介いたします。 更新履歴 2018/11/02 事象 コントロールパネル内、BitLocker ドライブ暗号化の画面で、固定データ ドライブが、リムーバブル データ ドライブとして表示されることがございます。 発生条件 内蔵ハードディスクに関する情報が、リムーバブル メディア、またはポータブル デバイスのいずれかを示していた場合に発生いたします。 回避策 本来固定データドライブとして認識するデバイスがリムーバブル メディアとして認識する場合は、下記公開情報の Resolution を実施することで、事象を回避できる可能性がございます。お試しいただきますよう、お願いいたします。 Internal SATA Drives show up as removeable media https://support.microsoft.com/en-us/help/3083627/internal-sata-drives-show-up-as-removeable-media… Read more

コマンドによるバックアップの過去の世代の削除手順 2/2

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの加藤です。 前回、コマンドによる Windows Server バックアップの世代管理に用いられるシャドウ コピーの削除手順についてご紹介いたしました。 今回は、弊社環境にて検証を行った、Windows Server 2008 R2 および Windows Server 2012 以降の OS における、それぞれのコマンド実行時の挙動についてご紹介いたします。 なお、前回のブログは、下記よりご参照いただけます。 [前編] コマンドによるバックアップの過去の世代の削除手順 1/2   [参考] 検証 ■ 検証事項 バックアップを 3 世代分取得し、diskshadow コマンドにて、2 世代目のバックアップのシャドウ コピーを削除→ “回復” のカタログの内容とリストアが可能かどうかを確認する バックアップを 3 世代分取得し、wbadmin delete backup コマンドにて、2 世代目のバックアップを削除→ “回復” のカタログの内容を確認する   ■ Windows Server 2008 R2 diskshadow コマンド → シャドウコピーを消してもカタログは残り続ける (1) 3… Read more

コマンドによるバックアップの過去の世代の削除手順 1/2

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの加藤です。 Windows Server バックアップを利用する環境では、ディスク容量確保のために、シャドウ コピーの削除が必要となる場合があります。 バックアップの世代管理にはシャドウ コピーが使われているため、標準ではバックアップ取得先にシャドウ コピーが作成されます。シャドウ コピーのデータ量はボリュームの変更量に依存するため、場合によっては、バックアップ取得先のディスク使用量を逼迫させる要因になります。 今回は、コマンドによる、Windows Server バックアップの世代管理に用いられるシャドウ コピーの削除手順についてご紹介いたします。 ※ ただし、シャドウ コピーは 1 世代ごとに差分データを管理しているため、ディスク容量確保のためには。最も古い世代から削除対象の世代までのデータを削除する必要がございます。   Windows Server バックアップのシャドウ コピーとは Windows Server バックアップでは、常にバックアップ先に最新のバックアップ データが上書き保存されていくため、古いバージョンのバックアップをシャドウ コピーによって管理しています。 シャドウ コピーには、用途に応じていくつかの種類があり、Windows Server バックアップ実行時 (wbadmin コマンドを用いたバックアップ実行時) に、バックアップ先に自動で作成されるシャドウ コピーは、DataVolumeRollback 属性です。 この属性は、共有フォルダーのシャドウ コピーを削除する際に用いる vssadmin delete shadows では削除できないシャドウ コピーであり、diskshadow コマンドや wbadmin delete backup コマンドを用いて削除する必要があります。シャドウ コピー自体は vssadmin list shadows コマンドから確認することができます。… Read more