Outlook で Exchange 2007 以降の サーバーに接続するにはプロキシの除外設定が必要な理由について

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は、Outlook で Exchange 2007 以降の Exchange サーバーに接続するために、Internet Explorer (以下、IE) のプロキシの除外設定が必要な理由について説明します。 Exchange Server 2007 以降、サーバー名は 以下のように FQDN を利用するようになりました。   サーバー名.ドメイン名   例:ServerName.contoso.com このようなアドレスは Exchange とのメールの送受信などで使用される RPC 接続だけでなく、AutoDiscover や Exchange Web Service、オフライン アドレス帳のダウンロード、Outlook Anywhere などの HTTP(S) 接続でも使用されるものとなります。そして、これらの HTTP(S) 接続においては、Outlook は IE のプロキシ設定 ([インターネット オプション] の [接続]-[LAN の設定]) を参照しています。注意が必要な点は、プロキシ設定で [ローカル アドレスにはプロキシ サーバーを使用しない] にチェックが入っている状態であっても、FQDN 形式のサーバー名はローカルではないアドレスとみなされることです。そのため、プロキシを経由せずにローカル アドレス上の Exchange…


アドインの有効・無効について

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook をカスタマイズする方法の一つにアドインの開発があります。 最近は誤送信防止のアドインなどを開発される方が多いようですね。 今回は、Outlook アドインの有効・無効についてご紹介します。 Outlook アドインの読み込み動作について Outlook は起動時に以下のレジストリを読み込みこれらの情報をもとに読み込むアドインを判別しています。 ユーザー単位のアドインの場合     キー : HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\Outlook\Addins\<アドインの ProgID> コンピューター単位のアドイン (グローバル アドイン) の場合     キー :HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Office\Outlook\Addins\<アドインの ProgID> 名前: LoadBehavior 値の型: REG_DWORD ※ ユーザー単位のアドインかコンピューター単位のアドインかは、アドインのセットアップによりますので開発元にご確認ください。 この LoadBehavior の値でアドインの読み込み状況がわかります。 LoadBehavior の値について LoadBehavior の値についての説明は後述の参考資料にも記載されていますので、各値の詳細はご参照いただければと思いますが、通常、アドインの読み込みに成功し当該アドインが有効になっている場合は、該当アドイン配下の LoadBehavior の値は 3 になります。 実際にアドイン Microsoft Outlook Social Connector で確認してみましょう。 アドインの読み込み状況は、以下の通り Outlook の COM アドイン一覧からも確認いただけます。…


ネットワーク上の PST (OST) 【後編】なぜパフォーマンス低下が発生するか

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook のデータ ファイルへネットワーク越しにアクセスすることで発生する問題についてご紹介する記事の後編です。 前回の記事ではネットワーク越しに PST や OST へアクセスを行う構成では様々な問題が発生するため、一部のシナリオを除いてサポート対象外であることをご紹介しました。今回は、そうした問題の中で、パフォーマンスの悪化がなぜ発生するかに焦点を絞って説明します。 まず、パフォーマンスの悪化は基本的に PST や OST を配置したファイル サーバーとネットワーク上で発生します。Outlook は、「データ ファイルがローカルに存在しスムーズにアクセスできる」という想定で開発されているため、上述のようなファイル サーバーやネットワーク上の遅延により PST や OST へのアクセスに待ちが発生すると応答なしになるなどの影響を受けるようになります。 また、この時問題となるのはネットワーク帯域ではなく、アクセスの遅延となります。Outlook は PST や OST に対して、通常 512 バイトから 8K バイト程度の単位でのランダム アクセスを行います。ランダム アクセスとは、インデックスを使用してデータの位置を特定して必要な個所だけにアクセスする方法となっており、処理に必要な時間の短縮が期待されます。しかしながら、Outlook からデータ ファイルへのアクセス回数が極めて多くなるため、ネットワークやファイル サーバーで発生した一度の遅延で待ちに回される処理が結果として多くなり、累積により更に大きな遅延につながります。 また、パフォーマンス悪化が発生するシナリオの詳細な説明としては、英語の内容になりますが以下のマイクロソフト Technet ブログで紹介されています。    Title : Network Stored PST files … don’t do it!   URL…


