PowerShell で SharePoint CSOM を使用する際の Tips

こんにちは、SharePoint サポートの秋山 雅裕 (makiyama) です。   今回の投稿では、SharePoint Server / SharePoint Online に対して、クライアント サイド オブジェクト モデル (以下、CSOM) をリモートで実行する PowerShell スクリプトを記述する際の Tips をご紹介します。   CSOM を使用することで、SharePoint にログインすることなくサイト コレクション配下のオブジェクトを操作するバッチなどを実装することが可能です。 また、PowerShell を使用することで、Visual Studio などをインストールすることなくスクリプトが実行できます。   <目次> 事前準備 ツール 基本的な CSOM の実装 ラムダ式の利用 ファイル出力   事前準備 対象となる SharePoint によって利用可能な API が異なるため、適切な CSOM のアセンブリを取得します。 SharePoint の更新に合わせて CSOM のアセンブリも更新されるため、定期的に最新版を確認、取得いただくことをお勧めします。   SharePoint Online…

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外字を利用している端末で、SharePoint Online の新 UI で画面が崩れる現象

こんにちは。SharePoint サポートの井上です。   外字を利用している端末で SharePoint Online の新 UI のライブラリやリストなどに IE11/Edge でアクセスすると、アイコンの代わりに IME に登録されている外字が表示され、画面の一部が崩れる場合があることが報告されております。 本動作は、SharePoint Online の新 UI で、”アイコン フォント” という Web 技術を使用して画面上のアイコンを表示していることが影響しております。 一般的に各文字コードに対してテキストが割り当てられておりますが、アイコン フォントでは文字コードに対してテキストの代わりにアイコンを割り当て、ブラウザー上の画面表示に使用することが可能です。 アイコン フォントは一般的なテキストと競合しない文字コードが割り当てられますが、外字として登録されているフォントとアイコン フォントの文字コードが競合すると、IE11/Edge では外字が優先して利用される動作となります。 このため、端末でご利用されている外字の文字コードによっては、上述の画面崩れが発生する場合があります。   本動作は製品の制限事項であり、またアイコン フォントには以下のようなメリットもございますので、今後も SharePoint Online の動作としては、新 UI でアイコン フォントの使用を止めるなどの対処を実施する予定はございません。 ・ベクター型のデータとなるため、画面の解像度やデバイスに依存せずにアイコンをきれいに表示することが可能 ・従来の Web システムでは一般的にアイコンは画像ファイルが使用されていましたが、一般的にはアイコン フォントの方が画像ファイルより軽量なため、ブラウザーやネットワークの負荷が軽減できる   また、SharePoint Online は継続してサーバー側の動作が変更されているため、現在競合が発生していない外字の文字コードについても、今後 UI の変更/修正などにより上述の画面崩れが生じる可能性がございます。   対処策について 現時点で確認できている対処策は以下の 2 点となります。  …

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Project クライアントのインポート/エクスポート機能について

こんにちは、SharePoint サポートの森村です。 Project クライアントのインポート/エクスポート機能に関して、お問い合わせをいただく内容についてご案内いたします。 目次 1. Project クライアントのインポート/エクスポート機能について 2. Excel ファイルからのインポート時に、エラー メッセージが表示された場合の対処方法について 1. Project クライアントのインポート/エクスポート機能について Project クライアント製品では、プロジェクト ファイル (mpp ファイル) にデータを保存しますが、その他に Excel ファイル、CSV ファイル等にも一部の内容を保存し、また読み込むことも可能です。 ただし、プロジェクト ファイル (mpp ファイル) 以外への保存や、読み込みについては、プロジェクト ファイル (mpp ファイル) のすべての内容を保存・反映させることはできません。 Project 製品は多数のフィールドのデータを含んでおり、フィールド間は複雑な連携をしています。また、タスクごとの制約条件や、タスク間の依存関係等、多数の要素が絡んでくるため、Project クライアント上での編集以外の方法では、希望した値の設定を行うのが難しい製品となります。 このため、インポートの利用は、一時的に利用する場合やフィールド数を限定する場合等、簡易的な場合にのみとどめ、詳細な作成・編集は Project クライアント上で行っていただくことをお勧めします。 関連情報 下記は Project 2013 の情報となりますが、Project 2016 でも同様となります。 タイトル : Project 2013 でサポートしているファイル形式 アドレス : https://support.office.com/ja-jp/article/f2b6710f-e6c6-4767-92de-15e482776916 (機械翻訳版)…

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SharePoint 2013 の「アップグレード評価サイト コレクション」について (後編)

