Microsoft Azure Stack の日本におけるお客様事例とパートナー企業のご紹介


執筆者:浅野 智(日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 クラウド & エンタープライズビジネス本部 本部長)

 

本日は Microsoft Azure Stack に関するお客様事例と国内におけるパートナー企業の取り組みについてお伝えします。

 

Azure Stack は、マイクロソフトのパブリック クラウド サービスである Microsoft Azure (以下 Azure)の”拡張機能”として、お客様の自社データセンターを利用することができる、新しいハイブリッド クラウド プラットフォーム製品です。Azure Stack では、Azure サービスの IaaS および PaaS の機能、ネットワークコントローラやストレージコントローラ、ロードバランスなどのサービス群を含めて、オンプレミスに設置する Microsoft Azure Stack 上での利用を可能にします。

2017 年 7 月に米国のマイクロソフトイベント「Microsoft Inspire 2017」において Azure Stack 対応ハードウェアの受注開始が発表されてから、既に各社から出荷が始まっています。

 

Azure Stack は主に 3 つのユースケースを想定しています。1 つ目は常時ネットワークに接続できない鉱山や船舶のような環境や、工場の機械などレイテンシー(遅延)に厳しい環境などのエッジとして、オンプレミスの Azure Stack に接続するシナリオです。2 つ目は金融やヘルスケア業界に代表されるような規制に対応するために、データをオンプレミスに保持する必要があるシナリオです。

そして 3 つ目はクラウドアプリケーション基盤です。Azure Stack と Azure のハイブリッド環境では、アプリケーションの一貫性が保たれているため、オンプレミスとクラウドのどちらでアプリケーションを実行するかに関わらず、同一の方法でアプリケーションを開発・展開することができ、ハイブリッドクラウドな DevOps 環境を実現することができます。

このように、Azure Stack によりお客様の環境や規制  に応じて容易にクラウド サービスのリソースをオンプレミスのデータセンター リソースとして拡張することができるようになります。

 

国内においては、三菱日立パワーシステムズ様および三井情報株式会社様において、Azure の拡張機能として Azure Stack の導入を表明いただいております。

 

三菱日立パワーシステムズ株式会社様

三菱日立パワーシステムズ株式会社 (MHPS) は火力発電所を運営するお客様とのコラボレーションを通じ、プラントパフォーマンスを最大化するための様々な ICT ソリューションを提供します。さらにビッグデータを迅速に収集・伝送・解析することによって、エキスパートシステムとこれまで培ったプラント知見との最適な融合を実現します。

弊社 ICT ソリューションのプラットフォーム基盤として、Microsoft Azure を利用しています。弊社のお客様がデータを自社内に保有したいご要望をお持ちの場合や、Azure データセンターがない国における展開において、Microsoft Azure と同じ基盤としてサービス展開できる Microsoft Azure Stack を選択肢として提供すべく、検証しています。

デジタルイノベーション総括部 IT 戦略企画部 部長 田崎 陽一

主席 石垣 博康

 

三井情報株式会社様

三井情報株式会社 (MKI) は三井物産グループの ICT 領域における戦略企業として、日本・アジア・欧米において、数多くの産業にわたるお客様のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。

私たちは、オンプレミスやクラウドを問わず、様々なロケーションからコンピューティングを必要としているお客様に、 Microsoft Azure Stack の力を活用した次世代ハイブリットクラウドプラットフォームを提供して参ります。

デジタルトランスフォーメーション センター

執行役員 宮下 藏太

 

 

 

国内 ISV/ホスティングプロバイダー/ SI /コンサルティングパートナー企業のご紹介

Azure Stack 対応ハードウェアは 2017 年 9 月より、デル株式会社および EMC ジャパン株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社よりハードウェアが出荷されており、シスコシステムズ合同会社、アバナード株式会社、ファーウェイ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社も対応が予定されています。

また ISV、マネージドサービスプロバイダー、システムインテグレーター各社からも Azure Stack 対応を表明いただいており、Azure Stack を取り巻くパートナーエコシステムが既に構築され、お客様のニーズに合わせてご利用いただく準備が整っております。

(参考ブログ:Microsoft Azure Stack システムの初回リリースの出荷を開始

 

1.   Azure Stack 対応 ISV アプリケーション

Azure Stack は Azure と一貫したアプリケーション環境を提供するため、Azure に対応している ISV アプリケーションを Azure Stack にも対応いただくことができます。既に複数の ISV アプリケーションパートナーにおいて、Azure Stack 対応表明をいただいています。クラウドアプリケーション基盤として Azure Stack と Azure のハイブリッド環境を利用すると、オンプレミスとクラウドのどちらでアプリケーションを実行するかに関わらず、同一の方法でアプリケーションを開発・展開することができるため、ハイブリッドクラウドな DevOps 環境を実現することができるのです。

対応 ISV パートナー名(50 音順)

Canonical Japan 株式会社

F5 ネットワークスジャパン株式会社

Pivotal ジャパン株式会

ヴィーム・ソフトウェア株式会社

シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社

トレンドマイクロ株式会社

ネットアップ株式会社

ノベル株式会社

ベリタステクノロジーズ合同会社

三井物産セキュアディレクション株式会社

レッドハット株式会社

株式会社オービックビジネスコンサルタント

株式会社ジェナ

株式会社ブルーオーシャンシステム

 

2.  Azure Stack 対応マネージドサービスプロバイダー

自社で Azure Stack のハードウェアを購入することなく、手軽に Azure Stack 環境を利用検討するお客様に対応するため、ホスティングプロバイダー各社より Azure Stack サービスの提供をいただきます。これらのサービスを利用することで、先行投資なく Azure と一貫したアプリケーション環境を手に入れることができます。

対応マネージドサービスプロバイダー名(50 音順)

NTT コミュニケーションズ株式会社

エクイニクス・ジャパン株式会社

株式会社 FIXER

株式会社インターネットイニシアティブ

 

3.  Azure Stack 対応システムインテグレーター

Azure Stack を自社導入する、またはホスティングプロバイダー環境で、 Azure Stack をご利用いただく場合には、マイクロソフトのパートナー企業であるシステムインテグレーターがコンサルティングやアセスメントメニューをご用意しています。Azure パートナー各社より複数のソリューションが Cloud Everywhere メニューとして提供されていますので、最適なソリューションを選んでいただくことができます。
Azure Stack に対応した SI /コンサルティングメニューは、Cloud Everywhereソリューションページ よりご確認ください。

 

対応システムインテグレーター名(50 音順)

PwC コンサルティング合同会社

SCSK 北海道株式会社

TIS 株式会社

アバナード株式会社

ソフトバンク コマース&サービス株式会社

デル株式会社 および  EMC ジャパン株式会社

ドゥウェル株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

株式会社 YCC 情報システム

株式会社 ビービーシステム

株式会社シーイーシー

株式会社システナ

株式会社シティアスコム

株式会社日立システムズ

株式会社日立ソリューションズ

三井情報株式会社

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社

日商エレクトロニクス株式会社

日本コムシス株式会社

日本ヒューレット・パッカード株式会社

日本ビジネスシステムズ株式会社

日本電気株式会社

 

Azure 拡張機能としてのハイブリッドクラウド基盤である Azure Stack は、既にお客様のニーズにあわせてご利用いただく環境がまさに整っております。ぜひ Azure Stack のご利用を検討ください。

 

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