ネットワーク上の PST (OST) 【前編】推奨されない理由と発生する問題

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook は PST や OST と呼ばれるデータ ファイルを使用しますが、特にシンクライアントの環境などで、こうしたデータ ファイルをファイル サーバー上に配置して Outlook からネットワーク越しにアクセスさせる構成がサポートされるかどうかという点や、また、この構成上で発生する問題についてお問い合わせをいただくことがあります。 こうした構成についての技術情報として、マイクロソフトは以下の KB297019 を公開しており、その中で詳細にご説明しています。 Title : LAN リンクまたは WAN リンク上での個人用フォルダー (.pst) ファイルの使用の制限 URL : <http://support.microsoft.com/kb/297019/ja> 今回は、この KB297019 に記載された内容やその関連情報を噛み砕いてご紹介いたします。 ネットワーク越しの PST アクセスにより発生する問題 まず、前提として、PST (OST) はネットワーク越しのアクセスを前提として設計されておらず、どのような構成であっても以下のような問題が発生する可能性があるため、マイクロソフトは推奨していません。 ・ Outlook のパフォーマンスが低下する (数秒から、数分単位で Outlook が応答なしになるなど) ・ アクセス中にネットワークの切断が発生した場合に Outlook データ ファイルが破損する ・ データ ファイルを配置したサーバーがリソースの枯渇によりダウンする 3 つめのサーバー ダウンについては、以下の技術情報を公開しています。…


Exchange 2013/ Exchange Online に接続する Outlook 2007 で予定表を共有するとエラーが発生する (KB2836889 の問題)

この記事では、KB2836889 で紹介している Exchange Server 2013/Office 365 Exchange Online に接続する Outlook 2007 から予定表を共有した場合に Outlook 2007 の制限のためエラーが発生して正しく共有できない問題について説明します。 現象 Exchange Server 2013 または Office 365 Exchange Online に接続する Outlook 2007 から予定表を共有するとエラーが発生し、追加されたユーザーから予定表を開くことはできますがアイテムを開こうとするとエラーが発生して開くことができません。 具体的には以下のような現象が発生します。この問題は KB2836889 でも紹介している現象です。 アクセス権設定時 アクセス権を追加すると、追加方法によって以下のエラー メッセージが表示される。 予定表の共有の招待メッセージを作成して送信した時 (左側の Outlook バーで [個人用の予定表の共有] をクリック  または 予定表を右クリックして [“予定表” の共有] をクリックして作成) 共有メッセージの送信準備中にエラーが発生しました。 予定表のプロパティの [アクセス権] タブからアクセス権を追加して [OK] をクリックした時 スケジュールのアクセス権の設定中にエラーが発生しました。 エラー メッセージに [OK] をクリックしてから予定表のプロパティの…


宛先に多数のユーザーが存在する場合、条件付き書式が適用されない受信アイテムがある

Outlook にて宛先に多数のユーザーが存在する場合、条件付き書式を設定しているにも関わらず条件が適用されないことがあります。 この記事ではこの動作について説明いたします。   条件付き書式の動作   Outlook では、宛先についての条件が設定されている場合、検索対象となるのが先頭より 256 バイトの範囲という制限があります。 そのため、条件に設定された宛先が 256 バイト以降にある場合は条件が適用されない動作となります。 以下に詳細についてご説明いたします。   例: [表示] タブの [ビューの設定] から以下のように指定している場合     上記のように赤の強調文字を設定している場合、以下の動作となります。     自分のメールアドレス (検索対象アドレス@abc.com) が 256 バイト 以降にある場合の結果: 対象のアドレスが合計 256 バイト以降に表示されているため、検索の対象外。 そのため条件付き書式で設定した書式 (赤の強調文字) が設定されない。   自分のメールアドレス (検索対象アドレス@abc.com) が 256 バイトより前にある場合の結果: 対象のアドレスが合計 256 バイトより前に表示されているため、検索の対象。 そのため条件付き書式で設定した書式 (赤の強調文字) が設定される。   宛先の数が少なく、自分のメール アドレス (検索対象アドレス@abc.com) が 、256…


