ワークフローの開始処理の動作変更について

みなさん、こんにちは。 今回は 2011 年 12 月にリリースされた更新プログラムで、ワークフローの開始処理が変更された点についてご案内します。(2011 年 12 月にリリースされた更新プログラム についてはこちらをご参照ください。)   – これまでのワークフローの動作変更について これまでに SharePoint Server 2007 で行われたワークフローに関する大きな動作変更として下のようなものがありました。   サービスパック 1 サービスパック 1 を適用した後の環境では、“アイテムの作成” および “アイテムの更新” をトリガとして自動起動するように設定されたワークフローが設定されたリストやライブラリに対して、“システム アカウント” でアイテムの操作を行った際にワークフローが自動起動しないように変更されました。 こちらの動作については、以下の資料もご参照ください。 タイトル : Windows SharePoint Services 3.0 Service Pack 1 をインストールした後は、宣言型ワークフローを自動的に起動しません。 アドレス : http://support.microsoft.com/kb/947284/ja   サービスパック 2 サービスパック 2 より前の環境では、アイテムの更新をトリガとして自動起動するワークフローの中で、対象のアイテムの列の値などを変更した場合に、再び “更新” イベントが発生してワークフロー処理が無限ループする現象が発生していましたが、サービスパック 2 で修正されました。 こちらの動作については、弊社エンジニアのブログになりますが以下の資料もご参照ください。 タイトル…

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SharePoint Server 2010 評価版での不具合について

こんにちは、SharePoint サポートの高山です。 今回は、SharePoint Server 2010 評価版での不具合についてです。   SharePoint Server 2010 評価版 (日本語) において、2011 年 4 月まで公開されていたライセンス キーを入力して利用した場合に、下記の不具合が発生することを確認しました。 なお、現在公開されているライセンス キーでは、下記の不具合は発生しません。   2011 年 4 月まで公開されていたライセンス キーを利用すると、製品版にアップグレードする際、[ライセンスの種類の変換] 画面で、プロダクト キーの入力ができません。 また、“現在のライセンス” 欄が空白となり、何も表示されません。       製品版にアップグレードするためには、SharePoint Server 2010 を再インストールし、製品版のライセンス キーを入力する必要があります。   なお、再インストールする際に、SharePoint Server 2010 評価版にて取得したバックアップを、製品版としてインストールした SharePoint Server 2010 に復元することが可能です。 SharePoint Server 2010 環境のバックアップと復元の計画に関する全般的な情報については、以下の資料をご参照ください。   タイトル:バックアップと復元を計画する (SharePoint Server 2010)…

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2011 年 12 月の CU がリリースされました

2011 年 12 月の CU がリリースされましたのでお知らせします。 以下のリンクよりダウンロードできます。 注意点 MOSS 2007 の CU 適用前には SP2 または SP3 をインストールする必要があります。 SharePoint Server 2010 の CU 適用前には SP1 をインストールする必要があります。 SharePoint Server 2010 の CU には SharePoint Foundation 2010 の CU が含まれます。SharePoint Server 2010 with Project Server の CU には SharePoint Server 2010、SharePoint Foundation 2010 の CU が含まれます。いずれか 1 つの製品ファミリに対応した CU を適用すれば問題ありません。…

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[SharePoint 2010] Service Pack 1 のインストールについて

こんにちは、SharePoint サポートの高山です。 今回は、SharePoint Server 2010 の Service Pack 1についてお話しします。   SharePoint Server 2010 SP1 には SharePoint Foundation SP1 が含まれています。 このため、SharePoint Server 2010 に Service Pack 1  を適用する際には、SharePoint Foundation 2010  SP1 の適用は不要で、SharePoint Server 2010 SP1 のみの適用で問題ありません。 (補足1:同様に、SharePoint Server 2010 言語パック SP1 にも、SharePoint Foundation 2010 言語パック SP1 が含まれています。) (補足2:MOSS 2007 に関しては、SP3 時点において、従来通り WSS 用の SP と、MOSS 用の…

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[Office 365] SharePoint Online と連携する Office アプリケーションについて

みなさん、こんにちは。キダです。久々の投稿となりますが、今回は SharePoint Online に関する情報をお届けします。   Office 365 が正式に公開されてから数ケ月経ちますが、皆さんはお試しになりましたか? SharePoint に関しては BPOS (MOSS 2007 ベース) のときは使用できる機能がずいぶんと制限されていましたが、 Office 365 (SharePoint Server 2010 ベース) になってから使用できる機能が大幅に増えました。   さて、SharePoint Server 2010 のウリの 1 つは Word や Excel などの Office アプリケーションとの連携になります。オンプレミスの環境では、SharePoint Server 2010 と Office アプリケーションの連携を行う機能を使う場合、特別な設定は行わずに動作していた方が大半かと思いますが、SharePoint Online と Office アプリケーションを連携させる際には、何点か気を付ける点があります。   1. Office デスクトップ アプリケーションのセットアップと構成の実施   2. Office 365 にサインインする際に “サインアウトしない”…

