Windows Server Operating System 管理パック(Version 6.0.6957) の問題について


日本マイクロソフト システムセンターサポートの佐々木です。

2011/9/30 にリリースされた System Center Operations Manager 2007 用の
Windows Server Operating System 管理パック(Version 6.0.6957)について複数の問題が報告されております。

具体的には「A. 論理ディスクの空き領域モニタに関する問題」と「B. レポートに関する問題」が確認されております。
詳細は以下の通りとなりますので、ご確認頂くとともに、ご利用に際しては十分にご注意頂けますようよろしくお願い致します。

なお、問題の一部については現時点でまだ対処策が確定していません。
対処策が完全に確定するまでの間は本管理パック(Version 6.0.6957)の利用については控えて頂くことを推奨致します。
今後も随時本ブログにて情報をアップデート致します。
–>2011年10月20日時点で問題が一部修正されました。くわしくはこちらをご参照ください。

>該当の管理パック
Windows Server Operating System Management Pack for Operations Manager 2007 (Version 6.0.6957)
http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=9296

A. 論理ディスクの空き領域モニタに関する問題
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A-1. ナレッジについて
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製品ナレッジに記載されている既定のしきい値と、実際に設定されている既定のしきい値が異なる。

a. システム ドライブ エラーのしきい値 (MB) 100(誤)→ 300(正)
b. システム ドライブ 警告のしきい値 (MB) 200(誤)→ 500(正)

対処方法 :
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大変お手数ですが、適宜読み替えて下さい。
恒久的な対処方法については現在検討中です。

A-2. アラートの説明欄に表示される内容について
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アラートの説明欄に、しきい値を下回った時の実際の空き領域の割合や MB 数が出力されなくなる。

対処方法 :
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対処方法については現在検討中です。

A-3. Last Sampled Value について
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状態変更イベントに出力される Last Sampled Value が常に 1 となる。

対処方法 :
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対処方法については現在検討中です。

A-4. 上書きの変更失敗について
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以下の 3 つのパラメータのいずれかに対してバージョンアップ以前に上書きを設定していた場合、バージョンアップ後にエラーが発生して上書きを変更する事ができない。

a. DebugFlag
b. タイムアウト (秒)
c. システム ドライブの警告サイズ(MB)しきい値

これらのうち a. および b. については、バージョンアップ後の管理パックで、これらのパラメータが上書き可能に設定されていないためにエラーが出力されます。また c. については、バージョンアップ後のパラメータ名に誤りがあるためにエラーが出力されます。

(誤:バージョンアップ後)
SystemDriveWarningMBytesTheshold

(正:バージョンアップ前)
SystemDriveWarningMBytesThreshold

対処方法 (a. および b のパラメータに対して上書きを設定していた場合) :
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上書きを保存した管理パックをエクスポートし、これらのパラメーターに対する上書きの定義を手動で削除する。

対処方法 (c. に対して上書きを設定していた場合) :
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SCOM 管理コンソールから以前に作成した上書きを一旦削除し、再度上書きを設定する。
または、上書き用の管理パックをエクスポートし、問題のパラメーター値を SystemDriveWarningMBytesTheshold に変更する。

※補足情報
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管理パックから不要な上書きの情報だけを削除する手順は以下のとおりです。
ここでは、例として論理ディスクの空き領域モニタの 3 つのパラメータ(タイムアウト、Debug Flag、システム ドライブの警告サイズ(MB)しきい値)に対する上書きを削除します。

1. SCOM 管理コンソールを開きます。
2. [管理」ペインの [管理パック] ノードに移動します。
3. 上書きの情報が格納されている管理パックを右クリックし、[管理パックのエクスポート] を選択します。
4. [フォルダの参照] ウインドウで保存先を指定し、[OK] を押します。
  (管理パックが、XML ファイルとして保存されます。)

5. 手順 4 で出力した管理パックを、エディタや XML Notepad などで開きます。
6. 以下に記載する文字列を検索します。

a. “タイムアウト” に対する上書き情報を削除する場合
Parameter = “TimeoutSeconds”

b. “Debug Flag” に対する上書き情報を削除する場合
Parameter = “DebugFlag”

c. “システム ドライブの警告サイズ(MB)しきい値” に対する上書き情報を削除する場合
Parameter=”SystemDriveWarningMBytesThreshold”

7. 手順 6 で見つけた文字列を含む <MonitorConfigurationOverride タグと </MonitorConfigurationOverride> タグで囲まれた部分を削除します。(文字列の修正を行う場合には、削除する代わりに SystemDriveWarningMBytesThreshold を SystemDriveWarningMBytesTheshold に変更します。)