迷惑メール フィルターの判定基準について

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポートチームです。 今回の Blog では、Outlook 迷惑メール フィルターの判定基準についてと、迷惑メールと判定された場合の Outlook での対処方法についてご説明いたします。 ■ 迷惑メールの判定基準について メールが意図せず迷惑メールとして判定されてしまうため、 Outlook の迷惑メール フィルターが迷惑メールとして判定する基準について確認したいというお問い合わせをいただくことがありますが、残念ながら Outlook 迷惑メール フィルターの判定基準の情報は公開していません。 迷惑メールの判定基準を公開することにより、そのロジックを回避する迷惑メールの出現を誘発し、悪用した迷惑メールが蔓延することを防ぐため、弊社製品における迷惑メールの判定基準やロジック、また迷惑メールとして判断されやすい傾向の情報などにつきましては、非公開とさせて頂いています。 また、Outlook 迷惑メール フィルターはセキュリティ更新プログラムによりアップデートされますので、迷惑メール フィルターの更新プログラムの適用状況により動作も異なります。 例えば、見た目は同じような内容のメールを受信した場合でも、受信したときの状況により迷惑メールとして判定される場合と判定されない場合があります。 したがいまして、意図せず迷惑メールとして判定されたメールアイテムを、今後、迷惑メールとならないようにするためには、Outlook クライアントで以下の方法で対処する必要があります。   ■ Outlook クライアントで迷惑メールとならないよう対処する方法について 以下の方法で、特定の差出人からのメールを、[迷惑メール] フォルダーに振り分けられないようにすることが可能です。   < Outlook 2013 > 1. [ホーム] – [迷惑メール] – [迷惑メールのオプション] をクリックします。 2. [信頼できる差出人のリスト] – [追加] をクリックし、開いたダイアログで、例にあるように someone@example.com または @example.com を指定します。  …


[ローカル アドレスにはプロキシ サーバーを使用しない] がオンだと、Outlook 起動時の接続が失敗する/接続に時間がかかる/[再試行] をクリックすると接続されるなどの問題が発生する場合がある

Internet Explorer で [ローカル アドレスにはプロキシ サーバーを使用しない] をオンに設定している場合に、Outlook 起動時の Office 365 Exchange Online への接続が失敗したり、接続までに時間がかかったり、エラー メッセージが表示された後に [再試行] をクリックすると接続される状況になる場合があります。この問題は Outlook Anywhere で オンプレミスの Exchange Server に接続する場合も発生します。この記事ではこの問題について説明します。 現象 Outlook 2013/2010/2007 では Internet Explorer の [インターネット オプション]-[接続] タブ-[LAN の設定] にある [ローカル アドレスにはプロキシ サーバーを使用しない] がオンに設定されている状況で Office 365 Exchange Online 接続する場合に、ネットワークの環境によって以下のような問題が発生する場合があります。 ・Outlook 起動時に接続が失敗し、起動できない。 ・Outlook 起動時の接続に時間がかる。 ・Outlook 起動時の接続に時間がかかりエラーが表示される。[再試行] をクリックすると接続はできる。 Outlook Anywhere で接続する場合に発生する問題であるため、 Outlook…


[自動構成スクリプトを使用する] に file:// で .pac ファイルを指定しているのに参照されず、Outlook からの接続が失敗する

Internet Explorer のインターネット オプションで [自動構成スクリプトを使用する] に file:// で .pac ファイルが指定されている場合は、Internet Explorer で Web ページを表示する際は .pac ファイルが参照されて表示されますが Outlook から Outlook Anywhere で接続する場合は WinHTTP で接続されるため .pac ファイルが参照されません。この記事ではこの問題について説明します。 現象 Internet Explorer の [インターネット オプション]-[接続] タブ-[LAN の設定] で [自動構成スクリプトを使用する] に file:// で .pac ファイルが指定されていると、 Outlook 2013/2010/2007 から Office 365 Exchange Online への接続が失敗する場合があります。 Outlook Anywhere で接続する場合に発生する問題であるため、 Outlook Anywhere でオンプレミスの Exchange…


Outlook 2013 のメッセージ ウィンドウが常に最大化される

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は Outlook 2013 から追加された機能の 1 つである、メッセージ ウィンドウを常に最大化する動作についてご紹介します。 なぜかメッセージ ウィンドウが常に最大化されて困っている、という方も是非ご一読ください。 Outlook 2013 から追加された動作 Outlook 2013 では、メッセージ ウィンドウを別ウィンドウとして開く際、以下の条件のすべてに合致する場合には常にウィンドウを最大化するという動作が追加されています。 ・画面の解像度の縦もしくは横が 800 ピクセル以下の低解像度 ・Windows 8 以降 ・Windows OS にタブレット端末であると認識されている これは、Surface などの画面の小さなタブレット端末での使用を想定して追加されたロジックであり、この Outlook 2013 の動作を設定などで変更することはできません。 意図せず画面が最大化される Outlook 2013 によるメッセージ ウィンドウ最大化の動作は、低解像度のタブレット端末では大変便利ですが、縦横 800 ピクセル以上の高解像度環境にも関わらず Outlook 2013 のメッセージ ウィンドウが常に最大化されてしまう状態になることもあります。 こうした状況でお困りの場合、Windows のこちらの設定をご確認ください。 [コントロール パネル] – [デスクトップのカスタマイズ] をクリック – [ディスプレイ] をクリックして表示される…


