Exchange Online 環境の Outlook における MAPI over HTTP 接続時の最低要件と使用可能なバージョン

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Exchange Online 環境での Outlook による RPC over HTTP 接続のサポート終了日である 2017 年 10 月 31 日が迫ってきました。 今回は Exchange Online へ MAPI over HTTP で接続する際の最低要件と、MAPI over HTTP を使用可能なバージョンについてご紹介します。   Exchange Online へ接続するための最低要件 Exchange Online へ接続するための最低要件については、2017 年 10 月 31 日の RPC over HTTP のサポート終了についてご案内している KB3201590 からリンクしている、こちら の情報をご覧ください。 こちら の記事に詳細を追記したように、「2017 年 10 月 31…


クイック実行版の Outlook 2016 で POP や IMAP のアカウントを設定すると「問題が発生しました」エラーで失敗する

2017/10/11 コントロール パネルの [Mail (Microsoft Outlook 2016)] アイコンを従来のアカウント設定画面に戻したため、内容を更新しました。 Office 365 ProPlus や Office 365 Solo などのクイック実行版の Outlook 2016 の新しいビルドでは、Outlook 2016 初回起動時のアカウント設定画面がシンプルな新しい画面に変更されました。この新しいアカウント設定画面では、サーバーが自動構成できるように構成されている場合はメールアドレスを入力するだけで設定を完了できるようになります。 しかし、弊社ではこの新しいアカウント設定画面から SMTP 認証を必要としないメールサーバーに接続する POP や IMAP のアカウントを設定する際に、以下のいずれかのエラーが発生して失敗する問題が発生することを確認しています。 ↑指定した暗号化方式を使用して送信 (SMTP) サーバーに接続できませんでした。送信 (SMTP) サーバーの暗号化方式を確認して、もう一度お試しください。 ↑問題が発生し、Outlook はアカウントを設定することができませんでした。もう一度やり直してください。問題が解決しない場合は、メール管理者にお問い合わせください。 原因 従来のアカウント設定画面では以下の [送信サーバー (SMTP) は認証が必要] が既定でオフであり、SMTP 認証を要求されないアカウントを作成することができました。 しかし、新しいアカウント設定画面ではこの設定がなく、オンに指定されていてオフに変更できないために発生します。 対処方法 以下のいずれかの方法で、現象の回避をお願いいたします。 方法 1. コントロール パネルの [Mail (Microsoft Outlook 2016)] アイコンからアカウントの追加を行う コントロール…


Exchange Server 2010 環境で Outlook (2010/2013/2016) から予定表を追加した場合、OWA 側に表示されない

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は、Exchange Server 2010 環境で Outlook から追加した予定表が OWA 側に表示されないという事象について解説します。   概要 Exchange Server 2010 環境で Outlook (2010/2013/2016) から予定表を追加した場合、OWA 側に表示されません。 別の端末の Outlook 側では表示されます。 本事象は Exchange Server 2013 以降の Exchange Server に接続して利用する場合には、発生いたしません。   原因 Outlook から予定表を追加した場合と OWA から追加した場合とでは、追加した予定表情報を保持しているプロパティが異なります。 Exchange Server 2010 の OWA は Outlook が追加したプロパティに対応していないため、Outlook から追加したデータ形式の読み込みができません。   本動作については、Exchange Server 2010 側の動作によるものですが、既に延長サポートの製品であり、製品の修正を行うことができないため、以下の方法で対処いただきますようお願いいたします。   回避策…


