System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 での SQL Server 2008 R2 のサポート状況 及び アップグレード方法について

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の三輪です。     System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 をお使いのお客様の中には、SQL Server 2005 Express Edition をお使いの方も多くいらっしゃるかと思います。 しかしながら、SQL Server 2005 は、2016 年 4 月 12 日に延長サポートが終了する予定です。 そのため、サポート終了となる SQL Server 2005 から、SQL Server 2008 R2 へのアップグレードをお考えのお客様も増えてきているのでは?と考えております。   『SQL Server Upgrade – サポート終了のお知らせ』 https://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/Solutions-SQL-Upgrade.aspx       そこで、SCVMM 2008 R2 及び SCVMM 2008…


VMM Tips. リモート管理

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の益戸です。 師走のお忙しいなか、いかがお過ごしでしょうか。 システムセンターサポートチームも、年末年始を気持ちよくお客様に迎えていただくべく、全力でお問い合わせに注力しております。 VMM をご利用いただくお客様から、良く聞かれるリモート管理について今回はご紹介します。 <VMM 管理コンソール vs Hyper-V / フェールオーバークラスターマネージャー> 例えば VM の起動停止。例えば、ISO のマウント。例えば、VM のフェールオーバー。 VMM 管理コンソールでも、フェールオーバークラスターマネージャーからでも問題なくできます。 もちろん、技術的にはどちらから実施いただいても構いません。 しかしながら、VMM 以外から実行すると、まれにステータスの不整合が発生します。 例えば、クラスターのノードが VMM 管理コンソールと、クラスターマネージャー上の表示が異なる等が発生します。 そんな時は、以下で情報更新をすることで整合性を取る事ができます。 <Hyper-V ホストに対して> ※ 最新の情報に更新 = Hyper-V ホストサーバーのプロパティ情報を最新に更新します。 ※ バーチャルマシンの更新 = Hyper-V ホストサーバーがホストしている仮想マシンの一覧を更新します。 <仮想マシンに対して> ※ 仮想サーバーのプロパティ情報を更新します。 なるべく、不整合が起きないようにということで、以下のような KB もご案内しております。 System Center Virtual Machine Manager 2008 R2…


Windows Azure Pack からの仮想マシンの展開と過剰コミットについて

日本マイクロソフト System Center Support Team の宮崎です。今回は、Windows Azure Pack (以下、WAP) と System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager (以下、SCVMM) を組み合わせた環境における仮想マシンの展開を行う際の制限に関して紹介します。   WAP は、Windows Server 2012 R2 から導入された新機能です。SCVMM や SQL Server 、Hyper-V 、と組み合わせることで、プライベート クラウド環境を構築することができます。また、Microsoft Azure と同じインターフェースを提供します。   “Windows Azure Pack” http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/products-Windows-Azure-Pack.aspx   “Windows Server 用 Windows Azure Pack” https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn296435.aspx   さて、WAP と SCVMM を組み合わせて仮想マシンを展開する際、”過剰コミットのため仮想マシンが作成できません” というエラーが表示される場合があります。この状態では、WAP からこれ以上仮想マシンを展開することはできません。このような状態になる理由は、メッセージにある通り、仮想マシンを展開する先の Hyper-V…


SCVMM の証明書が有効期限切れとなったときの対処方法について [2018/12/25、2019/2/6 一部追記、修正]

日本マイクロソフト System Center Support Team の宮崎です。今回は、System Center 2012 Virtual Machine Manager 、System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager SP1 、System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager (以下、まとめて SCVMM) の使用する証明書が期限切れとなった場合や、何らかの理由で削除されてしまった場合の対処方法をご案内します。   <2018/12/25 追記> ※ 証明書の有効期限が切れる前においても本手順にて証明書の更新、再発行が可能です。 ※ 各証明書の更新対象のサーバーにて証明書を削除し、SCVMMサーバー上にてコマンドを実行して証明書の更新を行います。 ※ 証明書の再作成手順を実行してもフェイルオーバークラスター、Hyper-V、仮想マシンの動作に影響はありません。 ※ SCVMM サーバー、Hyper-V サーバーいずれの証明書においても以下手順は共通して利用可能です。またその場合、作業順序は特にありません。   <2019/2/6 追記> 証明書が失効時した場合に、ジョブエラーにて表示されるエラーコードとして、以下があげられます。   2912 / 0x80072F05   特に 0x80072F05 は ERROR_INTERNET_SEC_CERT_DATE_INVALID…