Windows 8 環境の Outlook で TLS 1.2 によるメール送信が失敗する

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 POP や IMAP の環境で、メール送信時のセキュリティ強化のため、TLS と呼ばれる暗号化の方式を用いることがあります。 今回は、こうした設定を行っている Windows 8 環境の Outlook で発生する可能性のある問題とその対処方法についてご紹介します。 なお、今回はメイン サポート フェーズの製品である Outlook 2010/2013 に限定した記事となっていますのでご了承ください。 Outlook における TLS 設定 TLS によるメール送信を使用するには、まず、メール送信に使用する SMTP サーバーが TLS に対応している必要があります。 ご利用の環境が TLS に対応しているかについては、メール システムの管理者もしくはプロバイダまでご確認ください。 Outlook での対応する設定箇所は以下の手順で確認できます。 – 確認手順 (Outlook 2010/2013) 1. POP もしくは IMAP アカウントの Outlook で [ファイル] – [アカウント設定] – [アカウント設定] をクリックします。 2. [電子メール]…


[同期の失敗] について

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は、Outlook の [同期の失敗] フォルダーに出力されるログについてご紹介します。   [同期の失敗] フォルダーについて [同期の失敗] フォルダー ([同期の問題] と表示される場合もあります) は、Outlook でフォルダー一覧を表示したときにナビゲーション ウィンドウに表示されるフォルダーです。 Outlook でキャッシュ モードを使用している場合、初回起動時にサーバーから取得した情報を、クライアント端末にオフライン フォルダー ファイル (以下 OST ファイル) として保存します。 その後、サーバーとの整合性を保つため、定期的にサーバー上のメール ボックスに接続して OST ファイルを同期します。 ここで、同期作業に失敗した場合に、[同期の失敗] フォルダーに同期エラーが記録されます。 こうした同期の失敗はネットワークやサーバーの応答が一時的に遅れた場合や、タイムラグによって発生するものもあり、必ずしも障害によって発生するものではありません。 正常に同期できている場合でも、チェックするタイミングによって同期エラーが記録されます。 そのため、エラーに記載されているような問題が実際に発生していない場合は、無視いただいて問題ありません。 一方、同一のエラーが繰り返し記録される場合は、問題が生じている可能性がありますので、以下の回避策をお試しください。 同期エラーの回避策 同期エラーの回避策としては、一般的に以下の 2 つの方法があります。 a) 最新の修正プログラム適用 b) OST ファイル再作成 a) 最新の修正プログラム適用 過去に Outlook で同期エラーが不適切に記録される問題があり、修正されています。 例えば、[0-130] の同期エラーについては、以下の修正を適用することで不要な出力が抑制されます。 <Outlook 2010…


オフラインアドレス帳 (OAB) について【前編】ダウンロードに関する機能

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 オフライン アドレス帳 (OAB) の機能のうち、前編はダウンロードに関する機能を紹介いたします。   キャッシュ モードで使用する オフライン アドレス帳 (OAB) について Exchange キャッシュ モードを使用すると、既定の設定ではアドレス一覧として オフライン アドレス帳 (OAB) を使います。 キャッシュ モードで構成された Outlook は、起動後サーバー側で生成されている OAB をローカルにダウンロードいたします。 OAB のダウンロードを正常に行うためには、BITS と呼ばれるサービスやAutodiscover に成功しているなどの条件があるため、もしダウンロードに失敗するようであればトラブルシューティングが必要です。   自動ダウンロードの間隔 Outlook 2010 では、Outlook 起動中にダウンロードを行うかどうかの判別が行われます。 判定としては、ローカルに存在する OAB と比較し前回のダウンロードから 24 時間を経過している場合には、ダウンロードを行います。 ダウンロードの開始自体は、早くて、Outlook の起動後 1 分、遅い場合には十数分後から開始いたします。 また、従来のバージョンと同様に、Outlook を起動した状態で 24 時間を経過するとダウンロードを行います。 しかしながら、これらの判定やダウンロードなどはバックグラウンドの処理として行われるため、他にマシン上で優先度の高い処理が行われている場合には、完了までには時間を要します。   自動ダウンロード以外のタイミングでダウンロードを行う方法 以下の…


