こんにちは、SharePoint サポートの佐伯です。 今回の投稿では、プロパティの表示画面の右側に表示される [参照] の表示をカスタマイズする方法についてご紹介します。 この [参照] の表示は、表示テンプレートと呼ばれるファイルに定義されています。タイトルを含む全体の表示はコントロール表示テンプレートによって制御され、各アイテムの表示はアイテム表示テンプレートによって制御されます。変更する箇所に応じてコントロール表示テンプレート、アイテム表示テンプレートを編集することで表示内容をカスタマイズします。 – 表示テンプレート ファイルと格納場所 プロパティ表示画面の [参照] の表示テンプレート ファイルは、マスター ページ ギャラリーに格納されています。 1. [サイトの設定] – [Web デザイナー ギャラリー] – [マスター ページ] にアクセスします。 2. [Display Templates]、[System] フォルダを順に展開します。このフォルダ内に該当の表示テンプレートが格納されています。 コントロール表示テンプレートは Control_Recommendations です。 アイテム表示テンプレートは Item_Recommendations です。 例) プロパティ表示画面の [参照] に背景色を追加する 以下のように背景色をつけてみましょう。全体の色を変更するので、コントロール表示テンプレートを編集します。 – 手順 1. [サイトの設定] – [Web デザイナー ギャラリー] – [マスター ページ] をクリックし、マスター ページ…
Year: 2015
SharePoint 2013 検索の実行ユーザーに合わせて検索結果を取得する
こんにちは、SharePoint サポートの佐伯です。 今回の投稿では、検索の実行ユーザーに合わせて検索結果を取得する方法についてご紹介します。 検索結果 Web パーツやコンテンツ検索 Web パーツなどの検索 Web パーツでは、クエリ テキストを編集して目的の検索結果を取得するための検索条件を設定することができます。このクエリ テキストに動的変数を設定すると、検索実行時に現在取得される値を代入して検索結果を取得することができます。検索条件に、検索の実行ユーザー (現在ログインしているユーザー) の情報を使用したい場合は、以下のように動的変数を設定します。 例1) 検索の実行ユーザーが作成したコンテンツを取得する構文 Author:{User.Name} (実行されるクエリ) Author:User01例2) 検索の実行ユーザーの個人用サイト (個別のサイト コレクション) のコンテンツを取得する構文 Path:http://sharepoint{User.PersonalSpace} (実行されるクエリ) Path:http://sharepoint/my/personal/user01 これらの動的変数を使用して、自分が作成したドキュメントを取得するコンテンツ検索 Web パーツを作成してみましょう。 例) 自分が作成したドキュメントを取得する コンテンツ検索 Web パーツでクエリ テキストを編集していきます。本手順は参考例となりますので、ご要件に合わせて変更してください。 – 手順 1. ページを編集モードにし、コンテンツ検索 Web パーツの [Web パーツの編集] をクリックします。 2. [クエリの変更] をクリックします。 3. [クエリの作成] ダイアログで、[詳細モードへの切り替え] をクリックします。 4. [クエリ テキスト] を編集します。クエリ…
SharePoint 2013 検索結果にカスタムの結果ブロックを表示する
こんにちは、SharePoint サポートの佐伯です。 今回の投稿では、検索ページにカスタムの結果ブロックを表示する方法をご紹介します。 検索の結果ブロックとは、検索クエリがある条件に合致した場合に表示される特別な検索結果のグループです。検索結果ページにどのような結果ブロックを表示するか (例 ユーザーの関連情報、Excel ファイルの一覧)、また結果ブロックを表示するための条件 (例 検索ボックスの単語がひとの名前に一致した場合、検索ボックスに入力された単語に .xlsx がある場合) をクエリ ルールに設定し、検索結果に反映させます。 SharePoint では、既定でいくつかのクエリ ルールが用意されていますが、今回は新たにクエリ ルールを作成する方法を説明します。 なお、本投稿では、クエリ ルールと結果ブロックについて全体的なイメージを掴んでいただくことを目的にしています。そこで、具体的な例をあげて設定方法をご紹介します。各設定項目の説明については省略している場合がありますので、詳細な内容については下記の公開情報をご確認ください。また、ご要件に合わせて設定を行う場合も、下記をご参考にしていただけますと幸いです。 参考) クエリ ルールを管理する それでは始めましょう。 例) 検索結果ページにドキュメントの検索結果を表示する結果ブロックを追加する 例えば、「サンプル」というキーワードにヒットするドキュメント (xlsx、docx ファイル等) を調べたいとします。(ドキュメントを対象とした検索が運用上多く聞かれますので、ドキュメントの検索をテーマにしました。) 検索ボックスに「サンプル」というキーワードを入力して検索した場合に、以下のようにドキュメント以外のコンテンツが検索結果として取得されることがあります。 そこで、検索ボックスに「ドキュメント」というキーワードを追加すると、「サンプル」「ドキュメント」 のキーワードに対してヒットする検索結果が取得されますので、以下のような検索結果が取得されます。 ここでは、xlsx や docx ファイル等のドキュメントを対象とした検索結果を取得したいので、「ドキュメント」というキーワードを含んで検索することにより、ドキュメントを対象として「サンプル」というキーワードで検索結果を取得するような結果ブロックを追加してみましょう。 下記の手順でクエリ ルールを作成し、これに結果ブロック (ドキュメントを対象とした検索結果の一覧) と、結果ブロックを表示するための条件 (検索ボックスの先頭または末尾に「ドキュメント」を含む) を設定します。 – 手順 1. サイトにアクセスし、[サイトの設定] 画面で [検索] – [クエリ ルール] をクリックします。 補足 : クエリ…
