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Microsoft Japan Windows Technology Support

データ コレクター セットの停止に時間がかかる事象について

皆さんこんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの丸山です。 本日は、パフォーマンス モニターのデータ コレクター セットの停止に時間がかかる事象について、ご紹介させていただきます。 ■ データ コレクター セットの停止にかかる時間について 弊社では、データ コレクター セットの停止を実行すると、数分から数十分かかる。といったお問い合わせや、データ コレクター セットを停止してから開始しようとすると失敗するときがある。といったお問い合わせをいただくことがあります。 このような場合、データ マネージャーの設定にて、“データ管理とレポート生成を有効にする” のチェックが有効になっているために、データ コレクター セットの停止処理に時間がかかっている可能性があります。 図:“データ管理とレポート生成を有効にする” のチェックの場所 データ マネージャーによる処理にはどれぐらい時間がかかるのか、実際に試してみましょう。 以下の例は、Azure 上に A1 Basic サイズの VM を作成し、System Performance のテンプレートを元に 24 時間のログ採取を行ったものです。データ コレクター セットの停止に 25 分ほどかかっています。 図:”データ コレクター セット” の停止に 25 分かかる例 またこちらは同じ A1 Basic サイズの VM において “データ管理とレポート生成を有効にする” のチェックを外し、24 時間のログ採取を行ったものですが、データ… Read more

ActiveX が自動的に削除されてしまう

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。 本日は、 Windows10 において ActiveX が自動的に削除されてしまう現象についてご紹介いたします。 Windows 10 において ActiveX が自動的に削除されてしまう現象は、SilentCleanup タスクが実行されることで発生します。 Windows 8.1 までは、ディスク全体の容量に対して空き容量が 10 % を下回った場合にのみ SilentCleanup タスクが実施されていましたが、 Windows 10 では、ユーザーの利便性を向上させる意図から、システムが idle 状態に移行した場合にも、SilentCleanup タスクが実行されます。 SilentCleanup タスクでクリーンアップ対象となるフォルダは、Downloaded Program Files とTemporary Internet Files です。 ActiveX は、クリーンアップ対象となるフォルダ Downloaded Program Files に、既定でダウンロードされるため、本現象が発生します。 そのため、ActiveX が自動的に削除されてしまう現象は、3 つの方法のいずれかを実施することで、回避することができます。 ActiveX のダウンロード先を変更する ActiveX のダウンロード先を SilentCleanup タスクのクリーンアップ対象から除外する SilentCleanup タスクを停止する 以下にて、それぞれの設定手順をご案内いたします。  … Read more

システム ファイルの監査と更新プログラムについて

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの宮崎です。 今回はシステム ファイルの監査を設定する際の注意事項についてお伝えします。 [監査の機能] 監査の機能はシステムの動作を追跡するのに有効です。特にオブジェクト アクセスの監査の機能ではファイルやフォルダーへのアクセスについて監査できます。 セキュリティ監査の概要 https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn319078(v=ws.11).aspx オブジェクト アクセスの監査 https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/mt634187(v=vs.85).aspx ファイル、フォルダーの監査の機能は、以下の 2 つの設定によってご利用が可能となります。 監査ポリシーとしての設定 ファイル、フォルダーへの監査の設定 今回のご紹介は項目 2 番のファイル、フォルダーに監査を設定する際の注意事項でございます。 [監査の設定] 通常、デスクトップなどの監査が設定されていない領域にファイルやフォルダーを作成しても監査の設定はなされません。一方、OS を構成するシステム ファイルでは既定で監査の設定が付与されていることが確認できます。 ご利用いただく運用のシナリオによっては OS のシステム ファイルに対して監査の設定に追加、削除などの変更を行う場合がございます。この変更する操作自体は監査の機能のご利用用途としては、適切な内容でございます。 [更新プログラムの適用とその結果] しかし、更新プログラムの適用によって該当のファイルに対して更新が行われた場合、事前に変更を行った監査の設定が元に戻ることがございます。更新プログラムの適用においては、更新対象となるファイルの情報を引き継ぐように動作いたしません。監査設定を戻すこと自体については意図的に設計された動作ではございませんが、更新プログラムの適用におけるファイルの置き換えなどの処理のため、動作の仕組みより結果的に発生する動作でございます。 [対処方法] 運用上のご要件により監査の設定を厳密に計画の上お使いいただいているお客様におかれましては、システム ファイルへの設定変更を監査の適用例としてご案内させていただいてる次第ではございますが、更新プログラムの適用を契機に監査の設定は復元されますため、更新プログラムの適用後は再度監査の設定を実施いただきますようお願い申し上げます。… Read more

