Operations Manager 2007 R2 Management Pack 最新版リリースについて

マイクロソフト株式会社マネージャビリティサポートチームの宮崎です。

Operations Manager 2007 R2 Management Pack の最新版がリリースされました。
以下のサイトからダウンロードすることができます。

Operations Manager 2007 R2 Management Pack
https://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=61365290-3c38-4004-b717-e90bb0f6c148&displaylang=en

既存の機能の一部が更新され、併せて新しい機能が追加されました。
変更内容の概要を以下に記載します。
なお、現時点では英語版のみ公開されていますが、将来的には日本語版もリリースする予定です。

- 主要な変更内容
A. データ発生源を特定するためのレポートの追加
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データベースに格納されているデータの発生源となっている管理パックやワークフローなどを列挙するレポートが追加されました。

B. エージェント ヘルス サービスのリソース利用状況を監視する機能の強化
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エージェント ヘルス サービスのリソース利用状況を監視するために、以下の機能が追加されました。

 a. [Agent processor utilization] モニタは、エージェント プロセスとその子プロセスが CPU を多量に消費していないか監視します。対応方法についてもモニタのナレッジに記載しています。
 b. [Collect agent processor utilization] ルールは、エージェント プロセスの CPU 使用量を収集します。
 c. [Agent Processor Utilization] ビューは、収集したエージェント プロセスの情報を表示します。
 d. [Get the agent processor utilization] タスクは、タスク実行時点でのエージェント プロセスの CPU 使用量を表示します。

C. エージェントのバージョンを監視するモニタの追加
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エージェントのバージョンを定期的に確認し、適切なバージョンではないエージェントについてアラートを生成するモニタが追加されました。

D. OS に適合していないエージェントを検知するモニタ
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64bit OS 上にインストールされた 32bit のエージェントがある場合にアラートを生成するモニタが追加されました。

E. エージェントの状況を一括して確認すためのビュー
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エージェントから収集されたパフォーマンスやエージェントの状況を一括して確認することのできるビューが追加されました。

F. 製品ナレッジの補強
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トラブルシュートの際に参考となるナレッジの情報を追加および修正しました。

詳細な変更内容については、併せて公開している管理パックガイドの [Changes in Version 6.1.7221.0] を参照してください。

- 注意点
こちらの管理パックは、System Center Operations Manager 2007 R2 専用です。System Center Operations Manager 2007 SP1 環境に導入することはできません。