SharePoint 2013 検索結果に表示される結果ブロックを非表示にする
こんにちは、SharePoint サポートの佐伯です。 今回の投稿では、検索結果ページに表示される特定の結果ブロックを非表示にする方法についてご紹介します。 結果ブロックとは 検索の結果ブロックとは、関連のある検索結果の特定のグループ (以下の赤枠内) を指します。例えば、検索を実行した際に検索ボックスに入力した単語がひとの名前に一致する場合、既定では、検索結果に以下のようにユーザーに関する情報が表示されます。 なお、結果ブロックはクエリ ルールに設定された条件に合致した場合に表示されます。 上の例では、クエリ ルール “SharePoint Search でのひとの名前” が該当し、検索ボックスに入力された単語がひとの名前に一致する場合、「”○○○○” という名前のユーザー」と「○○○○ によるドキュメント」の 2 つの結果ブロックが表示されます。 ●クエリ ルール “SharePoint Search でのひとの名前” クエリ ルールを非アクティブにすると、このクエリ ルールは検索時に適用されず、設定された結果ブロックを非表示にすることができます。クエリ ルールのアクティブ/非アクティブを切り替える方法については以下をご覧ください。 結果ブロックを非表示にする方法 今回は、検索サイトの検索結果ページでユーザー情報が表示される結果ブロックを非表示にするため、該当のクエリ ルール “SharePoint Search でのひとの名前” を非アクティブにします。 – 手順 1. サーバーの全体管理サイトにアクセスします。 2. [アプリケーション構成の管理] – [サービス アプリケーションの管理] をクリックします。 3. 該当の Search Service Application をクリックします。 4. 左メニューの [クエリ ルール]…
リスト ビューのしきい値に関する SharePoint オンプレミス版の対処策
こんにちは、SharePoint サポートの森 健吾 (kenmori) です。 これまで、リスト ビューのしきい値に関して、複数の投稿をさせていただきました。 タイトル : リスト ビューのしきい値に関する FAQ アドレス : https://blogs.technet.microsoft.com/sharepoint_support/2015/04/14/faq/ タイトル : リスト ビューのしきい値によって発生する現象と対処策 アドレス : http://blogs.technet.com/b/sharepoint_support/archive/2015/05/16/sharepoint-list-view-threshold-story.aspx SharePoint オンプレミス版では、一時的にしきい値制限を解消するための方法がありますので、今回はその内容についてご紹介します。 なお、ここに記載する対処策は、SharePoint Online では実現できません。ファームを複数のテナント単位で共有する SharePoint Online では全世界のユーザーに影響するしきい値自身の無効化や変更はできませんので、ご了承ください。 1. SPList.EnableThrottling の使用 SharePoint サーバー サイド オブジェクト モデルを使用することで、リスト単位でリスト ビューのしきい値を無効にすることができます。 例えば、特にフォルダー直下ではなく、フォルダー配下の件数でしきい値に該当する事象 (フォルダーの URL 変更や集計列の追加など) は、運用における一時的な変更です。これらを実行する際には、サーバーのメンテナンス時や夜間など、ユーザーアクセスが少ない時間帯に、一時的にしきい値を無効化して対処して実行してしまう方法が考えられます。 タイトル : SPList.EnableThrottling property アドレス : https://msdn.microsoft.com/en-us/library/office/microsoft.sharepoint.splist.enablethrottling.aspx $web = Get-SPWeb http://sharepoint/sites/site $list =…
SharePoint Server で ASP.NET セッション状態を使用する
