Outlook が予期せずオフライン状態で起動する

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。   今回はキャッシュ モードが有効な Outlook が予期せずオフライン状態や切断状態で起動する現象についての記事です。 この状況に合致する場合、キャッシュ モード無効 (オンライン モード) の Outlook では起動自体が失敗する場合もあります。   Outlook 2016 では一部のシナリオに対して有効な動作変更が行われたバージョンが更新プログラムとしてリリース済みです。 具体的な適用方法などの詳細については後述いたします。   現象の概要 クライアント PC がネットワークに接続できる状態で、Exchange Server やネットワーク機器に障害が起こっていないにも関わらず Outlook が予期せずオフライン状態や切断状態で起動します。 [オフライン作業] ボタンでオンライン状態に戻すことができないか、戻すことができても Outlook 再起動後にオフライン状態が再発します。   キャッシュ モードが無効な (オンライン モード) の Outlook では起動自体が失敗する場合もあります。 なお、POP/IMAP アカウントなど Exchange アカウント以外のアカウントを設定した Outlook では発生しません。 Exchange Server やネットワークの障害を考慮から外すと、本現象の主な原因と対処方法には大きく分けて 2 つあります。   原因と対処…


[6/13 更新/解決済み] Outlook 2016 で添付ファイル付きのリッチテキスト形式のメールを転送しようとするとエラーが発生し、送信できない

2018/6/13 更新 : バージョン 1805 (ビルド 9330.2118)  で修正したため、対処方法を追加しました。 現象 クイック実行版の Outlook 2016 で添付ファイル付きのリッチテキスト形式のメールを転送しようとするとエラーが発生し、送信できない。 “このアイテムを送信できません。操作は失敗しました”   発生条件 バージョン 1804 (ビルド 9226.2114) 以降の Outlook 2016 にて発生することを確認しております。   再現手順 1. リッチテキスト形式のメールを作成する 2. 任意のファイルを添付する 3. 送信する 4. 上記メールを受信する 5. [転送]ボタンなどから転送し、送信しようとすると、以下エラーメッセージが表示され、送信できない “このアイテムを送信できません。操作は失敗しました”   対処方法 月次チャネルのバージョン 1805 (ビルド 9330.2118) にて修正しております。 *ただちに更新を行うには [ファイル] タブ-[Office アカウント]-[Office 更新オプション] から [今すぐ更新] をクリックし、更新後に バージョン 1805 (ビルド…


Office によるインターネットへの接続を管理者が禁止した環境で Outlook を起動するたびに認証ダイアログが表示される、認証が失敗する現象の対処方法

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回の記事ではタイトルの現象でお困りのお客様には朗報となる Office 2016 機能追加についてご紹介します。 概要 Outlook を含む Office アプリケーションには、ヘルプやオンライン テンプレートなど、インターネット上のコンテンツへのアクセスを制御する設定項目が存在します。 これらの設定項目の場所、詳細や制御方法については こちら の記事をご覧ください。 上記ブログ記事内でご紹介しているように、管理者は UseOnlineContent レジストリを 0 に設定することにより、Office アプリケーションによるインターネット上のコンテンツへの接続を禁止することが可能です。 一方で、Outlook 2013/2016 は認証時に MSO.dll と呼ばれる Office の共通コンポーネントを使用した認証を行いますが、UseOnlineContent が 0 に設定された環境では、インターネットへの接続性がないと判断される動作となり、認証時に必要な処理が一部中止され、基本認証において保存された資格情報が使用されず Outlook 起動時に毎回認証ダイアログが表示されたり、先進認証では認証自体が失敗するという問題が発生します。 これらの問題の一部についてご紹介しているのが こちらの KB3060280 となります。 なお、この現象は Outlook 2010 では発生しません。 これらの現象は、MSO.dll による認証が多要素認証や先進認証といった近代的な認証方法を実現するため、インターネットへの接続が必要なタイミングがあることを前提にした設計により発生していました。 また、Office 2013 では多要素認証なども使用できなくなることを前提に、MSO を使用した認証を無効化したり、UseOnlineContent を 0 以外の値に変更するという回避策しか存在していませんでした。 これらの Office 2013 環境に関する情報は…


