MS クラウド ニュースまとめ – Microsoft Connected Vehicle Platform 発表、他 (2017/1/11)


このポストは、1 11 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for January 11, 2017 の翻訳です。

 

この記事では、クラウド プラットフォーム チームが進める一連の新しい更新をまとめてご紹介します。

マイクロソフトは、今日のモバイル ファースト、クラウド ファーストの世界で企業がクラウドの文化に足を踏み入れるために必要なテクノロジとツールを提供しています。マイクロソフトの他にはないイノベーション、包括的なモバイル ソリューション、開発者ツールによって、当社のすべてのお客様のクラウド ファースト時代における真の可能性の実現を支援します。

クラウドによる迅速なイノベーションを期待されるお客様のニーズにお応えして、マイクロソフトは幅広いクラウド プラットフォーム製品ポートフォリオを提供しています。以下は、マイクロソフトの最新のリリース情報を一覧にしたものです。詳細をご覧になりたい場合は、各セクションのリンク先をご確認ください。今回の最新情報は次のとおりです。

  • Microsoft Connected Vehicle Platform のパブリック プレビューを間もなく開始
  • Azure SQL Database がスケールアップ。一般提供のパフォーマンス向上
  • Kafka for HDInsight のパブリック プレビュー
  • Power BI モバイル アプリの機能強化の一般提供およびパブリック プレビュー
  • SQL Data Warehouse の B ツリー インデックスの一般提供
  • Azure DocumentDB の英国および韓国での一般提供
  • DocumentDB の Change Feed の一般提供
  • Azure App Service での Enterprise Integration Pack の一般提供
  • Azure Media Encoder の料金改訂
  • Visual Studio Mobile Center プレビュー版のサインアップ順番待ちリストの撤廃
  • 米国政府機関向けデータ管理および分析ソリューション – Av2 シリーズ Azure VM の一般提供
  • 米国政府機関向けデータ管理および分析ソリューション – Azure Disk Encryption の一般提供
  • 米国政府機関向けデータ管理および分析ソリューション – SQL Server Stretch Database の一般提供
  • オーストラリアのクラウド インフラストラクチャに関するご連絡
  • Azure IoT Hub の Message Routing の一般提供

イベントでの発表

クラウド インフラストラクチャ

Microsoft Connected Vehicle Platform のパブリック プレビューを間もなく開始

イベント: 家電見本市 CES (1 月 5 日~ 8 日)

ラスベガスで開催された CES において、コネクテッド カー向けプラットフォーム「Microsoft Connected Vehicle Platform」を発表しました。このプラットフォームは Microsoft Azure のクラウド テクノロジと他社のテクノロジを基盤とし、自動車メーカーがインターネットに接続された独自の運転エクスペリエンスを迅速に構築できるよう支援します。クラウドを基盤とする流動的でアジャイルなプラットフォームであり、マイクロソフトのパートナーが重要性を指摘した 5 つの中核シナリオである「予防保守」、「車内プロダクティビティの向上」、「先進運転支援システム (ADAS) への接続」、「先進的ナビゲーション」、「顧客のインサイト」を重視しています。

詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

正式リリースの発表

データと分析

Azure SQL Database がスケールアップ。一般提供のパフォーマンス向上

Azure SQL Database のパフォーマンス向上を発表

料金 | SQL Database

SQL Database の Premium レベルのすべてのデータベースについて、データベースあたりの読み取りとログ書き込みの各リソースが 2 倍に拡大されました。Basic と Standard レベルに関してもログ書き込みリソースが 2 倍になりました。これにより、料金が最適化されるほか、これまでサポートされていた以上に高いパフォーマンスが要求されるワークロードもデプロイできるようになります。今回のパフォーマンス向上はすべて直ちに有効化されます。料金の変更はなく、特に必要な対応もありません。