VMM 2012 R2 Update Rollup を適用する際の注意点

こんにちは。日本マイクロソフトの益戸です。 いよいよ、UR7 の公開も近づいてまいりましたが、UR7 を適用いただく際の注意事項について、お伝えしたいと思います。 Update Rollup を適用いただく事で、さまざまな新機能や新しい OS のサポートが増えるなどのメリットが多くある一方で、適用後に何らかの機能に不具合が発生する可能性もございます。 安心して、Update Rollupを適用いただく為に、この度 Update Rollup のインストールやアンインストール等について公開技術情報を作成いたしました。   How to install, remove, or verify update rollups for Virtual Machine Manager 2012 R2 https://support.microsoft.com/en-us/kb/3066343   主な注意点としては、以下の 3 点です。   ———————————————————————– 1. インストール前に必ず VMM Database をバックアップする ———————————————————————– Update Rollup では、インストールの際に自動的に VMM Database の更新を実施します。 アンインストールでは、更新したデータベースのロールバックを実施しない為、事前のバックアップが重要となります。   ———————————————————————– 2. コンソール用の更新プログラムも併せて適用する ———————————————————————– VMM…


VMM 2012 R2 UR 6 管理コンソールの問題について

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の益戸です。 2015年4月28日に System Center 2012 R2 向けに Update Rollup 6 (UR6) がリリースされました。 この UR6 には、VMM 向けの修正も含まれています。しかし、この修正を日本語環境に適用した際に、仮想マシンの作成ウィザードが以下のエラーにて失敗する問題が報告されています。表示されるエラー メッセージだけからは、どのような原因でエラーが発生しているのかを確認する事が難しい状況となります。もし、UR 6 を適用した環境で以下のエラーが発生する場合、別途公開している修正プログラムを適用する事で状況が改善します。こちらの事象が発生した際の参考にしてください。 [出力エラー]予期しないエラーが発生しました。もう一度ページにアクセスしてください。  [UR のバージョン確認]VMM の上部ツールバーより、バージョン情報を選択します。  バージョンが、3.2.8002.0 の場合は、UR6 が適用されています。  [修正プログラム適用手順]UR 6 が適用されている環境であった場合、以下の手順にて、Hotfix を適用してください。なお、適用先は、VMM 管理コンソールが導入されたすべてのサーバーおよび、コンピューターです。 1. 以下の技術情報より、修正プログラムを取得します。“Localized Virtual Machine Manager Administrator Console doesn’t connect after you install VMM 2012 R2 Update Rollup 6 ”http://support.microsoft.com/en-us/kb/3065235…


System Center 2012 (R2) Virtual Machine Manager の VMware 仮想マシン変換について

こんにちは。日本マイクロソフトの福田です。       今回は、System Center 2012 (R2) Virtual Machine Manager(SCVMM) にて、VMware の仮想マシンを Virtual to Virtual(V2V) で変換する際の制限事項についてご紹介いたします。 SCVMM 2012 (R2) にて、VMware の仮想マシンを変換する際、対象の仮想マシンにてスナップショットが取得されている場合に、サポートされていないファイル形式が指定されたことを示すエラー ID 13234 にて処理が失敗いたします。 これは、VMware の仮想マシンにてスナップショットを取得すると、仮想ディスク(VMDK)ファイルのフォーマットが、SCVMM にて変換可能なフォーマットではなくなってしまうために発生する現象となります。※スナップショットを取得すると、VMDK ファイルの内部形式が vmfs 形式から vmfsSparse 形式に変化いたします。  こちらの問題への対処方法としては、SCVMM での変換を実施する前に、予め対象仮想マシンのスナップショットを削除してください。 ~ 参考情報 ~How to Use VMM to Convert VMware Virtual Machines to Hyper-V (V2V)http://technet.microsoft.com/en-us/library/gg610672.aspx New-SCV2Vhttp://technet.microsoft.com/en-us/library/hh801497.aspx 変換可能な VMware 仮想ディスク フォーマット monolithicSparse monolithicFlat vmfs twoGbMaxExtentSparse…