[アプリケーションを開始する] および [スクリプトを実行する] の処理を実行する仕分けルールが動作しない、または作成できなくなる

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook 2016 (Office 365 ProPlus : クイック実行版) のビルドを更新すると、もしくは Outlook 2010 / 2013 / 2016 (Office Professional Plus 2016 : MSI 版) の特定の月以降にリリースされた更新プログラムを適用すると、セキュリティ強化のため、[アプリケーションを開始する] および [スクリプトを実行する] の処理を実行する仕分けルールが動作しないように変更されます。   どのように動作が変更となるか? セキュリティ強化のため、以下の通り既定の動作が変更となります。 [アプリケーションを開始する] および [スクリプトを実行する] の処理を実行する、既存の仕分けルールが動作しなくなります。 [アプリケーションを開始する] もしくは [スクリプトを実行する] の処理を実行する、新規の仕分けルールを作成できなくなります。 以下の通り、仕分けルール作成画面が変更となります。 変更前 変更後   動作が変更となる Outlook バージョン ・ Outlook 2016 (Office 365 ProPlus : クイック実行版)…


Outlook のクイック検索で期待した検索結果が得られない、環境が変わったら検索結果が変わる

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook と Exchange Server 環境において、期待した検索結果が得られないというお問い合わせや、環境が変わったら検索結果も変わったというお問い合わせをいただくことが多くあります。今回は、なぜそのような動作結果が発生するかについてご紹介します。 今回の記事で対象となるのは、クイック検索と呼ばれる以下の場所の検索機能です。 ※ [高度な検索] など別画面での検索については、詳細な動作が異なるため、検索結果が変わる場合があるのでご注意ください。 ワードブレイクについて 日本語は英語のように単語ごとにスペースの区切りが入らず、句読点を除けば文章が一続きで記述されます。 このため日本語検索においては、まずこの一続きの文章から検索用のキーワードを区切って検知する必要があり、この動作はワードブレイクと呼ばれます。 例えば、「彼は営業畑の人間だ」という文章を考えてみた場合、”彼” “は” “営業” “畑” “の” “人間” “だ” という風に分割されるのが理想的でしょうか。”営業畑” は一続きでまとめてもいいかもしれません。ただ、このように分割する処理をプログラムでロジカルに行うことは大変高度な処理となり、例えば “彼” “は” “営” “業畑” “の” “人” “間” “だ” というように、期待されないワードブレイクの結果になってしまう場合も考えられます。 ワードブレイクは Windows や Outlook、Exchange Server などマイクロソフトの製品に限った話ではなく、日本語検索を行うテクノロジー全般で考慮されているものと考えられます。 というのも、ユーザーが入力したキーワードから検索対象のデータすべてにフルテキストで検索を行おうとすると、どうしても検索の処理が遅くなってしまうためです。この対処として、あらかじめ検索対象のデータにワードブレイクを行って検索用のインデックスを保持しておく方が遥かに検索速度の向上が見込めるということになります。 ワードブレイクが必要となるタイミング では、どのような場合にワードブレイクが行われるのでしょう。 上述したように、検索対象となるデータ (Outlook、Exchange Server 環境においてはメールや会議アイテムの件名、本文、添付ファイルなど) から、検索用のインデックスを作成する場合が 1 つです。 Outlook と Exchange Server の環境においては、キャッシュ…


クイック実行版 Outlook 2016 のバージョン 1706 ~ 1708 で Outlook アドインで導入したコンテキスト メニューが表示されない

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Office 365 ProPlus の Outlook 2016 (クイック実行版) の一部のバージョンで、右クリックでコンテキスト メニューを表示する Outlook アドインが動作しない事象が発生します。 ※Office 2016 Professional Plus の Outlook 2016 (MSI 版) では、事象の発生は確認されていません。 なお、クイック実行版と MSI 版とを見分ける方法については以下のブログをご確認ください。 Title : クイック実行形式 (C2R) と Windows インストーラー形式 (MSI) を見分ける方法 URL : https://blogs.technet.microsoft.com/officesupportjp/2016/09/08/howto_c2r_or_msi/ ※画面ショットでは Excel となっていますが、Outlook でも同じ方法でご確認いただけます。   事象の詳細 – 事象が発生していない時の状況 まず、下図に事象が発生しない時の状況を示します。 アイテムに含まれる連絡先の部分を右クリックした際に、[My Dynamic Menu] というコンテキスト メニューを表示する Outlook…