こんにちは SharePoint サポートの森 健吾 (kenmori) です。今回の投稿では、SharePoint Server 2013/2010 において、ASP.NET セッション状態を使用する方法をご説明します。 ASP.NET セッション状態を使用すると、同一セッションを維持している限りは、サーバー側にデータを格納し、取り出すことが可能です。下記のコードの様に Page.Session["<キー>"] に値を格納したり、取り出したりするだけで実現できます。 protected override void OnPreRender(EventArgs e){ base.OnPreRender(e); try { // セッション状態からの読み込み Label1.Text = Page.Session["DATA"].ToString(); } catch (Exception ex) { Label1.Text = "(none)"; }} protected void Button1_Click(object sender, EventArgs e){ // セッション状態への書き込み Page.Session["DATA"] += "<BR>" + DateTime.Now.ToString() + " " + TextBox1.Text;} しかし、SharePoint Server…
Office 365 の次世代ポータルに関する関連情報
Office 365 の次世代ポータルに関する関連情報が以下のサイト (Sway) で公開されています。 Office 365 Video や Delve、InfoPedia といった今後の Office 365 のサービスに関する情報も含まれているので是非ご参考ください。 NextGen Portals in Office 365https://sway.com/jSGt5aKXltTdxfUA
2015 年 6 月の CU がリリースされました
2015 年 6 月の CU がリリースされました。 – 参考リンク June 2015 CU for SharePoint 2013 is available for downloadhttp://blogs.technet.com/b/stefan_gossner/archive/2015/06/09/june-2015-cu-for-sharepoint-2013-is-available-for-download.aspx June 2015 CU for SharePoint 2010 is available for download http://blogs.technet.com/b/stefan_gossner/archive/2015/06/09/june-2015-cu-for-sharepoint-2010-is-available-for-download.aspx
SharePoint 2013 のアイテムやドキュメントの更新日時のフォーマットについて
こんにちは。SharePoint サポートチームの荒川です。 最近ユーザーから、SharePoint 2013 のアイテムやドキュメントの更新日時のフォーマットについての質問を受ける機会がありました。SharePoint 2013 では以下のようにドキュメントの更新日時の情報が「{n} 日前」のように、わかりやすく表示されます。 この機能は SharePoint 2013 で新たに追加された「フレンドリ形式」と呼ばれるもので、列の設定から従来の表示形式に戻すことも可能です。 フレンドリ形式ではユーザーがタイムゾーンを考慮せず感覚的におよその日時を把握できるため、一見して便利な機能に見えますが、一体どのようなルールで動作しているのかが気になるところですね。今回の投稿ではSharePoint 2013 のアイテムやドキュメントの更新日時のフォーマットについて調べた結果を共有したいと思います。 検証ベースでの動作結果今回このルールに関する質問を受けて、更新日時のフォーマットの仕様に関する公開情報を探してみたのですが、現時点で公開されている情報は見当たりませんでした。このため独自に調査を行った結果、2015 年 5 月 CU 時点において、以下の動作となっていること確認しました。 30 秒未満 数秒前 120 秒未満 約 1 分前 2 ~ 50 分以内 {n} 分前 110 分以内 約 1 時間前 111 分以降 ~ 日を跨ぐまで {n} 時間前 日を跨いだ後 昨日 ({hh:mm}) 翌々日以降 ~ 週を跨ぐまで {v} 曜日 ({hh:mm})…
Project Server 2013 / Project Online と Project Professional 2013 間の連携機能に関するブラウザー間の動作の差異について
こんにちは、SharePoint サポートの森村です。 Project Server 2013 / Project Online 製品は Internet Explorer、Firefox、Chrome 等の複数のブラウザーに対応しております。 [プロジェクト センター] 上のプロジェクト内容の表示など、ブラウザー上の動作については、どのブラウザーを使用した場合でも同様の動作となりますが、ブラウザー外部のプログラム、すなわち Project Professional 2016/2013 との連携が必要な場合、ブラウザー固有の仕様の違いなどの影響により、Internet Explorer 以外のブラウザーでは一部動作に影響があります。(なお、ブラウザーからではなく Project Professional 2016/2013 の [ファイル] メニューから PWA サイト上のプロジェクトを操作した場合は問題はございません。) 本記事ではその影響点についてご案内いたします。 目次 1. Project Server 2013 / Project Online 製品の対応ブラウザーについて 2. ブラウザーと Project Professional 2016/2013 の連携について 3. Firefox ブラウザーの場合 4. Chrome ブラウザーの場合 5. Safari ブラウザーの場合 1….