詳細については、Azure SQL Database のパフォーマンス向上に関するブログ記事 (英語) をご覧ください。

Kafka for HDInsight のパブリック プレビュー

Azure HDInsight 向け Kafka のパブリック プレビューを提供開始

Azure Active Directory でのパス スルー認証がパブリック プレビューで提供されます。料金の詳細については、HDInsight の料金ページをご覧ください。パス スルー認証では、オンプレミスのローカル Active Directory でパスワードを検証してクラウドのリソースにログインできます。

このサービスの詳細については、Azure AD のパス スルー認証に関するドキュメント ページ (英語) をご覧ください。

Power BI モバイル アプリの機能強化の一般提供およびパブリック プレビュー

Power BI モバイル アプリに多数の新機能や機能強化が追加されました。

  • Android タブレットへの対応 (パブリック プレビュー): Power BI モバイル エクスペリエンスが Android タブレットで利用できるようになりました。
  • スマートフォンでの Power BI レポート (一般提供): Power BI Desktop でスマートフォンに最適化されたレポート ビューを作成して、モバイル デバイスでのデータ活用を推進します。
  • 新たに強化された Annotate Share を使用して即座にインサイトを共有 (iOS): メニューとユーザー エクスペリエンスが改善され、注釈付けと共有がさらにすばやく簡単に行えるようになりました。
  • モバイル アプリから直接ダッシュボードへのアクセスを要求 (iOS): QR コードの読み取りから情報にアクセスしているユーザーが元のダッシュボードを確認したい場合、モバイル アプリから直接アクセス要求を送信できるようになりました。
  • 地理的な絞り込み (Android): Android デバイスで、ユーザーの現在位置に基づいてレポートを絞り込めるようになりました。
  • Apple Watch に関する機能強化 (iOS): Apple Watch に表示するデータを Power BI Apple Watch アプリから直接更新できるようになりました。
  • カスタム URL または画像を含むタイル (iOSAndroid): URL と画像の動作を改善しました。
  • オフラインでのバックグラウンド更新の調整 (すべて): しばらくの間アクセスしていなかったデータもバックグラウンド更新で最新状態に更新されるようになりました。

Windows、iOS、Android 版の各モバイル アプリは、こちらのページからダウンロードしていただけます。

上記のモバイル アプリの新機能やその他の詳細については、Power BI ブログ (英語) をご覧ください。

SQL Data Warehouse の B ツリー インデックスの一般提供

Azure SQL Data Warehouse でセカンダリ B ツリー インデックス作成をサポート

世界中のすべてのリージョンで、列ストア テーブルのセカンダリ B ツリー インデックスの作成が可能になりました。膨大なデータの山の中からたった 1 行や数行を見つけ出すような途方もない検索が必要になることもあります。このような検索クエリは、フィルター列に B ツリー インデックスが作成されることで応答時間が桁違いに (1,000 倍も) 改善し、場合によっては 1 秒もかからずに実行できるようになります。

詳細については列ストア インデックス ガイドをご覧ください。

Azure DocumentDB の英国および韓国での一般提供

Azure DocumentDB の一般提供地域がさらに拡大

料金 | DocumentDB の Web ページ

Azure DocumentDB の一般提供が英国と韓国で開始されました。料金の詳細については、DocumentDB の料金ページをご確認ください。DocumentDB は高い処理能力を備えた世界規模の NoSQL サービスです。可用性が高く、世界中に分散されたアプリに対応します。

このサービスの詳細については DocumentDB の Web ページをご覧ください。

DocumentDB の Change Feed の一般提供

Azure DocumentDB Change Feed をサポート

Azure DocumentDB で Change Feed の機能がご利用いただけるようになりました。この機能を使用すると、DocumentDB コレクション内のデータへの変更を検出することができます。また、ドキュメントが挿入または更新されたときの API 呼び出し、更新時のリアルタイム処理、DocumentDB 内のデータのキャッシュ、検索エンジン、データ ウェアハウスとの同期などの操作も可能です。

