SharePoint Online と連携するカスタム アプリケーションでエラー ログに残すべき必須情報

こんにちは SharePoint サポートの森 健吾 (kenmori) です。 今回の投稿では、SharePoint Online および OneDrive for Business と連携するカスタム アプリケーションで、エラーが発生した際にログに含めるべき情報についてご紹介します。   関連付け ID について SharePoint Online や OneDrive for Business に対して CSOM や REST API を呼び出すアプリケーションにおいては、問題が発生した際のトラブルシューティングのために、エラー発生時の関連付け ID が必要になります。このため、カスタム アプリケーション側でもこの関連付け ID をログに残す必要があります。 ブラウザからアクセスする通常の利用シナリオにおいても、Fiddler や IE 開発者ツールなどで HTTP トレースを採取し、応答ヘッダーから SPRequestGUID 値を確認することがありますが、API を使用した場合においても有効な方法となります。 弊社サポートで調査を行う際には、この関連付け ID から現象発生時のサーバー側のログを確認します。なお、ログの保持期間はとても短いため (通常は約1日程度)、現象発生後なるべくお早めにお問い合わせください。   概要 上記ご説明をふまえ、一般的に調査を実施する上で必要な情報は以下になります。 詳細な説明は後記いたします。 1. 現象が発生した日付と時刻 2. エラー…

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SharePoint Online/OneDrive for Business の .zip ファイルの文字化けについて

こんにちは。SharePoint サポートの井上です。 先日 SharePoint Online/OneDrive for Business で複数のファイル、またはフォルダを .zip ファイルでまとめてダウンロードする機能が追加されました。   タイトル : Download files and folders from OneDrive or SharePoint アドレス : https://support.office.com/en-us/article/5c7397b7-19c7-4893-84fe-d02e8fa5df05   本機能でダウンロードした .zip ファイルを展開すると、以下の条件に一致する場合にファイル名が文字化けする動作が報告されており、本投稿にてご案内いたします。   1. UTF-8 に対応していない zip 展開ソフトをご利用されている SharePoint Online/OneDrive for Business は、zip ファイルに含めるファイル名を UTF-8 でエンコードするため、ファイルの展開に使用するツールが UTF-8 に対応していない場合、ファイル名が文字化けする現象が発生いたします。   SharePoint Online/OneDrive for Business は様々な利用環境、言語で使用されることが想定されているため、利用環境や言語に影響を受けにくい様に文字コードに UTF-8 が使用されております。サーバー側で文字コードを変更する方法は提供しておりません。   このため、SharePoint Online/OneDrive for Business からダウンロードされた zip ファイルを展開する際には、Windows…

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OneDrive 同期クライアント (Windows 版) のプロファイル カスタマイズに対する制限事項のまとめ

こんにちは SharePoint サポートの森 健吾 (kenmori) です。 今回の投稿では、Windows 版の OneDrive 同期クライアント (OneDrive.exe) におけるプロファイルのカスタマイズの制限事項について記載します。 最初に結論から申しますと、OneDrive 同期クライアントは、移動ユーザー プロファイル、固定ユーザー プロファイル、一時プロファイルおよびコピー プロファイル (Sysprep による) には対応しておりません。 この制限については、一部の内容は以下サポート技術情報にも記載されております。 タイトル : 新しい OneDrive for Business 同期クライアントを使用してファイルおよびフォルダーを同期する際の制限事項 アドレス : https://support.microsoft.com/ja-jp/help/3125202/restrictions-and-limitations-when-you-sync-files-and-folders-using-the-new-onedrive-for-business-sync-client 抜粋 Windows のローミング プロファイル、固定プロファイル、および一時プロファイルはサポートされていません。ユーザー アカウントに対して OneDrive for Business アプリケーションのディレクトリへの上書きを許可しない設定では、One Drive for Business 同期アプリはサポートされていません。 エンタープライズ利用においては、管理者はクライアント端末のセットアップ・展開を大量に実施する必要があるため、これらの作業を計画的に行う必要があります。 しかし、これに対し Windows 10 で標準インストールされるようになった OneDrive 同期クライアント アプリケーションが、プロファイルのカスタマイズに対して制限事項があるということに気づかずに運用を開始し、問題に直面したという報告をよく受けます。 今回の投稿では、これらの制限事項について説明するとともに、問題発生時の暫定対処、および根本対処策の考察について記載いたします。   OneDrive 同期クライアントの展開について OneDrive…

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