Outlook 2016 で NTFS 以外 (FAT32 や exFAT) のドライブに対する複数の添付ファイル保存が失敗する

2018/3/28 更新: 本問題についての修正を含んだバージョンが Office 365 ProPlus 月次チャネルで配信開始されました。Outlook 2016 バージョン 1803 以降で本動作は修正されています。 こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回の記事では Outlook 2016 による複数の添付ファイル保存時に発生する問題についてご紹介します。 現象 Outlook 2016 で複数の添付ファイルを [すべての添付ファイルを保存] メニューで保存しようとすると、ファイル システムが NTFS 以外 (FAT32 や exFAT) のドライブに対する保存時にエラーとなり、2 つ目以降の添付ファイルの保存が失敗します。 原因 Outlook はセキュリティ向上を目的として、外部の差出人から受信したメールの添付ファイルを保存する際に AES Marker と呼ばれるフラグを設定する動作を行います。AES Marker が設定されたファイルは、Windows のエクスプローラーでファイルのプロパティを表示すると「このファイルは他のコンピューターから取得したものです。…」という表示が行われ、ブロックを解除しない限り安全ではないファイルとして扱われます。 Outlook で「外部の差出人」の判別が可能なのは Exchange Server 環境となっており、POP/IMAP アカウントではすべてのメールが外部からの受信メールとして扱われ、すべての添付ファイル保存時に AES Marker の設定が行われます。 なお、AES Marker は NTFS…


Outlook 2007/2010 から Outlook 2013/2016 へアップグレード後、印刷時にヘッダー/フッターに [ページ番号 #] などの日本語文字列が表示される

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 日本語版の Outlook 2007/2010 から Outlook 2013/2016 へアップグレード後、[印刷オプション] の [ヘッダー/フッター] を英語で設定する必要がございますので、ご注意ください。 事象 Outlook 2007/2010 から Outlook 2013/2016 へアップグレード後、印刷時にヘッダー/フッターに [ユーザー名] などの日本語文字列が表示される問題が発生します。 (バージョン アップ前に印刷設定を行っていない場合にも Outlook 2013/2016 へアップグレード後に発生します。) 設定箇所 Outlook 2007: [ファイル]-[印刷]-[ページ設定]-[ヘッダー/フッター] Outlook 2010/2013/2016: [ファイル]-[印刷]-[印刷オプション]-[ページ設定]-[ヘッダー/フッター] ※この設定に関連するファイルは以下の場所に格納されている Outlprnt という印刷設定の定義ファイルとなります。 例 : C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Outlook 経緯 日本語版の Outlook 2007/2010 の [ヘッダー/フッター] の設定値は下図のように日本語となっております。 ※ 既定では、[ページ番号 #] のみ設定されています。 Outlook 2013/2016 で上記の設定値はすべて英語に統一されました。…


Office 2007 サポート終了に伴う影響について

こんにちは。Outlook サポート チームです。 既に公開情報などをご確認いただいているかと思いますが、2017 年 10 月 10 日に Office 2007 のサポートを終了します。 現在、Office 2007 環境をご利用のみなさまにおかれましては、新しいバージョンの Office のご利用を開始いただきますようお願いいたします。 今回は、サポート終了に伴う影響についてご案内いたします。   タイトル : サポート終了の重要なお知らせ URL : < https://www.microsoft.com/ja-jp/office/2007/end-of-support/default.aspx>   タイトル : Office 2007 サポート終了のロードマップ URL : <https://support.office.com/ja-jp/article/Office-2007-サポート終了のロードマップ-416c54d8-823c-4def-bb7a-6a9b14ef2745>   ■ Office 全体への影響について 2017 年 10 月 10 日 Office 2007 スイート延長サポート期間を終了いたします。 以降は Office 2007 に関するお問い合わせをサポート部門でお受けすることができず、また Office 2007 のセキュリティ更新プログラムもリリースされません。…


