Outlook で検索リボン メニューの [未読] が動作しない

日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 本ブログでは、検索リボンメニューの [未読] が動作しない現象について説明します。   現象発生条件 Windows 版 Outlook 2016 以上を Exchange Online にキャッシュ モードで接続して利用している環境で発生します。 ・キャッシュ モード オフ (オンライン モード) で接続している場合には発生しません。 ・Outlook 2013 以前のバージョンでは発生しません。 現象 [未読] をクリックしても、未読メールが正しく表示されません。 原因 Outlook 2016 以上 を使用して Exchange Online にキャッシュ モードで接続している場合、以下の 2 種類の検索が動作します。 1. FAST Search 2. Windows Search などを使用した旧来の検索 本現象は、FAST Search が動作している場合に発生します。 現在、修正に向けて作業を進めていますが、修正のリリース日は確定していません。 対処方法 更新プログラムの適用状況により、UI が異なりますので、以下のいずれかの方法をお試しください。…


Outlook でメールを保存または送信時に 「クライアントの処理が失敗しました」または「このアイテムを指定されたフォルダーに保存できません。」エラーが発生する問題

日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 本ブログでは、以下の現象発生条件に該当する特定のメールを保存または送信時にエラーが発生し、保存、送信ができない現象についてご説明します。   現象発生条件 以下のすべての条件を満たす場合に発生します。 ・Windows 版 Outlook を Exchange Server にオンライン モードで接続して利用している環境 ・添付ファイルまたは本文に埋め込み画像があり、ファイル名に半角カタカナが利用されている場合 ・[下書き] フォルダーに保存したアイテムを開いて操作   現象 [下書き] フォルダーに保存されたアイテムを開き、編集後に [保存] または [送信] を実行すると以下のエラーが発生します。   「クライアントの処理が失敗しました。」とエラーが表示されます。   「このアイテムを指定されたフォルダーに保存できません。フォルダーが削除または移動されたか、またはフォルダーにアクセス権がないことが原因として考えられます。アイテムの既定のフォルダーにコピーを保存しますか?」とエラーが表示されます。   原因 Outlook および Exchange Server は、それぞれでメールなどのアイテムの保存、送信時に、アイテム内で使用している文字列から文字コードを決定するための自動判定処理が実装されています。 Outlook で任意に指定および自動判定された文字コードと Exchange Server が自動判定した文字コードが異なる場合、アイテムの文字コードを変換するための書き込み処理が発生しますが、この動作の一連の処理に問題があり、エラーが発生します。 例: 日本語版 Outlook の既定の文字コード設定は日本語 (JIS) ですが、その場合、アイテムに半角カタカナの文字を含む時の既定の文字コードの自動判定はそれぞれ以下となり、文字コードを変換するための書き込み処理が発生します。  Outlook – 日本語 (JIS) Windows コードページ…


インターネット接続性チェックが失敗する環境で Outlook 2013/2016 による先進認証が失敗する

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は Outlook 2013/2016 による先進認証に影響を与える Network Connection Status Indicator (NCSI) と Outlook の関係についてご説明します。   現象 Windows の NCSI によりインターネット接続性がないと判断されている場合、Internet Explorer よるインターネット コンテンツのブラウズなどが可能であっても、Outlook 2013/2016 による先進認証が失敗します。 NCSI がインターネット接続性なしと判断している場合、ライセンス認証や “Office へサインイン” など Office 共通の動作が失敗する場合もあります。   原因 先進認証ではクラウド上の認証プロバイダへのアクセスなどでインターネットへの接続が想定されます。 このため、Outlook 2013/2016 が先進認証時に使用する Office 共通のコンポーネントである MSO.dll において、認証前に NCSI によるインターネットの接続性を確認するロジックが存在します。このロジックにより、インターネット接続性がないという応答が NCSI から返った場合、先進認証ができないと判断され、結果的に認証が失敗します。   NCSI とは Windows の画面右下に表示されるインジケーターと呼ばれるアイコンのうち、以下の赤枠のアイコンが NSCI です。…


