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Microsoft Japan Windows Technology Support

Windows Server Backup でバックアップ先に RDX を利用する場合の注意事項

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの大川です。 今回は Windows Server Backup でバックアップ先に RDX (Removable Disk Exchange System) を 利用する場合の注意事項についてのお話です。 Windows Server Backup は Windows Server 2008 以降の OS に標準で提供されているバックアップ機能です。 本機能にて、事前にシステム全体のバックアップを取得することで、サーバ障害時にシステム全体の復旧を 行うことが可能になります。 また、RDX とは HDD をフロッピーディスクのようにドライブから着脱可能にし、HDD を持ち運びできるよう した装置になります。着脱が可能ですので、HDD 単位で世代管理や外部保管をしたいときに便利です。 RDX には以下の 2 つの動作モードがあります。 // リムーバブル ディスク モード RDX をリムーバブルディスクとして扱うモードです。 // 固定 ディスク モード RDX をローカルディスクとして扱うモードです。 固定ディスクモードでご利用いただいている環境においては問題はありませんが、リムーバブルディスクモードで 運用いただいている場合には注意があります。それは以下のオペレーションを行った場合に、ベアメタル回復 に失敗します。 // RDX… Read more

月例ロールアップ更新プログラムの適用後の 1 回目のシステム再起動時にサービス実行アカウントが一時ユーザー プロファイルになる場合がある

こんにちは。Windows サポート チームです。 今回は、Windows Server 2008 R2 環境にて月例ロールアップ更新プログラムの適用後の 1 回目の再起動時にサービスの実行アカウントとして指定されているユーザーが一時ユーザー プロファイルとなる場合がある事象についてご紹介します。 事象が発生致しました場合には、サービスやシステムの再起動、レジストリの編集により一時ユーザー プロファイルにてログオンする事象が解消致します。 事象が発生していることの確認方法と併せて以下にてご案内差し上げます。 ====================================================================== // 発生事象について ====================================================================== Windows Server 2008 R2 および Windows 7 向けの月例ロールアップ更新プログラムを適用後にシステムを再起動すると、サービスの実行アカウントとして指定しているアカウントがサービスの自動起動時に一時ユーザー プロファイルでログオンする事象が発生します。 弊社へは以下の 2017 年 1 月の月例ロールアップ更新プログラムの適用により発生したという報告が寄せられております。 —————————————- January 2017 Security Monthly Quality Rollup for Windows 7 SP1 and Windows Server 2008 R2 SP1 https://support.microsoft.com/ja-jp/help/3212646 —————————————- しかし、本事象の発生の要因となっておりますバージョンの cleanupintlcache.exe につきましては KB3185278… Read more

Windows Server 2016 で Enclosure Number を取得するには

こんにちは。Windows Platform サポートチームです。 Windows Server 2016 の Get-PhysicalDisk、または Get-StorageEnclosure コマンドレットの実行結果は 物理ディスクのエンクロージャー番号を返しません。この動作は想定された動作となります。 Windows Server 2016 Datacenter で導入された Storage Spaces Direct (S2D) は、 業界標準のサーバーとローカルで接続されているドライブを使用して、従来の SAN や NAS システムよりも低コストで可用性と拡張性が高い記憶域を作成することが可能です。 この Storage Spaces Direct (S2D) では、OS のクラスタリング機能を用いて記憶域スペースがクラスター化されますが、クラスター内の任意のエンクロージャーに関連付けられているエンクロージャー番号はノード間で異なります。 このため、Powershellの Get-PhysicalDisk、Get-StorageEnclosure コマンドレットでは エンクロージャー番号の結果を返さない動作となるように変更されました。 Windows Server 2016 でエンクロージャー番号を取得する際には以下のコマンドを実行してください。 Get-StorageEnclosureStorageNodeView コマンド情報、およびについては以下のページをご参照ください。 [参考情報] Get-StorageEnclosureStorageNodeView Windows Server 2016 の記憶域スペース ダイレクト      … Read more

