SCOM 2012 におけるウイルス対策ソフトウェアの除外設定について

こんにちは。日本マイクロソフトの佐々木です。 System Center 2012 Operations Manager (以下、SCOM 2012)  環境でウイルススキャンの除外設定を行うべきパスについて以下に記載いたします。System Center Operations Manager 2007 (以下、SCOM 2007) とはフォルダのパスが異なりますので、ご注意いただければと思います。 (参考)SCOM 2007 については以下をご参照ください。 “MOM 2005 および Operations Manager 2007 に関連するウイルス対策の除外に関する推奨事項”http://support.microsoft.com/kb/975931 ウイルス対策ソフトウェアの除外設定===================================== a.) SCOM 2012 管理サーバーb.) SQLサーバーc.) SCOM 2012 エージェントd.) 拡張子による除外設定 a.) SCOM 2012 管理サーバー——————————————以下のフォルダを除外してください。 ~:\Program Files\System Center 2012\Operations Manager\Server\Health Service State\Health Service Store b.) SQLサーバー——————————————以下のフォルダを除外してください。 SQL Server データベース: ~:\Program…


SCOM のデータベース領域が想定以上に増加してしまった場合の調査方法について

こんにちは。日本マイクロソフトの佐々木です。 SCOM を利用している中でデータ量が想定以上に増加してしまった場合の調査方法について、TIPSをご紹介します。 一般に SCOM が収集するデータ量は監視対象の状況や台数、導入している管理パックによって様々に変化します。このため、個々の環境でどれくらいのデータ量が妥当かを正確に見積もることは非常に困難です (※見積もり方法については参考内の記事をご参照ください)。ある日を境に当初の見積もりを超えてデータ量が異常に多くなり、最終的にはデータベース領域が圧迫されるなんてことも、残念ながら結構起きます。 このような問題のよくある原因としては、特定のルールやモニタ等の監視定義から大量のデータが生成されていることが考えられます。例えば、作成したルールに絞り込み条件が抜けている等の問題があり、想定以上のデータを収集してしまっているといった場合です。このような場合には、データベースの圧迫を引き起こしているルールを特定して対処を行う必要があります。こんな時には、以下に紹介するステップを参照してみてください。SCOM 2007、  SC 2012 OM のいずれのバージョンでも共通で利用することができます。 ※ご注意を頂きたい点※これらの方法は主にトラブルシュートを目的としたものです。また結果は環境毎に異なります。それらの定義に対してどのような変更 (ルールの無効化や設定の変更等) を行うかはユーザー自身で判断する必要があります。 – 手順の概要初めにSCOMが利用するOperationsManagerテーブルサイズの一覧(「A.) テーブルサイズの一覧」) を確認します。例えば、イベントデータやパフォーマンスデータのサイズが多いことが確認できた場合には、それらのデータを生成しているルールやモニタに問題があることが判ります。その後、後述のクエリ(「B.) データを多く報告している具体的な監視定義の確認方法」)の実施により、データを多く生成している具体的な監視の定義を確認します。最後に、必要に応じて定義の変更 (無効化あるいは監視内容の変更等) による対処を実施します。 A.) テーブルサイズの一覧================================== 以下のクエリを実行します。——————————————————use OperationsManagerCREATE TABLE temp (TABLE_NAME sysname,rows sysname,reserved sysname,DATA varchar(32),index_size varchar(254),unused varchar(100))INSERT INTO temp EXEC sp_MSforeachtable @command1 = “sp_spaceused ‘?'”SELECT * FROM temp order by table_namedrop table temp—————————————————— データ増加の要因となる可能性が高い以下のテーブルには、特に注目してください。 StateChangeEvent   –>…


DNS管理パックの "DNS External Resolution Monitor" が常に "重大" となる現象について

こんにちは。 日本マイクロソフトの佐々木です。 今回はDNS 管理パックに含まれる注意が必要なモニタについてです。 DNS管理パックに含まれる “DNS External Resolution Monitor” が既定の状態では常に”重大”の表示となってしまうケースがあります。 この現象について記載します。もし、DNS管理パックをご利用頂いている環境でこのような現象が発生している場合は一度ご確認下さい。 SCOM 2007 に基づいて記載しておりますが、SCOM 2012 でも同様です。   DNS管理パックに含まれる “DNS External Resolution Monitor” は、定期的に nslookupクエリを実行し、設定されたホストレコードがDNS サーバーで解決されるかどうかを監視しています。 解決対象のホスト名として、既定では “www.microsoft.com” が設定されており、監視対象の DNS サーバー自身がこのホストを解決できない場合、 モニタの状態は結果として”重大”となります。そのため、このモニタは必要に応じて、解決対象のホスト名を変更する必要があります。  解決対象のホスト名が、既定の “www.microsoft.com”のままであるかを以下の手順(※手順 (1))にて確認して頂き、該当する場合には、後述の手順(※手順(2))にて設定を変更します。  >手順(1):設定されている監視対象の確認手順 —————————- 1. SCOM 管理サーバーにログインし、管理コンソールを起動します。 2. [監視]を選択し、左ペインの [監視] ノード配下から、[Windows コンピュータ] を選択します。 3. 中央画面に表示されたWindows コンピュータの一覧から、状態が重大となっているドメインコントローラーを見つけて右クリックします。 4. [開く]-[ヘルスエクスプローラー] の順に選択します。 5. 表示されたヘルスエクスプローラーの左ペインから、[DNS 2008 External…


SCOM 2012 Office 2010 を利用して組織ナレッジの編集が行えない現象について

こんにちは。 日本マイクロソフトの佐々木です。 SCOM 2012 でも組織ナレッジの編集は Office Word を利用して行います。 以下の環境をサポートしています。  How to Add Knowledge to a Management Pack http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh212900.aspx *組織ナレッジを編集するためのSCOM2012 の管理コンソールは32Bitのコンピューターにインストールされている必要があります。 * サポートするMicrosoftOffice Wordのエディション MS Office Word 2003 MS Office Word 2007 MS Office Word 2010 (Word 2010 については 32Bit バージョンの Professional Edition のみがサポート対象になります。) *Microsoft Visual Studio  Tools for the MicrosoftOffice System Visual Studio Tools については、いずれのバージョンでも「VisualStudio…


[DPM 2012] DPM 2012 SP1 における Hyper-V バックアップのロードマップ

System Center 2012 DPM (以下 DPM 2012) の CTP2 (※) がリリースされました。 Announcing the Availability of System Center 2012 CTP2 ? Data Protection Managerhttp://blogs.technet.com/b/dpm/archive/2012/06/15/announcing-the-availability-of-system-center-2012-ctp2-data-protection-manager.aspx ※ CTP とは、コミュニティ テクノロジ プレビュー、つまり完成版ではない評価版の位置づけですので、実運用環境に用いることが出来ませんし、CTP1 からのアップグレードも出来ず、RTM (リリース版) へのアップグレードも保証されません。あくまで新機能を事前に試用されたいお客様向けのリリースとお考え下さい。 さて、DPM 2012 SP1 では、次期 Windows Server OS である Windows Server 2012 における、CSV 2.0 に対してのバックアップ機能が追加されています。 現在の Windows Server 2008 R2 における CSV のバックアップというのは様々な考慮点や、パフォーマンス面の制約があったりと、なかなか苦慮されている事と存じますが、Windows Server 2012…