Outlook が実際に TLS 1.2 を使用した通信を行っているか確認する方法

2018/1/30 更新 : Network Monitor での確認方法を手順が少なく、プロキシを使用した環境でも有効な内容に変更しました。   こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 KB4057306 で公開しているように、Office 365 では 2018 年 3 月 1 日以降、TLS 1.2 での接続が必要となります。 前回、Windows 7 環境の Outlook が TLS 1.2 を使用した通信を行うために必要な準備を こちら の記事でご紹介しました。 今回は、Outlook が実際に TLS 1.2 を使用した暗号化通信を行っているかについて確認する方法をご紹介します。 はじめに 現在のところ Office 365 や Exchange Online の管理者側で TLS 1.2 を使用してクライアントからの接続が行われているか確認するレポート機能などは実装されていません。 現時点では、クライアント側で Network Monitor 3.4 で Outlook による通信のパケットをキャプチャして確認するのが確実な方法となります。 注意が必要な点…


Office によるインターネットへの接続を管理者が禁止した環境で Outlook を起動するたびに認証ダイアログが表示される、認証が失敗する現象の対処方法

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回の記事ではタイトルの現象でお困りのお客様には朗報となる Office 2016 機能追加についてご紹介します。 概要 Outlook を含む Office アプリケーションには、ヘルプやオンライン テンプレートなど、インターネット上のコンテンツへのアクセスを制御する設定項目が存在します。 これらの設定項目の場所、詳細や制御方法については こちら の記事をご覧ください。 上記ブログ記事内でご紹介しているように、管理者は UseOnlineContent レジストリを 0 に設定することにより、Office アプリケーションによるインターネット上のコンテンツへの接続を禁止することが可能です。 一方で、Outlook 2013/2016 は認証時に MSO.dll と呼ばれる Office の共通コンポーネントを使用した認証を行いますが、UseOnlineContent が 0 に設定された環境では、インターネットへの接続性がないと判断される動作となり、認証時に必要な処理が一部中止され、基本認証において保存された資格情報が使用されず Outlook 起動時に毎回認証ダイアログが表示されたり、先進認証では認証自体が失敗するという問題が発生します。 これらの問題の一部についてご紹介しているのが こちらの KB3060280 となります。 なお、この現象は Outlook 2010 では発生しません。 これらの現象は、MSO.dll による認証が多要素認証や先進認証といった近代的な認証方法を実現するため、インターネットへの接続が必要なタイミングがあることを前提にした設計により発生していました。 また、Office 2013 では多要素認証なども使用できなくなることを前提に、MSO を使用した認証を無効化したり、UseOnlineContent を 0 以外の値に変更するという回避策しか存在していませんでした。 これらの Office 2013 環境に関する情報は…


Outlook のクイック検索で期待した検索結果が得られない、環境が変わったら検索結果が変わる

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook と Exchange Server 環境において、期待した検索結果が得られないというお問い合わせや、環境が変わったら検索結果も変わったというお問い合わせをいただくことが多くあります。今回は、なぜそのような動作結果が発生するかについてご紹介します。 今回の記事で対象となるのは、クイック検索と呼ばれる以下の場所の検索機能です。 ※ [高度な検索] など別画面での検索については、詳細な動作が異なるため、検索結果が変わる場合があるのでご注意ください。 ワードブレイクについて 日本語は英語のように単語ごとにスペースの区切りが入らず、句読点を除けば文章が一続きで記述されます。 このため日本語検索においては、まずこの一続きの文章から検索用のキーワードを区切って検知する必要があり、この動作はワードブレイクと呼ばれます。 例えば、「彼は営業畑の人間だ」という文章を考えてみた場合、”彼” “は” “営業” “畑” “の” “人間” “だ” という風に分割されるのが理想的でしょうか。”営業畑” は一続きでまとめてもいいかもしれません。ただ、このように分割する処理をプログラムでロジカルに行うことは大変高度な処理となり、例えば “彼” “は” “営” “業畑” “の” “人” “間” “だ” というように、期待されないワードブレイクの結果になってしまう場合も考えられます。 ワードブレイクは Windows や Outlook、Exchange Server などマイクロソフトの製品に限った話ではなく、日本語検索を行うテクノロジー全般で考慮されているものと考えられます。 というのも、ユーザーが入力したキーワードから検索対象のデータすべてにフルテキストで検索を行おうとすると、どうしても検索の処理が遅くなってしまうためです。この対処として、あらかじめ検索対象のデータにワードブレイクを行って検索用のインデックスを保持しておく方が遥かに検索速度の向上が見込めるということになります。 ワードブレイクが必要となるタイミング では、どのような場合にワードブレイクが行われるのでしょう。 上述したように、検索対象となるデータ (Outlook、Exchange Server 環境においてはメールや会議アイテムの件名、本文、添付ファイルなど) から、検索用のインデックスを作成する場合が 1 つです。 Outlook と Exchange Server の環境においては、キャッシュ…


