SQL Server 2017 CTP 2.0 の提供を開始~ Windows 版に加え Linux 版と Docker 版も提供

日本時間の 4 月 20 日の早朝、Microsoft Data Amp というオンラインイベントで次期 SQL Server v.Next の正式名称が SQL Server 2017 になることと、CTP 2.0 (Community Technology Preview 2.0) がリリースされたことが発表されました。同時に、SQL Server 2017 の主な新機能が公開されました。

SQL Server v.Next は昨年 11 月に Public Preview 版が公開されていたものです。SQL Server 2017 の主な新機能については冒頭のインフォグラフィックスにまとまっています。この記事では詳しく触れませんので、最後の関連記事の内容をご覧ください。

RHEL などの Linux ユーザーの皆様にとっては、今回の発表の中でも、今度の SQL Server は「プラットフォームを選べる」というところに一番関心があるのではないでしょうか。SQL Server 2017 は、Windows Server や Windows 10 だけでなく、RHEL、Ubuntu、SUSE Linux Enterprise Server でも利用することができます。RHELはバージョン 7.3 以上がサポートされます。また、Windows や Linux の Docker コンテナ上でも利用することが可能であり、パブリックおよびプライベートクラウド上で Kubernetes、 OpenShift、Docker Swarm、Mesosphere DC/OS、Azure Stack、Open Stack などと連携することも可能になります。

SQL Server 2017 正式版は 2017 年中盤のリリースが予定されています。いまから待ち遠しいですね。

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