SCVMM 2016 への移行について

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の三輪です。   本日は、System Center Virtual Machine Manager に関して、2012 R2 から 2016 へ移行した際に新たにサポートされる製品、また逆に利用できなくなる製品についておまとめ致します。 SCVMM 2016 では強化された SDN 機能や S2D、シールド VM の対応といった新機能がいくつもございます。 しかしながら、SCVMM 2016 で利用できなくなる機能や製品もございます。 特に、影響が大きいと思われるものについて以下の通りご案内を致します。   [管理できる Hyper-Vホスト] SCVMM 2012 R2 にて管理対象の Hyper-Vホストとして、以下の製品がサポートされております。 基本的に Windows Server 2008 R2 から Windows Server 2012 R2までとなります。   – Hyper-V Server 2008 R2 – Windows…

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2017 年 10 月にリリースされた Windows 10 1607 / 1703 向け更新プログラム適用後に OS 起動不可になる問題について (SCCM)

皆さま、こんにちは。System Center Configuration Manager サポート チームです。 2017 年 10 月にリリースされた Windows 10 1607 / 1703 向け更新プログラム KB4041691 および KB4041676  適用後に OS 起動不可になる問題について、次の通りご案内いたします。 この度は弊社更新プログラムの問題により、ご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。 対象製品 WSUS / System Center Configuration Manager Windows 10 1607 / 1703, Windows Server 2016 概要 WSUS または System Center Configuration Manager から配信された KB4041691 および KB4041676   の「累積更新プログラム」と「差分更新プログラム」が同時にインストールされたマシンにおいて、再起動後に OS が起動できない問題が発生する可能性があります。インターネットの Windows Update からのみ更新プログラムを取得しているマシンは本問題の影響を受けません。 原因 日本時間の 2017 年 10 月 11 日の午前…


Windows Defender Antivirus の自動除外設定について

こんにちは。System Center Support Team の益戸です。 Windows Defender Antivirus についてご紹介いたします。 Windows Defender では、Windows Server 2016 以降より、自動的に有効化した役割に対して、Antivirus の除外設定を自動的に実施するようになりました。これは、Antivirus の機能がたびたびサーバーの機能と競合するため、予め除外することで競合による動作不良を防ぐために追加されました。 具体的に追加された役割に対する除外機能については、以下の公開情報にて更新されております。   Windows Server での Windows Defender AV の除外の構成 https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/threat-protection/windows-defender-antivirus/configure-server-exclusions-windows-defender-antivirus   上記公開情報には自動除外の対象として以下のパスが記載されておりますが、1) と 2) は Windows Server 2003 以前のクラスターのパス情報であり、Windows Server 2016 クラスターの除外推奨フォルダーはクラスターの役割を追加しても、自動除外されないため手動で除外リストに追加する必要があります。   1) %clusterserviceaccount%\Local Settings\Temp 2) %SystemDrive%\mscs 3) %SystemDrive%\ClusterStorage   また、3) のパスは CSV を使用している環境での除外対象のフォルダーですが、上記のパスが自動で除外される条件は、[ファイル サービスおよび記憶域サービス] 役割の追加であるため、クラスターの機能だけを追加した場合には、自動除外されないため手動で除外リストに追加する必要があります。 <<…

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System Center 2016 Operations Manager における Web アプリケーション トランザクション監視の不具合について

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の香取です。   本日は、System Center 2016 Operations Manager にて Web アプリケーション トランザクション監視設定を行う際、ブラウザー セッションの記録が正常に行えない事象が発生する不具合についてご案内します。     正常に Web レコーダーが起動すると、Internet Explorer の左ペインに Web Recorder が表示されます。この Web レコーダーが起動せず、レコーディングが正しく行えない場合には、以下の手順で事象が改善するかお試しください。   [対処策] ※ レジストリの変更を伴う設定となります。 設定前にバックアップを実施します。   SCOM 管理サーバーに管理者ユーザーでログインします。 レジストリエディターを開きます。 以下のパスへ移動し、レジストリキーを新規に作成します。   レジストリパス: HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{09F5D5A0-7D28-49E2-B238-A9353829CF64}\InprocServer32\7.0.5000.0 レジストリキー: RuntimeVersion 種類: REG_SZ (文字列値) 値: v4.0.30319   続いて以下のパスへ移動し、レジストリキーを確認します。無い場合は新規に作成します。   レジストリパス: HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main…