例 :
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<MonitorConfigurationOverride ID=”OverrideForMonitorMicrosoftWindowsServer2003LogicalDiskFreeSpaceForContextMicrosoftWindowsServer2003LogicalDisk2b9adf56288b42f6a4051fc41075a425″ Context=”Windows2!Microsoft.Windows.Server.2003.LogicalDisk” Enforced=”false” Monitor=”Windows2!Microsoft.Windows.Server.2003.LogicalDisk.FreeSpace” Parameter=”SystemDriveWarningMBytesThreshold”>
        <Value>200</Value>
</MonitorConfigurationOverride>

     
8. 変更内容を保存してエディタを終了します。
9. SCOM 管理コンソールを開きます。
10. [管理] ペインの [管理パック] ノードを右クリックし、[管理パックのインポート] を選択します。
11. 手順 8 で保存した管理パックを選択してインポートを実行します。

 

B. レポートに関する問題
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B-1. レポート情報の同期について
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OperationsManagerDW を SQL Server 2005 でホストしている場合、今回の管理パックに付属しているレポートが同期されないことがある。
以下の 2 つのエラーのうち、いずれかが出力される。

エラー1.
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Data Warehouse failed to deploy database component. Failed to deploy Data Warehouse component. The operation will be retried.

Exception ‘DeploymentException’: Failed to perform Data Warehouse component deployment operation: Install; Component: Script, Id: ‘8a477b44-6d7b-fef5-beff-b328e34b7400’, Management Pack Version-dependent Id: ‘b7931af6-807c-4780-9a89-c2543de3ffef’; Target: Database, Server name: ‘Server\DB’, Database name: ‘OperationsManagerDW’. Batch ordinal: 1; Exception: Cannot assign a default value to a local variable.

Must declare the scalar variable “@loop”.

Must declare the scalar variable “@loop”.

Incorrect syntax near the keyword ‘FROM’.

Must declare the scalar variable “@loop”.
——————-

エラー 2.
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Data Warehouse failed to deploy database component. Failed to deploy Data Warehouse component. The operation will be retried.
Exception ‘DeploymentException’: Failed to perform Data Warehouse component deployment operation: Install; Component: Script, Id: ‘3a49a530-26a2-c525-35fe-69df5898f150’, Management Pack Version-dependent Id: ‘f652ee20-fdfd-1cb2-5491-c2cc5fb8daa6’; Target: Database, Server name: ‘nvabbst093\SCOMP03’, Database name: ‘OperationsManagerDW’. Batch ordinal: 1; Exception: Incorrect syntax near the keyword ‘with’. If this statement is a common table expression or an xmlnamespaces clause, the previous statement must be terminated with a semicolon.
Incorrect syntax near ‘,’.
Incorrect syntax near ‘,’.
Incorrect syntax near ‘,’.
Incorrect syntax near ‘,’.
Incorrect syntax near the keyword ‘ELSE’.
—————

対処方法 :
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本現象への対処方法は現在検討中です。

B-2. “Performance by utilization” について
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“Performance by utilization” レポートの Logical Disk % Idle time セクションに表示される Idle time の最大値と最小値が逆になっている。

対処方法 :
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大変お手数ですが、適宜読み替えて下さい。
恒久的な対処方法については現在検討中です。

B-3. レポートの実行時にエラーが出力される現象について
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アクセス権限の問題により、レポートを表示しようとした際に以下のエラーが表示されることがある。

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An error has occurred during report processing

Query execution failed for dataset ‘PerfDS’ or Query execution failed for dataset ‘PerformanceData’

The EXECUTE permission was denied on the object ‘Microsoft_SystemCenter_Report_Performace_By_System’, database ‘OperationsManagerDW’, schema ‘dbo’.
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対処方法:
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以下の手順にて必要なアクセス権を設定します。

1. SQL Server Management Studio を起動し、OperationsManagerDW をホストする SQL Server に接続します。
2. [データベース] – [OperationsManagerDW] – [プログラミング] – [ストアドプロシージャ] の順に展開し、[dbo.Microsoft_SystemCenter_Report_Performace_By_System] を見つけます。
3. [dbo.Microsoft_SystemCenter_Report_Performace_By_System] で右クリックし、[プロパティ] を選択します。
4. [権限] のページを表示し、[追加] ボタンをクリックします。
5. “ユーザーまたはロールの選択” 画面にて [参照] ボタンをクリックし、[OpsMgrReader] にチェックを入れて [OK] をクリックします。
6. “ユーザーまたはロールの選択” 画面にて、[OK] をクリックします。
7. “OpsMgrReader の明示的な権限” のリストの内、[Execute] の [許可] にチェックを入れ、[OK] をクリックします。
8. 手順 3 ~ 7 を [dbo.Microsoft_SystemCenter_Report_Performace_By_Utilization] に対して繰り返します。

以上となります。

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。

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