先進認証方式である Active Directory Authentication Library (ADAL) を使用しているとセーフモード起動で接続できない

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は Windows 10 端末で ADAL 認証を利用している際、セーフモード起動では接続できない問題についてです。   事象 Windows 10 端末で、Outlook 2013 または Outlook 2016 より 先進認証方式である Active Directory Authentication Library (ADAL) を利用して Exchange Server に接続する際、セーフ モード起動では接続することができません。   原 ADAL 認証を行う場合、Outlook は Office 共通の認証コンポーネントを使用しますが、セーフ モードで起動した場合には Office の認証コンポーネントが無効化されるため、ADAL 認証を使用できません。   回避策 セーフ モード起動ではなく通常起動するか、ADAL 認証を利用しないための以下のレジストリ設定を行います。 レジストリ キー : HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\1x.0\Common\Identity 値の名前 : EnableADAL 値の型…


Windows 7 と Outlook 2016 (MSI版) 環境で、ローカルのファイルを選択して、右クリックメニューから [送る]-[メール受信者] を実行した際に Outlook の編集画面が表示されない問題

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Windows 7 と Outlook 2016 (MSI 版) 環境で、ローカルにある全角文字を含むファイル名のファイルを選択し、右クリック メニューから [送る]-[メール受信者] を実行しても、Outlook の編集画面が表示されない問題が発生することを確認しております。 本問題は、後述の発生条件をすべて満たす環境でのみ発生しますが、現時点では制限事項となっています。 詳細につきましては以下をご確認ください。 現象 – 現象再現手順 1.  ローカルに保存した全角文字を含むファイル名のファイルを選択し、右クリックします。 2. 表示されたメニューで [送る]-[メール受信者] をクリックします。 – 現象 以下のような Outlook の編集画面が表示されません。 現象発生条件 以下のすべての条件を満たすと事象が発生します。 Windows 7 を利用している MSI 版の Outlook 2016 を利用している ファイル名に全角文字が含まれている   ※Windows 7 と Outlook 2016 (C2R 版) 環境では、本事象は発生しません。   現象発生原因 本事象は…


[9/21 更新/解決済み] クイック実行版 (C2R) Outlook 2016 で共有の予定表編集時にアクセス権がないエラーが発生し編集できない現象について

2017/9/21 更新  バージョン 1708 (ビルド8431.2079) で修正したため、現象発生環境を変更し、対処方法を追加しました。 こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 2017 年 6 月に公開された Outlook のセキュリティ更新プログラムを適用後、クイック実行版 Outlook 2016 で共有予定表を編集できないという現象が発生します。この問題は 2017 年 9 月 18 日の更新で修正しました。 現象発生環境 Current Channel で展開しているクイック実行版 Office 2016 で、 2017 年 6 月の Outlook 2016  バージョン 16.0.8326.2062 以降  2017 年 9 月 16.0.8431.2079 未満のバージョン   現象 共有予定表を編集しようとしたり、新しいアイテムを追加しようとしたりすると、以下のエラーが表示され、共有予定表を編集できない場合があります。   「このフォルダー内にアイテムを作成するためのアクセス権がありません。フォルダーを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、フォルダーへのアクセス権を確認してください。アクセス権を変更するには、フォルダーの所有者かシステム管理者に依頼してください。」   また、アクセス許可を確認するために共有フォルダーを右クリックすると、以下のエラーが表示されます。…


クイック実行版 (C2R) の Outlook 2016 の新しいプロファイル作成画面で Exchange アカウントを設定する場合の動作について

日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 本ブログでは、クイック実行版 (C2R) の Outlook 2016 の新しいプロファイル作成画面で Exchange アカウントを設定する場合の動作についてご説明します。 新しいプロファイル設定画面でアカウント設定が失敗する場合や以前からあるアカウント設定画面を使用したい場合には、後述の対処方法を確認してください。 対象製品 新しいプロファイル作成画面は、クイック実行版 (C2R) の Outlook 2016 で提供している新しい機能となりますので、Outlook 2010 および 2013 では新しいアカウント設定画面は表示されません。 また、Outlook 2016 の MSI 版でも新しいアカウント設定画面は表示されません。 ※ Office 製品の [ファイル]-[Office アカウント] または [アカウント] で表示される画面右側の [“製品名” のバージョン情報] の上に [更新オプション] が表示されている場合は、クイック実行版となります。 動作の説明 Outlook は Exchange のアカウントを設定する際に OS にログオンしているユーザー情報を Active Directory から取得しますが、以下のように取得する属性が異なります。 下図の新しいアカウント設定画面 (1) と…


