Outlook 2003 から Exchange 2010 への接続について


Outlook 2003 を使って Exchange 2010 に接続することはサポートされています。
しかし、Exchange 2010 では既定で RPC 接続の暗号化が必須になっているため、Outlook 2003 を使用する場合はサーバー側、またはクライアント側にて暗号化の設定を変更する必要があります。

なお、Outlook 2007 では既定で暗号化が有効になっていますので追加で変更する必要のある設定はありません。


対処方法
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以下のいずれか 1 つを実施します。

・Exchange 2010 にて暗号化されていない通信を許可する。
・Outlook 2003 にて暗号化通信を有効にする。

1. Exchange 2010 の暗号化通信の解除
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以下の手順にて、暗号化されていない通信を許可するように Exchange 2010 を設定します。

1. Exchange 2010 上にて [Exchagne Management Shell] を起動します。

2. “Get-RPCClientAccess | fl” コマンドレットにて、暗号化されていない通信が許可されているかどうか確認します。
EncryptionRequired : True となっている場合には、暗号化されていない通信が許可されていません。

3. “Set-RPCClientAccess -Server <Exchange サーバー名> -EncryptionRequired $false” を実行し、暗号化されていない通信を許可します。すべての CAS および Mailbox サーバー名を指定します。(なお、既定値に戻す場合には、”Set-RPCClientAccess -Server <Exchange サーバー名> -EncryptionRequired $true” を実行します。)

4. Outlook 2003 から接続可能かどうか確認します。

Outlook 2003 上での暗号化通信の有効化
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以下の手順を実施することで、Outlook 2003 で暗号化通信が有効になります。

1. Outlook 2003 を起動します。
2. [ツール] メニューより [電子メール アカウント] を選択します。
3. [既存の電子メール アカウントの表示と変更] を選択し、[次へ] をクリックします。
4. Exchange アカウントを選択して、[変更] をクリックします。
5. [詳細設定] ボタンをクリックします。
6. [セキュリティ] タブを開き、[Microsoft Office Outlook と Microsoft Exchange 間のデータを暗号化する] にチェックを付け、[OK] をクリックします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7. [次へ] をクリックします。
8. [完了] をクリックし、設定を終了します。
7. [閉じる] ボタンではなく、[ファイル] メニューより [終了] を選択して Outlook 2003 を終了します。
8. Outlook 2003 を再度起動し、接続可能かどうか確認します。

参考情報
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この現象の詳細につきましては、以下のサポート技術情報をご参照ください。

TITLE : Outlook connection issues with Exchange 2010 mailboxes because of the RPC encryption requirement
URL   : http://support.microsoft.com/kb/2006508/

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