キャッシュ モード利用時にアイテムを再ダウンロードする方法

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は Outlook をキャッシュ モードでご利用時に OST 上のアイテムに不整合が発生した場合のトラブルシューティング手法についてご案内いたします。 キャッシュ モードで Outlook をご利用の場合、Outlook は Exchange サーバーのメールボックスからローカルに作成されている OST ファイル内にアイテムをダウンロードし、Outlook はこの OST ファイルを参照する動作となります。 OST の不整合/破損により発生している問題と考えられる場合には、事象回避/切り分けのために、以下のような方法を一般的にご案内することがございます。 ・ OST ファイルの再作成 Outlook を終了した状態で、OST を削除することで、次回 Outlook 起動時に OST が再作成されます。 Outlook は再作成した OST にメールボックス内のデータをダウンロードしますので、メールボックスのサイズやお客様のネットワーク状況に依存してダウンロードの完了、ならびに Outlook の利用開始までにお時間を要することがございますことをご了承ください。 OST ファイルの既定の保存先 : C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Outlook ・ Outlook プロファイルの新規作成 Outlook プロファイルを新規に作成しますと、自動的に OST ファイルも新規に作成されます。 OST ファイルの再作成と同様に、ダウンロードの完了、ならびに Outlook の利用開始までにお時間を要することがございますことをご了承ください。…


Exchange キャッシュモードでの同期タイミング

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 キャッシュモードの Outlook 2013 では、キャッシュされているアイテムに対して変更が行われると 15 秒後に同期を開始します。ただしその 15 秒間に次の変更が発生した場合は延期され、最大 60 秒間待機してからまとめて同期を開始します。また、Exchange サーバー上のメールボックス内のアイテムに対して変更が行われた場合は 5 秒後に同期が開始され、その間に複数の変更が発生した場合は同様に最大 60 秒間待機してからまとめて同期を開始します。この記事では、この同期の動作について説明します。 キャッシュモードの Outlook では、アップロード タイマーとダウンロード タイマーという機能を使用して複数の変更が行われた場合にまとめて同期が行われるようにすることで、ネットワークを効率よく利用できるよう制御されています。 ローカルにキャッシュされているアイテムに対して変更が行われた時 (アップロード タイマー) キャッシュされているアイテムに対して変更が行われると、Outlook 2013 はアップロード タイマーを開始します。 Outlook 2013 は既定ではアップロード タイマー 15 秒で同期を開始します。 アップロード タイマーで 15 秒カウントされるまでの間に次の変更が行われなかった場合は同期を開始します。 15 秒カウントされる前に次の変更が行われた場合はアップロード タイマーが再開されます。 次の変更が行われなかった場合は、アップロード タイマーが 15 秒カウントされたタイミングで同期を開始しますが、 その後も変更が繰り返された場合はその都度アップロード タイマーが再開され、 最大待機時間 60 秒が経過するとすべての変更の同期を開始します。 例: Exchange…


