SCOM 2007 コマンド通知の同時実行の上限値について


マイクロソフト株式会社マネージャビリティサポートチームの佐々木です。

今回は通知でコマンドを利用した際の同時実行の上限値についてご説明致します。

SCOMでは「電子メール」「テキストメッセージ」「インスタント メッセージ」「コマンド」など様々な方法を利用してアラートの通知を行うことが出来ます。
この内「コマンド」を利用した通知では、コマンドの実行に際して、コマンド チャンネルというものを利用します。
このコマンド チャンネルの同時実行の上限値は 5 という製品動作上の制限があります。つまり同時に 5 個以上のコマンドを実行することは出来ません。
5 個以上のコマンドが同時に実行された場合は、5 番目以降に関しては破棄されます。
※「同時」はコマンドの実行時間が重なっている期間を意味します。1つのコマンド実行で1つのチャンネルを利用します。

従いまして、仮に5 個以上のアラートが同時に発生し、それぞれに対してコマンド実行の通知が実施された場合は、一部の情報が通知されない結果となる可能性があります。
アラートあるいはイベントで以下のような「非同期応答の上限 (5)」を含むメッセージが出力された場合、
コマンド チャンネルの同時実行の上限数 5 に達し、5番目のコマンド実行が破棄されたことを示しています。

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イベントの種類: 警告
イベント ソース: Health Service Modules
イベント カテゴリ: なし
イベント ID: 21410
日付: 2009/10/13
時刻: 19:52:20
ユーザー: N/A
コンピュータ: XXXXX
説明:
非同期応答の上限 (5) に達したため、プロセスを作成できませんでした。このプロセスはドロップされます。
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上記は製品の動作上の制限となり、現時点ではこの動作を変更する予定はありません。
SCOM 2007 R2 でも同様の動作となります。

補足
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公式な情報ではありませんが、コマンドチャンネルの同時実行の上限値につきましては、レジストリで変更することが可能です。
ただしこちらのレジストリを変更することは、OS のデッドロック(停止状態)などを引き起こす可能性があるため、サポートの対象外となっておりますのでご注意下さい。

 

※2016/06/08追記

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上記の動作は SCOM 2007 の記事になりますが、SCOM 2012 / SCOM 2012 R2 においても挙動に変更はありません。

 

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。

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