Outlook 2016 で [詳細] からフィールドを追加して検索すると、検索文字列が残り削除できない

2017/9/27  「参考」を追加し、検索の機能が今後変更される予定があることを追加しました。 Current Channel のバージョン 1705 (ビルド 8201.2102) 以降の Outlook 2016 では、 クイック検索ボックスをクリックして [検索] タブの [詳細] からフィールドを追加して検索を行った後に別のフォルダーに切り替えると、追加したフィールドに以下のように前回入力した検索文字列が残ったままとなり、削除できず検索文字列を入力し直すことができない現象が発生することを確認しています。 弊社ではこの問題を不具合として認識しております。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。 この問題が発生する場合は以下のいずれかの方法での対処をお願いいたします。 方法 1. 追加したフィールドを X をクリックして削除し、再度 [詳細] から追加し直してから検索文字列を入力する 方法 2. [検索ツール] をクリックして [高度な検索] をクリックし、[高度な検索] の機能を使用して検索する 方法 3. [詳細] からフィールドを追加して検索せず、フィールド名:検索文字列 のフォーマットで入力して検索する ※ こちらの ヘルプ や、[詳細] からフィールドを追加して検索する時に自動入力される文字列を参考にしてください。 例) 宛先:伊藤 件名:テスト 受信日時:先週 to:伊藤 subject:テスト received:last week 参考: 現在マイクロソフトではどのデバイスからアクセスした場合も同じ操作性で検索して期待する結果が返されるように、検索の仕組みを大幅に刷新しています。 その一環で、以下の機能を将来別の機能へ置き換えるか削除を行うことを予定しています。 ・[詳細]…


Outlook 2016 で開封確認を要求するメッセージを受信した際に、開封済であることを送信者に返信しても送信者に届かない現象

日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 本 Blog では Outlook 2016 で開封確認を要求するメッセージを受信した際に、開封済であることを送信者に返信しても送信者に届かない現象の動作について説明します。   機能について Outlook は送信したメッセージを受信者が開封したかどうかを確認できるよう、メッセージ送信時、受信時に以下の機能に対応しています。   メッセージ送信時: 受信者がメッセージを読んだことを確認する開封確認メッセージを要求する機能。 メッセージ ウィンドウのメニューの [オプションタブ]-[開封確認の要求] をチェック オンでメールを送信できます。   メッセージ受信時: 開封確認メッセージを要求するメッセージを閲覧した際に開封確認メッセージの返答を送信する機能(返答しない設定も可能です)。 Outlook ウィンドウのメニューの [ファイルタブ]-[オプション]-[メール] をクリックして、画面右側の [確認] のオプションで既定の設定を変更可能です。 既定の設定では [開封済みメッセージを送信するかどうかを毎回確認する] となりますので、開封確認付きメッセージを閲覧する際に、返信するかしないかのメッセージが表示されます。   この機能を開封確認通知と呼びます。   現象 Outlook 2016 で開封確認を要求するメッセージを受信し、開封確認メッセージを元のメッセージの送信者に返信しても、送信者に開封確認メッセージが届かない場合があります。   現象発生条件 送信経路上に Envelope-From が NULL のメッセージを廃棄するサーバーが存在する場合、Outlook 2016 で開封確認メッセージを返信すると発生します。   現象の動作説明 Outlook 2016 の開封確認通知の実装は、インターネットの開封確認通知の仕様を規定している…


