アドインが無効になる原因 【第 3 回】 データ実行防止モードによる無効化

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポートチームです。 Outlook のアドインが無効になってしまう原因と対処方法についてシリーズでご紹介いたします。   アドインが無効になる原因 【第 1 回】 Outlook 2013 以降の新機能による無効化 アドインが無効になる原因 【第 2 回】 アドイン内での例外発生や異常終了による無効化 アドインが無効になる原因 【第 3 回】 データ実行防止モードによる無効化 アドインについては、こちらのブログ記事もご参照ください。   第 3 回目の今回は、データ実行防止モード (DEP) によりアドインが無効化された場合についてご紹介いたします。 ■ データ実行防止モード (DEP) とは データ実行防止モード (以下 DEP) は、Office に実装されているコンピューターに損害を与える可能性のある正しく記述されていないコードが実行されることを防ぐ機能です。 例えば、アドインが初期化されていないオブジェクトなどを使用し、そのオブジェクトのメソッドのアドレスがデータ領域を指していた場合、この機能によりアドインが無効化されます。 DEP は既定で有効になっており、不正なコードの実行を検知すると Outlook (Office アプリケーション) はコンピューターを保護するため動作を停止します (クラッシュの発生)。 Outlook (Office アプリケーション) を再起動すると、以下のようなダイアログが表示され、[はい] を選択するとアドインが無効化されます。 < メッセージ ダイアログ…


アドインが無効になる原因 【第 2 回】 アドイン内での例外発生や異常終了による無効化

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポートチームです。 Outlook のアドインが無効になってしまう原因と対処方法についてシリーズでご紹介いたします。 アドインが無効になる原因 【第 1 回】 Outlook 2013 以降の新機能による無効化 アドインが無効になる原因 【第 2 回】 アドイン内での例外発生や異常終了による無効化 アドインが無効になる原因 【第 3 回】 データ実行防止モードによる無効化 アドインについては、こちらのブログ記事もご参照ください。 第 2 回目の今回は、アドイン内での例外発生や異常終了により無効化された場合についてご紹介いたします。   ■ アドイン内での例外発生や異常終了により無効化される場合とは Outlook に限らず、Microsoft Office アプリケーションでは、読み込み中に予期しない動作 (アドイン内で例外発生や異常終了) のアドインを無効にする場合があります。 Outlook アドインの無効化には、[ソフトに無効化されたアドイン] と [ハードに無効化されたアドイン] の 2 通りがあります。 どちらによる無効化かは、Outlook を起動し、[ファイル] タブ – [オプション] – [アドイン] から確認できます。 [ソフトに無効化されたアドイン] ソフトな無効化は、アドインによってエラーが発生したり、異常が検知されたが Outlook が強制終了しなかった場合に発生する場合があります。 アドインがソフトに無効化された場合、「アクティブでないアプリケーション…


アドインが無効になる原因 【第 1 回】 Outlook 2013 以降の新機能による無効化

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポートチームです。 Outlook のアドインが無効になってしまう原因と対処方法についてシリーズでご紹介いたします。 アドインが無効になる原因 【第 1 回】 Outlook 2013 以降の新機能による無効化 アドインが無効になる原因 【第 2 回】 アドイン内での例外発生や異常終了による無効化 アドインが無効になる原因 【第 3 回】 データ実行防止モードによる無効化 アドインについては、こちらのブログ記事もご参照ください。 第 1 回目の今回は、Outlook 2013 以降に導入された起動に時間のかかったアドインは無効化されるという新規機能の紹介とその機能の抑止方法についてご紹介いたします。 ■ 新機能について Outlook 2013 より、読み込みに時間のかかるアドインは、自動的に無効化される動作となりました。 アドインを無効にするかどうかは、いくつかの基準を使用しており、それぞれの基準で読み込みの時間を記録し、連続した 5 回の読み込み時間の中央値が算出されます。(起動の頻度は除く) その中央値より 1000 ミリ秒 (1 秒) を超えると、Outlook はそのアドインを無効にします。 基準やしきい値については、以下の公開情報をご参照ください。 Title: 開発者向け Outlook の新機能 アドインを有効に保つためのパフォーマンス基準 URL: https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/office/jj228679.aspx#ol15WhatsNew_AddinDisabling   ■ アドイン無効化機能の対象から除外する設定 このアドイン無効化機能の対象から除外するには、手動で有効にする方法と、レジストリで設定する方法があります。…


アドインの有効・無効について

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook をカスタマイズする方法の一つにアドインの開発があります。 最近は誤送信防止のアドインなどを開発される方が多いようですね。 今回は、Outlook アドインの有効・無効についてご紹介します。 Outlook アドインの読み込み動作について Outlook は起動時に以下のレジストリを読み込みこれらの情報をもとに読み込むアドインを判別しています。 ユーザー単位のアドインの場合     キー : HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\Outlook\Addins\<アドインの ProgID> コンピューター単位のアドイン (グローバル アドイン) の場合     キー :HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Office\Outlook\Addins\<アドインの ProgID> 名前: LoadBehavior 値の型: REG_DWORD ※ ユーザー単位のアドインかコンピューター単位のアドインかは、アドインのセットアップによりますので開発元にご確認ください。 この LoadBehavior の値でアドインの読み込み状況がわかります。 LoadBehavior の値について LoadBehavior の値についての説明は後述の参考資料にも記載されていますので、各値の詳細はご参照いただければと思いますが、通常、アドインの読み込みに成功し当該アドインが有効になっている場合は、該当アドイン配下の LoadBehavior の値は 3 になります。 実際にアドイン Microsoft Outlook Social Connector で確認してみましょう。 アドインの読み込み状況は、以下の通り Outlook の COM アドイン一覧からも確認いただけます。…