SharePoint 2013 検索結果の表示を制御する表示テンプレート

こんにちは、SharePoint サポートの佐伯です。 今回の投稿では、検索結果の表示を制御する表示テンプレートについてご紹介します。SharePoint 2013 では、検索結果の種類ごとに様々な表示テンプレートを適用することで、検索結果に応じて最適な表示を行うことできます。 検索結果の種類には、既定でサイトや Web ページ、ドキュメント ライブラリ、リスト アイテムなど各々のコンテンツを対象にしたものが用意されており、表示テンプレートには、検索結果で表示されるアイテムの情報 (タイトルや更新日時、更新者等) や UI (HTML、Javascript、CSS) が定義されています。 検索結果の表示テンプレート 検索結果の表示に使用する表示テンプレートには、コントロール表示テンプレート、アイテム表示テンプレート、ホバー パネル表示テンプレート の 3 種類の主要な表示テンプレートがあります。 [コントロール表示テンプレート] コントロール表示テンプレートによって、検索結果を表示する全体的な構造が決まります。検索結果全体のレイアウトを制御し、ページング、並べ替え、リンクなど、すべての検索結果に共通の機能も含まれます。 [アイテム表示テンプレート] アイテム表示テンプレートでは、検索結果のアイテムの表示方法が定義され、アイテムごとに適用されます。このテンプレートでは、管理プロパティを使用して、結果に表示させるアイテムの情報を選択することができます。また、合わせてデザインを変更することも可能です。 [ホバー パネル表示テンプレート] ホバー パネル表示テンプレートでは、検索結果のアイテムにオンマウスをした際のアイテムのプレビューが定義されています。このテンプレートも検索結果のアイテムごとに適用されますが、ホバー パネル表示テンプレートはアイテム表示テンプレートに関連付けます。 – 表示テンプレート ファイルと格納場所 検索結果で使用する表示テンプレートはマスター ページ ギャラリーに格納されています。 1. [サイトの設定] – [Web デザイナー ギャラリー] – [マスター ページ] にアクセスします。 2. [Display Templates] フォルダを展開します。 3. この [Display Templates] フォルダ内に表示テンプレートが格納されています。ここでは、検索結果 Web…

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最近の SharePoint 関連ニュース (2013年11月26日)

こんにちは。 SharePointサポートチームの荒川です。 今週のアップデートです。 //先日、マイクロソフト MVP グローバルサミットでシアトルに来られていた日本の SharePoint MVP 2 名の方とお会いする機会がありました。お二人とは以前に大阪でコミュニティイベントで登壇させていただいた際に知り合ったのですが、まさかアメリカでお会いすることになるとは思いもしませんでした。人の縁って面白いですね! 最近の SharePoint 関連ニュース (2013年11月26日) Office 2013 Service Pack 1 coming early next yearSPS2013 SP1 は年明けにリリースされる予定です。SP1にはパフォーマンス改善と、追加機能、Windows 8.1 との互換性向上が含まれる予定です。 Common error message: “The expected version of the product was not found on the system”言語パックがインストールされた環境に更新プログラムを適用する際に「正しいバージョンの製品が見つかりません。」メッセージが表示される現象について解説しています。 Multi-select refiners and taxonomy managed propertiesSPS2013の絞り込み Web パーツのアイテム表示テンプレート「複数値の絞り込みアイテム」の動作について解説しています。 Get size of list attachmentsリストの添付ファイルのサイズを調べる…

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SharePoint 2013 アイテム表示テンプレートを使用して検索結果の表示をカスタマイズする

