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SQL Server 2008 R2 MSDN/TechNet サブスクライバ ダウンロード開始

 

こんはんは。マイクロソフト 松澤です。

 

Golden Week はいかがお過ごしだったでしょうか?この木・金もお休みの方がいらっしゃいますよね。GW はずっといいお天気で、かなり暑くて、絶好の行楽日和でしたね!私は近所を散歩したり、お菓子を作ったり、仕事をしたり (+_+;;) で、特にこれといったこともせず、だらだら過ごしてしまいました。

 

 

今日、とてもうれしいことがありました!真面目な仕事の話なのですが、デモ用の環境構築ができたんです!

・・・そりゃもちろん、正式な製品版をインストールしたわけなので、できないわけはないのですが、松澤はどうも技術に弱いもので、一人で複数製品をインストールしようとすると色々と失敗が多くて、なかなか思った通りにできないんです。今回も、実は GW 中、悩みに悩んで、OS からインストールし直し、を3回ぐらいやったのですがそれでもうまくできず。

 

ついに今日、弊社エバンジェリストの安納をつかまえることに成功し、つきっきりでインストールするのに付き合ってもらいました。どうも、Windows Firewall の設定がポイントだったようです!

 

ということで、今日何をしたのか、簡単にご紹介します。

 

要は、PowerPivot for SharePoint のデモ環境を作ることが目的でした。

  • まず、Windows Server 2008 R2 の OS をインストール。
  • 次に Active Directory を設定。
  • その後で SharePoint 2010 の必須コンポーネントおよび本体をインストール。
  • 最後に SQL Server 2008 R2 の Enterprise エディションを SharePoint 統合モードでインストール。これで、SharePoint サイトを参照すると PowerPivot ギャラリーが自動的にできている!ということに。
  • さらに Office 2010 と PowerPivot for Excel を入れれば、PowerPivot のデモ環境の出来上がり!

 

ポイントをいくつか挙げてみます。

  • SharePoint 必須コンポーネントのインストールのために、インターネットにも接続できるように IP や DNS を設定すること(この辺りの設定方法は安納に頼りっきり)。
  • SharePoint 本体のインストール時に「スタンドアロンかサーバー ファームか」といったことを何も聞かれずにすんなりインストールできてしまいますが、これは AD が入っているためなので、問題ありません。AD が入っていると、スタンドアロンとは見なされず、自動的にサーバー ファームと見なされてインストールされていまいます。ちなみに、サーバー ファーム構成では SQL Server Express をインストールすることはできませんので、スタンドアロンで自動的に Express が入る、ということもあり得ません。
  • Windows Firewall の設定で、ドメイン ネットワークについては Firewall を無効にしておくこと。SQL Server が自分自身と通信するために、ドメイン内では通信できるようにしておく必要があるとのこと。ここの設定がうまくできていないと、SQL Server のインストール時に警告が出て、インストールを進めることができません。
  • Windows Update はこまめにチェックして、常に最新の状態にしておくこと。
  • PowerPivot for Excel は特に日本語版のバイナリがあるわけではありませんが、English 版をインストールすれば日本語の PowerPivot タブが出現しますので、心配しないでください。

 

ということで、今日は物理環境としてこれを1つ、さらに仮想環境上にも1つ、デモ環境を構築することができました!ちょっとエンジニアの気分を味わえました~。

 

5月3日(US 時間)から、MSDN および TechNet のサブスクライバ ダウンロードで、SQL Server 2008 R2 が提供されていますので、皆様是非ご利用ください!

MSDN : SQL Server 2008 R2 日本語版 / PowerPivot for Excel

TechNet : SQL Server 2008 R2 日本語版 / PowerPivot for Excel

 

エバンジェリスト 安納順一の blog "フィールドSEあがりの安納です" も是非ご覧ください。