SharePoint Online IE ドキュメント モードの変更について


IE のドキュメント モードが、順次 Edge モードに切り替わる変更が適用されてきております。

 

変更概要

IE のドキュメント モードは、下記のようなクラシック表示のエクスペリエンスを明示的に設定している場合、ドキュメント モードを IE10 モードとして描画する動作となっています。

(この動作は標準のマスターページに組み込まれている IECompatibleMetaTag サーバー コントロールの内部動作によって制御されています。)

 

  • SharePoint Online 管理センターの [設定] にて、"クラシック表示のエクスペリエンス" を指定している場合

 

  • リストやライブラリの設定の [詳細設定] にて、クラシック表示または管理センターで指定した既定の動作を継承している場合

変更履歴

  • 6 月末に、より多くの IE ブラウザーで Edge モードで描画するように、本設定を考慮しないよう動作変更されました。
  • 7 月 4 日現在、この動作は元の動作に一旦切り戻されております。

しかしながら、長期的には再度 Edge モードに変更される可能性がありますため、本投稿に記載の対処をご検討ください。また、ドキュメント モードを IE10 モードに戻す回避策を含めてご検討ください。回避策をあらかじめ実施しておけば、再度 Edge モードで描画するように動作変更されても、影響を防ぐことができます。

なお、引き続き情報に進展などがあれば、本ページにてアップデートいたします。

 

報告されている現象について

7 月 4 日現在、以下の現象は再現しませんが、今後の対応が必要なものもあると存じますので記載を残させていただきます。

1. InfoPath ブラウザー フォームで People Picker のユーザー解決ができなくなる。

InfoPath のブラウザー フォームには以下のようなものがあります。この動作に対する回避策は、本投稿下部に記載の方法しかありませんので、実施を検討ください。

  • SharePoint 2010 形式ワークフローにおける各種フォーム
  • フォーム ライブラリ
  • [InfoPath のカスタマイズ] で生成したカスタム フォーム (例. newifs.aspx, editifs.aspx)

2. 最新のパッチが適用されていない IE11 がクラッシュする

社内で修正プログラムの適用管理を行っている場合は、下記のパッチを含む最新のパッチを適用する必要があります。修正プログラムがすぐに適用できない場合は、本投稿に記載の回避策を検討ください。

タイトル:2017 年 11 月 15 日 — KB4048957 (マンスリー ロールアップ)
アドレス:https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4048957

•Internet Explorer で SharePoint Online サイトが動作しなくなる問題を修正しました。

 

3. Office ファイルがクライアントではなく、ブラウザーで開くようになる。

サイト コレクションの機能にて、"既定でクライアント アプリケーションで開く" をアクティブ化している環境下において、以下 2 点の現象が報告されています。

現象 1 ) カスタム リストにおいて、アイテムの添付ファイルの Office ファイルをクリックすると、ブラウザーで開くようになります。

現象 2) ドキュメント ライブラリのリスト ビュー Web パーツにおいて、サーバー レンダリングを使用している場合、Office ファイルを開くためにハイパーリンクをクリックすると、ブラウザーで開くようになります。

サーバー レンダリングには以下のようなものがあります。

  • ビューのスタイルで "既定" 以外 (例. 網掛け) を選択している場合
  • Web パーツの設定で、サーバー表示にチェックを入れている場合
  • SharePoint Designer で、XSL をカスタマイズしている場合

 

Edge モードでは、ActiveX のロードが制限されていました。SharePoint はファイルを開く際に、Office アプリケーションのインストール有無を確認しますが、その際に ActiveX (SharePoint.OpenDocuments : OWSSUPP.dll) を使用します。このロードが制限されて、Office クライアントがインストールされていないと判断され、ブラウザーで開く動作に至っていました。

8/16 追記 : Edge モードでも、ActiveX がロードできるよう修正が実施され組み込まれました。そのため、Office ファイルを開く動作については、Edge モードにおいても IE10 モードとほぼ同等になっています。

 

4. ActiveX オブジェクトを使用しているカスタム ページが動作しなくなる

原因は同上となりますが、Edge モードでは ActiveX のロードが制限されます。そのため、ActiveX を参照したカスタム ページにおいては JavaScript などのスクリプト処理が影響を受けます。

開発コード上で Edge モードで動作させたい場合は、別の方法を調査してください。

また、下記のサイトもご参考にしてください。

タイトル : Internet Explorer 11 と Internet Explorer 10 で ActiveX コントロールを使う
アドレス : https://support.microsoft.com/ja-jp/help/17469/windows-internet-explorer-use-activex-controls

Edge モードに対応するようなコードの改修がすぐに行えない場合は、本投稿に記載の回避策をご検討ください。

 

5. エクスプローラー ビューが表示できなくなる

Edge モードに変更された後、[エクスプローラーで開く] をクリックすると小さなポップアップが表示される動作となります。

この動作は想定された動作となりますので、SharePoint Online からはポップアップが表示できるようにブラウザーの設定確認をお願いします。

そのため、ブラウザーのポップアップ ブロックの設定で、安全なサイトからのポップアップを許可していない場合、エクスプローラーで開くが動作しないことが報告されています。

タイトル : SPO and sometimes a Pop-Up appears and you do not want them?
アドレス : https://blogs.msdn.microsoft.com/joerg_sinemus/2018/05/14/spo-and-sometimes-a-pop-up-appears-and-you-do-not-want-them/

8/16 追記 :  ページ遷移の経路 (アプリランチャーの SharePoint アイコン経由など) によってはエクスプローラで開くをクリックしても、上記ポップアップが開かず、エクスプローラ ビューが起動しない現象が報告されておりましたが、この問題については現在までに修正されています。

 

切り分け手順

画面操作が可能な場合は、[F12] を押下して、[F12 IE 開発者ツール] をクリックし、開発者ツールを起動し、ドキュメント モードを 10 に変更し、現象回避できるかご確認ください。

現象回避できる場合は、下記の回避策が有効となります。

 

回避策

下記のページに記載された回避策をご検討ください。

本回避策をあらかじめ実施しておけば、再度 Edge モードで描画するように動作変更されても、影響を防ぐことができます。

タイトル : Display a classic SharePoint Online site in Internet Explorer 10 document mode
アドレス : https://support.office.com/en-us/article/4b4572b7-9223-45ec-8497-557a643da12a
機械翻訳 : https://support.office.com/ja-jp/article/4b4572b7-9223-45ec-8497-557a643da12a

 

また、上記サイトを応用したサンプル スクリプトを以下に記載しておりますので、併せてご利用ください。

タイトル : SharePoint Online で IE ドキュメント モードを 10 に変更するサンプル コード
アドレス : https://blogs.technet.microsoft.com/sharepoint_support/2018/07/02/sharepoint-online-sample-change-ie-document-mode-10/

今回の投稿は以上です。

 

本情報の内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

 

 

Comments (0)

Skip to main content