こんにちは、SharePoint サポートの佐伯です。 今回の投稿では、アイテム表示テンプレートを使用して検索結果の表示をカスタマイズする方法についてご紹介します。表示テンプレートとは、検索結果で表示する情報やデザインを定義したものです。この表示テンプレートを編集して検索結果に適用することで、検索結果の表示をカスタマイズすることができます。表示テンプレートの概要については、前回の投稿をご参照ください。 今回は、下の画像のように検索結果のアイテムのタイトル、サマリー、更新者、最終更新日時、URL を表示するアイテム表示テンプレートを作成してみましょう。 アイテム表示テンプレート (*.html) の作成 それでは実際に、アイテム表示テンプレートを作成してみましょう。既存の表示テンプレートをコピーして作成すると簡単です。 SharePoint 既定のアイテム表示テンプレート “既定のアイテム” をもとに、アイテム表示テンプレートを作成しましょう。 なお、*.html ファイルは発行インフラストラクチャをアクティブにしている場合のみ作成できます。この投稿では、発行インフラストラクチャをアクティブにしたサイトで *.html ファイルを作成する方法をご紹介します。 1. [サイトの設定] – [Web デザイナー ギャラリー] – [マスター ページ] をクリックし、マスター ページ ギャラリーを開きます。 2. [Display Templates]、[Search] の順にフォルダを展開し、Item_Default.html ファイルをダウンロードします。 3. ダウンロードした Item_Default.html ファイルのファイル名を変更します。ここでは、Item_Custom.html に変更します。 4. Item_Custom.html ファイルを開き、<body> タグの直後にある <div> の id に、この *.html ファイルのファイル名を記述します。 <body>     <div id=”Item_Custom”> 5. <title>…

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最近の SharePoint 関連ニュース (2013年12月6日)

こんにちは。 SharePointサポートチームの荒川です。 今週のアップデートです。(今週は少ないですね。) //ここ数日、シアトルでは冬の厳しさが一段と増し、最高気温が氷点下となる日もちらほら。朝出社の際には凍結した車にぬるま湯をかけて解凍するのが日課になりつつあります。以前に知り合いから、うっかり熱湯をかけてしまいフロントガラスを粉砕するという恐ろしい事故の話を聞いているので、毎日ドキドキしながらぬるま湯をかけております。冷水だと水をかけてもそのまま凍ってしまうんですよね。。なんとも恐ろしい世界です。今度機会があれば、バナナで釘を打ってみたいと思います。 最近の SharePoint 関連ニュース (2013年12月6日) Working with the SharePoint 2013 Workflow Services Client Side Object ModelSharePoint 2013 クライアント サイド オブジェクトモデル (CSOM) API でWorkflow Manager 1.0 ワークフロー定義とインスタンスを取り扱う方法について解説しています。 SharePoint Online introduces the Touch Design mobile experienceSharePoint Online の新機能について。 Migrate from Path-Based to Host-Named Site Collections in SharePoint 2013パスベースのサイトコレクションをホスト名付きサイトコレクションに移行するサンプルスクリプトです。


SharePoint 2013 すべての検索結果の種類に共通する表示をカスタマイズする

こんにちは、SharePoint サポートの佐伯です。 今回の投稿では、すべての検索結果の種類に共通する表示をカスタマイズする方法についてご紹介します。SharePoint 2013 の検索では、表示テンプレートを使用して検索結果の表示を制御します。 表示テンプレートには検索結果で表示する内容が定義され、この表示テンプレートは検索結果の種類ごとに用意することができます。 各表示テンプレートを編集することで、検索結果の種類に合わせて柔軟に表示を変えることができますが、表示テンプレートでは、すべての検索結果の種類に共通した表示を定義した共通の表示テンプレートがあります。この表示テンプレートを編集することで、すべての検索結果の種類に共通した表示をカスタマイズします。 今回は、この共通の表示テンプレートについて取り上げます。 共通の表示テンプレートについて 既定で用意されている検索結果のアイテム表示テンプレートには、この共通のアイテム表示テンプレートを参照しているものがあります。つまり、これらの既定のアイテム表示テンプレートが適用されると、共通のアイテム表示テンプレートに定義された内容も検索結果の表示に反映されます。 既定のホバー パネル表示テンプレートも同様です。 検索結果の共通の表示テンプレートは、その他の表示テンプレート同様に、マスター ページ ギャラリーの [Display Templates] – [Search] フォルダ内に格納されています。ファイル名は “Item_Common” から始まります。 さらに理解を進めていくために、それぞれの共通の表示テンプレートをコードで見ていきましょう。 [共通のアイテム表示テンプレート] 共通のアイテム表示テンプレートには、Item_CommonItem_Body があります。 – Item_CommonItem_Body Item_CommonItem_Body では、以下のようにアイテムのタイトルやサマリー、URL 等を表示するように定義されています。 次に、この共通のアイテム表示テンプレート Item_CommonIten_Body を参照しているアイテム表示テンプレートをみていきましょう。 SharePoint 既定のアイテム表示テンプレート “既定のアイテム” を例にあげます。”既定のアイテム” では以下のようなコードが記述されています。 アイテム表示テンプレートでは、ctx.RenderBody(ctx) と記述すると、共通のアイテム表示テンプレートである Item_CommonItem_Body を参照します。つまり、このコードを記述することによって、共通のアイテム表示テンプレートに定義されたアイテムのタイトルやサマリー、URL を表示することができます。 検索結果のアイテムは以下のような表示になります。 このように、共通のアイテム表示テンプレートを参照することで、アイテム表示テンプレートごとに表示するアイテムの情報を定義する必要はありません。各アイテム表示テンプレートで共通して反映させたい内容は共通のアイテム表示テンプレートに定義し、それ以外に固有で反映させたい内容は各アイテム表示テンプレートに定義することで、編集内容がシンプルになります。 [共通のホバー パネル表示テンプレート] 共通のホバー パネル表示テンプレートには、Item_CommonHoverPanel_Header、Item_CommonHoverPanel_Body、Item_CommonHoverPanel_Action の 3 種類のテンプレートがあります。 Item_CommonHoverPanel_Header はホバー…