クイック実行版 Outlook 2016 のバージョン 1706 ~ 1708 で Outlook アドインで導入したコンテキスト メニューが表示されない

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Office 365 ProPlus の Outlook 2016 (クイック実行版) の一部のバージョンで、右クリックでコンテキスト メニューを表示する Outlook アドインが動作しない事象が発生します。 ※Office 2016 Professional Plus の Outlook 2016 (MSI 版) では、事象の発生は確認されていません。 なお、クイック実行版と MSI 版とを見分ける方法については以下のブログをご確認ください。 Title : クイック実行形式 (C2R) と Windows インストーラー形式 (MSI) を見分ける方法 URL : https://blogs.technet.microsoft.com/officesupportjp/2016/09/08/howto_c2r_or_msi/ ※画面ショットでは Excel となっていますが、Outlook でも同じ方法でご確認いただけます。   事象の詳細 – 事象が発生していない時の状況 まず、下図に事象が発生しない時の状況を示します。 アイテムに含まれる連絡先の部分を右クリックした際に、[My Dynamic Menu] というコンテキスト メニューを表示する Outlook…


Outlook 2016 で NTFS 以外 (FAT32 や exFAT) のドライブに対する複数の添付ファイル保存が失敗する

2018/3/28 更新: 本問題についての修正を含んだバージョンが Office 365 ProPlus 月次チャネルで配信開始されました。Outlook 2016 バージョン 1803 以降で本動作は修正されています。 こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回の記事では Outlook 2016 による複数の添付ファイル保存時に発生する問題についてご紹介します。 現象 Outlook 2016 で複数の添付ファイルを [すべての添付ファイルを保存] メニューで保存しようとすると、ファイル システムが NTFS 以外 (FAT32 や exFAT) のドライブに対する保存時にエラーとなり、2 つ目以降の添付ファイルの保存が失敗します。 原因 Outlook はセキュリティ向上を目的として、外部の差出人から受信したメールの添付ファイルを保存する際に AES Marker と呼ばれるフラグを設定する動作を行います。AES Marker が設定されたファイルは、Windows のエクスプローラーでファイルのプロパティを表示すると「このファイルは他のコンピューターから取得したものです。…」という表示が行われ、ブロックを解除しない限り安全ではないファイルとして扱われます。 Outlook で「外部の差出人」の判別が可能なのは Exchange Server 環境となっており、POP/IMAP アカウントではすべてのメールが外部からの受信メールとして扱われ、すべての添付ファイル保存時に AES Marker の設定が行われます。 なお、AES Marker は NTFS…


Outlook で IMAP のキャッシュ ファイルの保存先を変更する方法 (Outlook 2013 以降で [OST ファイルの既定の場所] ポリシーまたはレジストリ ForceOstPath を使用して既定の保存先を変更できない)

Outlook に設定されている IMAP アカウントのキャッシュ ファイルは保存先を変更することができないため、保存先を変更したい場合は以下のいずれかの方法で PST ファイルの既定の保存先を変更してから Outlook プロファイルを作成し直す必要があります。 Outlook 2010 以前では IMAP アカウントのキャッシュ データの保存先が PST ファイルでしたが、Outlook 2013 以降では OST ファイルに変更されています。しかし、Outlook 2013/2016 の内部では現在も PST ファイルとして扱われているため、申し訳ございませんが [OST ファイルの既定の場所] ポリシーやレジストリ ForceOstPathでは制御できません。Outlook 2010 以前と同様に以下のいずれかの方法で PST ファイルの既定の保存先を変更する必要がありますのでご注意ください。 方法 1. [PST ファイルの既定の場所] ポリシー [ユーザの構成] の [Microsoft Outlook 201X]-[その他]-[PST 設定] にある [PST ファイルの既定の場所] を [有効] に設定し、変更先の場所を指定する。 Outlook の管理用テンプレートの設定方法については、こちらのブログ記事 をご覧ください。 方法 2….