詳細については Azure ブログの記事 (英語) をご覧ください。

開発者用ツールとサービス

Azure App Service での Enterprise Integration Pack の一般提供

Azure Logic Apps 向け Enterprise Integration Pack の一般提供を開始

Azure Logic Apps で Enterprise Integration Pack の一般提供が開始されました。これにより、XML スキーマ、マップ、契約、取引パートナー、証明書など、B2B 関連のアーティファクトを簡単に作成、管理できるようになり、電子データ交換 (EDI) がいっそう簡単になります。Enterprise Integration Pack では、AS2、EDIFACT、X12 などのさまざまな形式でメッセージを送受信できます。また、標準の追跡機能を利用すれば、B2B トランザクションの確認やトラブルシューティングも Microsoft Operations Management Suite (OMS) で簡単に行うことができます。詳細については Logic Apps の Web ページ料金ページをご覧ください。詳しい発表内容はこちらの記事でご確認いただけます。

Azure Media Encoder の料金改訂

Azure Media Services : Standard および Premium レベルの Encoder の測定単位の変更に伴う料金モデル改訂

2017 年 1 月 1 日から、Azure Media Services でのメディアのオンデマンド エンコーディングに新しい料金モデルを導入しました。Standard Encoder および Premium Encoder では、エンコーダーで出力されるメディア ファイルの合計時間に基づいて使用量が計算されるようになります。マイクロソフトのコスト モデルや標準的な利用シナリオでの分析に照らし合わせると、新しい時間ベースの課金測定ではコストが約 40 ~ 50% 削減されます。シナリオや従来使用していた GB ベースの料金により値下げ幅には差があります。

この変更に伴い、これまで使用されていた Standard Encoder の測定単位 (出力ファイルの GB 単位で課金、GUID は 91ca2643-d874-4da6-a684-bbc95c756bc8) と、Premium Encoder の測定単位 (出力ファイルの GB 単位で課金、GUID は 5a52f29c-0b10-47c6-9eb6-7f668ab6635c) は廃止されます。新しい測定単位は出力時間 (分単位で課金) となり、GUID はそれぞれ 62d6fa0e-34e0-4dbd-87d5-179e4d5298a6 と bbd00a1f-e294-49a2-9d09-1709bc28c5c4 です。アプリケーションではコードを変更する必要はありませんが、リソース GUID を使用する課金ルーチンを組み込んでいる場合は変更が必要です。

詳細については Azure ブログの記事 をご覧ください。

Visual Studio Mobile Center プレビュー版のサインアップ順番待ちリストの撤廃

Visual Studio Mobile Center プレビュー版へのサインアップの順番待ちリストが撤廃されました。リストに登録されていたすべてのユーザーが利用可能となり、また、新規登録をしていただくとすぐにサービスを開始できます。

Visual Studio Mobile Center はモバイル アプリ向けの管制センターで、開発者が高品質なアプリを迅速に開発するためのあらゆるクラウド サービスとライフサイクル サービスが揃っています。アプリのビルド、テスト、配布、監視のほか、必要に応じてバックエンドのクラウド サービスを追加して何百万人ものユーザーに即座に対応するスケーリングも可能です。

プレビュー版には多数の機能があり、今後も拡充される予定です。現在、以下のサービスをサポートしています。

  • すべてのプル リクエストで自動的にアプリをビルド
  • さまざまなデバイスの実機でアプリをテスト
  • ベータ テスターにビルドを配信
  • アプリのクラッシュやバグを監視
  • モバイル分析機能で実際の使用状況を確認
  • モバイル バックエンドに接続し、自動スケーリングや、重要なクラウド サービス (オフラインでのデータ同期、表形式のデータ ストレージ、エンドユーザー認証など) の追加を実施

利用を開始するには、既存のマイクロソフトまたは GitHub の資格情報で mobile.azure.com (英語) にアクセスしてください。

信頼性に優れたクラウド

米国政府機関向けデータ管理および分析ソリューション – Av2 シリーズ Azure VM の一般提供

Azure Government Virtual Machines および Cloud Services 向け Av2 シリーズ インスタンスの一般提供を開始

料金 | Virtual Machines Web ページ

Azure Government で Av2 シリーズ VM の一般提供が開始されました。追加料金なしで負荷分散やオートスケール機能をご利用いただけます。料金については、Virtual Machines の料金ページをご覧ください。この Av2 シリーズでは、1、2、4、8 コアで 2 ~ 16 GB という標準的なメモリの VM と、2、4、8 コアで 16 ~ 64 GB というメモリ容量の大きな VM が提供されています。

