DPM のテープコロケーションについて


こんにちは。日本マイクロソフト System Center Support Team の益戸です。

今回は、DPM のテープコロケーションについてご紹介します。

 

DPM では、ディスクバックアップの他に、長期保管用のバックアップとして、テープ装置や、Azure へのバックアップが可能となります。日本では、まだまだ物理的な保管としてテープを採用いただく事も多いと思います。

 DPM では、基本的には 1 つの保護グループに対して、その保護グループ専用のテープを使用する動作となります。しかしながら、テープへのバックアップ容量などから、いくつかの保護グループをまとめて同じテープに保管したいというシナリオもあるかと思います。

その際は、以下の手順にてテープのコロケーションを有効化してください。

 

1. DPM 管理コンソールから [使用の最適化] を選択します。

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2. テープ最適化のセットアップにて、[作成] を選択します。

ここで作成された保護グループのセットにて同じテープに配置させたい保護グループを指定していきます。

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3. 詳細設定にて、より細かいコロケーション設定が可能となります。

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4. 詳細パラメータを設定します。

コロケーション パラメーターについては後述いたします。

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8. すべてのパラメーターをすれば、設定は完了となります。

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<コロケーション パラメーターについて>

書き込み範囲については、テープへのデータ追記許可期間となります。

この期間が過ぎた場合、保有期間が過ぎない限りテープへは追記は行われません。

 

期限の許容範囲については、テープが期限切れとみなされるまで、テープに期限切れの回復ポイントを残せる最長期間となります。

 

通常、コロケーションを使用しない場合、一つの保護グループに対して専用のテープが割り当てられます。

その為、保護グループ内にて、保有期間を x 週や、x 月と指定します。

この保有期間を過ぎると、対象のテープは期限切れとなり、DPM にて再利用が可能な状態となります。

 

コロケーションを利用する際には、複数の保護グループの保有期間が混在する形となり、保有期間も保護グループにより差異が発生します。

その際に、先に切れた回復ポイントをテープ自体が期限切れとなるまで利用可能とするかどうかを設定しています。

具体的に図解すると、以下の通りとなります。

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テープは運用コストとしては、それなりにかさむ部分となります。

これらの機能を組み合わせることによって、より効率的にテープをご利用いただければ幸いです。

 


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