Outlook の更新プログラムをコマンドでアンインストールする方法

Outlook の更新プログラムは、以下のようなコマンドでアンインストールすることができます。 KB 番号を指定して削除することができないため、PatchGUID (更新プログラムの GUID) と、現在インストールされている Office 製品の GUID を確認した上で、以下のコマンドを実行する必要があります。     msiexec /package {製品 GUID} /uninstall {更新プログラム GUID} ここでは、具体的な手順を Outlook 2010 の 2017/6 KB3203467 を例として説明します。他の更新プログラムについても同じ手順で行ってください。   1. インストールされている Office 製品 の GUID と更新プログラム の GUID を確認 1. スタート メニューの [プログラムとファイルの検索] (または [ファイル名を指定して実行]) で regedit と入力して実行し、レジストリ エディタを起動します。 2. 以下のレジストリ キーを右クリックしてエクスポートをクリックし、デスクトップなどに reg ファイルとして保存します。 32 ビット Windows…


WSUS から最新の Office 更新プログラムが配信されるように構成する方法

Office 製品では、こちらのブログ記事 でも説明していますようにできる限り最新に更新してご利用いただくようお願いしています。 今回は、WSUS を利用して Office 製品の更新プログラムを配信している場合に、すべての更新プログラムを配信する方法と、最新の更新プログラムだけを配信する方法をご紹介します。 通常は WSUS からすべての更新プログラムを配信するよう構成します。この場合は、各クライアントで最新に更新するために必要な最新の更新プログラムだけが適用されます (Office 製品の更新プログラムは累積更新プログラムであるためそれ以前の更新をすべて含みます)。適用されていないすべての更新プログラムが順次配信されて適用される動作になるわけではありませんので、ご安心ください。 ディスク容量を節約したいなどの事情がありすべての更新プログラムを承認したくない場合は、最新の更新プログラムだけを配信するよう構成してください。 手順 1. 利用しているバージョンの Office 用の更新ビューを作成 1-1. WSUS サーバーで、[管理ツール] の [Windows Server Update Services] を開きます。 1-2. 左の一覧で、[Update Services]-[<WSUS サーバー名>] にある [更新プログラム] を右クリックし、[新しい更新ビュー] をクリックします。 1-3. [ステップ 1] で [更新は特定の製品用です] にチェックします。 1-4. [ステップ 2] で [任意の製品] をクリックし、[すべての製品] のチェックを外してから利用しているバージョンの Office (例: Office 2016) にチェックし、 [OK] をクリックします。…


Outlook が原因でセッション数が増加する? 実際の動作と対処方法

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。   Exchange Online 環境などで、Outlook によるセッション数増加についてのお問い合わせをいただくことがよくあります。 Exchange Online を含む Exchange Server 2013 以降の環境では、Outlook による接続プロトコルは MAPI over HTTP もしくは RPC over HTTP が使用され、接続するメールボックスが多いほどセッション数が増えるため、ネットワークの管理者には Outlook によるセッション数が大きな関心となります。   それでは、Outlook による実際のセッション数はどうなっていて、また、セッション数を低減する方法はないのでしょうか。 今回はそういった内容についてご紹介いたします。   Outlook の [接続状態] では実際の TCP セッション数は確認できない Outlook 起動中 Windows 画面右下に表示されている Outlook のインジケーター (小さなアイコン) を ctrl を押しながら右クリックすると、[接続状態] のメニューが選択できます。 この [接続状態] では下図のように Outlook による各接続が確認できます。 今回の…


Outlook 2013/2016 でリッチテキスト形式で複数ファイルを添付して送信すると、添付ファイルの名前と内容が入れ替わりファイルが開けない

日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook 2013 または Outlook 2016 の 2017 年 2 月または 3 月の更新プログラムを適用している Outlook から、リッチテキスト形式で複数ファイルを添付して送信した際、添付ファイルの名前と内容が入れ替わる問題が発生します。 現象の発生条件および対処方法については以下をご確認ください。   現象 Outlook 2013/2016 で複数ファイルを添付すると、添付ファイルの名前と内容が入れ替わる問題が発生します。 この時に、拡張子まで入れ替わった場合には、添付ファイルが開けない現象となります。 本現象は、以下の発生条件で発生しますが、条件を満たしている場合でも 100 %  発生する現象ではございません。   現象発生条件 – Outlook のバージョン 本現象は MSI 版の Outlook 2013/2016 でのみ発生し、クイック実行版では発生しません。 Outlook 2010 では発生しません。   – メール形式 リッチテキスト形式でのみ発生し、HTML 形式およびテキスト形式では発生しません。   – 原因の発生原因となる更新プログラム 本現象は以下の 2017 年 2…


