SCCM 2007 ご利用環境下の WSUS サーバー (ソフトウェア更新ポイント) で大量の改訂を同期した際の影響について


 

こんにちは。システムセンターサポートの森です。

2012 年 11 月以降、SCCM 2007 ソフトウェア更新で展開中の更新プログラムが突然赤アイコンとなり展開できなくなるというお問い合わせが増えております。

そのため、SCCM 管理者様への注意喚起を目的に、以下のポストを緊急リリースいたします。

 

■ はじめに

 

- WSUS サーバーに大量の改訂版が同期される動作について

 

2012 年 10 月以降、KB2734608 (SP2)を適用したWSUS サーバーでMicrosoft Update と同期処理を実行すると、大量の更新プログラムのリビジョン改訂版が同期されます。(*)

WSUS サーバーが同期対象とする製品、クラス、言語にもよりますが、1,000 - 3,000 程度の改訂版が一度に同期される場合があります。
弊社検証環境の WSUS サーバーで 11/8 に同期を行った際は 2091 個の改訂が同期されました。


(*) 大量同期の詳細理由については以下弊社 Blog サイトをご参照ください。

 

「WSUS サーバーに大量の改訂版が同期された」(日本語サイト)

< http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2012/11/07/many-new-revisions-of-updates.aspx >

 

「Support Tip: Many new revisions of updates may be downloaded by the WSUS server」(英語サイト)

< http://blogs.technet.com/b/sus/archive/2012/10/31/support-tip-many-new-revisions-of-updates-may-be-downloaded-by-the-wsus-server.aspx >

 

 

SCCM 2007 ソフトウェア更新の機能をご利用いただいている環境で、これまで正常に SCCM 経由で展開できていた更新プログラムが、突然インストールに失敗し始めたなど兆候がみられた際には、上記リビジョン改訂の影響の可能性が考えられます。
はじめに SCCM 管理コンソールにて後述の症状 (a),(b),(c)の発生有無をご確認をいただき、該当している場合には続いて記載の対処 (1), (2) をご実施いただきますようお願いいたします。

 

■ 症状

 

SCCM 2007 ソフトウェアの更新機能を使って更新プログラムを展開していた環境で、リポジトリの同期(カタログの更新)を契機にリビジョン改訂の情報が SCCM サーバー側にアップデートされると次の症状が発生いたします。

 

(a). 該当の更新プログラムが赤アイコン   で表示され展開ができなくなる。

(b).該当の更新プログラムの [ダウンロード済み] ステータスが "いいえ" になる。

(c). 該当の更新プログラムが展開パッケージの設定から削除される。

     (展開管理には更新プログラムは赤アイコンで残ります。)

 

<< KB2734608 適用前の展開パッケージ >>

 

-  展開済みステータス:はい

- ダウンロード済みステータス:はい

<< KB2734608 適用後 / リビジョン改訂後の展開パッケージ >>

 

- 展開済みステータス:はい
- ダウンロード済みステータス:いいえ
SCCM 2007 は、ソフトウェア更新で展開する更新プログラムを自動的にダウンロードいたしません。
一旦、リビジョン改訂で赤アイコンに変わった更新プログラムは、再展開するには手動で展開パッケージに再ダウンロードする対処が必要となります。

 

■ 対処

 

(1). 手動にて更新プログラムを再ダウンロードし改めて展開パッケージに含めます。

「更新リポジトリ」より、該当の更新プログラムを右クリックして、[ソフトウェアの更新のダウンロード] をクリックします。
更新のダウンロード ウィザード」を進め、展開パッケージへのダウンロードを行います。
ダウンロードが完了したタイミングで、アイコンが緑に変わります。

なお、「更新リスト」をご利用の場合は、該当の更新プログラムを含む「更新リスト」に対して、同様の操作を行うことで、一括で該当更新プログラムの再ダウンロードが可能です。

(2). 当該更新プログラムを含む展開パッケージを「配布ポイントの更新」機能を用いて、改めて配布ポイントに複製します。

※ この際、バイナリ差分レプリケーションを有効にすることで、配布ポイントへの複製データ量を抑える効果も期待することができます。 展開パッケージのファイルサイズが大きい場合には、併せて本機能のご利用をご検討ください。

 

参考情報

「展開パッケージ名のプロパティ :[全般]タブ」

< http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb693956.aspx >

 

■   今後について

更新プログラムのリビジョン改訂作業は現在も続いております。 (11/14 までに完了する予定です。)

そのため、現時点ではリビジョンの改訂がない更新プログラムであっても、11/14 迄の間に変更される可能性はございます。

※ 一度改訂された更新プログラムが、11/14 迄に再度改訂されることは基本的にございません。

セキュリティの脆弱性への対応という緊急の課題のため、SCCM 2007 ご利用ユーザー様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解とご協力をいただけますようお願い申し上げます。

 

 

■ その他 

 

参考情報

「Support Tip: Configuration Manager Client deployment packages may not deploy due to updates having to be re-downloaded」(英語サイト)

< http://blogs.technet.com/b/configurationmgr/archive/2012/11/02/support-tip-configuration-manager-client-deployment-packages-may-not-deploy-due-to-updates-having-to-be-re-downloaded.aspx >

 

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


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