Exchange キャッシュモードとオンラインモードのメリット・デメリット/[共有フォルダーをダウンロード] のメリット・デメリット

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 キャッシュモードは既定では有効であり弊社では基本的にはキャッシュモードを推奨していますが、お客様の希望や利用状況によってはオンライン モードで利用した方がよい場合もあります。この記事ではキャッシュモードとオンラインモードでの動作の違いやメリット・デメリットを紹介します。また、キャッシュモードにある [共有フォルダーをダウンロード] の設定がオンの場合とオフの場合のメリット・デメリットも紹介いたします。どの設定で利用した方がよいかを検討する際に参考にしていただければ幸いです。 なお、Exchange キャッシュモードとオンライン モードがどういう設定であるかや参考資料についてはこちらの記事をご覧ください。 キャッシュモード メリット ・メール一覧を表示・メールを開く・メールを作成して送信するなどの作業を行う際に、 まずローカルのコピーに対して操作が行われるため処理がはやい。 ・一定の間隔でまとめてデータの同期が行われており、ネットワーク効率がよい。 そのため、サーバーやネットワークへの負荷を低く抑えることができる。 ・ネットワークの遅延や切断などの問題が発生した際は自動的にオフラインに切り替わり、 ローカルのキャッシュを使用して操作し続けることができる。 デメリット ・ローカルにキャッシュするためのディスク領域が必要。 ・ローカルにデータがダウンロードされる。 (セキュリティ上の理由によりローカルにメールなどのデータを残したくない場合はキャッシュモードでは利用できない) ・Outlook で変更を行うと、まずローカルのデータに対して処理が行われた後に、 一定の同期タイミングによりまとめて変更が反映されるのでそれまでは更新されない (最大 60 秒)。 ・Exchange サーバーのメールボックス上で変更が行われると、 一定の同期タイミングによりまとめて変更が反映されるのでそれまでは更新されない (最大 60 秒)。 (同期タイミングについてはこちらの記事をご覧ください) ・負荷分散が構成されている仮想環境を利用する場合のように OST ファイルの再作成が頻繁に発生するような状況では、キャッシュ モードでは利用できない (OST ファイルを作成してキャッシュし直すことが繰り返されるため効率が悪く、 キャッシュモードで利用し続けると将来 KB949486 の問題 (OST ファイルの再作成が多数行われるとキャッシュモードでログオンできなくなる) が発生するため) オンラインモード メリット ・ローカルにデータがダウンロードされない。 (セキュリティ上の理由によりローカルにメールなどのデータを残したくない場合はオンライン モードで利用する必要がある)。 ・ローカルにキャッシュするためのディスク領域が不要。 ・常に最新のデータを表示したり更新したりすることができる。 ・負荷分散が構成されている仮想環境を利用する場合のように OST…


Exchange キャッシュモードとオンラインモード

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook に Exchange Server のアカウントを設定して利用する場合、既定では [Exchange キャッシュモードを使う] がオンに設定され、キャッシュモードに設定されています。この記事ではキャッシュモードとオンラインモードの設定や動作を説明します。 Exchange Server のアカウントのプロパティの [Exchange キャッシュモードを使う] がオンの場合をキャッシュモード、[Exchange キャッシュモードを使う] がオフに設定されている場合をオンライン モードと呼びます。 Exchange Server のアカウントのプロパティは、Outlook 2013 の [ファイル] タブ-[アカウント設定]-[アカウント設定] から [電子メール] タブで [種類] に Microsoft Exchange と表示されるアカウントをダブルクリックすると表示されます。 オンライン モードでは、直接 Exchange サーバーのメールボックスのデータをメモリに読み込んで表示します。 ステータス バーには [オンライン: MICROSOFT EXCHANGE] と表示されます。 キャッシュモードでは、上記のダイアログの [詳細設定] をクリックして [詳細設定] タブをクリックすると表示される以下のダイアログの [Outlook データ ファイルの設定] に設定されている…


[同期の失敗] について

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は、Outlook の [同期の失敗] フォルダーに出力されるログについてご紹介します。   [同期の失敗] フォルダーについて [同期の失敗] フォルダー ([同期の問題] と表示される場合もあります) は、Outlook でフォルダー一覧を表示したときにナビゲーション ウィンドウに表示されるフォルダーです。 Outlook でキャッシュ モードを使用している場合、初回起動時にサーバーから取得した情報を、クライアント端末にオフライン フォルダー ファイル (以下 OST ファイル) として保存します。 その後、サーバーとの整合性を保つため、定期的にサーバー上のメール ボックスに接続して OST ファイルを同期します。 ここで、同期作業に失敗した場合に、[同期の失敗] フォルダーに同期エラーが記録されます。 こうした同期の失敗はネットワークやサーバーの応答が一時的に遅れた場合や、タイムラグによって発生するものもあり、必ずしも障害によって発生するものではありません。 正常に同期できている場合でも、チェックするタイミングによって同期エラーが記録されます。 そのため、エラーに記載されているような問題が実際に発生していない場合は、無視いただいて問題ありません。 一方、同一のエラーが繰り返し記録される場合は、問題が生じている可能性がありますので、以下の回避策をお試しください。 同期エラーの回避策 同期エラーの回避策としては、一般的に以下の 2 つの方法があります。 a) 最新の修正プログラム適用 b) OST ファイル再作成 a) 最新の修正プログラム適用 過去に Outlook で同期エラーが不適切に記録される問題があり、修正されています。 例えば、[0-130] の同期エラーについては、以下の修正を適用することで不要な出力が抑制されます。 <Outlook 2010…