Office 365 サポートにお問い合わせいただく際に事前に確認いただく内容

こんにちは。いつも Office 365 を利用いただきまして、ありがとうございます。 今回は、Office 365 サポートにお問い合わせいただく際に必要となる情報について、ご紹介いたします。   Office 365 のサポートでは、HowTo(○○ の設定方法を知りたい)の他に、下記のようなトラブルシューティングを承っています。 ・Office 365 ポータル / 管理センター にアクセスできない ・Outlook on the Web (Ootw) / Exchange 管理センターにアクセスできない ・サインイン / サインアウト時に問題がある ・画面表示がおかしい(エラーになる、意図した動作にならない)   ※お問い合わせ方法につきましては、下記の公開情報を参照ください。 サポートへのお問い合わせを行う画面の変更について https://answers.microsoft.com/ja-jp/msoffice/forum/msoffice_o365admin-mso_other-mso_o365b/2017927-更新/ac826a41-b01d-486d-9932-9d1b09d57fc6   新規のお問い合わせを発行する際は、事前に下記の内容をご確認ください。   ▼サービス障害が発生していないか Office 365 管理センターにて「サービス正常性」を参照し、使用中のサービスにて問題が発生していないかご確認ください。 Office 365 サービスの正常性をチェックする方法 https://support.office.com/ja-jp/article/932ad3ad-533c-418a-b938-6e44e8bc33b0   ▼お客様にて実施可能な切り分け クライアント PC の環境を見直すことで事象改善する場合があります。 確認項目・手順を下記の公開情報にまとめていますので、事象に変化があるかご確認ください。 OWA または Office 365ポータルにサインイン出来ない場合の最初の確認項目…


ADFS を使用して Exchange Online の認証を行っている環境で認証エラーが発生する場合の調査アプローチや対処策について

こんにちは。Exchange サポートの益森です。 今回は、ADFS を使用して Exchange Online の認証を行っている環境で陥りやすい問題について紹介させていただきます。 まず、ADFS を使用して Exchange Online の認証を行っている環境の場合、ADFS のクレームルールを使用して、接続できるネットワークやアプリケーションを制御しているお客様も多いと思います。 例) 基本的には社内ネットワークからのみ接続を許可し、社外からは特定の IP アドレスやアプリケーションからしか接続を許可しない   <構成例>   そして、Office 365 環境で使用するアプリケーションや API を使用する自作プログラムにおいて、認証に失敗する (HTTP の 401 が返される) というお問い合わせをいただくことがございますが、調査した結果、ADFS のクレーム ルールによりトークンの発行に失敗していたことが原因であったというケースもございます。 例えば、Exchange Online 観点では、以下のようなシナリオおいて、ADFS のクレーム ルールによりトークンの発行に失敗したという報告をいただきやすい傾向があります。   1) リモート PowerShell で基本認証を使用して Exchange Online Powershell に接続する 2) EWS Managed API を使用して基本認証で Exchange Online に接続する  …


Microsoft Graph を使用して他人の予定を取得する方法について

こんにちは。Exchange サポートの益森です。 今回は、主に開発者向けの内容となります。   開発者の方から、他人の予定をプログラムで一括で取得したいというお問い合わせをいただくことがあります。 オンプレミス環境の場合は、EWS Managed API で実装する方法をご紹介させていただいたのですが、最近は REST API を使用して実装したいというお問い合わせも良くいただきます。 そのため、REST API の 1 つである Microsoft Graph を使用して他人の予定を取得する際にご注意いただきたい点について紹介いたします。 まず、Microsoft Graph を使用して予定を取得する場合によく利用される API は、calendarView です。   1) 自分の予定を取得するリクエストの例 https://graph.microsoft.com/v1.0/me/calendar/calendarView?startDateTime=2018-07-01T19:00:00.0000000&endDateTime=2018-07-10T19:00:00.0000000   2) 他人の予定を取得するリクエストの例 https://graph.microsoft.com/v1.0/users//calendar/calendarView?startDateTime=2017-07-01T19:00:00.0000000&endDateTime=2018-07-10T19:00:00.0000000   – 参考情報 Title : calendarView を一覧表示する URL : https://developer.microsoft.com/ja-jp/graph/docs/api-reference/v1.0/api/user_list_calendarview   また、こちらの API を使用するためには、事前にアプリケーションの登録を行い、アクセス トークンを取得する必要があります。 ご存知の方も多いと思いますが、 Web アプリで calendarView を実行する場合のアプリケーションの登録例を紹介します。  …


シナリオ別にみる EWS での OAuth 利用方法

すでに Exchange Team Blog や Office 365 管理センターのメッセージ センターでご確認いただいている方も多いと存じますが、Exchange Online の EWS (Exchange Web サービス) では 2020 年 10 月 13 日をもって基本認証のサポートが終了します。 そのため、基本認証で EWS を使用して Exchange Online へ接続している既存のアプリケーションや PowerShell スクリプトは、何らかの対策を行う必要があります。 これを機に Microsoft Graph へ移行することも 1 つの方法ではありますが、既存のコード資産を有効に活用するのであれば OAuth を利用するように修正することも有効です。 今回はすでに EWS アプリケーションを開発した経験のある方に向けて、3 つのシナリオで OAuth を使用した EWS 接続を行う方法を紹介します。 はじめに OAuth を使用するにあたり、クライアントがネイティブ アプリなのか Web アプリなのかを意識する必要があります。 PowerShell スクリプトや Windows…