Exchange Online 環境の Outlook における MAPI over HTTP 接続時の最低要件と使用可能なバージョン

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Exchange Online 環境での Outlook による RPC over HTTP 接続のサポート終了日である 2017 年 10 月 31 日が迫ってきました。 今回は Exchange Online へ MAPI over HTTP で接続する際の最低要件と、MAPI over HTTP を使用可能なバージョンについてご紹介します。   Exchange Online へ接続するための最低要件 Exchange Online へ接続するための最低要件については、2017 年 10 月 31 日の RPC over HTTP のサポート終了についてご案内している KB3201590 からリンクしている、こちら の情報をご覧ください。(2017/11/07 追記 : Outlook 2010 については不足していた MSO.dll…


クイック実行版の Outlook 2016 で POP や IMAP のアカウントを設定すると「問題が発生しました」エラーで失敗する

2017/10/11 コントロール パネルの [Mail (Microsoft Outlook 2016)] アイコンを従来のアカウント設定画面に戻したため、内容を更新しました。 2018/03/27 アカウント追加画面も新しい画面に変更されていることを追記しました。 2018/04/02 Windows 10 ストアアプリ版の Outlook では、コントロール パネルに [Mail(Microsoft Outlook 2016) (32 ビット)] アイコンが表示されないことを追記しました。 Office 365 ProPlus や Office 365 Solo などのクイック実行版の Outlook 2016 の新しいビルドでは、以下の画面がシンプルな新しい画面に変更されました。 ・Outlook 2016 初回起動時のアカウント設定画面 ・Outlook 2016 の [ファイル] タブ-[アカウント設定]-[アカウント設定]-[新規] からのアカウント追加画面 この新しいアカウント設定画面では、サーバーが自動構成できるように構成されている場合はメールアドレスを入力するだけで設定を完了できるようになります。 しかし、弊社ではこの新しいアカウント設定画面から SMTP 認証を必要としないメールサーバーに接続する POP や IMAP のアカウントを設定する際に、以下のいずれかのエラーが発生して失敗する問題が発生することを確認しています。 ↑指定した暗号化方式を使用して送信 (SMTP) サーバーに接続できませんでした。送信 (SMTP)…


Exchange Server 2010 利用環境で Outlook (2010/2013/2016) から予定表を追加する際に、OWA 側に表示されない場合がある

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は、Exchange Server 2010 環境で Outlook から追加した予定表が OWA 側に表示されないという事象について解説します。   概要 Exchange Server 2010 利用環境で Outlook (2010/2013/2016) から予定表を追加する際に、OWA 側に表示されない場合があります。 なお、本事象は Exchange Server 2013 以降の Exchange Server に接続して利用している場合に、発生することはこれまでに確認されておりません。 ▼ Outlook から舞黒花子さんの予定表を追 ▼ OWA から確認しても舞黒花子さんの予定表は表示されていない 原因 Outlook から追加した予定表情報を保持しているプロパティが異なる場合に発生することが確認されております。 本動作については、Exchange Server 2010 側の動作によるものですが、既に延長サポートの製品であり、製品の修正を行うことができないため、以下の方法で対処いただきますようお願いいたします。   対処方法 ・予定表を追加する場合には OWA から作業を行う   本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


[Outlook 2016 解決済み] 先進認証方式である Active Directory Authentication Library (ADAL) を使用しているとセーフモード起動で接続できない

2018/4/12 Outlook 2016 については、バージョン 1708 (ビルド 8431.2079) で修正を行いましたので、回避策セクションを更新しました。 こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は  ADAL 認証を利用している際、セーフモード起動では接続できない問題について紹介します。 事象 Outlook 2013 または Outlook 2016 より 先進認証方式である Active Directory Authentication Library (ADAL) を利用して Exchange Server  に接続する際、セーフ モード起動では接続することができません。   キャッシュ モード オフ(オンライン モード)の場合: 以下のメッセージが表示され、Outlook が起動できません。   キャッシュ モード オンの場合: 弊社で認識している動作としては Outlook の起動はできますが、Exchange Server に接続できないきない状況になります。 原因 ADAL 認証を行う場合、Outlook は Office 共通の認証コンポーネントを使用しますが、セーフ モードで起動した場合には…


Windows 7 と Outlook 2016 (MSI版) 環境で、ローカルのファイルを選択して、右クリックメニューから [送る]-[メール受信者] を実行した際に Outlook の編集画面が表示されない問題

