Exchange 2016 でコマンドレット リファレンス トピックの配信および更新方法を刷新

(この記事は 2015 年 8 月 24 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 A brave new world for Exchange 2016 cmdlet reference topic delivery and updates の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   Update-ExchangeHelp は Exchange コマンドレットの 1 つであり、これを使用することで、Exchange サーバー上に Exchange コマンドレット リファレンスの最新版のヘルプ トピックをインストールして、Exchange 管理シェル (Get-Help <コマンドレット>) で利用できるようになります。Windows PowerShell コマンドレットにも一見、同様の処理を行うもの (Update-Help (英語) および Save-Help (英語)) がありますが、これらは Exchange 管理シェルでは使用することができません。 Update-ExchangeHelp は Exchange 2013 で提供されていたものの、フル活用されるまでには至らず、その真価が発揮されていませんでした。しかし、Exchange 2016…


Exchange Server Role Requirements Calculator を更新

(この記事は 2015 年 10 月 15 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 Exchange Server Role Requirements Calculator Update の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   Role Requirements Calculator のバージョン 7.8 がリリースされ、新たに Exchange 2016 がサポートされました。バージョン 7.8 以降では Exchange 2013 および Exchange 2016 の展開環境がサポートされるので、今後は別の計算ツールを使用する必要がありません。今回のリリースに伴い、この計算ツールは「Exchange Server Role Requirements Calculator」という名称になります。 Exchange Server Role Requirements Calculator を開くと、[Input] タブに新しいドロップダウン オプションが追加されていることが確認できます。ここで、展開環境のバージョンを 2013 または 2016 から選択します (下図参照)。 2016 を選択すると、[Server Multi-Role…


パフォーマンス チームに聞く: Exchange 2016 展開環境のサイジング

(この記事は 2015 年 10 月 15 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 Ask the Perf Guy: Sizing Exchange 2016 Deployments の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   タイトルをご覧になって、またしてもサイジングに関する途方もなく長いブログが始まるのか… と思われたかもしれませんが、ご安心ください。今回は違います。Exchange 2016 のサイジング プロセスについてきちんと把握したい場合には、Exchange 2013 展開環境のサイジングに関する以前の記事 (英語) をご覧ください。全体的なプロセスは Exchange 2013 と実質的に変わりません。ただし、重要な注意事項があります。それは、Exchange 2016 では CAS ロールが廃止されたため、マルチロール展開環境のサイジング プロセスに従う必要がある点です。 サイジングの公式の入力値は、Exchange 2013 と Exchange 2016 でほとんど変わりません。つまり、Exchange 2013 のサイジング ガイドに記載された IOPS 要件、メモリ要件、その他すべての値を Exchange 2016 でも引き続き使用します。ただし、1 種類だけ変更される入力値があります。 プロセッサ要件 Exchange 2016…


Exchange 2016 の推奨アーキテクチャ

(この記事は 2015 年 10 月 12 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 The Exchange 2016 Preferred Architecture の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   推奨アーキテクチャ (PA) は、Exchange Server 2016 にとって最適と思われる展開アーキテクチャを実現するために Exchange エンジニアリング チームが策定した推奨されるベスト プラクティスです。Office 365 で展開するアプローチと非常によく似ています。 Exchange 2016 のオンプレミス展開では、さまざまなアーキテクチャを選択することができますが、今回はマイクロソフトがこれまで最も検証を重ねてきたアーキテクチャにつ いて解説します。他の展開アーキテクチャもサポートされていますが、推奨されるものではありません。 PA は、アーキテクチャで実現できる以下の要件など、いくつかのビジネス要件を考慮して設計されています。 データセンター内の高可用性とデータセンター間のサイトの復元 各データベースの複数のコピーのサポートと、それによる迅速なアクティブ化 メッセージング インフラストラクチャのコスト削減 障害ドメイン周辺の最適化と複雑さの軽減による可用性の向上 PA は具体的な規範を示すものであるため、当然ながら、すべてのお客様が展開できるとは限りません (たとえば、複数のデータセンターを持たないお客様には当てはまりません)。また、異なるビジネス要件やニーズを抱えるお客様には、別のアーキテクチャが必要になります。ただし、こうした例外に該当するお客様がオンプレミスでの Exchange の展開を希望される場合も、実際のニーズと大きく離れている箇所以外は可能な限り PA に沿って展開することで、メリットが得られます。代案として、Office 365 を使用することも可能です。Office 365 を使用すると、サーバーを展開、管理しなくても PA を活用できます。 必要に応じて、PA で冗長性を排除し、複雑さを軽減して、アーキテクチャを予測可能な回復モデルにします。障害が発生すると、影響を受けるデータベースの他のコピーがアクティブ化されます。…


