System Center Essentials SP1 の適用について

日本マイクロソフト マネジャビリティサポートチームの宮崎です。

Blog を開設した矢先に不具合の報告です。現在こちらのページで System Center Essentials 2007 の SP1 アップグレードパッケージを公開しているのですが、適用前に以下の管理パックを削除しておかないとアップグレードが途中で中断し、環境が回復不可能な状態に陥ります。

- インフォメーション ワーカー Office 2003
- インフォメーション ワーカー Office 2007
- インフォメーション ワーカー Office XP

SP1 を適用する場合には、必ず事前にこれらの管理パックを削除して下さい。また管理パックの削除以外に、以下の作業も必ず SP1 の適用前に実施してください。
1. データベースのバックアップ
2. 証明書のバックアップ
3. サブスクリプションの無効化
4. 保留中のエージェント処理の削除

なおアップグレードが完了したら、最初に削除した三種類の管理パックの最新版を再インポートします。手順は以下のとおりです。
1. アップグレードパッケージを実行した際に表示されるメニューから「この CD を参照」を選択します。
2. 表示されるフォルダから「 Management Pack 」を適当なフォルダにコピーします。
3. 管理コンソールの「管理」ペインで「管理パック」ノードを選択し、右クリックして「管理パックのインポート」を選択します。
4. 手順 2 でコピーしたフォルダを開いて下記のパッケージを選択し、インポートを実施します。
Microsoft.InformationWorker.Office.2003
Microsoft.InformationWorker.Office.2007
Microsoft.InformationWorker.Office.XP

参考ドキュメント:
アップグレードガイド(英語):
https://technet.microsoft.com/en-us/library/cc339466.aspx
リリースノート(英語):
https://technet.microsoft.com/en-us/library/cc308579.aspx

 

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