作成したルールやモニターをフィルター処理を行うための式について

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の久保です。 今回はSystem Center 2012 R2 Operations Manager (SCOM) での、イベント監視ルールやモニターのフィルター処理を行うための式について説明します。 イベント ログを監視するために作成するルールやモニターでは、どのような条件のイベント ログを検知するのかを設定するために、フィルター処理をする式を作成します。 この設定がわかりづらいとの声を頂くことがありますので、例を用いて、説明したいと思います。 例) ”ルール: イベントのレベルが警告で、イベントID: 100 または 101 のイベントを抽出する” を作成する まずはじめに、間違いやすい例を説明します。 図1 のような設定をした場合について考えます。 図1 では、イベントID は「OR」で繋ぐからと考えた時に設定してしまいがちな構成です。 図1 ここで、図1 の[式の構造] を確認します。(図2) 図2 以下は、図2 の展開された式を書きだしたものです。 ———-図2———- ( ( イベントのレベル 次の値と等しい 警告 ) AND ( ( イベント ID 次の値と等しい 100 ) OR…


SQL Server 2014管理パックおよび言語パックのインポートについて

こんにちは。日本マイクロソフトの黒田です。   System Center Operations Manager (以下、SCOM)では、監視対象として Active Directory や SQL Server などを監視することが可能です。 そういった監視対象を設定するためには事前に対象となる機能や製品の「管理パック」をインポートする必要があります。   この「管理パック」は SCOM 2012 R2 の場合、先に英語版の管理パックをインポートした後に日本語の言語パックをインポートする手順が必要です。   今回は、SQL Server 2014 用の管理パックと共に提供されている言語パックのインポート手順について注意点があるので、案内したいと思います。     SQL Server 2014 の場合、最新版の英語版の管理パック (Version 6.6.0.0) をインポートした後に日本語の言語パック (Version 6.5.4.0) をインポートしようとするとエラーとなり失敗します。   原因はインポート済みの管理パックの中に日本語の言語パックが参照しようとしている要素がないためです。 日本語の言語パック (Version 6.5.4.0) をインポートする際に、インポート済の英語版の内容を確認するのですが、英語版管理パック内に、日本語の言語パックの内容に対応する要素が存在しないためにエラーを出力しています。   回避するためには、インポート済みの管理パックをいったん削除し、1つ前のバージョンの英語版の管理パック (Version 6.5.4.0) を先にインポートする必要があります。 その後、日本語の言語パック(Version 6.5.4.0)および最新の英語版の管理パック (Version 6.6.0.0) のインポートを行います。   ※お手元に…


SCOM 2012 R2 での Windows テキスト ログ監視の設定方法

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の久保です。 System Center 2012 R2 Operations Manager (SCOM) 上にある、テキスト ログの監視の設定方法についてお伝えいたします。 SCOM では、テキスト ログの監視を行うことができます。 テキスト ログは、アプリケーションがイベント情報を記録するために使用するテキスト ファイルです。 テキスト ログは、“一般的なテキスト ログ (所謂、テキスト ファイル)” と “一般的な CSV テキスト ログ (所謂、CSV ファイル)” のいずれかとして定義されます。 テキスト ログに特定の文字列が出力されたことを受けてアラートを発生したり、出力された文字列をイベントとして収集および一覧表示したりといったことが可能です。 今回ご紹介する設定により、テキスト ログに含まれる特定の文字列のヘルス状態を指定することができ、オペレーション マネージャーから監視することができます。 今回は、一般的なテキスト ファイル(.txt) に出力される、特定のアプリケーション のログを監視するためのモニターの作成手順を紹介いたします。 テキスト ファイルの中に”エラー” という文字列が含まれている場合には 「重大」、”情報” という文字列が含まれている場合には「健全」 と検出するように、ヘルス状態の指定をします。 作成したモニターは”監視” ウィンドウから監視することが可能です。 以下、モニターの作成手順です。 ========== 手順 ==========…


System Center 2012 R2 Operations Managerにおける、SQL Server 2014のサポートが開始されました。

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の久保です。 タイトルの通り、System Center 2012 R2 Operations Manager (SCOM 2012 R2) において、SQL Server 2014 Enterprise, Standard 64-bit (SQL Server 2014) のサポートが開始されました。 SQL Server 2014 を使用する場合の注意点が2点公開されておりますので、お知らせいたします。 1. SCOM 2012 R2 をセットアップする際、データファイルの保存先として、クラスター構成になっているSQL Server 2014 のクラスター共有ボリュームを指定することはできません。 [回避策] SQL Server 2014 を物理サーバーに展開し、次にデータベースをクラスター共有ボリュームに移動させてください > 移動、オペレーション データベース https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh278848.aspx * データベースの移動方法が記載されております。 2. SQL Server Reporting Servicesは、 セキュリティ拡張機能の影響によりアップグレードを行うことができません。 [回避策] SCOM のレポート サーバーをアン インストールし、ResetSRS.exe…