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Windows 7 と Outlook 2016 (MSI 版) 環境で、ローカルにある全角文字を含むファイル名のファイルを選択し、右クリック メニューから [送る]-[メール受信者] を実行しても、Outlook の編集画面が表示されない問題が発生することを確認しております。 本問題は、後述の発生条件をすべて満たす環境でのみ発生しますが、現時点では制限事項となっています。 詳細につきましては以下をご確認ください。 現象 – 現象再現手順 1.  ローカルに保存した全角文字を含むファイル名のファイルを選択し、右クリックします。 2. 表示されたメニューで [送る]-[メール受信者] をクリックします。 – 現象 以下のような Outlook の編集画面が表示されません。 現象発生条件 以下のすべての条件を満たすと事象が発生します。 Windows 7 を利用している MSI 版の Outlook 2016 を利用している ファイル名に全角文字が含まれている   ※Windows 7 と Outlook 2016 (C2R 版) 環境では、本事象は発生しません。   現象発生原因 本事象は…


[9/21 更新/解決済み] クイック実行版 (C2R) Outlook 2016 で共有の予定表編集時にアクセス権がないエラーが発生し編集できない現象について

2017/9/21 更新  バージョン 1708 (ビルド8431.2079) で修正したため、現象発生環境を変更し、対処方法を追加しました。 こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 2017 年 6 月に公開された Outlook のセキュリティ更新プログラムを適用後、クイック実行版 Outlook 2016 で共有予定表を編集できないという現象が発生します。この問題は 2017 年 9 月 18 日の更新で修正しました。 現象発生環境 Current Channel で展開しているクイック実行版 Office 2016 で、 2017 年 6 月の Outlook 2016  バージョン 16.0.8326.2062 以降  2017 年 9 月 16.0.8431.2079 未満のバージョン   現象 共有予定表を編集しようとしたり、新しいアイテムを追加しようとしたりすると、以下のエラーが表示され、共有予定表を編集できない場合があります。   「このフォルダー内にアイテムを作成するためのアクセス権がありません。フォルダーを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、フォルダーへのアクセス権を確認してください。アクセス権を変更するには、フォルダーの所有者かシステム管理者に依頼してください。」   また、アクセス許可を確認するために共有フォルダーを右クリックすると、以下のエラーが表示されます。…


クイック実行版 (C2R) の Outlook 2016 の新しいプロファイル作成画面で Exchange アカウントを設定する場合の動作について

日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 本ブログでは、クイック実行版 (C2R) の Outlook 2016 の新しいプロファイル作成画面で Exchange アカウントを設定する場合の動作についてご説明します。 新しいプロファイル設定画面でアカウント設定が失敗する場合や以前からあるアカウント設定画面を使用したい場合には、後述の対処方法を確認してください。 対象製品 新しいプロファイル作成画面は、クイック実行版 (C2R) の Outlook 2016 で提供している新しい機能となりますので、Outlook 2010 および 2013 では新しいアカウント設定画面は表示されません。 また、Outlook 2016 の MSI 版でも新しいアカウント設定画面は表示されません。 ※ Office 製品の [ファイル]-[Office アカウント] または [アカウント] で表示される画面右側の [“製品名” のバージョン情報] の上に [更新オプション] が表示されている場合は、クイック実行版となります。 動作の説明 Outlook は Exchange のアカウントを設定する際に OS にログオンしているユーザー情報を Active Directory から取得しますが、以下のように取得する属性が異なります。 下図の新しいアカウント設定画面 (1) と…


Outlook 2016 で [詳細] からフィールドを追加して検索すると、検索文字列が残り削除できない

2017/9/27  「参考」を追加し、検索の機能が今後変更される予定があることを追加しました。 2018/1/22 月次チャネル  2017 年 12 月リリースのバージョン 1711 で修正されたことを追記しました。 また、機能削除予定がいったん中止となったことを追記しました。 Current Channel のバージョン 1705 (ビルド 8201.2102) 以降バージョン 1711 未満の Outlook 2016 では、 クイック検索ボックスをクリックして [検索] タブの [詳細] からフィールドを追加して検索を行った後に別のフォルダーに切り替えると、追加したフィールドに以下のように前回入力した検索文字列が残ったままとなり、削除できず検索文字列を入力し直すことができない現象が発生することを確認しています。 弊社ではこの問題を不具合として認識し、月次チャネル 2017 年 12 月リリースのバージョン 1711 で修正しました。 この問題が発生する場合は以下のいずれかの方法での対処をお願いいたします。 方法 0. 月次チャネル 2017 年 12 月リリースのバージョン 1711 以降に更新する。 参考資料: Version and build numbers of update channel releases (バージョン一覧)…