Windows (Storage) Server 2016 で Windows Search サービスをご利用の場合の手順

こんにちは、Windows Platform サポートです。 Windows (Storage) Server 2016 では、 Windows Search サービスをご利用いただく際の手順が以前のバージョンから変わっています。 今回は、Windows (Storage) Server 2016 で Windows Search サービスをご利用いただく手順についてご案内します。   [内容] Windows (Storage) Server 2016 にて、サーバー マネージャーの [役割と機能の追加] から [Windows Search サービス] の機能を追加しても、Windows Search サービスのスタートアップの種類が [無効] のままになります。 (なお、 Windows Search サービス自体は、 [役割と機能の追加] から追加しない場合でも、システムに初めからインストールされた状態となっております)   [原因] Windows (Storage) Server 2016 では、[役割と機能の追加] から [Windows Search サービス] を追加した際の動作が変更されているためです。  … Read more

Windows (Storage) Server 2016 で、ネットワーク上のイメージからの回復時の資格情報の入力について

こんにちは、Windows Platform サポートです。 Windows (Storage) Server 2016 環境にて、Windows RE 環境から、ネットワーク上のイメージを指定して回復を行う場合、資格情報の入力の動作が以前のバージョンと異なるとのご申告をいただいております。 本記事では、資格情報の入力に際しての注意点についてご案内します。   [内容] Windows (Storage) Server 2016 環境にて、Windows RE 環境から、ネットワーク上のイメージを指定して回復を行う場合、資格情報の入力ダイアログにおいて、ユーザー名のみを入力した場合、以下のようなエラーが表示されます。   [原因] Windows (Storage) Server 2016 では、資格情報入力ダイアログにおいて、[ドメイン名] は既定で空欄となっており、以前のバージョンと異なりコンピュター名が自動入力された状態ではないため、上記の動作となります。   [回避策] Windows (Storage) Server 2016 では、資格情報入力ダイアログにユーザー名を入力する際、コンピューター名またはドメイン名を含む形で入力してください。 (例) “コンピューター名\ユーザー名” または “ドメイン名\ユーザー名”… Read more

Windows (Storage) Server 2016をインストールして起動すると、サーバー マネージャーにDownloaded Maps Manager サービスの警告が表示される。

  こんにちは、Windows Platform サポートです。 Windows (Storage) Server 2016 をインストール後、サーバー マネージャーのダッシュボード警告があるサービスとして、[Downloaded Maps Manager] が表示される事象について、ご紹介します。   [現象の内容] サーバー マネージャーのダッシュボードに、赤色で警告が表示され、詳細として以下のように表示されます。   [現象の原因] サーバー マネージャーでは、スタートアップの種類が [自動] または [自動 (遅延開始)] となっているサービスのうち、停止しているサービスがあると警告を表示します。 Downloaded Maps Managerサービスは、自動で開始した後、10 秒以内にこのサービスを利用するアプリケーションがない場合は自動的に停止するため、この停止に伴い警告が表示されます。   [現象の対処策] この警告が表示されないようにするには、以下の手順で、サーバー マネージャー上の監視対象から Downloaded Maps Manager サービスを除外するか、サービスのスタートアップの種類を変更して自動で起動しないようにします。   —- (A) サーバー マネージャーの監視対象から外す方法 サービスの詳細画面で、監視する対象のサービスから Downloaded Maps Manager のチェックを外します。   —- (B) Downloaded Maps Managerサービスのスタートアップの種類を変更する方法 自動で開始されなくなるため、サーバー… Read more