詳細については Virtual Machines の Web ページ、または Cloud Services の Web ページをご確認ください。

その他のドキュメントはこちらからご覧いただけます。

米国政府機関向けデータ管理および分析ソリューション – Azure Disk Encryption の一般提供

Azure Government Azure Disk Encryption の一般提供を開始

このたび、Azure Government で Windows および Linux IaaS VM 用 Azure Disk Encryption の一般提供が開始されました。これにより、Windows および Linux の Standard レベルの IaaS VM (Standard A、D、DS、G、GS シリーズなど) 向けの Azure Disk Encryption が、Azure Government のすべてのリージョンでご利用いただけます。

Azure Disk Encryption は、Windows および Linux IaaS VM のディスクを暗号化できる機能です。Windows の業界標準である BitLocker と Linux の DM-Crypt (英語) を利用して OS およびデータ ディスクを暗号化し、データの安全性確保を支援します。また、お客様が組織のセキュリティおよびコンプライアンス上の責務を果たすうえでも役に立ちます。Azure Key Vault と統合されているため、Key Vault サブスクリプションでディスク暗号化キーとシークレットを保護、制御、管理しながら、Azure ストレージで保存されている仮想マシン ディスク内のすべてのデータを確実に暗号化できます。

サポート対象のシナリオ、利用可能なユーザー エクスペリエンス、Azure Disk Encryption 利用の前提条件に関しては、こちらのホワイト ペーパーをご覧ください。

米国政府機関向けデータ管理および分析ソリューション – SQL Server Stretch Database の一般提供

Azure Government データベース ファミリに SQL Server Stretch Database が登場

Azure Government で SQL Server Stretch Database の一般提供が開始されました。SQL Server Stretch Database は SQL Server 2016 に含まれる機能で、オンプレミスのコールド データや履歴データを選択的、透過的、かつ安全に Azure Government に移行することができます。これを利用すると、既存の業務やアプリケーションに影響なく、ディスク領域を解放してエンタープライズ ストレージのコストを削減できます。Always Encrypted と Row-Level Security がサポートされています。詳細については SQL Server Stretch Database のドキュメントをご覧ください。

オーストラリアのクラウド インフラストラクチャに関するご連絡

オーストラリアの Azure リージョンが世界中の Azure ユーザーに利用可能に

2014 年 10 月から提供されているオーストラリアの Microsoft Azure リージョン (オーストラリア東部および南東部) は、これまで利用可能なお客様が限定されていました。今回から制限をなくし、Azure ポータルや API から世界中のお客様に既存のサブスクリプションでご利用いただけるようになりました。

この 2 つのリージョンにおけるサービスの提供状況や料金の詳細については、Azure の Web サイトでご確認ください。

クラウド インフラストラクチャ

Azure IoT Hub の Message Routing の一般提供

Azure IoT Hub のメッセージ ルーティング機能で IoT ソリューション開発が驚くほど簡単に

何百万もの IoT デバイスが何十億ものメッセージを Microsoft Azure IoT クラウドに送信している状況を想像してみてください。深刻な問題を通知するアラームのように、直ちに処理しなければならないメッセージがあります。分析して異常を特定するためのメッセージや、ストレージに長期間保存されるメッセージもあります。そのため、ルーティング ロジックを構築し、それぞれの IoT メッセージをどこへ送信すべきかを判断する必要があります。

こうした処理を簡素化するために、マイクロソフトは IoT Hub Message Routing という新しいサービスをリリースしました。このサービスでは、IoT メッセージの自動送信ルートを設定できます。コードを記述する必要はいっさいありません。また、IoT インフラストラクチャを最適化できるというメリットもあります。

IoT Hub Message Routing の詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

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