[Updated 10/10] KB 2775511 を適用した際に SCOM 管理サーバーもしくは SCOM エージェントにおいて問題が起きることがあります。


日本マイクロソフト System Center Support Team の宮崎です。今回は残念ながら、修正プログラム (KB2775511) 適用後に発生しうる問題についての情報です。
2013 年 3 月に公開された KB 2775511 を System Center Operations Manager 2007 R2 (以下、SCOM 2007 R2) 、もしくは System Center 2012 Operations Manager (以下、SCOM 2012) の管理サーバーや監視対象コンピューターに適用すると問題が起きることがあります。本問題が発生しうる修正プログラムの情報は以下の URL で公開しています。

“Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 用のエンタープライズ修正プログラムのロールアップについて”
http://support.microsoft.com/kb/2775511

本KBに記載されている修正の一部が SCOM の動作に影響し、以下のような問題が起きることが報告されています。

1. 管理サーバーの状態がグレー表示となる。
2. 監視対象コンピューターの状態がグレー表示となる。
3. Operations Manager イベント ログに一切イベントが出力されなくなる。
4. 大量のアラートが出力される。
5. モニタの状態変更が頻繁に発生する。

– 回避方法について
この問題に関しては、KB 2775511 をアンインストールすることで回避することができます。現時点で、これ以外の対処方法は現時点では判明していません。もし SCOM 2007 R2 もしくは SCOM 2012 の管理サーバーに当該修正プログラムをインストールしている場合には、早急にアンインストールを検討してください。また今後インストールする予定がある場合には、最終的な状況が確定するまでお待ちいただくことを推奨します。
なお監視対象コンピューターについても、なるべくこちらの修正プログラムの適用は避けて頂くことを推奨します。ただし、今回の問題は負荷が高い状況で顕在化することが判明しているため、負荷の高くない環境であれば適用しても問題が発生しない可能性があります。具体的にどの程度の負荷で問題が顕在化するかについては、ハードウェアのスペックや監視項目の内容等によって異なるため、適用する場合には事前に十分検証を実施してください。

 

– Update 

本問題については、今週リリースされた OS のパッチを適用することで解消します。WU/MU もしくは手動にて KB 2882822 を適用した上で、KB 2775511 を適用してください。

 

“Software Update Services および Windows Server Update Services におけるコンテンツの変更について (2013 年)”

http://support.microsoft.com/kb/894199

 

“更新は、Windows 埋め込まれた標準的な 7 SP1、Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 に ITraceRelogger インタ フェースのサポートを追加します。”

http://support.microsoft.com/kb/2882822

 

 – Update

 本問題は OS に含まれる Advapi32.dll に起因して発生していました。従いまして、KB 2882822 や KB 2878378 もしくはそれ以降の修正プログラムを適用して、Advapi32.dll のバージョンを 6.1.7601.22436 よりも高いものにすれば発生を予防することができます。

 

 

 

 

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。

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