System Center 2012 Configuration Manager の資産インテリジェンス レポートにおいて Adobe Reader X (10.1.12) の製品名が Adobe Reader XI と表示される問題の対処方法


こんにちは。日本マイクロソフト System Center Support Team です。

 

本日は、System Center 2012 Configuration Manager の資産インテリジェンス レポートにおいて、

Adobe Reader X (10.1.12) の製品名が Adobe Reader XI と表示される問題の修正方法をご案内いたします。

 

 

■ 現象の説明

 

以下のレポートを実行すると、資産インテリジェンスによりインベントリされたソフトウェア情報を確認可能です。

[資産とコンプライアンス] – [資産インテリジェンス] – [インベントリされたソフトウェア]

 

しかしながら、このレポートにおいて Adobe Reader X (10.1.12) が Adobe Reader XI と誤って表示されます。

その原因は、マイクロソフトがリリースしている資産インテリジェンス カタログの情報に誤りがあるためです。

具体的には、カタログ内にて Adobe Reader X (10.1.12) という製品の CommonName として Adobe Reader XI が指定されております。

そのため、レポートでは Adobe Reader X (10.1.12) が Adobe Reader XI という製品名で誤表示される結果となります。

 

 

 

■ 本現象の影響範囲について

 

上記の事象は資産インテリジェンス カタログの製品情報が正しい値となっていないことが原因です。

データベース全域にわたって不整合が発生しているわけではございません。

従いまして、システム全体の動作には問題は無く、資産インテリジェンス レポートの表示以外には影響いたしません。

 

 

対処方法

 

以下の対処方法がございます

 

【対処方法】 LU_SoftwareList_Local テーブルにレコードを作成する

 

 

[対処の概要]

 

製品名表示の変更の影響を最小限に抑えるためには、レポートが参照する情報を上書きする必要があります。

資産インテリジェンス カタログのデータはサイト データベースの LU_SoftwareList テーブルに格納されておりますが、

このテーブルはユーザーによって操作されることを想定しておりません。

そのため、このテーブルへの変更は推奨されません。

 

一方で、LU_SoftwareList_Local テーブルは管理コンソールでの操作で編集されることを想定したテーブルです。

そして、LU_SoftwareList_Local テーブルに該当するソフトウェア情報が存在する場合には、そちらのデータが優先して表示されます。

すなわち、このテーブルに上書きしたいソフトウェアの情報を格納したレコードを作成すれば、LU_SoftwareList テーブルを編集することなく今回の問題に対処可能です。

また、仮に資産インテリジェンス カタログの同期を再度行ったとしても、それにより修正結果が上書きされることはございません。

 

※ 弊社環境にて動作確認は行っておりますが、データベースの直接編集は製品としてサポートされる操作ではないため、安全のためにデータベースのバックアップを取得してから編集をご実施ください。

 

 

[対処手順]

 

SQL Server Management Studio を使用して LU_SoftwareList_Local テーブルに以下の行を追加します。

 

・SoftwareID : 34BEB4DA-29ED-435C-8C4B-400C565B6EF9

・SoftwarePropertiesHash : 257e0618495bf94e0e8ba68d6695a78be7f7638dbdf1ef247870e47a43929a53

・CommonName : Adobe Reader X

・LastUpdated : 2015-06-10 20:24:17.000

・IsDeleted : False

※ 34BEB4DA-29ED-435C-8C4B-400C565B6EF9 は Adobe Reader X (10.1.12) のソフトウェア ID です。

※ 上記以外のプロパティは指定する必要はありません。

※ LastUpdated の値は任意の時刻で構いません

 

  

クエリでレコードを挿入する場合は、サイト データベースに対して以下のクエリを実行します。

INSERT INTO LU_SoftwareList_Local (SoftwareID, SoftwarePropertiesHash, CommonName, LastUpdated, IsDeleted) VALUES (’34BEB4DA-29ED-435C-8C4B-400C565B6EF9′,’257e0618495bf94e0e8ba68d6695a78be7f7638dbdf1ef247870e47a43929a53′,’Adobe Reader X’,’2015-06-10 20:24:17.000′,’False’)

 これにより、Adobe Reader X (10.1.12) の製品名が Adobe Reader X と正しく表示されるようになります。

※ 2015/8/3 追記

Adobe Reader X (MUI) についても修正を行うためには、以下の 2 つのクエリも追加で実行してください。

INSERT INTO LU_SoftwareList_Local (SoftwareID, SoftwarePropertiesHash, CommonName, LastUpdated, IsDeleted) VALUES (‘517D2C66-D54A-41C2-9897-78EB08D2878C’,’c7c03828f2317533d2971e66bacaa1aff51846dcf651fd3c88710be498a7e053′,’Adobe Reader X MUI’,’2015-06-10 20:24:17.000′,’False’)

 

INSERT INTO LU_SoftwareList_Local (SoftwareID, SoftwarePropertiesHash, CommonName, LastUpdated, IsDeleted) VALUES (‘95689D8F-45B7-46D8-A421-2E0C35B86E32′,’41f9aa9f1aa4c10139db2694ddefee118210ac5b874ff3a474cf269f67a9772d’,’Adobe Reader X MUI’,’2015-06-10 20:24:17.000′,’False’)

  


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