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SCOM 2012 R2 UR13 における Web console にて発生する不具合について

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の三輪です。 本日は、System Center 2012 R2 Operations Manager UR13 における Web Console にて発生する不具合についてご案内します。 System Center 2012 R2 Operations Manager (以下 SCOM) にて、最新の修正プログラムである、UR13 が公開されています。 – Update Rollup 13 for System Center 2012 R2 Operations Manager https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4016125/update-rollup-13-for-system-center-2012-r2-operations-manager SCOM 2012 R2 の修正プログラムは、管理サーバー、管理コンソール、Web コンソール等、複数のコンポーネントに分かれており、それぞれ適用する必要があります。 このうち Web コンソールに関して、以下の様な不具合が発生する報告例があります。   [不具合が発生した際の事象] Webコンソール コンポーネントの UR13 を適用後、Webコンソールにアクセスすると、以下の様な [構成] が必要であるメッセージが表示されます。…

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2017 年 7 月 11 日 をもってメインストリーム サポートが終了した System Center 製品について

こんにちは。日本マイクロソフト System Center サポート チームです。   こちらのブログ記事でご案内させて頂きましたとおり、2017 年 7 月 11 日 をもちまして、System Center 2012 および System Center 2012 R2 製品のサポートについて、メインストリーム サポート フェーズから延長サポートフェーズに移行しました。延長サポート フェーズにおけるサポート サービスは、有償サポート サービスをご利用のお客様に於かれましては、引き続きサポート対象製品としてご利用いただけますが、メインストリーム サポート終了後は、製品の設計の変更や、新しい機能の要求を受け付けることが出来なくなる他、製品に不具合が発生した場合につきましても、修正プログラムのご要望をお受けすることができなくなる場合が多々ございます。   なお、ソフトウェア アシュアランス プログラム、及び Microsoft Partnet Network、MSDN 特典のサポート インシデントや無償サポート サービスではこれらの製品を対象としたサポート サービスをご利用いただくことができません。恐れ入りますが、該当のサポート サービスをご利用のお客様で、上記製品に関するお問い合わせが必要となった場合は、有償サポートのご利用をご検討ください。     技術サポート比較表 —– <抜粋> —– *7 お客様が締結をしたソフトウェア アシュアランス契約内容に準じたメインストリームサポート製品に対し、サポートが提供されます。さらに、Webベースサポート(電子メールサポート)はサーバー製品およびこれに含まれるコンポーネントが対象となります。 —– <抜粋> —–   特典インシデントでサポートされる製品バージョン   なお、後継製品となる…


改元による System Center 製品への影響について

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の三輪です。   本日は、System Center 製品に関する、改元による影響についてご案内を致します。   来年以降、改元の変更が予定されているとの事で、OS や利用しているアプリケーションに対して影響があるか確認されているお客様も多いかと存じます。 この変更に伴いまして、System Center サポートチームにて、各 System Center 製品への影響有無を確認致しました。   [ご案内] 以下 System Center 製品すべてにおいて、改元による影響を受けることはございません。 そのため、System Center 製品に対して、追加の設定や対応は不要です。   製品名 改元による影響 System Center App Controller なし System Center Configuration Manager なし System Center Data Protection Manager なし System Center Endpoint Protection なし System Center Orchestrator…

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System Center Configuration Manager Current Branch のバージョン アップについて