古いアイテムの整理の基準日、自動整理のタイミング、対象外となるパターンについて

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は、古いアイテムの整理の基準日を変更する方法、自動整理が行われるタイミング、整理の対象外となるパターンについてご説明します。 ■ 古いアイテムの整理の基準日について 古いアイテムの整理の既定の基準日は更新日となっていますが、後述の ArchiveIgnoreLastModifiedTime レジストリによって受信日に変更することが可能です。 ArchiveIgnoreLastModifiedTime レジストリ設定前後の基準日は以下の通りです。   設定前 (既定の基準日) =============== メッセージ: 受信日時または更新日時のうちの新しい日付 予定表 : 更新日時または予定、イベント、会議の開催日時のうちの新しい日付 タスク: 完了日または更新日時のうちの新しい日付。完了とマークが付いていないタスクはアーカイブされません。 メモ : 更新日時   設定後 ===== メッセージ : 受信日時 予定表 : 予定、イベント、会議の開催日時 タスク: 完了日。完了とマークが付いていないタスクはアーカイブされません。 メモ : 更新日時   基準日を変更するレジストリ =================== キーのパス: HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\xx.0\Outlook\Preferences キー名: ArchiveIgnoreLastModifiedTime 種類: REG_DWORD 値: 1 ※レジストリ キーのパス中にある xx は以下の通りです。…


AutoDiscover のテストによるトラブルシュート その2 (自分自身以外のメールボックス)

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 前回の記事では、Outlook による AutoDiscover のテストとトラブルシュートについてご紹介しました。 今回は、そのテストを少し発展させて、自分以外のメールボックスへの AutoDiscover のテスト方法についてご紹介します。   なぜこうしたテストが必要か 前回の記事では、AutoDiscover で使用される URL の一部が SMTP アドレスの @ マーク以降の文字列から決定されることをご紹介しました。 この動作から、以下のような環境では自分自身のアドレスによる AutoDiscover が成功していても、 他のメールボックスへの AutoDiscover が失敗する場合もあり、後述するような問題が発生する場合があります。 ・ 1 つのメールボックスに複数の SMTP アドレスが割り当てられており、それぞれのアドレスのドメイン部分の文字列が異なる ・ 組織内で複数のドメインやサブ ドメインを使用しており、自分自身と接続しようとしているメールボックスにおいて SMTPアドレスのドメイン部分の文字列が異なる ・ Exchange Online 環境で独自ドメインではなく、xxxx.onmicrosoft.com の形式で AutoDiscover が必要となった (もしくはその逆)   発生が予想される問題 ・他ユーザーや共有メールボックス、会議室などのリソース メールボックスの予定表が開けない、開くのに時間がかかる ・アーカイブ メールボックスが開けない、開くのに時間がかかる ・Exchange Server 2013 環境以降で使用可能なモダン パブリック…


AutoDiscover による自動構成のテストを実施してトラブルシュートを行う方法

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Exchange 接続を行う Outlook において、Outlook 2007 と Exchange Server 2007 から AutoDiscover と呼ばれる機能が登場しました。 この機能は Exchange 環境で極めて重要な役割を果たす機能であり、近年 Exchange Server 環境で Outlook を使用する場合は必須となりました。 具体的には、Exchange Online を含む Exchange Server 2013 以降の環境で Outlook を使用する場合は AutoDiscover が必須となっており、また Outlook 2016 からは接続する Exchange Server のバージョンを問わず AutoDiscover が必須となりました。 Outlook は内部的に以下のような様々な状況で AutoDiscover を実行し、Exchange Server から必要な構成情報を取得します。 ・ アカウント設定ウィザードにおける自動セットアップ ・ 空き時間情報の参照 ・ 自動応答の設定…