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2013 年 12 月の CU がリリースされました

2013 年 12 月の CU がリリースされましたのでお知らせします。 以下のリンクよりダウンロードできます。 ※SharePoint Server 2013 の 2013 年 12 月 CU の適用後に PerformancePoint ダッシュボード デザイナーが使用できなくなる問題が報告されています。PerformancePoint ダッシュボード デザイナーをご利用の環境には SharePoint Server 2013 の 2013 年 12 月 CU を適用しないでください。 注意点 SharePoint Server 2013 の CU 適用前には 2013 年 3 月の更新プログラムをインストールする必要があります。 ファイル サイズの都合により SharePoint Server 2013 の CU パッケージは実行ファイル (ubersrv2013kb2850024fullfilex64glb.exe) と CAB ファイル…

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最近の SharePoint 関連ニュース (2013年11月5日)

こんにちは。 SharePointサポートチームの荒川です。 今週のアップデートです。 //日本の近畿地方では去年より6日遅く木枯らし1号が吹いたみたいですね。私が今住んでいるワシントン州ベルビューでは、最低気温が5度を下回る日もちらほらで、完全に冬模様です。朝出社の際には車のフロントガラスが見事に凍結しており、氷を溶かすのに熱湯をかけてしまいガラスが粉々になったという衝撃的な話を耳にしたりもします。そんな中、先日強風のせいで一時停電になり、あまりの寒さに生まれて初めて「暖炉」なるものを使ってみたのですが、いやはや火の力は素晴らしいものですね。遠赤外線効果のためか体の芯から温まるようで、揺らめく炎を眺めているだけで癒されます。日本でも一部の方に薪ストーブが絶賛されている理由がよくわかりました。まぁ、うっかりベントを開け忘れて火災報知器を鳴らしてしまったことは完全に誤算でしたが。。 最近の SharePoint 関連ニュース (2013年11月5日) SPS2013 の 10 月 CU がリリースされました リリースが遅れていた SPS2013 の 10 月 CU がリリースされました。 ビルド番号は 15.0.4551.1001 です。インストール前に 2013 年 3 月の PU の適用が必要なのでご注意ください Office 365-Configure Hybrid Search with Directory Synchronization -Password Sync Hybrid Search の第一人者の Manas さんが素晴らしい記事を公開してくださいました。 英語の記事ですが、SharePoint の Hybrid Search の構成手順を順を追って分かりやすく、スクリーンショット付きで解説していますので、これから検証環境を構築される際には、必ず役に立つと思います。 Set up a Search Center in…