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コンソールアプリケーションを実行する際の権限について

対象製品:SharePoint Foundation 2010, SharePoint Server 2010   こんにちは。 今回は SharePoint サーバー上で SharePoint のオブジェクトモデル (主に Microsoft.SharePoint 名前空間) にアクセスするコンソールアプリケーションを実行する際に必要な権限についてご案内いたします。   結論から申し上げますと、SharePoint のオブジェクトモデルにアクセスするコンソールアプリケーションを実行するユーザーは IIS のワーカープロセス (w3wp.exe) の実行ユーザーと同等の権限を持つ必要があります。 IIS のワーカープロセスの実行ユーザーとは SharePoint サイトがホストされているアプリケーションプールの実行ユーザーのことです。また Web アプリケーションの作成時に指定するユーザーでもあります。     通常ユーザーが IE にて SharePoint サイトにアクセスする場合には IIS のワーカープロセスの実行ユーザーがデータベースに対してアクセスを行います。アプリケーション プールのユーザーは Web アプリケーションを作成する際に指定され、データベースに対しても適切な権限が与えられるため、データベースへのアクセスが成功します。 一方コンソールアプリケーションを実行する場合は、IIS のワーカープロセスは使用しないため、コンソール アプリケーションを実施しているユーザーが直接データベースにアクセスを行います。そのため、予めコンソール アプリケーションの実行ユーザーに対して、データベースに対して適切な権限を与える必要がございます。   コンソール アプリケーションの実行ユーザーに与える権限について 前述の説明のとおり、コンソールアプリケーションを実行するユーザーは IIS のワーカープロセスの実行ユーザーと同等の権限を持つ必要になります。以下は SharePoint サイトの IIS…

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大量のアイテムを削除する処理時間が長い場合の対処方法

みなさん、こんにちは。 今回はプログラムから大量のアイテムを削除する処理時間が長い場合の対処方法をご案内します。   SharePoint の開発を行うにあたって効率的な処理を実装する際の注意点として、多くのお客様に以下の資料をご参照いただいています。 参考資料 : タイトル : オブジェクトの破棄 アドレス : http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ee557362.aspx タイトル : 規模の大きなフォルダーやリストの操作 アドレス : http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ee557257.aspx   今回は上記の資料を補足する形として、大量のアイテムを削除する際に長時間を要する際の対処方法をご案内します。   – 背景について SharePoint 上のアイテムを削除する際には、SPListItem クラスの Delete メソッドを使用します。 たとえば、「2011/10/25 以前に作成されたアイテムを全部削除したい!」という時、以下のように SPQuery を使用して対象のアイテムのコレクションを抽出して削除します。 —– サンプルここから —–             SPSite site = new SPSite(“http://moss“);             SPWeb web = site.OpenWeb();             SPList list = web.GetListFromUrl(“/Lists/TestList/AllItems.aspx”);               StringBuilder…

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MOSS 2007 Service Pack 3 がリリースされました

MOSS 2007 の Service Pack 3 が昨日リリースされました。 以下のリンクよりダウンロードできます。 注意点 2011 年 10 月 CU の修正内容は含まれません。 このパッケージには 2011 年 9 月 (WSS パッケージは 2011 年 8 月) までにリリースされたすべての更新プログラム、セキュリティ更新プログラム、累積的な更新プログラム、および修正プログラムが含まれます。 Service Pack 3 をインストールする前に Service Pack 1 または Service Pack 2 をインストールする必要はありません。 インストールの完了後 SharePoint 製品構成ウィザードを実行する必要があります。 関連 KB KB 2526305 – WSS 3.0 KB 2526299 – MOSS 2007 入手先…


2011 年 10 月の CU がリリースされました

2011 年 10 月の CU がリリースされましたのでお知らせします。 以下のリンクよりダウンロードできます。 ※2011/10/27 更新:現在 MOSS 2007 SP3 を適用した環境に 10 月 CU が適用できない問題が報告されています。現在、MOSS 2007 10 月 CU パッケージの公開は一時中止されており、今後修正版をリリースする予定ですので、適用を検討されている場合にはしばらくお待ちください。※2011/11/04 更新:MOSS 2007 10 月 CU パッケージは修正済みのものに置き換わりました。11/1 以前にダウンロードされた方は、最新の CU パッケージをダウンロードし直していただきますようお願いいたします。 注意点 MOSS 2007 の CU 適用前には SP2 をインストールする必要があります。 SharePoint Server 2010 の CU 適用前には SP1 をインストールする必要があります。 SharePoint Server 2010 の CU には SharePoint Foundation…


Windows PowerShell Command Builder の紹介

こんにちは。SharePoint サポート チームのたらかわです。 Bill のブログでも紹介がありましたが、先日、Windows PowerShell Command Builder というなかなか便利なツールがリリースされました。Windows PowerShell Command Builder http://www.microsoft.com/resources/TechNet/en-us/Office/media/WindowsPowerShell/WindowsPowerShellCommandBuilder.html 細かいことは後述の資料に記載されていますのでそちらをご参照ください。今回はざっくりとした使用感をお伝えしたいと思います。 1.まず、Windows PowerShell Command Builder のサイトにアクセスします。すると、Silverlight でアプリケーションがロードされます。MOSS の (個人的) イメージカラーのオレンジ & 流行のメトロ UI で、なかなか洗練されたデザインですね。中々お洒落です。 2.とりあえず直感的に何かコマンドをビルドしてみましょう。そうですね、、サイトのエクスポートなんかどうでしょう。私の場合、エクスポートと聞くと、「stsadm -o export」を瞬間的に頭にイメージしてしまうのですが、SharePoint 2010 では PowerShell なんですよね。  Verbs の一覧から Export をドラッグして、、、 3.すると対応する Nouns が絞り込まれるので、ここから Web を選択します。なんとも直感的ですね。 4.ここまで設定すると、必要な引数に “Web URL/GUID” と “Path of Export File” が出てきますので、必要な情報を入力します。 5.さらにここで Optional というところをクリックして展開すると、その他のオプションが選択できます。 6.作成したコマンドは一番下の…