送信メールの設定で 50220 (日本語 (JIS)) を選択すると送信されるメールが文字化けする場合がある


こんにちは。

前回のブログポストから間が空いてしまい大変申し訳ございませんでした。

 

今回は SharePoint の送信メールの設定についてご案内したいと思います。

SharePoint 製品では、ドキュメントがアップロードされたときにメールを送信するなど、通知メールを使用することが可能です。また、サーバーの全体管理サイトより、この通知メールの文字コードを指定することが可能です。

 

文字セットが 50220 (日本語 (JIS)) である場合は、通常は送信されるメールは、以下の形式で送信されます。

 

Content-Transfer-Encoding : 7bit

charset                   : iso-2022-jp

 

しかしながら、SharePoint 製品では送信メールの設定画面で 50220 (日本語 (JIS)) を選択した場合、送信されるメールは以下の形式で送信されます。

 

Content-Transfer-Encoding : 8bit

charset                   : (空白)

 

上記の形式でメールが送信された場合、メールサーバーやメールクライアントによってはメールが文字化けする可能性がございます。

弊社製品では、Exchange Server 2003 + Outlook 2007 の組み合わせなどで発生することを確認しております。

 

- 本現象の原因について

この現象は SharePoint 製品の内部で、日本語 (JIS) が 使用するコードページ ID が 50221 として保持されていることに起因します。このため、送信メールの設定画面で 50220 (日本語 (JIS)) を選択しても、内部で該当するコードページが存在しないと判断されて、Content-Transfer-Encoding と charset に正しくない値がセットされます。

 

- 本現象の回避策について

本現象を防ぐためには、stsadm コマンドを使用して、送信メールが使用するコードページを 50221 に指定することで、正しい日本語 (JIS) の文字コードを設定できます。以下にコマンド例をご案内します。

 

stsadm -o email -outsmtpserver <SMTP サーバー名> -fromaddress <有効な電子メール アドレス> -replytoaddress <有効な電子メールアドレス> -codepage 50221

 

コマンド例:

stsadm -o email -outsmtpserver exchange -fromaddress user01@test.com -replytoaddress user01@test.com -codepage 50221

 

参考資料:

タイトル : Email : Stsadm 操作 (Windows SharePoint Services)

アドレス : http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc288265(office.12).aspx

 

なお、本現象が発生する SharePoint 製品は現時点 (2011 年 8 月 5 日時点) で以下になります。

 

・Windows SharePoint Services 3.0

・Office SharePoint Server 2007

・SharePoint Foundation 2010

・SharePoint Server 2010

 

以上になります。

本ブログ記事が SharePoint ユーザーの皆様のお役に立てれば幸いです。


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