SharePoint 2013 で SPSite.StorageManagementInformation メソッドが使用できない

対象製品: SharePoint 2013   こんにちは。SharePoint サポートチームの多田 信吾です。 SharePoint 2013 では SPSite.StorageManagementInformation メソッドが使用できなくなっております。   SharePoint 2013 で SPSite.StorageManagementInformation メソッドが使用できない http://support.microsoft.com/kb/2905286/ja   SPSite.StorageManagementInformationメソッドは、SharePoint 2010 の時代から obsolete (今後廃止される可能性があること) としてマークされており、使用が推奨されておりません。 SharePoint 2013 で SPSite.StorageManagementInformation メソッドを使用した場合、SPExceptionがスローされます。本来メソッドが使用不可能になっている場合は、参照できないようになっているか NotSupportedException がスローされるべきであるため、本現象はサポート部門では製品の問題であると認識しています。   SPSite.StorageManagementInformation Method http://msdn.microsoft.com/en-us/library/office/microsoft.sharepoint.spsite.storagemanagementinformation(v=office.14).aspx   補足情報: 本現象についてサポート部門にて引き続き調査を実施した結果、SPSite.StorageManagementInformationメソッドが使用できない原因はコンテンツ データベース内に以下のビューが存在しないことに起因することがわかりました。以下のビューは SharePoint 2010 の環境では存在しております。   ・DocVersions ・WebParts  

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InfoPath Forms Services フォーム設計における注意点

こんにちは SharePoint / InfoPath サポートの森 健吾 (kenmori) です。今回の投稿では、InfoPath Web ブラウザ フォームを作成するにあたり、初めに抑えておきたい点をご紹介します。 InfoPath フォームの利点として、プログラマーでないユーザーが、ビジネスにおけるデータ フローをもとに、自由に帳票のデザイン、動作規則・ルールを実装できる点にあります。また、標準機能で実現できない機能も Visual Studio Tools for Application (VSTA) を使用したプログラミングによりコードを埋めておくことで、デベロッパーとフォーム デザイナーのロールを住み分けたままソリューションの実現および運用保守が可能です。 小規模な業務システムを直感的にスピーディに構築するには、非常に有効な製品ではあります。ただし、業務フローは進化していきます。システムである以上、デザインやフローについては複雑化すると様々な問題が生じるリスクを伴います。プログラムで作成したソリューションとは異なりますので、細かな調整は効かないため、シンプルさを保って問題発生を防ぐよう設計時に色々考慮しなければなりません。 今回の投稿では、InfoPath Forms Services をベースとしたシステムを構築するにあたり、考慮すべき点をまとめます。 1. 一度に表示するフィールド数を制限する 2. フォーム テンプレートを分散する 3. 管理者発行テンプレートを再検討する 以下に、各項目の詳細を記載します。   1. 一度に表示するフィールド数を制限する 無計画に入力コントロールやコードなどを増やしていくと、ブラウザ側の消費メモリの増加、複雑に関連づけられた動作規則がレンダリング スピードを遅延、場合によってはページ、スクリプト ファイルのロード タイミングのずれ等から非同期実行される JavaScript のエラー発生などを招く結果となります。(IE9 以降の標準設定では、スクリプト エラーをステータス バーなどでユーザーに通知しない設定のため、誤動作が生じていることに気づきにくい傾向にあります。) このような状況を防ぐためには、ビューを分割し、動作規則などで切り替えるなどを実施します。入力コントロールが多い場合は単純にビューを切り替えるだけでなく、意味的にグループ化された入力項目を 1 つのビューとして定義するなどし、パフォーマンスだけでなく業務効率の面でも配慮する必要があります。   ビューの分割・遷移方法 1)  新しいビューを作成します。 2)  ルールの管理をクリックしてボタンクリック時のルールを定義します。 3)  他のビューに遷移します。   2….

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SharePoint Foundation 2010 SP2 同梱版 (Slipstream 版) がリリースされました

SharePoint 2010 SP2 同梱版 (Slipstream 版) がリリースされました。以下のリンクからダウンロードすることが可能です。 SharePoint Foundation 2010 SP2 SharePoint Server 2010 SP2 同梱版 (Slipstream 版) については、MSDN サブスクリプションサイトよりダウンロードすることが可能です。VLSC (Volume License Service Center) からのダウンロードについては、近日中にダウンロードが可能になる予定です。   補足 SharePoint 2010 SP2 では、Windows Server 2012 へのインストールを提供します。注意事項として、Windows Server 2012 上にインストールする際には、この Slipstream 版のインストール メディアを使用する必要があります。 SharePoint 2010 support for Windows Server 2012  

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