皆様、こんにちは。System Center Configuration Manager サポート チームです。 2017 年 7 月 28 日に、System Center Configuration Manager Current Branch の最新バージョン 1706 がリリースされました!   Now Available: Update 1706 for System Center Configuration Manager System Center Configuration Manager のバージョン 1706 の新機能   System Center Configuration Manager Current Branch では、Windows 10 のリリース サイクルに対応するために、年に数回新しいバージョンがリリースされるようになっております。各バージョンのサポート期間はリリースされてから 12 ヶ月間となっておりますので、サポート期限切れまでにバージョン アップを計画しておくことが重要です。   System Center Configuration…


System Center 2016 Operations Manager のヘルスサービスのキャッシュクリアについて

こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の三輪です。   本日は、System Center 2016 Operations Manager にてよく利用する、ヘルスサービスのキャッシュクリア方法についてご紹介します。   ご紹介するヘルスサービスのキャッシュクリアは、特定の問題やエラーについて対応するものではなく、監視が正常に行えてない状況に対して、切り分けとしてまず実施いただくことが多い手順です。 例えば、以下の様な問題や事象に対して、有効である場合が多いです。   – 監視対象が [監視しない] ステータスから変化しない。 – 監視対象がグレーアウトしている。 – 管理パックを新たにインポートした、またはオブジェクト検出ルールを有効にしているにもかかわらず、監視対象オブジェクトが検出されない。 – 監視対象上で検知条件に合致するイベントが発生したにもかかわらず、アラートが検知されない。 – 監視対象のパフォーマンス情報が表示されない、レポート画面でも値がなく、空となっている。   等、「とにかく監視が上手くいかない」 といった事象に対して、切り分けのために実施を推奨しています。   監視が正常に行えない場合、エージェント側でヘルスサービスが利用するキャッシュが破損している可能性があります。 キャッシュクリアを行うことで、キャッシュが再構築され、破損している場合に対して有効な手順となります。 また、検出が上手くいかない、といった場合も、クリア後に再度検出が実施されるため有効です。 逆に、この手順で改善しなかった場合は、SCOM 管理サーバー側やエージェントの設定を確認する、アクションアカウントが適切な権限を持っているか確認する等、原因の切り分けとして利用できます。 本手順自体はサポート部門に寄せられた多くのお問い合わせでご案内した実績のある手順です。   注意事項としては、一時的にサービスの停止を行うため、その瞬間のみ監視が停止します。 上記についてご理解いただいた上で本手順の実施をお願い致します。     手順は SCOM 管理サーバーと、監視対象サーバーそれぞれで異なります。 それぞれの手順は以下となります。   [手順: SCOM 管理サーバー側] 1. SCOM 管理サーバーに、管理者権限を持っているユーザーでログオンします。 2….

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ソフトウェアの更新ポイント サーバーにおいて w3wp.exe の CPU 使用率が高騰化する

2017/08/29 更新: WSUS サーバーにおいて、w3wp.exe の CPU 使用率が高騰化する事象に対処する、修正プログラムをリリースしました。本更新プログラムには、メモリ領域の確保とメモリへのコピーに使用される関数の呼び出しを効率化する修正を含んでいます。WSUS サーバーにて w3wp.exe の CPU 使用率が高騰化している場合、まずは、下記の更新プログラムを適用していただき、状況が改善するかご確認ください。 (1) Windows Server 2012, 2012 R2, 2016 については、プレビュー版月例ロールアップに含まれる形でリリースされています。修正プログラムは、Microsoft Update Catalog よりダウンロード頂けます。なお、2017 年 9 月 13 日以降にリリースされた Windows Server 2016 の累積更新プログラム、2017 年 10 月 11 日以降にリリースされた Windows Server 2012 / 2012 R2 のマンスリー品質ロールアップにも本修正は含まれておりますので、最新の累積更新プログラム、およびマンスリー品質ロールアップが適用されていれば、本問題は修正済みとご判断いただけます。 ・ Windows Server 2012 向け https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4039873/ ダウンロード先 URL: http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Search.aspx?q=KB4039873 ・ Windows…