Operations Manager 2012 のコマンドレッドについて

 こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の久保です。

今回は海外のブログに記載されていた、Operations Manager (SCOM) のコマンドレットについて、ご紹介いたします。

Operations Manager Shell から “Get-Help about_OpsMgr_Cmdlet_Names” コマンドを実行することで、SCOM 2007 で使用されていたコマンドレットと、SCOM 2012 で使用されるコマンドレットを比較することが可能です。

例えば、SCOM 2007 の時とは名前が変更されたコマンドレットの比較や、SCOM 2012 で新たに増えたコマンドレット、また、SCOM 2012 では使用できないSCOM 2007 のコマンドレットの等を一覧として表示させることが可能です。

以下では、実際に“Get-Help about_OpsMgr_Cmdlet_Names” コマンドを実行した結果の表示について、簡単にご紹介いたします。

図1 では、SCOM 2012 とSCOM 2007 におけるモジュール名の違いが記載されています。
また、SCOM 2012 から新たに加わったコマンドレッドの一覧が表示されます。


図1 : コマンド実行結果の画面ショット

図2 では、SCOM 2007 とSCOM 2012 でコマンドレットの名前が変化したという事が対比して表示されています。


図2 : コマンド実行結果の画面ショット

図3 では、SCOM 2007 では使用されていたが、SCOM 2012 では使用されていないコマンドの一覧が表示されています。


図3 : コマンド実行結果の画面ショット

 

今回はSCOM 2012 のお話をしましたが、本内容はSCOM 2012 R2 においても同様に確認を行うことが可能です。

また、以下は本内容について記載されている海外のBlog です。“Get-Help about_OpsMgr_Cmdlet_Names” コマンドの実行結果を一覧で確認できるようになっています。

> Everything you want to know about the OM12 Cmdlets
https://blogs.technet.com/b/stefan_stranger/archive/2011/11/26/everything-you-want-to-know-about-the-om12-cmdlets.aspx

以上です。よろしくお願いいたします。