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Microsoft Japan Windows Technology Support

ワークグループ環境でのWindows 10 のシステム イメージ回復を行う際にエラー ERROR_NO_SUCH_LOGON_SESSION (0x80070520) が発生する場合の対処方法について

こんにちは。 Windows プラットフォームサポートの福田です。 今回はワークグループ環境での Windows 10 のシステム イメージ回復を行う際にエラー ERROR_NO_SUCH_LOGON_SESSION (0x80070520) が発生する場合の対処方法についてご紹介いたします。 皆さん、普段利用している PC に障害が起こった場合などに備えて Windows 10 のシステム イメージをバックアップされているかと思います。 また、バックアップ先として、バックアップを取得した PC とは別の PC の共有フォルダー や NAS などのファイルサーバーにバックアップを保管している場合は、回復を行う際に注意が必要となります。 =========================== 具体的な現象 =========================== ワークグループ環境での Windows 10 のシステム イメージ回復を行う際に、ネットワーク資格情報にユーザー名だけを入力し、接続しようとするとエラー ERROR_NO_SUCH_LOGON_SESSION (0x80070520) が発生します。 =========================== システム イメージ回復の手順について =========================== まず、システム イメージの回復を行う際には、保存先の PC もしくはファイルサーバーに接続し、ネットワーク上のシステム イメージの場所を指定します。 次に、バックアップを保管している PC に接続できるとネットワーク資格情報の入力が求められます。 ここから注意が必要になります。 Windows 10 より以前の OS ではバックアップ先に接続できるユーザ名のみを入力すればよかったのですが、Windows 10 ではログオンセッションが存在しない、エラー ERROR_NO_SUCH_LOGON_SESSION (0x80070520) が発生します。… Read more

Set-ClusterResourceDependency の制限事項について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。 本日は、クラスター リソースの依存関係を設定する Set-ClusterResourceDependency コマンドレットの制限事項をご紹介します。 Set-ClusterResourceDependency コマンドレットでは、or 条件で依存関係の設定ができますが、リソース名を [] で括る必要がございます。 例えば、リソース “cluster1FS12” がリソース “IP Address 151.56.48.0” と “New IP Address” に or 条件で依存するように設定する場合には以下の書式となります。 Set-ClusterResourceDependency cluster1FS12 “[IP Address 151.56.48.0] or [New IP Address]” Set-ClusterResourceDependency https://technet.microsoft.com/en-us/library/hh847260(v=wps.630).aspx しかしながら、リソース名に既に [] が含まれている場合は、[] が重複するため本コマンドは使用できません。 その場合には、フェールオーバー クラスター マネージャーを使用して設定していただく必要がございます。 Set-ClusterResourceDependency command error if resource name contains square brackets https://support.microsoft.com/kb/3189551 なお、依存関係で AND… Read more

資格情報ダイアログが表示されると、ドラッグが開始できなくなる問題について

こんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの丸山です。 本日は、Anniversary Update が適用された Windows 10 Version 1607 にて報告された問題について、ご紹介させていただきます。 –      資格情報ダイアログが表示されると、ドラッグが開始できなくなる問題について 弊社では、Anniversary Update が適用された Windows 10 Version 1607 にて動作するアプリケーションにて、ネットワーク フォルダーへのアクセスなどにより資格情報ダイアログが表示されると、ドラッグが開始できなくなるという問題が報告されています。 資格情報ダイアログ 事象発生時の様子 本問題につきましては弊社でも事象の再現を確認しており、現在は弊社製品開発部門による調査が行われております。 また本問題は、ドラッグができなくなったアプリケーションを再起動することで、一時的に改善されます。 Anniversary Update が適用された Windows 10 Version 1607 にてドラッグの機能が利用できない問題が発生しました場合には、お手数をおかけいたしますが、アプリケーションを再起動することで問題が改善されるかどうか、お試しいただけますと幸いです。 Windows 10 は常に進化を続ける OS として公開され、8 月 2 日には 2 度目の機能アップデートとなる Anniversary Update を無償公開いたしました。 今後も Windows 10 ではご利用いただいているユーザー様の声を取り入れていきますので、お気づきのことがあれば、ぜひともフィードバックをお願いします。 — 丸山 健一… Read more