Outlook クライアントのオートコンプリート情報を別端末に移行する方法

オートコンプリート機能は、宛先欄にアドレスを入力する際、過去に入力した関連アドレスを候補として自動的にリストアップする機能です。 Outlook 2007 以前ではオートコンプリート情報のキャッシュは .NK2 ファイルに保存されていましたが、Outlook 2010 以降ではオートコンプリート情報は以下のように格納されます。 ・Exchange アカウント – Exchange サーバー上のメールボックス ・POP アカウント – PST ファイル   Exchange アカウントをご利用の場合は、別の端末で該当アカウントのメールボックスに接続するとオートコンプリート キャッシュをそのまま利用できます。 POP アカウントをご利用で、別端末でもこれまでのオートコンプリート情報を引き続き利用する場合は、PST ファイルをそのまま別端末に移動するかまたはコピー&ペーストする必要がございます。 なお、PST ファイルをエクスポートする場合は、オートコンプリート情報は含まれませんので、ご注意ください。   新しい端末に POP プロファイルを作成する際、以下の手順で既存の PST ファイルと接続できます。   – 手順 (Outlook 2013 例) [コントロール パネル]-[メール] をクリックします。 [メール設定] ダイアログが表示される場合は、[プロファイルの表示] を選択します。 複数プロファイルがある場合は、[使用するプロファイルを選択する] を選択します。 [追加] をクリックし、プロファイル名を入力後 [OK] をクリックします。 [自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする (手動設定) ] を選択し、[次へ]…


[7/28 更新/解決済み] Outlook 2007/2010 で 2017 年 6 月のセキュリティ更新プログラムを適用後、リッチ テキスト形式の添付ファイルが開けない

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。   2017 年 6 月に公開された Outlook のセキュリティ更新プログラムを適用後、Outlook 2007/2010 でリッチ テキスト形式の添付ファイルが開けないという現象が発生しており、現在弊社内で調査中です。 本現象は Outlook 2007/2010 でのみ発生し、Outlook 2013/2016 では発生しません。 発生条件が限定されますが、Outlook 2013/2016 では別の現象が発生します。それらの現象についてはこちらの情報をご覧ください。   2017/7/28 アップデート 本問題の修正が日本時間 7/28 にリリースされました。   Outlook 2007 用のセキュリティ更新プログラムの説明: 2017 年 7 月 27日 (KB3213643) Outlook 2010 用のセキュリティ更新プログラムの説明: 2017 年 7 月 27日 (KB2956078)    本修正は、WSUS や Windows Update で適用も可能な形式でのリリースとなります。  …


特定の条件を満たした環境で Outlook 2016 によるメール ヒントの取得が失敗する

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は Outlook 2016 でメール ヒントの表示が行われないという現象についてご紹介します。 現象 以下の条件を全て満たす場合、Outlook 2016 によるメール ヒントの取得が失敗します。 ・ Exchange Server への接続に MAPI over HTTP ではなく旧来の RPC over HTTP プロトコルを使用している ・ Exchange Server の EWS (Exchange Web Service) の Internal URL と External URL がそれぞれ異なる ・ クライアント PC から EWS の Internal URL の名前解決ができないネットワーク構成である 例えば、新規メール作成のウィンドウ上部に以下のようなメール ヒント取得失敗のメッセージが表示されます。 原因 Outlook によるメール…


Outlook の送信タイミングについて

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は Outlook の送信タイミングについてご紹介します。   Outlook のメッセージ送信は MAPI スプーラーが担います。 メッセージの [送信] ボタンを実行すると一旦送信トレイにメッセージが格納され、送信対象のメッセージが MAPI スプーラーにより送信処理されます。   送信対象のメッセージについて [送信トレイ] 内のアイテムの状態は大きく分けて以下の 2 パターンに分けられます。 – 送信待ち (斜体で表示されます) – 送信停止 (斜体で表示されません)   [送信待ち] 状態にある場合は、MAPI スプーラーの送信対象となりますが、一旦アイテムを開くと [送信停止] 状態になり、当該メッセージの [送信] ボタンを再度実行しない限り [送信待ち] 状態となりません。 図1: [送信トレイ] フォルダ内にある [送信待ち] 状態と [送信停止] 状態のメッセージ   MAPI スプーラーの起動タイミングについて Outlook のオプションにある “接続したら直ちに送信する” メニューがチェック ON の場合、Outlook…


