先進認証方式である Active Directory Authentication Library (ADAL) を使用しているとセーフモード起動で接続できない

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は Windows 10 端末で ADAL 認証を利用している際、セーフモード起動では接続できない問題についてです。   事象 Windows 10 端末で、Outlook 2013 または Outlook 2016 より 先進認証方式である Active Directory Authentication Library (ADAL) を利用して Exchange Server に接続する際、セーフ モード起動では接続することができません。   原 ADAL 認証を行う場合、Outlook は Office 共通の認証コンポーネントを使用しますが、セーフ モードで起動した場合には Office の認証コンポーネントが無効化されるため、ADAL 認証を使用できません。   回避策 セーフ モード起動ではなく通常起動するか、ADAL 認証を利用しないための以下のレジストリ設定を行います。 レジストリ キー : HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\1x.0\Common\Identity 値の名前 : EnableADAL 値の型…


Outlook 2013 で先進認証を有効にする方法

Exchange Onlineに接続する Outlook 2013 で先進認証 (Modern Authentication) を利用するには、以下の作業を行う必要があります。 詳細については弊社 Webページ Office クライアントで Office 365 先進認証を使用する をご覧ください。   1.クライアント側の作業 Outlook 2013 で Office 365 先進認証を利用するためには、クライアント側で以下のようにレジストリの作成と更新プログラムの適用を行う必要があります。 参考: Outlook 2016 では自動的に先進認証は有効にされているため、有効にする作業は必要ありません。 1-1.レジストリの作成 以下のレジストリ EnableADAL と Version を作成します。 作成先レジストリキー 名前 種類 データ HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\15.0\Common\Identity EnableADAL REG_DWORD 1 HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\15.0\Common\Identity Version REG_DWORD 1 1-2.更新プログラムの適用 クイック実行ベースのインストールか MSI ベースのインストールかによって、ファイルの場所や対処が異なります。Outlook 2013 の [ファイル] タブ-[Office アカウント]…