Outlook を Exchange Online 環境などに接続して使用している場合、アカウント設定、起動、予定表の参照に時間がかかる問題の対処方法

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 主に Exchange Online 環境で多いお問合せとなりますが、Outlook を使用しているときに、以下のような現象が発生する場合があります。 今回はそうした場合に有効な対処方法をご紹介いたします。   現象 ・ Outlook の電子メール アカウントの設定に時間がかかる ・ Outlook の起動に時間がかかる ・ Outlook で他人の予定表を表示するのに時間がかかる ・ 予定表の共有依頼の操作で Outlook がハング・応答なしになる   原因 お客様環境のネットワークなどの構成に起因して Outlook による AutoDiscover において、一部の URL への接続試行が失敗するまでに時間がかかるために発生します。 上記の例以外にも、Outlook は内部的に様々な状況で AutoDiscover を実行するので、AutoDiscover に時間がかかる構成下では Outlook のパフォーマンスが低下する原因になる可能性があります。   Outlook の AutoDiscover によるアクセスは、Outlook のバージョンや更新プログラムの適用状況による追加の機能における差異もありますが、基本となる動作としては以下の順番で実行され、成功するとその時点で処理は終了します。 サービス接続ポイント (ドメイン参加している場合に AD より URL を取得する。) HTTPS…


特定の条件を満たした環境で Outlook 2016 によるメール ヒントの取得が失敗する

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は Outlook 2016 でメール ヒントの表示が行われないという現象についてご紹介します。 現象 以下の条件を全て満たす場合、Outlook 2016 によるメール ヒントの取得が失敗します。 ・ Exchange Server への接続に MAPI over HTTP ではなく旧来の RPC over HTTP プロトコルを使用している ・ Exchange Server の EWS (Exchange Web Service) の Internal URL と External URL がそれぞれ異なる ・ クライアント PC から EWS の Internal URL の名前解決ができないネットワーク構成である 例えば、新規メール作成のウィンドウ上部に以下のようなメール ヒント取得失敗のメッセージが表示されます。 原因 Outlook によるメール…


「マイクロソフトが推奨する Office 365 利用時の Office クライアントとバージョンについて」記事を公開

弊社マイクロソフトのテクニカル セールス チームのブログで、本日以下の記事を公開いたしました。 Office 365 を利用する場合の Office 環境についての情報と資料をまとめておりますので、ぜひご確認ください。 マイクロソフトが推奨する Office 365 利用時の Office クライアントとバージョンについて 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


Office 365 を利用する場合に、Office 2010 などの古い Office から最新の Office へ移行する必要がある理由

Office 365 を快適に利用し最大限活用いただくため、マイクロソフトは最新の Office クライアント製品に更新して利用することをおすすめしています。 Office 365 を利用するのに最適な Office 製品 Office 365 は、以下の Office クライアント製品で動作するように設計されています。 ・最新に更新した Office 2016 クイック実行版 (Office 365 ProPlus 2016) ・最新に更新した Office 2016 MSI 版 (ボリュームライセンス) ・最新に更新した Office 2013 MSI 版 (ボリュームライセンス) ・最新に更新した Office 2016 for Mac ・最新に更新した Office 2011 for Mac マイクロソフトでは最新の更新プログラムを随時 Office 365 のサーバー製品に適用しており、最新のバージョンにあわせて Office の更新プログラムをリリースしています。 Office の更新プログラムでは、Office 365 を使用する場合のパフォーマンスを向上するための修正や新機能も提供されます。…