Outlook 2016 で開封確認を要求するメッセージを受信した際に、開封済であることを送信者に返信しても送信者に届かない現象

日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 本 Blog では Outlook 2016 で開封確認を要求するメッセージを受信した際に、開封済であることを送信者に返信しても送信者に届かない現象の動作について説明します。   機能について Outlook は送信したメッセージを受信者が開封したかどうかを確認できるよう、メッセージ送信時、受信時に以下の機能に対応しています。   メッセージ送信時: 受信者がメッセージを読んだことを確認する開封確認メッセージを要求する機能。 メッセージ ウィンドウのメニューの [オプションタブ]-[開封確認の要求] をチェック オンでメールを送信できます。   メッセージ受信時: 開封確認メッセージを要求するメッセージを閲覧した際に開封確認メッセージの返答を送信する機能(返答しない設定も可能です)。 Outlook ウィンドウのメニューの [ファイルタブ]-[オプション]-[メール] をクリックして、画面右側の [確認] のオプションで既定の設定を変更可能です。 既定の設定では [開封済みメッセージを送信するかどうかを毎回確認する] となりますので、開封確認付きメッセージを閲覧する際に、返信するかしないかのメッセージが表示されます。   この機能を開封確認通知と呼びます。   現象 Outlook 2016 で開封確認を要求するメッセージを受信し、開封確認メッセージを元のメッセージの送信者に返信しても、送信者に開封確認メッセージが届かない場合があります。   現象発生条件 送信経路上に Envelope-From が NULL のメッセージを廃棄するサーバーが存在する場合、Outlook 2016 で開封確認メッセージを返信すると発生します。   現象の動作説明 Outlook 2016 の開封確認通知の実装は、インターネットの開封確認通知の仕様を規定している…


Outlook の更新プログラムをコマンドでアンインストールする方法

Outlook の更新プログラムは、以下のようなコマンドでアンインストールすることができます。 KB 番号を指定して削除することができないため、PatchGUID (更新プログラムの GUID) と、現在インストールされている Office 製品の GUID を確認した上で、以下のコマンドを実行する必要があります。     msiexec /package {製品 GUID} /uninstall {更新プログラム GUID} ここでは、具体的な手順を Outlook 2010 の 2017/6 KB3203467 を例として説明します。他の更新プログラムについても同じ手順で行ってください。   1. インストールされている Office 製品 の GUID と更新プログラム の GUID を確認 1. スタート メニューの [プログラムとファイルの検索] (または [ファイル名を指定して実行]) で regedit と入力して実行し、レジストリ エディタを起動します。 2. 以下のレジストリ キーを右クリックしてエクスポートをクリックし、デスクトップなどに reg ファイルとして保存します。 32 ビット Windows…


WSUS から最新の Office 更新プログラムが配信されるように構成する方法

Office 製品では、こちらのブログ記事 でも説明していますようにできる限り最新に更新してご利用いただくようお願いしています。 今回は、WSUS を利用して Office 製品の更新プログラムを配信している場合に、すべての更新プログラムを配信する方法と、最新の更新プログラムだけを配信する方法をご紹介します。 通常は WSUS からすべての更新プログラムを配信するよう構成します。この場合は、各クライアントで最新に更新するために必要な最新の更新プログラムだけが適用されます (Office 製品の更新プログラムは累積更新プログラムであるためそれ以前の更新をすべて含みます)。適用されていないすべての更新プログラムが順次配信されて適用される動作になるわけではありませんので、ご安心ください。 ディスク容量を節約したいなどの事情がありすべての更新プログラムを承認したくない場合は、最新の更新プログラムだけを配信するよう構成してください。 手順 1. 利用しているバージョンの Office 用の更新ビューを作成 1-1. WSUS サーバーで、[管理ツール] の [Windows Server Update Services] を開きます。 1-2. 左の一覧で、[Update Services]-[<WSUS サーバー名>] にある [更新プログラム] を右クリックし、[新しい更新ビュー] をクリックします。 1-3. [ステップ 1] で [更新は特定の製品用です] にチェックします。 1-4. [ステップ 2] で [任意の製品] をクリックし、[すべての製品] のチェックを外してから利用しているバージョンの Office (例: Office 2016) にチェックし、 [OK] をクリックします。…