System Center 2012 Virtual Machine Manager のサービスが起動できない現象について

こんにちは。日本マイクロソフトの福田です。       今回は、System Center 2012 Virtual Machine Manager の System Center Virtual Machine Manager サービスが起動できない問題について紹介します。 System Center 2012 Virtual Machine Manager (SCVMM 2012) および、System Center 2012 SP1 Virtual Machine Manager (SCVMM 2012 SP1) を、管理対象となる Hyper-V ホスト、仮想マシンが比較的多い環境にてご利用いただいている際、System Center Virtual Machine Manager サービスの起動に失敗する場合があります。 この問題は、管理対象のパフォーマンス情報をデータベースに格納する際、各エントリーに付与される ID 番号が最大値に達することによりその後のエントリーが記録できなくなるために、System Center Virtual Machine Manager サービスの起動に失敗します。 この問題は、既に、System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager(SCVMM…


システム センター 2012 R2 の Virtual Machine Manager の更新プログラムのロールアップ 5 のプレビューをお試しいただけます。

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の益戸です。 先日、System Center 2012 R2 の最新版ロールアップ 4 がリリースされました。 加えて Virtual Machine Manager では、既に次の更新プログラムである ロールアップ 5 のプレビュー版をダウンロードいただく事が出来るようになりました。 システム センター 2012 R2 の Virtual Machine Manager の更新プログラムのロールアップ 5 のプレビューhttp://support.microsoft.com/kb/3011473 もちろん、プレビュー版となりますため、本番環境へは適用いただく事ができません。しかしながら、次の更新プログラムにて追加される機能や修正予定の問題について、その有効性を事前に確認いただく事ができます。Azure Site Recovery(ASR) を利用したサイト間でのストレージ・ボリュームのフェイルオーバーテストなど、Azure と連携する機能も含まれておりますので、ぜひテスト環境にてお試しください!!


SCVMM 2008/2008R2 でライブラリ共有名の制約について

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の益戸です。 今回は SCVMM 2008/2008R2 のライブラリ共有名に関連して、SCVMM が正常に動作しなくなる事象をご紹介します。 SCVMM では、ライブラリサーバーのライブラリ共有時に、Windows のファイル共有を利用しています。 既定では、「MSSCVMMLibrary」というライブラリ共有が SCVMM サーバー上に作成されます。 しかし、場合によっては、ライブラリ サーバーを別サーバーにしたり、「MSSCVMMLibrary」以外を設定するケースもあると思います。 Windows のファイル共有の制限で、特殊文字( * や >、| など)はもちろん使えないのですが、その他にもライブラリ サーバー名に使用されている文字をライブラリ共有名に使用すると、一部の機能が使えなくなる場合があります。 [事象] ライブラリ サーバー名に使用されている文字のライブラリ共有名のライブラリに対して仮想マシンを作成できない。 [原因] ライブラリ サーバーに仮想マシンを保管する処理の中で、UNC パス名から実際のパスへ変換して仮想ディスクを保管します。 この、UNC パス名から実際のパスへ変換する処理に問題があり、当該ライブラリ内に仮想マシンを作成できないという現象が発生します。 例えば、”\\SCVMM\V” の実際のパスを “N:\Share” とした場合、”\\SCVMM\V\TEST.vhd” から共有名 “\\SCVMM\V” をライブラリサーバー上の実際のパス “N:\Share” に変換して、保管ファイルのフルパスとして “N:\Share\TEST.vhd” という文字列を生成しようとします。 しかし、実際の処理の中では、ファイル共有名の ”V” を区切り文字として使ってしまい、”\\SCVMM” と “\V\TEST.vhd” に分けられてしまいます。 その結果、保存先のファイルとして、誤った保管先のファイル名を “N:\Share\V\TEST.vhd” 生成してしまい、結果としてジョブが失敗します。 [対応方法] ライブラリ…