Windows 10 を以前のバージョンの Windows 10 に戻す方法について

こんにちは Windows Platform サポートチームです。 企業内で Windows 10 をご利用頂いているお客様は最新の Windows 10 の適用に向けて、ドライバーやアプリケーションについて動作の検証などを実施頂いていることかと存じます。 マイクロソフトではセキュリティの観点からも、最新のWindows 10 を利用いただくことをお勧めしますが、ここでは最新の Windows 10 にアップデート後、何らかの事情でいったん以前のバージョンに戻されたい場合に、ご利用頂ける手順についてご紹介いたします。 なお、先日 Windows 10 について、年 2 回 3 月と 9 月を目標に機能アップデートを公開することに変更いたしましたので、合わせてご紹介いたします。 Windows と Office のリリース スケジュールがよりわかりやすくシンプルに https://blogs.windows.com/japan/2017/04/21/windows-office-align-feature-release-schedules-benefit-customers/ 今回は、2017 年 4 月に公開されました Windows 10 Creators Update (バージョン 1703) を例に以前のバージョンの Windows 10 に戻す手順についてご紹介いたします。 Windows 10 Anniversary Update (バージョン 1607) でも有効な手順となります。 アプリやドライバーの検証、社内展開にあたっての検証の際などにご活用いただけると幸いです。… Read more

Windows 10 ベースのコンピューターが WSUS コンソールに表示されない場合がある

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートです。 Windows 10 ベースのコンピューターが WSUS コンソールに表示されない場合があるという問題が報告されています。 本現象は下記バージョンの Windows 10 のイメージに対して Sysprep を実行し、作成したイメージを使用してセットアップした場合に、セットアップされた複数のクライアントがレジストリに同じ SusClientID 値を保持していることが原因で発生します。 – Windows 10 バージョン 1507 – Windows 10 バージョン 1511 – Windows 10 バージョン 1607 本問題に対する修正は、Windows 10 バージョン 1703 に含まれています。また、Windows 10 バージョン 1607 では以下の更新プログラムにて修正済みのため、修正の適用をご検討ください。 2017 年 3 月 15 日 — KB4013429 (OS ビルド 14393.953) https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4013429/windows-10-update-kb4013429   Windows 10… Read more

Windows 10 バージョン 1703 でパスワード変更画面のスクロールバーが選択できない

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートです。 Windows 10 バージョン 1703 において、パスワード変更時のダイアログで、スクロールバーを操作できないという問題が報告されています。 現象の説明 Windows 10 バージョン 1703 において、[Ctrl] – [Alt] – [Del] を押してから、パスワードの変更を選択いただきますと、パスワードの変更画面に遷移しますが、このパスワード変更画面において、パスワード入力ボックスの右側にあるスクロールバーが操作できない問題が確認できております。 スクロールバー自体は表示されるのですが、Thumb パーツ (つまみ) が表示されないため、スクロールバーを操作することができません。 画面解像度によっては、パスワードの確認入力項目まで全ての項目が表示されるため問題ありませんが、画面解像度が小さい場合や、スマートカードをご利用の際は、入力項目が隠れてしまい、項目入力が困難になることがあります。 本現象は Windows 10 バージョン 1703 のみで確認されており、Windows 10 バージョン 1607 以前の OS では確認されておりません。 以下は Windows 10 バージョン 1607 のパスワード変更画面です。 以下は、Windows 10バージョン 1703 のパスワード変更画面です。スクロールバーの操作ができません。 現在の状況 弊社では現在この問題の解決にむけて、調査を進めております。 現象の回避方法 スクロールバーの Thumb パーツ (つまみ) を表示させる方法は確認できておりませんが、各項目の入力自体は可能ですので、Tab キーにより項目を進めていただき、入力いただきますようお願いいたします。… Read more

VSS Hardware Provider を使用してVSS スナップショットを作成すると、バックアップ処理に失敗する

こんにちは、Windows プラットフォーム サポート大川です。 今回は VSS Hardware Provider と VSS を利用したバックアップが失敗するお話です。 現在ご利用いただいている環境の中に外部ストレージの機能を利用したバックアップを 実施している環境があるかと思います。 この外部ストレージのバックアップ機能に Windows で提供している VSS と連携した バックアップ機能もあります。VSS によりデータの静止点を作成し、その静止点のデータを ストレージの機能でバックアップする機能です。 VSS とストレージの機能を連携するため、各ストレージ ベンダ様から VSS Hardware Provider と呼ばれるモジュールが提供されています。この VSS Hardware Provider と VSS を利用した バックアップがファイル システムの不具合により失敗してしまう場合があります。 以下に詳細を記載いたします。 1. 現象 ——————————————————————————— VSS Hardware Provider を使用して VSS スナップショットを作成すると、 LUN の無効化処理に失敗し、バックアップ処理が失敗する場合があります。 また、本事象は NTFS でフォーマットされたボリュームにおいて発生しますが、 Cluster Shared Volumes (CSV) を対象としたバックアップ処理で発生しやすいことが確認… Read more

