SCOM 2007 の Windows 7 および Windows Server 2008 R2 サポートについて


マイクロソフト株式会社マネージャビリティ サポートチームの宮崎です。

SCOM 2007 の Windows 7 および Windows Server 2008 R2 サポートが正式に開始されました。今後は、SCOM 2007 SP1 、SCOM 2007 R2 のいずれについても、エージェントをインストールして監視することができます。また、Windows Server 2008 R2 上には、管理サーバーやゲートウェイサーバーなどをインストールすることもできます。

インストールする場合には、事前に、最新の OS 管理パックをインポートしておく必要があります。最新の管理パック (6.0.6667.0) は、下記のサイトで公開しておりますので、必要に応じて入手してください。なお、現時点で最新の管理パックは英語版のみであり、日本語用のランゲージパックはまだリリースしておりません。ランゲージパックをリリースするまでの期間については、英語表示にて運用してください。

Windows Server Operating System Management Pack for Operations Manager 2007
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=3529D233-5E3E-4B51-8F66-5D6F27005EC3&displaylang=en&displaylang=en


なお、Windows 7 や Windows Server 2008 R2 に SCOM をインストールする際に発生する可能性のある問題がいくつか報告されておりますので、以下にまとめておきます。

A. OS を Windows Server 2008 R2 にアップグレードした場合の問題点
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A1. ルート管理サーバー上の OpsMgr Config Service と OpsMgr SDK Service (R2 では System Center Management Configuration と System Center Data Access) が突然停止する場合がある。

回避策 : 現時点で確実な回避策はありません。修正プログラムをリリースするまでの期間については、ルート管理サーバーを旧バージョンの OS のままで運用するか、Windows Server 2008 R2 に対して SCOM 2007 をクリーン インストールしてください。

A2. AdtServer サービスが起動なくなる。

回避策 : AdtServer サービスの稼働しているコンピューター上で、以下のレジストリの値を変更してください。
レジストリ キーのパス : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ODBC\ODBCINST.INI\SQL Server
値の名称 : Driver
元の値 : %Windir%\System32\Sqlsrv32.dll
変更後の値 : C:\Windows\System32\Sqlsrv32.dll


B. 2008 R2 もしくは Windows 7 上に SCOM 2007 SP1 をインストールした場合の問題点
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B1. 64bit 版の 2008 R2 Core 上に SCOM エージェントをインストールしようとすると失敗する。
回避策 : 以下の作業を実施してください。

1. エージェント インストール先のコンピューターにログインします。
2. 以下のコマンドを実行します。(大文字、小文字も正しく区別して入力する必要があります。)
Start /w ocsetup ServerCore-WOW64
3. OS を再起動します。
4. SCOM エージェントをインストールします。
5. 以下のコマンドを実行します。(大文字、小文字も正しく区別して入力する必要があります。)
Start /w ocsetup ServerCore-WOW64 /uninstall
※ 手順 5 はオプションです。ServerCore-WOW64 をアンインストールしたい場合にのみ実行します。

B2. 2008 R2 もしくは Windows 7 上にエージェントをインストールした場合に、後方互換性スクリプトエラーが出力される。
回避策 : このアラートが出力されることについては、特に問題がないため、無視するかアラートを出力しているルールを無効化してください。SCOM を R2 にアップグレードすることでも回避することができます。

B3. 2008 R2 もしくは Windows 7 上にエージェントをインストールした場合に、イベントログに ID 26017 の警告イベントが記録される
回避策 : このイベントが記録されることについては、特に問題がないため、無視してください。SCOM を R2 にアップグレードすることでも回避することができます。

B4. 2008 R2 もしくは Windows 7 に対するエージェントのプッシュ インストールが失敗する。
回避策 : エージェントを手動インストールして下さい。


C. SCOM 2007 SP1 と SCOM 2007 R2 共通の問題点
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C1. Web コンソールのインストールが失敗する
回避策 : 以下の手順で、IIS 6 管理互換 役割サービスをインストールしてください。

1. サーバーマネージャを起動します。
2. [役割] ノードを展開し、[Web サーバー (IIS)] を右クリックして、[役割サービスの追加] を選択します。
3. [役割サービスの追加] ウインドウにて、[IIS 6 管理互換] を選択し、ウィザードに沿ってインストールを実行します。


なお、上記の情報については、以下の技術情報にも詳細情報を記載しております。

Windows Server 2008 R2 と Windows 7 でサポート System Center Operations Manager 2007
http://support.microsoft.com/kb/974722/


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