Windows Server Operating System 管理パック (Version 6.0.6958) について

日本マイクロソフト システムセンターサポートの佐々木です。

 10 月にお知らせした SCOM 2007 用 のWindows Server Operating System 管理パックの件について、続報をお知らせします。
本管理パックについては、10/18 にリリースされたバージョンで大半の問題が修正され、残る問題は以下の 2 点となっているとお知らせしまた。

a. アラートの説明欄に、しきい値を下回った時の実際の空き領域の割合や MB 数が出力されなくなる
b. OperationsManagerDW を SQL Server 2005 でホストしている場合、今回の管理パックに付属しているレポートが同期されないことがある

 これらのうち b. については、本管理パック(Version 6.0.6958.0) が SQL Server 2005 をサポートしていないために発生しているものであり、管理パックの問題ではありませんでした。
従いまして、今後もこの動作が変更されることはありません。
この点については、管理パックと併せて公開されている管理パックガイド (OM2007_MP_OS2008.doc) に記載がありますので、ご参照ください。該当する部分を以下に抜粋します。 

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Note
The Microsoft.Windows.Server.Reports Management Pack will only import on systems that use SQL Server 2008 as the Database and is not currently supported on SQL Server 2005.
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SCOM 2007 / SQL Server 2005 の組み合わせで構成された環境を継続的に利用する場合には、最新のWindows Server Operating System 管理パックの利用を控えてください。
利用する場合にはSQL Server 2005 から SQL Server 2008 へ移行して頂く必要があります。

ご注意頂けますようよろしくお願い致します。