Microsoft サポート情報採取ツール (MSDT) の実行を行う際に 0x800B010A が発生する場合の対処方法について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの福田です。 今回は Windows Server 2008 R2 環境にて Microsoft サポート情報採取ツール (MSDT) の実行を行う際に 0x800B010A が発生する場合の対処方法についてご紹介いたします。 MSDT の詳細につきましては以下を参照ください。 マイクロソフト サポート診断パッケージについて   具体的な現象 Windows Server 2008 R2 環境にて Microsoft サポート情報採取ツール (MSDT) の実行を行う際に、以下の画像のようにエラー 0x800B010A が発生し、MSDT の実行に失敗します。   原因 Windows Update が行われていない環境などでは Microsoft Certificate Authority 2011 の証明書が存在しないため、MSDT の実行に失敗してしまいます。   解決策 Microsoft Certificate Authority 2011 証明書を MSDT を実行するマシンにインストールします。 ※ 再起動は不要です。… Read more

Hyper-V 拡張セッションを使用した際の注意点について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの伊藤です。 Hyper-V の拡張セッション モードを使用している状況で shutdown コマンドを使用する際などの注意点についてご案内します。 拡張セッション モードは Windows 8.1 及び Windows Server 2012 R2 から Hyper-V に追加された機能で、この機能を使用することでプリンター、クリップボード、仮想マシン への接続に使っているコンピューターの ローカル ドライブなどのローカル リソースを使用できます。 本モードは仮想マシンに接続する際に提供される対話型のセッション エクスペリエンス を強化したものとなっており、 リモート デスクトップ接続と同様にゲスト OS のリモート デスクトップ サービス(RDS)を使用して接続します。 その為、リモート セッションで接続した際に使用不可となっている、オプションの選択画面への移行が Hyper-V の拡張セッション モードを使用した際のセッションでは同様に行うことが出来ません。 拡張セッションでは shutdown コマンドの /o オプションを指定して実行した場合では「パラメーターが間違っています。(87) 」 というエラーとなり、shiftキーを押しながら電源メニューの再起動をクリックした場合では何も実行されない動作となりますのでご注意ください。     使用している仮想マシン接続が拡張セッション モードを使用しているかどうかは以下の箇所から確認することができ、 拡張セッション モードを使用している場合はチェックが入っている状態となります。 ※ 補足 リモートセッション:リモート デスクトップなどリモートでサーバー等に接続した際のセッションの事を指します。 コンソールセッション:物理コンソールで接続した際のセッションの事を指します。 Use… Read more

Windows 10 (1607) および Windows (Storage) Server 2016 で、新規ユーザー作成後、初回ログオン時にイベント ログ 1534 が記録される

こんにちは、Windows Platform サポートです。 現在、Windows 10 および Windows Server 2016 環境にて、初回ログオン時にイベントログへ警告が記録される事象が報告されています。 今回は、本イベントに関する内容及び原因と回避策をご案内します。   [現象の内容] Windows 10 バージョン 1607 および Windows (Storage) Server 2016 を実行しているコンピュータで、新規ユーザー作成後、初回ログオン時に次のイベントが記録される場合があります。   ログの名前:         Application イベント ソース: Microsoft-Windows-User Profiles Service イベント ID: 1534 説明 : コンポーネント {2c86c843-77ae-4284-9722-27d65366543c} のイベント Create のプロファイル通知は失敗しました。エラー コードは 実装されていません   [現象の原因] GUID {2c86c843-77ae-4284-9722-27d65366543c} は、コンポーネント Setting Profile Handlerのクラス ID を示すものです。 Setting Profile… Read more

Windows Server 2016 のパフォーマンス モニターで System Cache Resident Bytes のデータが正しく出力されない

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの秋葉です。 Windows Server 2016 のパフォーマンス モニター (perfmon.exe) にて、Memory の System Cache Resident Bytes の出力を行うと、値が 0 のままで正しく出力されない現象が報告されています。 症状としては以下のとおりです。 なお、本現象は Windows Server 2016 (バージョン 1607) にて確認済みの現象ですが、次期リリース予定のバージョンにて対応予定となっています。 – 対処策について System Cache Resident Bytes は Cache Bytes カウンターの出力結果と同一です。このため、Cache Bytes の値を確認してください。      … Read more