「孤立した」パブリック フォルダーを特定する機能の紹介

(この記事は 2015 年 10 月 9 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 Introducing Public Folder “Lost and Found” functionality の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   概要 Exchange Server 2016 と Office 365 のいずれにおいても、削除したパブリック フォルダー メールボックスを復元した場合に、復元されたセカンダリ パブリック フォルダー メールボックスの中に、新規作成のプライマリ パブリック フォルダー メールボックスには存在しないパブリック フォルダーが含まれている可能性があります。 もう少し詳しくご説明しましょう。 パブリック フォルダーは、1 つ以上のパブリック フォルダー メールボックスに格納されています。1 つ目のパブリック フォルダー メールボックスは、「プライマリ」パブリック フォルダー メールボックスと呼ばれます。続くパブリック フォルダー メールボックスは、すべて「セカンダリ」パブリック フォルダー メールボックスと呼ばれます。これらのセカンダリ パブリック フォルダー メールボックスは、パブリック フォルダー階層の更新情報をプライマリ パブリック…


Exchange 2016 での名前空間の計画

(この記事は 2015 年 10 月 6 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 Namespace Planning in Exchange 2016 の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   マイクロソフトの多くのお客様は、環境内で既にいくつかのバージョンの Exchange を展開しています。どのバージョンを展開しているかによって、名前空間の要件は異なります。 Exchange 2010 Exchange 2010 ではクライアント プロファイルの変更に自動検出サービスが使用されます。したがって、自動検出の名前空間が使用されます。 Exchange 2010 では、名前空間の要件がさらに追加されています。特に、サイト復元用の名前空間の計画がよりいっそう複雑化しています。 プライマリ データセンターのインターネット プロトコルの名前空間 (mail.contoso.com) セカンダリ データセンターのインターネット プロトコルの名前空間 (mail2.contoso.com) プライマリ データセンターの Outlook Web App のフェールバックの名前空間 (mailpri.contoso.com) セカンダリ データセンターの Outlook Web App のフェールバックの名前空間 (mailsec.contoso.com) トランスポートの名前空間 (smtp.contoso.com) プライマリ データセンターの RPC…


Exchange 2016 での負荷分散

(この記事は 2015 年 10 月 8 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 Load Balancing in Exchange 2016 の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   Exchange 2013 と同様、Exchange 2016 でも負荷分散層でセッション アフィニティが不要です。 このことについてよくご理解いただき、お客様のシステム設計にどのような影響があるかを把握していただくために、MBX2016 が機能するしくみについてご説明します。プロトコルという視点から見ると、次のような処理が実行されます。   1. クライアントが、負荷分散対象の仮想 IP アドレスに対して名前空間の名前解決を実行します。 2. ロード バランサーが、負荷分散対象のプールに存在する MBX サーバーの 1 つにセッションを割り当てます。 3. MBX サーバー上に存在するクライアント アクセス サービスが Active Directory にアクセスしてこの要求の認証およびサービスの検出を実行します。これにより、次の情報が取得されます。 a. メールボックスのバージョン (今回の場合は Exchange Server 2016 のメールボックスを想定します) b.メールボックスの位置情報 (データベースの情報や ExternalURL の値など)…


