Exchange 2010 の機能について (Part 1)


前回、Exchange 2010 が RTM した というお知らせをしましたが、今回は、Exchange 2010 の主な新機能の一部について簡単にご案内いたします。
 
1.柔軟性と信頼性
   1.1 データベース パフォーマンスの向上  
       Exchange のデータベース エンジンである ESE の大きな変更が加えられ、データ I/O を大幅に減らすことが期待できます。
 
       New Exchange Core Store Functionality
 
   1.2 データベース可用性
       新しいデータベース可用性機能として DAG (Database Availability Group) を使用することができます。DAG というメールボックス サーバーのグループ内で、データベースを複製し、障害発生時になどには別のサーバー上のデータベースのコピーへフェール オーバーすることができます。
 
       Understanding Database Availability Groups
 
   1.3 トランスポート冗長性
       メッセージ配信後に送信先サーバーのトラブルに備えて、メッセージのコピーを保持しておき、障害時には自動的に再送を行うことでメッセージのロストを防ぎます。
 
2. 管理機能
   2.1 新しいアクセス制御モデル 
       RBAC (Role Based Access Control) という新しいアクセス制御の手法が導入されました。
 
       ロールベースアクセス制御
 
       Understanding Role Based Access Control
 
   2.2 ユーザーによる自己管理
       Exchange コントロール パネル (ECP) を使用して、ユーザー自身にメッセージ追跡、自身のメールボックスや配布グループの管理などを任せることで、管理費用と負荷を軽減することができます。
 
   2.3 監査機能
       Exchange 組織の変更について、その監査ログを記録することができます。
 
       Overview of Administrator Audit Logging
 
3. コンプライアンス支援
   3.1 承認プロセス
        “Moderated Transport” という機能を使用して、メッセージ配信に関する承認プロセスを簡単に設定することができます。
 
        Understanding Moderated Transport
 
   3.2 IRM でのメッセージの保護機能
       AD RMS との連携機能により、Exchange サーバーのトランスポート ルールでメッセージを保護することができます。
 
   3.3 アーカイブ メールボックス
       ユーザーはローカルの個人用フォルダ (pst ファイル) の代わりに、サーバー側で保持するアーカイブ用メールボックスを使用することができます。
 
   3.4 E-Discovery
       組織内のメールボックスを対象として、検索を実行することができます。
 
   3.5 Mail Tips
       メッセージ作成画面に、入力された宛先に基づいて警告などをユーザーに表示することで不要なメッセージの削減や誤送信などの防止に役立ちます。
 
       Understanding MailTips
 
その他参考資料はこちらです。
 
上記で挙げた以外にも、新機能、改善点、変更点なども多くありますので、今後ご案内する予定です。

Skip to main content