[添付ファイルとして送信] をクリックした際の動作について

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Word や Excel から [添付ファイルとして送信] をクリックすると、(Outlook がメール クライアントとして設定されている場合) Outlook が起動し、メール作成画面が表示されます。 今回はこの動作についてご紹介します。   現象 Word や Excel から [添付ファイルとして送信] をクリックしてメール作成画面を表示した場合、モーダル ウィンドウとして表示されるため、同時にその他のウィンドウを新規に開くことができません。 例えば Word や Excel から [添付ファイルとして送信] をクリックしてメール作成画面を表示中に、Outlook から新規メール作成画面を開くことはできません。 これは、Outlook 2010/2013/2016 で共通の動作です。   図1: Excel 2016 で [添付ファイルとして送信] を選択する画面   図2: [添付ファイルとして送信] をクリックし、新規メール画面を表示した画面   対処方法 上記動作については、モーダル ウィンドウが表示されている場合の制限事項となります。   本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


Outlook 2013/2016 で作成権限がないユーザーが予定表内をダブルクリックすると「このフォルダー内にアイテムを作成するためのアクセス権がありません」エラーが発生する

Outlook 2010 の予定表では、[日][稼働日][週][月] でダブルクリックした時に アクセス権によって予定が作成される場合と会議が作成される場合がありました。 Outlook 2013/2016 ではアクセス権によって作成されるアイテムの種類が変わらないよう動作が統一されています。 この動作変更のため、Outlook 2010 以前ではダブルクリックで会議が作成できていたのに エラーが発生して作成できないという状況となる場合があります。 このブログ記事では、この動作変更について紹介します。 Outlook 2010 以前と Outlook 2013/2016 でのダブルクリックの動作の違い Outlook 2010 までは、他のユーザーや会議室の予定表内で アイテムが登録されていない領域をダブルクリックした際、以下の動作になっていました。 [日][稼働日][週][月]         : 作成権限がある場合は予定を作成/作成権限がない場合は会議を作成 [グループ スケジュール]  : 会議を作成 このため、アイテムを作成する権限がないユーザーは予定を作成できませんが ダブルクリックすると会議 (会議出席依頼) が作成される動作になっていました。 Outlook 2013 ではアクセス権によって変わる動作をやめ、動作を以下のように統一しています。 Outlook 2013 製品出荷版 (RTM) [日][稼働日][週][月]         : 予定を作成 [グループ スケジュール]  : 会議を作成 Outlook 2013 更新プログラム 2015/2  KB2956087 以降 (Outlook.exe…


Outlook 2016 で [添付ファイルあり] の検索ができない

2016/5/18 更新: Exchange Online では修正されたため、更新しました。Exchange Server 2016 も修正に向けて調査中です。 現象 日本語版 Outlook 2016 (MSI 方式、C2R 方式) でキャッシュ モードを有効にしてご利用の場合、[添付ファイルあり] の検索ができない現象が発生します。 なお、本現象は Exchange Server 2016 環境でのみ発生します。   再現手順 1. Outlook 2016 を起動します。 2. 検索ボックスの中でクリックします。 3. リボン上に表示された [検索] タブ内の [添付ファイルあり] をクリックします。 4. 検索ボックスに “添付ファイルの有無:はい” と表示されます。 5. 添付ファイルがあるメールが存在するにも関わらず、1 件もヒットしない現象が発生します。     対処方法 検索ボックスで “添付ファイルの有無:はい” ではなく、”添付ファイルあり:はい” で検索を実行します。     調査状況 以前は…


Outlook のデスクトップ通知について

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook 2013 以降では、Windows 8 以降の OS 上において、Outlook 独自のデスクトップ通知ではなく、Windows のデスクトップ通知を使用するようになりました。 本記事ではその詳細を説明します。   デスクトップ通知について デスクトップ通知は、新規メールや会議出席依頼などを受信したときにデスクトップに表示される通知です。   Outlook 独自のデスクトップ通知   Windows のデスクトップ通知 (Windows 8 以降)   どちらのデスクトップ通知が使用されるか 使用するバージョンによって、Outlook 独自のデスクトップ通知を使用するか、Windows のデスクトップ通知を使用するか、異なります。(表 1 参照) これは、Windows 8 以降でストア アプリを全画面で使用している状態でも、Windows のデスクトップ通知により新着メールの通知ができるための機能変更となります。   (表 1) バージョンごとのデスクトップ通知の表示 O: Outlook 独自のデスクトップ通知 W: Windows のデスクトップ通知   [デスクトップ通知の設定] ボタンについて Outlook 独自のデスクトップ通知の場合、[ファイル] タブ –[オプション]-[メール]-[メッセージ受信]…


