ADAL が有効な Outlook 2016 環境で異なるアカウントの 2 つ目のプロファイルの作成に失敗する

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 ADAL が有効な環境でクイック実行 (Click to Run, C2R) の Outlook 2016 を利用している際に [コントロール パネル]–[ユーザー アカウント]-[メール]-[追加] より 2 つ目の Outlook プロファイルを作成できない事象を弊社にて確認しており、現在調査中です。 対処方法といたしまして、以下にご案内する手順にて Outlook プロファイルを作成くださいますようお願いいたします。   本事象につきましては、以下のサイトでも公開しております。    Title : 最近の Outlook for Windows の問題に関する修正プログラムと解決策 –    URL : https://support.office.com/ja-jp/article/ecf61305-f84f-4e13-bb73-95a214ac1230    ※「メール メッセージ、添付ファイル、および機能に影響するその他の Outlook の問題」 セクションの、”ADAL が有効なテナントで異なるアカウントの 2 つ目のプロファイルを作成できない [回避策]” の項目をご参照ください。   事象 以下の条件を満たす場合、[コントロール パネル]–[ユーザー…


インターネット接続性チェックが失敗する環境で Outlook 2013/2016 による先進認証が失敗する

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は Outlook 2013/2016 による先進認証に影響を与える Network Connection Status Indicator (NCSI) と Outlook の関係についてご説明します。   現象 Windows の NCSI によりインターネット接続性がないと判断されている場合、Internet Explorer よるインターネット コンテンツのブラウズなどが可能であっても、Outlook 2013/2016 による先進認証が失敗します。 NCSI がインターネット接続性なしと判断している場合、ライセンス認証や “Office へサインイン” など Office 共通の動作が失敗する場合もあります。   原因 先進認証ではクラウド上の認証プロバイダへのアクセスなどでインターネットへの接続が想定されます。 このため、Outlook 2013/2016 が先進認証時に使用する Office 共通のコンポーネントである MSO.dll において、認証前に NCSI によるインターネットの接続性を確認するロジックが存在します。このロジックにより、インターネット接続性がないという応答が NCSI から返った場合、先進認証ができないと判断され、結果的に認証が失敗します。   NCSI とは Windows の画面右下に表示されるインジケーターと呼ばれるアイコンのうち、以下の赤枠のアイコンが NSCI です。…


[Outlook 2016 解決済み] 先進認証方式である Active Directory Authentication Library (ADAL) を使用しているとセーフモード起動で接続できない

2018/4/12 Outlook 2016 については、バージョン 1708 (ビルド 8431.2079) で修正を行いましたので、回避策セクションを更新しました。 こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は  ADAL 認証を利用している際、セーフモード起動では接続できない問題について紹介します。 事象 Outlook 2013 または Outlook 2016 より 先進認証方式である Active Directory Authentication Library (ADAL) を利用して Exchange Server  に接続する際、セーフ モード起動では接続することができません。   キャッシュ モード オフ(オンライン モード)の場合: 以下のメッセージが表示され、Outlook が起動できません。   キャッシュ モード オンの場合: 弊社で認識している動作としては Outlook の起動はできますが、Exchange Server に接続できないきない状況になります。 原因 ADAL 認証を行う場合、Outlook は Office 共通の認証コンポーネントを使用しますが、セーフ モードで起動した場合には…


Outlook 2013 で先進認証を有効にする方法

Exchange Onlineに接続する Outlook 2013 で先進認証 (Modern Authentication) を利用するには、以下の作業を行う必要があります。 詳細については弊社 Webページ Office クライアントで Office 365 先進認証を使用する をご覧ください。   1.クライアント側の作業 Outlook 2013 で Office 365 先進認証を利用するためには、クライアント側で以下のようにレジストリの作成と更新プログラムの適用を行う必要があります。 参考: Outlook 2016 では自動的に先進認証は有効にされているため、有効にする作業は必要ありません。 1-1.レジストリの作成 以下のレジストリ EnableADAL と Version を作成します。 作成先レジストリキー 名前 種類 データ HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\15.0\Common\Identity EnableADAL REG_DWORD 1 HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\15.0\Common\Identity Version REG_DWORD 1 1-2.更新プログラムの適用 クイック実行ベースのインストールか MSI ベースのインストールかによって、ファイルの場所や対処が異なります。Outlook 2013 の [ファイル] タブ-[Office アカウント]…