こんにちは、SharePoint サポートの原橋です。 前回の投稿に引き続き、SharePoint 2013 の「アップグレード 評価サイトコレクション」についての記事となりますが、今回の投稿では、SharePoint 2013 でアップグレード評価サイト コレクションの作成に失敗するという事象についてご案内いたします。   <目次> 1. アップグレード評価サイト コレクションの作成に失敗する事例 2. アップグレード評価サイト コレクションの作成に失敗することによる影響と対処法 3. 補足 : アップグレード評価サイト コレクションの作成に失敗した際の診断ログ 1. アップグレード評価サイト コレクションの作成に失敗する事例 [アップグレード評価サイト コレクションの作成] ボタンをクリックすると、通常であれば 1 日から 2 日ほどお待ちいただくことにより、アップグレード評価サイト コレクションの作成が完了します。 しかし、「アップグレード評価サイト コレクションの作成」タイマージョブによって、要求を出したサイト コレクションのコピーに失敗した場合は、後続の「アップグレード サイト コレクション ジョブ」タイマージョブがアップグレード処理を行うことが出来ません。これにより、アップグレード評価サイト コレクションが作成されないという事例が報告されております。   「アップグレード評価サイト コレクションの作成」タイマージョブが失敗する場合は、コピーされたサイト コレクション内に、全体で 260 文字を超えるパスを持つファイルやフォルダーが存在する状況が発生したことが原因として挙げられます。   通常であれば、サイト コレクション内に全体で 260 文字を超えるパスを持ったファイルやフォルダーを作成することが出来ません。意図的に 260 文字を超えるパスを持ったファイルやフォルダーの作成を試みた場合は、以下のような “指定したファイルまたはフォルダーの名前が長すぎます” といったエラーが発生し、作成に失敗します。…

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SharePoint 2013 の「アップグレード評価サイト コレクション」について (前編)

こんにちは、SharePoint サポートの原橋です。 今回の投稿では、SharePoint 2013 の「アップグレード 評価サイトコレクション」という機能についてご紹介いたします。   <目次> 1. アップグレード評価サイト コレクションについて 2. アップグレード評価サイト コレクションの作成方法 3. アップグレード評価サイト コレクションの作成処理 1. アップグレード評価サイト コレクションについて SharePoint 2013 では、SharePoint 2010 から移行されたサイト コレクションについては、SharePoint 2010 からユーザーインターフェース (UI) を引き継いで使用することが可能です。 SharePoint 2010 から SharePoint 2013へのアップグレードでは、コンテンツ データベースを新しいバージョンにアップグレードしても、サイト コレクションはアップグレードされません。サイト コレクションの管理者がサイト コレクションをアップグレードする時期を決定できるように、アップグレード プロセスが分けられています。 そのため、SharePoint 2010 モードのサイト コレクションを SharePoint 2013 の UI に移行するためには、サイトの所有者または管理者によって、明示的にアップグレードを行う必要があります。 SharePoint 2013 では、SharePoint 2010 モードのサイト コレクションを…

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オンプレミスの SharePoint にて、更新プログラムの適用に失敗する場合のトラブルシュート (SharePoint 2010/2013)

こんにちは、SharePoint サポートの前田です。   今回は、オンプレミスの SharePoint 2010/2013 にて、累積的な更新プログラムの適用に失敗する場合のトラブルシュートに関する内容です。 現在の SharePoint のファーム バージョンに対して適切なバージョンの累積的な更新プログラムのインストールを試みた場合も、まれにインストールが失敗する場合があります。 そういった場合に、トラブル シュートを行うための手順をご紹介いたします。 また、トラブルシュートを実施した結果、更新プログラムのインストールが完了した場合、必ず製品構成ウィザードのご実施頂きますようお願いいたします。   -目次 1. パッケージの不足 2. 構成データベース内のバージョン情報の不整合 3. 言語パックの適用状況   1. パッケージの不足、破損 SharePoint 2013 の場合、.exe ファイルを保存したディレクトリに .cab ファイルが保存されていないことによって、インストールに必要となるファイルが不足しており、インストールが失敗します。 また、ダウンロードしたパッケージが何らかの理由で破損した場合もインストールが失敗します。   <対応方法> SharePoint 2010 に更新プログラムを適用する場合、更新プログラムのダウンロード ページに表示される、.exe ファイルを再度ダウンロードします。 SharePoint 2013 に更新プログラムを適用する場合、更新プログラムのダウンロード ページに表示される、.exe ファイルと .cab ファイルをすべてダウンロードします。   1) 更新プログラムのダウンロード ページへ移動し、必要となるファイルをすべてダウンロードします。   例 タイトル : Microsoft SharePoint Enterprise Server 2013 (KB4011251)…

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