Windows 10 デバイスの起動時に BitLocker の回復パスワードを繰り返し求められる現象について

  こんにちは。 Windows デバイス サポート担当です。 本記事では、Windows 10 デバイスで、 起動時にBitLocker の回復パスワードの入力を繰り返し求められ、OS を起動できない場合の復旧手順をご案内します。   <現象の内容> Windows 10 デバイスの起動時に、BitLocker 回復パスワードの入力を求められ、正しい回復パスワードを入力しても、再起動後に再度回復パスワードの入力を求められるため、Windows を起動することができません。 この際、デバイスによっては起動画面が赤くなるなど変化がある場合があります。   <発生原因> BitLocker が有効な状態で、TPM またはセキュア ブートを有効から無効に変更されると、セキュリティ保護のため上記現象が発生します。   <解決策> TPM または セキュア ブートを有効に戻すことで現象が解消し、Windows が起動できるようになります。具体的な方法については、ご利用の端末の操作方法を参照してください。 例えば、当社の Surface 3 デバイスでは、以下の手順で復旧させることができます。 BitLocker 回復パスワードの入力画面で、電源ボタンを長押しし、Surface を一度シャットダウンします。 音量ボタン + を押しながら電源ボタンを押して Surface を起動し、Surface ロゴが表示されたら電源ボタンを離します。 UEFI メニューが起動したら、Trusted Platform Module (TPM) 及び Secure Boot Control の設定を確認します。… Read more

RemoteApp のウィンドウの順序が正常に表示されない問題について

皆さん、こんにちは。 今回は RemoteApp で複数のウィンドウを使用中に、ウィンドウの重なり等が正常に表示されない問題についてご紹介させていただきます。 例えば、クライアントマシン上から見ますと、RemoteApp によるウィンドウ A がアクティブですが、非アクティブ RemoteApp によるウィンドウ B が上に表示されてしまうような問題です。 以下の画像では RemoteApp の IE 2 つのウィンドウがあります。ウィンドウ A (緑枠) が、最小化などのアイコンがアクティブとなっていますが、最小化などのアイコンがグレーアウトしている非アクティブのウィンドウ B (赤枠) が上に表示されています。 このような場合、Alt キー+ Tab キーなどによりウィンドウの表示順を切り替えれば、表示が正常に戻ります。 また、各 OS では以下のような修正が公開されておりますので、適用いただけますと幸いです。 ・RemoteApp サーバー側 (Windows Server 2012 R2) タイトル : RemoteApp のウィンドウが表示されなくなり、Windows 8.1 または Windows Server 2012 R2 のウィンドウ間で切り替えると、画面がちらつく URL: https://support.microsoft.com/ja-jp/help/3103000/remoteapp-windows-disappear-and-screen-flickers-when-you-switch-between-windows-in-windows-8.1-or-windows-server-2012-r2 ・RemoteApp クライアント側 (RDC 8.1) タイトル:… Read more

Windows 10 バージョン 1607 のシャットダウン動作について

こんにちは、Windows Platform サポートです。 Windows 10 バージョン 1607 環境でシステムのシャットダウンを実行時、explorer.exe が異常終了する可能性がございます。 この際には 次のアプリケーションエラーが表示された後、システムがシャットダウンするという動作となります。 explorer.exe – アプリケーション エラー < メモリ アドレス > の命令が < メモリ アドレス > のメモリを参照しました。メモリが 「< written 又は read >」になることはできませんでした。 プログラムを終了するには [OK] をクリックしてください explorer.exe の終了処理では WM_DESTROY メッセージが発行され、保有している様々な資源が開放されます。 現象発生時は複数のスレッドから WM_DESTROY メッセージが発行されますが、その際に想定していないタイミングでメッセージの処理が実行されて explorer.exe がクラッシュします。 本現象は複数のスレッドからのメッセージ発行及び処理のタイミングに依存して発生する 潜在的な explorer.exe の不具合ですが、特定の環境下で発生し、全ての環境で発生する現象ではございません。 また、本現象はシャットダウン処理の過程で 発生しており、データが破損する等のシステムへの影響はございません。 本現象については現在調査中ですので、調査が終了次第、改めてご案内します。… Read more