パフォーマンス チームに聞く: ハイパースレッディングと仮想化の関係とは

(この記事は 2015 年 9 月 15 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 Ask The Perf Guy: What’s The Story With Hyperthreading and Virtualization? の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   このところ、お客様やパートナーの間で、Exchange を仮想化する際にハイパースレッディングをどう捉えればよいか、かなりの混乱が生じているようです。そこで、この点について少しご説明させていただきたいと思います。 Exchange の最近のバージョンでは、比較的強力な指針として、ハイパースレッディングを無効にするように提言していますが、これは、物理サーバーの展開を対象としたものであり、仮想化展開には適用されません。物理展開においてハイパースレッディングを無効にすることを強く推奨している理由は、次の 2 点にまとめられます。 ハイパースレッディングを有効にすることによって OS レベルでの論理プロセッサ数が増加すると、メモリ消費量の増加につながり (コア数に基づいてメモリ ヒープを割り当てる際のさまざまなアルゴリズムに起因します)、場合によっては、スレッド数の多さやロック競合が原因で CPU 消費量の増大やその他スケーラビリティにまつわる問題の発生にもつながります。 ハイパースレッディングによる CPU スループットの向上については不確定であり、計測が困難なため、キャパシティ プランニングに支障が生じます。   最も大きな懸念となるのが 1 つ目の理由ですが、この点については、仮想化展開であればハイパースレッディング構成でも問題ありません。ゲスト VM は、ホストに提示された論理プロセッサを認識しないので、ハイパースレッディングが有効であろうと無効であろうとプロセッサ数は変わりません。ただし、ゲスト VM にとっては、VM に提示される仮想 CPU の数が問題となります。Exchange サーバー VM には、サイジング計算に基づいて必要とされる数よりも多くの仮想 CPU を割り当てないようにしてください。余分な仮想…


OWA の新しいパブリック フォルダー ピッカー

(この記事は 2015 年 9 月 16 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 New Public Folder Picker for OWA の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   Exchange パブリック フォルダー チームでは、OWA でパブリック フォルダーをスムーズにご利用いただけるように取り組んでいます。今回ご紹介する新機能は、Exchange Server 2013 累積更新プログラム (CU) 10 と Exchange Server 2016 に提供され、数か月以内に Office 365 のお客様にもご利用いただけるようになります。 OWA では長期間にわたり、OWA からメール パブリック フォルダー (メールおよび投稿アイテムを含むパブリック フォルダー) を [Favorites] コレクションに追加する機能がサポートされてきました。また、Exchange Server 2013 CU9 では、Outlook で [Favorites] コレクションに追加された予定表パブリック フォルダーと連絡先パブリック フォルダーを表示する機能がサポートされました。そしてこのたび、Exchange…


本日よりExchange Server 2016を提供開始: ~クラウドから生まれた次世代メッセージングプラットフォーム~

(この記事は 2015 年 10 月 1 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 Exchange Server 2016: Forged in the cloud. Now available on-premises. の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。) Exchange Server 2016 がリリースされ、本日からダウンロードしていただけるようになりました。Exchange 2013 をリリースしてから 3 年近く、マイクロソフトでは Exchange にさらに磨きをかけ、より完成度の高い製品を作り上げるために取り組んできました。このたび Exchange の最新バージョンを皆様にお届けできるはこびとなり、たいへん嬉しく思っています。Exchange 2016 は、完全にクラウド上で進化を重ね、構築されているという点において従来のバージョンと異なります。Office 365 のメールボックスで既に多数のユーザーにご活用いただいている機能が、今回のリリースを通じてオンプレミス環境のユーザーの皆様にも提供されるようになります。 こちらのビデオで主な機能をご紹介しています。 メールは現在もビジネス コミュニケーションの中で重要な地位を占めていて、業務を行ううえで最も必要性の高いツールです。このため、現在のビジネス ニーズに適合した最新のメッセージング インフラストラクチャが欠かせません。メールやその他のコミュニケーションの量は増加し続けており、受信トレイや予定表、業務中の他のユーザーとのやり取りなどの中から重要な事項を簡単に見つけ出せるツールが求められています。また、メールのデータ量が増大するにつれ、IT 部門はそのデータの維持、管理、保護にまつわる作業を行う必要が生じています。 このような課題に対応するために、マイクロソフトは Exchange と他の Office 製品の統合を進め、企業の生産性と共同作業の効率を向上できるようにしました。今回のバージョンでは、重要なメッセージだけに注目でき、作業効率を高め、様々なデバイスでより多くの作業を行えるようにするための新機能を実装することで、メールの管理を簡素化しました。また、Exchange のアーキテクチャを簡素化し、高度な復旧機能を導入しました。さらに、組み込みのコンプライアンス ツールを改良してデータの保護と保持機能を強化しました。 Exchange 2016 はデータ損失防止 (英語)、可用性管理、ストレージ障害からの自動回復、Web ベースの Exchange…