Windows Server 2012 R2 の Robocopy のマルチ スレッド オプションについて

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの神田です。 本日は、Windows Server 2012 R2 の Robocopy のマルチ スレッド オプションについて説明します。   Robocopy はかつてはリソース キットに含まれる無償ツールとして提供していましたが、Windows Vista、Windows Server 2008 からオペレーティング システムの標準コマンドとなりました。また、Windows 7、Windows Server 2008 R2 以降の Robocopy では、以前はシングル スレッドで動作していたコピー処理を、複数のスレッド、いわゆるマルチ スレッドで動作する機能が追加されました。 /MT オプションにてマルチ スレッド実行が有効となり、最大 128 スレッドまで対応します。 なお、 /MT オプションを付与してコピーを処理をマルチ スレッド化した場合にのみ発生する障害が確認されております。下記に確認済みの問題を記載いたしますが、これらの問題に該当している場合、恐れ入りますが /MT オプションを実行コマンドから外していただきますようお願いいたします。 1. /RH オプションが正しく動作しない。 /RH オプション、/PF オプションを付与して Robocopy を実行した場合「現在はコピーを実行してよい時間帯であるかどうか」確認し、コピー処理を継続するか中断すべきかどうかを判断します。 /MT オプションを付与して実行すると、コピー処理のために複数のスレッドが作成され各々のスレッドでコピー処理が実行されますが、それらのコピー処理のスレッドでは、実行可能な時間であるか判断できない問題があり、 /RH オプションの指定時間の範囲外となっても、コピー処理がそのまま継続されてしまう障害が確認されています。   2. … Read more

Windows Server 2012 R2 Hyper-V クラスター環境のフェールオーバーのしきい値設定について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの古谷です。 本日は、Windows Server 2012 R2 Hyper-V クラスター環境のフェールオーバーのしきい値設定についてご説明します。 クラスターではグループ (役割) がノード間を指定した時間 (既定では 6 時間) で何回フェールオーバー可能か指定可能です。 既定のフェールオーバーのしきい値はノード数により異なり、例えば 2 ノードのクラスター環境の場合グループ (役割) のフェールオーバーしきい値は 1 回、3 ノードの場合は 2 回となります。指定した時間が経過すると回数はリセットされます。 しかし、Windows Server 2012 R2 から追加された仮想マシンのネットワーク障害を検出したフェールオーバー  ([保護されているネットワーク] 機能有効) の際は動作が一部異なります。 本機能でネットワーク障害を検出しフェールオーバーした場合にはフェールオーバーとして 1 回カウントされますが、通常の仮想マシンの障害と異なり指定した時間を経過しても回数はリセットされません。 ※ 指定した時間を経過しても回数はリセットされませんが、クラスター リソース (仮想マシン) の失敗によるフェールオーバーやクラスターの停止 (シャットダウン) によりリセットされます。 具体例としまして、2 ノードの Hyper-V クラスター環境で仮想マシンのネットワークの障害によりフェールオーバーを 1 回実行した場合、フェールオーバーの回数は 1 カウントされます。しかし、指定した時間を経過しても回数はリセットされず、また、フェールオーバーのしきい値は既定で 1 回であるために2 回目以降のフェールオーバーは実施されません。… Read more

クラスターノード再起動後のノード間通信失敗について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの古谷です。 本日は、WSFC 環境でパッシブのクラスター ノード再起動後にノード間通信失敗する事象についてご紹介します。 クラスター環境では、各クラスター ノードのメモリ上に他のノードとのコネクション情報を保持しています。 本コネクション情報はノード間通信で使用されますが、クラスターノードが起動したタイミングや他ノードとのネットワークが接続されたタイミングで構成され、ノードが停止したタイミングやネットワークが切断されたタイミングで削除されます。 しかしながら、稀に削除が実施されるべきタイミングで削除が正常に行われず、コネクション情報が残存してしまい、クラスター サービスの起動に問題が発生することが報告されております。 具体的には、パッシブのクラスター ノードを再起動した際に、アクティブのノード上でパッシブ ノードのコネクション情報が残ってしまうために、ノード間通信の失敗が発生する事例が弊社に複数寄せられております。 例として、以下、クラスター 2 ノード (WSFC1、WSFC2) の環境において説明いたします。 通常、パッシブ ノードである WSFC2 を再起動すると、アクティブ ノード WSFC1 では WSFC2 と接続が切断されるため WSFC2 のコネクション情報は削除されます。そして、パッシブ ノード起動後アクティブ ノード WSFC1 はパッシブ ノードとのネットワークが接続されたタイミングで、パッシブ ノード WSFC2 からコネクション情報を受け取り、ノード間通信を行います。 しかしながら、パッシブ ノードを再起動した際にアクティブ ノード WSFC1 上にコネクション情報が残る事象が発生した場合、パッシブ ノードと接続された際にパッシブノードから受け取るコネクション情報が既に保持しているコネクション情報と重複しているためアクティブノードで破棄する処理を行い、再接続を拒否します。 そのため、アクティブ ノードとパッシブ ノードの間で通信が行えない問題が発生します。 本事象が発生した際はパッシブ ノードのシステムログ上に以下のログが記録されます。 ———— ログの名前  : System ソース      :… Read more

Windows 10 のリモートデスクトップで [接続時に次のプログラムを起動する] を使用する方法

Windows プラットフォーム サポート 三浦です。 本日は Windows 10 のリモート デスクトップ接続に関して紹介させて頂きます。 Windows 10 のリモートデスクトップ接続 (mstsc.exe) では、Windows 8.1 までに存在した [プログラム] – [接続時に次のプログラムを起動する] オプションがなくなっています。 今回は、Windows 10 を使用する環境でも同様の機能を実現するためのポリシーをご紹介します。 [Windows 7] [Windows 10] Windows 10 でも [接続時に次のプログラムを起動する] と同様の動作を実現するには、接続先 RD セッションホストにて以下のグループ ポリシーを設定する必要があります。 コンピューターの構成  - 管理用テンプレート   - Windows コンポーネント     - リモートデスクトップ サービス       - リモート デスクトップ セッション ホスト        - リモート セッション環境 [接続時にプログラムを起動する] 上記ポリシーを “有効”… Read more

