Build 2017: Windows 10 で Red Hat Fedora が近々動作予定

5 月 10 日から 12 日まで米国サンフランシスコで開催された Microsoft Build 2017 カンファレンスで、Windows 10 上で Linux プログラムをネイティブ実行さえるための互換レイヤー「Windows Subsystem For Linux」において、Ubuntu に加えて OpenSuSE と Red Hat Fedora が動作する予定であることが発表されました。

これらの 2 つのディストリビューションは、近々 Windows Store から配布が開始される予定です。配布が開始されると、Windows 10 上で 3 つの Linux ディストリビューションがネイティブで実行できるようになります。

Fedora は Red Hat が支援するコミュニティ Fedora Project により開発あれている Linux ディストリビューションです。Fedora は、コミュニティの規模と専門知識を生かして、Red Hat Enterprise Linux に組み込まれる機能を生み出し、その性能を試す理想的な環境を提供しています。その一方で Red Hat は、Fedora とは異なる独自のテストおよび品質保証 (QA) プロセスを Red Hat Enterprise Linux に設け、ミッションクリティカルなアプリケーションとして選ばれる品質と信頼性の要件を満たしています。

Fedora が Windows 10 上で動作するようになることで、Red Hat と Microsoft の連携がますます緊密になることが期待されます!

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