キャッシュ モード利用時にアイテムを再ダウンロードする方法

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は Outlook をキャッシュ モードでご利用時に OST 上のアイテムに不整合が発生した場合のトラブルシューティング手法についてご案内いたします。 キャッシュ モードで Outlook をご利用の場合、Outlook は Exchange サーバーのメールボックスからローカルに作成されている OST ファイル内にアイテムをダウンロードし、Outlook はこの OST ファイルを参照する動作となります。 OST の不整合/破損により発生している問題と考えられる場合には、事象回避/切り分けのために、以下のような方法を一般的にご案内することがございます。 ・ OST ファイルの再作成 Outlook を終了した状態で、OST を削除することで、次回 Outlook 起動時に OST が再作成されます。 Outlook は再作成した OST にメールボックス内のデータをダウンロードしますので、メールボックスのサイズやお客様のネットワーク状況に依存してダウンロードの完了、ならびに Outlook の利用開始までにお時間を要することがございますことをご了承ください。 OST ファイルの既定の保存先 : C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Outlook ・ Outlook プロファイルの新規作成 Outlook プロファイルを新規に作成しますと、自動的に OST ファイルも新規に作成されます。 OST ファイルの再作成と同様に、ダウンロードの完了、ならびに Outlook の利用開始までにお時間を要することがございますことをご了承ください。…


Outlook でリッチ テキスト形式 (RTF) の会議出席依頼の本文に画像とファイルを挿入すると順番が入れ替わる現象

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は Outlook でリッチ テキスト形式 (RTF) の会議出席依頼の本文に画像とファイルを挿入すると順番が入れ替わる現象についてお伝えいたします。   発生条件 本事象は、以下のすべての条件に合致した環境で発生します。 ・ Outlook をキャッシュモード オフ (オンラインモード) で使用している ・ Outlook 2016 で、リッチ テキスト形式で会議出席依頼を送信する (既定は HTML 形式です) ・ Outlook 2013/2010で会議出席依頼を送信する (リッチ テキスト形式のみで他の形式は選択できません) ・ Exchange Server 2013 または Exchange Online へ接続している   現象 会議出席依頼に埋め込み画像とファイルを挿入すると、受信者側で画像とファイルの順番が入れ替わってしまう。   <送信者> 会議開催者が、以下のような画像とファイル付きの会議出席依頼を送信します。 <受信者> 会議出席依頼を受信すると、画像と添付ファイルの場所が入れ替わります。 原因 Outlook で予定アイテムから会議出席依頼を生成する際、生成元となっている予定アイテムから添付ファイルのリストを取得しています。 オンライン モードでご使用の際は、このリストをサーバー上の予定アイテムから取得しますが、その際にソートの指定を無視してしまうサーバーの動作によるものです。   対処方法…


Outlook 2016 でリッチ テキスト形式のメールの記号が “1”に変更される現象について

2016/5/11 更新: この不具合の修正を含む KB3115094 がリリースされたため、[対処方法]セクションを更新しました。 2016/6/9 更新: この不具合の修正を含む  Current Channel 向けの修正がリリースされたため、[対処方法]セクションを更新しました。 2017/5/9 更新: この不具合の修正を含む  Deferrd Channel 向けの修正がリリースされたため、[対処方法]セクションを更新しました。 こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は、Outlook 2016 でリッチ テキスト形式のメールに記号を入力してメールを送信すると、記号の部分が “1” に変更される現象についてご紹介します。 現象 : Outlook 2016 (MSI 版、クイック実行版) でリッチ テキスト形式のメールに記号 (“□” や “→” など) を入力してメールを送信すると、記号の部分が “1” に変更される現象が発生します。 メール作成時は記号が正しく表示されていますが、下書きフォルダーや送信済みアイテム、受信したメールでは “1” と表示されます。 この現象は、リッチ テキスト形式のみで発生し、テキスト形式や HTML 形式でメールを作成して記号を入力した場合には発生しません。 なお、Word 2016 でリッチ テキスト (*.rtf) 形式の文書ファイルを作成して、記号を入力した場合も、ファイル保存後に再度開くことで同様の問題が発生します。 対処方法…