Exchange Server 2010 ハイブリッド構成ウィザードにおいてメール フローの構成に失敗する


Exchange Server 2010 SP3 にてハイブリッド構成ウィザード実施する際、以下の公開情報に記載のエラーが発生する場合があります。

Title: “Subtask ValidateConfiguration execution failed: Configure Mail Flow” error when you run the Hybrid Configuration Wizard
URL: https://support.microsoft.com/en-us/kb/2977293

日本語エラー – サブタスク ValidateConfiguration の実行に失敗しました: メール フローの構成

このエラーはすでに以前にハイブリッド構成ウィザードを実施したことがあり、再度一部構成変更など (例: SMTP ドメイン (承認済みドメイン) の追加) に伴いハイブリッド構成ウィザードを実施した場合に発生します。エラーを回避する場合は、上記の KB に記載の通り、オンプレミス Exchange Server および Exchange Online にてハイブリッド構成ウィザードによって以前作成された送信コネクタ、受信コネクタを一時的に削除し、ハイブリッド構成ウィザードを再度実行します。

しかしながら、各コネクタの削除は一時的にハイブリッド構成上のメール フローに支障が発生する可能性がございます。
状況によっては上記エラーが発生しても、ウィザード実行結果として各コネクタの正しい設定が完了している場合があります。
このような場合、該当エラーの回避を目的としたコネクタの削除は必須ではありません。

対処が必要かどうかを判断するには、既定で以下のパスに保存されるハイブリッド構成ログを確認ください。

C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V14\Logging\Update-HybridConfiguration

該当ログ上で、メール フローの構成は通常ハイブリッド構成ウィザードの処理の中でも最後に実施されておりますため、まずメール フローの構成以外の処理についてすべて成功していることを確認ください。

次にオンプレミス Exchange Server および Exchange Online にて各種コネクタの設定をご確認ください。
例えば、Exchange Online から オンプレミス Exchange Server へのメール リレーの対象 SMTP ドメインが追加された場合は、これが Get-OutboundConnector コネクタの実行結果 (Exchange Online 側) として RecipientDomains プロパティに追加された形で反映されているか確認します。
これらの各コネクタに必要な変更事項は反映されている場合は、前述の KB2977293 に記載されたコネクタの削除を行わずにハイブリッド構成完了の確認を取ることが可能です。

* なお、Exchange Server 2013 においては同ー原因によるエラーは発生しません。


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