Virtual Machine Manager と App Controller を同じマシンに導入する際の注意点について



こんにちは。日本マイクロソフト System Center Support Team の益戸です。

今回は、System Center 2012 Virtual Machine Manager (以下、SCVMM 2012) と System Center 2012 App Controller (以下SCAC 2012) を同じマシンに導入する場合に、
ご注意いただきたいポイントについてご案内します。

SCVMM 2012 と SCAC 2012 は、別々のマシンに導入する構成を推奨していますが、同一のマシンに導入する場合は、TCP 443 番ポートを共有させないようにする必要があります。
これは SCVMM 2012 と SCAC 2012 が 共にHTTPS を利用しており、それぞれ別々の証明書を使用するためです。
SCVMM 2012 と SCAC 2012 の両方について、既定の通りに 443 番ポートを指定してしまうと、一つのポートに対して一つの証明書しかバインドできない為、証明書が競合してしまいエラーが発生します。
証明書の競合を避けるため、インストール時に SCVMM 2012 か SCAC 2012 のどちらかを、未使用の443 番ポート以外(32768 番未満のポート)を指定して導入してください。

SCVMM 2012 のポートを443 番以外とする場合
– SCVMM 2012 セットアップ時に、「ホストおよびライブラリ サーバー上のエージェントへのファイル転送(F)」のポート番号を既定値の 443 以外に変更します。

 


SCAC 2012 のポートを443番以外とする場合
– SCAC 2012 セットアップ時に、HTTPS 用のポート番号を既定値の 443 以外に変更します。

 

なお、インストール後に SCVMM 2012 のポート番号を変更する場合は、以下の手順にて変更が可能です。

1. SCVMM サーバーへログインし、レジストリエディターを起動します。
2. 以下のサブキーを展開します。
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft System Center Virtual Machine Manager Server\Settings
3.  BITSTcpPort を選択し、443 以外のポート (8500 など、使用していない32768 未満のポート) を設定します。
4.  設定を反映する為、サービス「Virtual Machine Manager service」を再起動します。


SCAC 2012 以外のアプリケーションについても、443 番ポートで証明書が競合した場合、SCVMM 2012 は以下のエラーを出力します。

エラー (2912)
<対象サーバー名> サーバーに接続しようとしたときに内部エラーが発生しました: NO_PARAM: NO_PARAM。

WinRM: URL: [http://<対象サーバー名>:5985], Verb: [INVOKE], Method: [GetError], Resource: [http://schemas.microsoft.com/wbem/wsman/1/wmi/root/microsoft/bits/BitsClientJob?JobId={DF4D0953-4DD9-42F3-8200-335D29F12B91}]

Unknown error (0x80072f0d)

推奨される操作
サーバー <対象サーバー名> に WS-Management サービスがインストールされ、実行されていることを確認してください。詳細については、コマンド “winrm helpmsg hresult” を使用してください。
<対象サーバー名> が、ホスト/ライブラリ/更新サーバーまたは PXE サーバー ロールである場合は、VMM エージェントがインストールされ、実行されていることを確認します。
詳細については、http://support.microsoft.com/kb/2742275 を参照してください。


※ この注意点に関する情報は以下 URL で公開しています。
“Information about installing Virtual Machine Manager and App Controller on same computer”
http://support.microsoft.com/kb/2933853

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


Comments (0)

Skip to main content