Forza シリーズ夏のアップデートについて

(本記事は 2018 年 7 月 26 日に Forzamotorsport.net に掲載された記事の抄訳です)

2018 年も Forza シリーズは活発に活動を続けています。Forza Motorsport 7 が発売されて 9 か月が過ぎ、さらにもう 2 か月で Forza シリーズ最新作、Forza Horizon 4 が 10 月 2 日に発売されます。Forza Racing Championship では、シアトルでのシリーズ 1 でNoble b0x が優勝し、シリーズ 2 ではさらに白熱したレースを繰り広げています。6 月には Playground Games を Xbox のファーストパーティーの一員として迎え入れ、今まで以上に Forza シリーズの強みを活かしていくことができるようになりました。こういった一連の活動から、私たちは今まですばらしい経験を得られたと思っています。そして、Forza コミュニティーの皆さんにいくつかの重要な将来の変更についてお知らせしたいと思います。

ゲームに対する皆さんの期待や体験は長年にわたって変化してきました。Forza Motorsport 7 の発売から現在まで、私たちはコミュニティーの皆さんの情熱に影響され Turn 10 のチームは信じられないほど努力をしてきました。皆さんからゲームについて私たちに、何が気に入って、何を改善すべきかさまざまなフィードバックを共有していただき、発売以降も私たちはそのフィードバックに耳を傾け、吸収し、重要なことはそれらを実際に実現してきました。

Forza Motorsport 7 は発売以降、PC でのパフォーマンス強化や問題修正などを含む 15 回以上もの大規模なアップデートを実施してきました。マルチプレイヤー テスト ドライブ、フォトモードへのパニング フォーカス モードの搭載、ペイント ツールの改善などに加え、ゲームに独自の追加機能を作成できるように UDP データ ストリームを有効活用できるように新しい出力形式をサポートするなど新機能の搭載もしてきました。また、Porsche、Honda、Ford のようなメーカーの新しいクルマをすべての Forza 7 ユーザーの皆さんに無料で提供しました。その結果、より奥深く、オープンで、楽しくかつレスポンスが良い、今まで以上に Forza コミュニティーを代表するゲームになりました。

まだ多くのすばらしい更新を用意しています。私たちは実験的なドラック レースの機能やコース制限の改定、タイム アタック モード、ドリフト スコアやドリフト時のステアリング角度の拡大や “Forza Race Regulations システム” など多くの機能を Forza コミュニティーとの話し合いを通じて Forza Motorsport 7 に心と魂を注ぎ込んでいます。

チームの主な議論のひとつにプライズ パックがありました。私たちは Forza Motorsport 7 のプライズ パックのために課金をしたことはありませんが、ゲーム内での是非については引き続き議論されていて、多くのフィードバックは、このシステムがこのゲームには合わないという意見でした。慎重に議論を重ねた結果、私たちは Forza Motorsport 7 からプライズ パックの機能を削除するという決断をしました。同様に、Forza Motorsport 7 や Forza Horizon 4 では、以前のシリーズにあったような有料トークンはありません。

ドライバー装備、MOD やバッジなどの機能はそのまま維持しながらゲームからプライズ パックの機能を削除するのが複雑なため、この変更は冬頃に完了する予定です。私たちはこのゴールに向かう最初のステップとして、まず今月から 100 以上の以前から提供していた「排他的」な車をアンロックしました。次にゲーム内のプライズ パックからクルマを削除しました。現在のプライズ パックは競技上有利になるものは無く、ドライバー装備、MOD およびバッジだけになり、それらは完全にプライズ パックを削除するまでの期間残ります。

常に皆さんの情熱やコミットメント、私たちが行うことすべてに不可欠な Forza コミュニティーに感謝します。Forza Motorsport 7 のさらなるアップデートと Forza Horizon 4 の発売を間近に控え、2018 年の後半は今まで以上に忙しく、エキサイティングな時期になることでしょう。いつものように、私たちは皆さんからのフィードバックをお待ちしています。Twitter をフォローしたり、Forza Forums に投稿したり e-mail を送るなど、皆さんの意見を聞かせてください。Forza のファンになっていただき、皆さんとそれを分かち合うことができることをうれしく思います。