Hyper-V クラスター環境で全ノードが停止する際の仮想マシンの状態移行について

本日は、Hyper-V クラスター環境で全ノードで、クラスター サービスを停止させる場合の仮想マシンの状態について説明します。   全ノードでクラスター サービスが停止される場合にはクラスターはすべてのリソースに対してオフライン作業を実施します。そのため、仮想マシン リソース内部の状態については、“クラスター制御されたオフライン操作” というプロパティの値で決められた設定に従います。   <参考> 仮想マシンの <リソース名> プロパティ : [設定] タブ https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd834728(v=ws.11).aspx       ———————— 保存 : 仮想マシンをオフラインにする前に、クラスターで仮想マシンの状態を保存します。これにより、仮想マシンがオンラインに戻ったときにこの状態を復元できるようにします。これは既定の設定です。   シャットダウン : 仮想マシンをオフラインにする前に、仮想マシン上のオペレーティング システムのシャットダウンをクラスターで適切な順序で実行します (すべてのプロセスが終了するのを待機する)。   シャットダウン (強制) : 反応が遅いプロセスが終了するのを待たずに、仮想マシン上のオペレーティング システムのシャットダウンをクラスターで実行し、仮想マシンをオフラインにします。   停止 : 仮想マシンをオフラインにする前に、オペレーティング システムをシャットダウンせずにクラスターで仮想マシンを停止します。この操作は電源をオフにする場合と同じであり、データが失われる可能性があります。 ————————   “クラスター制御されたオフライン操作” は、仮想マシン リソースをオフラインにするときにクラスターが実行する操作です。 この設定については Windows PowerShell またはアプリケーションを使用してリソースを移動する場合や、リソースをオフラインにする場合のみ影響し、ライブ マイグレーション、クイック マイグレーション、または計画外のフェールオーバー時には影響しません。   また、ノード (Hyper-V… Read more

タスク スケジューラで使用している 2 つの実行エンジンについて

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの丸山です。 今回は、Windows 8 および Windows Server 2012 以降のタスク スケジューラでお問い合わせの多い、UBPM と呼ばれる実行エンジンの注意事項についてご紹介させていただきます。 ■ タスク スケジューラで使用されている 2 つの実行エンジンについて Windows 7、および Windows Server 2008 R2 以降のタスク スケジューラでは、従来の実行エンジンと合わせて、Unified Background Process Manager (UBPM) と呼ばれる実行エンジンが利用されるようになりました。 しかしながら、弊社では、UBPM を利用して起動されるタスクの動作が、従来の実行エンジンで動作するタスクとは違った動作をすることが確認されております。 本ブログでは、UBPM 利用時における注意点について、弊社問い合わせ事例などを紹介させていただきます。 ■ 実行エンジンの違いによる問い合わせ事例について UBPM を利用して実行されるタスクでは、従来の実行エンジンと比較して以下のような動作の違いが報告されております。 (1) “タスクの実行時に使うユーザー アカウント” に “ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する” が選択されている場合、”最上位の特権で実行する” のチェックが外れていても常に最上位の特権で動作します。 管理者ユーザーを利用して、以下のようにタスクを設定した場合、従来の実行エンジンではユーザー アカウント制御 (UAC) の機能により制限された権限でタスクが動作しますが、UBPM では完全な権限でタスクが動作します。 従来の実行エンジンで実行されたタスクは制限された権限でタスクが動作しています。 UBPM で実行されたタスクは完全な権限でタスクが動作しています。 (2) タスクを開始するまでのコンピューターのアイドル時間は無視されます。… Read more

Windows 10 Version 1511 でリモート コンピューターへのイベント作成がされない

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの宮崎です。 今回は Windows 10 Version 1511 にてリモート コンピューターに対しイベントが作成されない問題についてご紹介いたします。 Windows OS ではユーザーが任意のイベントを出力できる方法を提供しており、例として eventcreate コマンドがございます。また、eventcreate コマンドでは /S オプションを用いることで、リモート コンピューター上のイベントログにイベントを作成することが可能です。 しかし、Windows 10 Version 1511 をご利用いただいている環境で eventcreate を利用し、他の OS 上にイベントを作成しようとすると、下記のエラーが表示されます。 > eventcreate /S … エラー: プロシージャ番号が正しい範囲にありません。 この問題は Windows 10 Version 1511 から以前の OS (Version 1511 以前の Windows 10 や、Windows 8.1, Windows Server 2012 R2 等) に対してイベントの作成を行おうとすると発生します。これは、Windows 10… Read more