Windows フォーム と Office におけるコンボ ボックスの動作の違い

管理者向け こんにちは。 日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は、Outlook アドインやカスタム フォーム作成時に利用可能なコントロールの一つ、コンボ ボックス (編集可能なドロップダウン リスト) の動作についてご紹介します。 コンボ ボックスとは、ドロップ ダウンしたリストから値を選択することができ、また、任意の値を入力することが可能なコントロールを指します。 例えば、Word や Excel、Outlook などの Office 製品で書式設定を行う際、フォントの形式やサイズの値を入力または選択できるコントロールがこれにあたります。 Office 製品のコンボ ボックスは、Windows フォーム のコンボ ボックスとは、値を入力した後の動作に違いがあります。 例えば、書式サイズを 10 と入力して変更し、[Enter] キーを押下せずにフォントのコンボ ボックスの矢印をクリックした場合、ドロップ ダウンは行われません。 再度ドロップ ダウンやメニューなどのコントロールをクリックすることで、クリックしたコントロールのドロップ ダウンが表示されます。 Windows フォーム を利用して作成した場合、コンボ ボックスに任意の値を入力し、[Enter] キーを押下せずにドロップ ダウンやメニューなどのコントロールをクリックしても、クリックしたコントロールのドロップ ダウンがすぐに行われます。 小さな違いのようですが、ユーザー操作に関わる部分となりますので、アドイン開発でコンボ ボックスを利用される際には、ご注意ください。 本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


Outlook と Exchange ActiveSync

Outlook 2013 ユーザー・管理者向け こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。   Outlook 2013 からの新機能の一つとして Exchange ActiveSync の電子メール アカウントが設定可能になっています。 今回はその Exchange ActiveSync と Outlook についてご紹介します。   Exchange ActiveSync Exchange ActiveSync は Windows Phone などのモバイル端末で Exchange Server と同期を取るために開発されたプロトコルであり、待機時間が長く帯域幅が狭いネットワーク環境下での動作に最適化されているという特徴があります。   Office 365 の Exchange Online を含む Exchange Server 上では Exchange ActiveSync の有効/無効を制御できるようになっており、モバイル端末によるアクセスを許可するかどうかを管理者が選択することができるようになっていますが、Exchange Server のお話しになってしまいますのでここでは Outlook の観点でお話を進めます。   Exchange Server 以外で使用される Exchange…


Outlook の修正プログラム (累積更新プログラム・更新プログラム・セキュリティ更新プログラム)

  MSI 版の Office スイート製品に含まれる Outlook や MSI 版 Outlook 単体製品の修正プログラムには、累積更新プログラム・更新プログラム・セキュリティ更新プログラムの 3 種類があります。この記事ではこれらについて説明します。 Office 2013 にはクイック実行版 (Click-to-Run/C2R) と従来の MSI 版の 2 つのインストール形式があります。店頭でパッケージでご購入いただいたり Office 365 ProPlus としてご購入いただいた場合にダウンロードしてインストールを行うものはクイック実行版、ボリューム ライセンスなどで入手いただくものは MSI 版となります。Office 2010 は基本的には MSI 版ですが、一部クイック実行版もあります。Office 2007 は MSI 版のみです。 MSI 版 Office の修正プログラムの特徴  2014 年 12 月以前の MSI 版の Office の修正プログラムには以下の 3 種類があります。 (2015 年 1 月以降は CU…


Outlook で予定表を表示する際の制限数について

Outlook 2013/2010 ユーザー・管理者向け こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は Outlook で予定表を表示する際の制限数に関連する情報についてご紹介します。 Outlook 既定の動作としては、同時に参照できる予定表は 30 個までですが、「Outlook 2010 における予定表の追加数制限について」のサポート技術情報  (kb2670061) に記載しているレジストリを追加することにより 30 個以上参照することができます。 今回は 30 個以上参照する方法と30 個以上参照した場合の懸念事項について本 Blog にてご案内いたします。 ———————————————————— 目次 30 個以上の予定表を参照する方法 30 個以上の予定表を参照した場合の制限事項について (Outlook 2010, Outlook 2013 共通) 多数の共有の予定表を参照する場合のデータのダウンロード設定について 関連の参考情報 (kb2670061) 補足情報 ————————————————————   30 個以上の予定表を参照する方法 以下のレジストリ設定を行うことにより、予定表を既定の 30 個よりも多く表示させることができるようになります。 <Outlook 2010> キー : HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Outlook\Options\Calendar           または キー:…


Outlook で送信したメールの添付ファイルが消える

Outlook 2013/2010/2007 ユーザー・管理者向け こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook からメールを送信すると、以下のような事象が発生するとういお問い合わせをいただくことがよくあります。    ・受信したメールに添付されているはずのファイルが見つからない、または WINMAIL.DAT という名前のファイルが添付されている   実はこちらの現象、WINMAIL.DAT という添付ファイルの名前だけで、ある程度の原因や対処方法が見えてきます。 まず、本現象には TNEF 形式という Exchange Server/Outlook 環境固有の形式がかかわっていることがわかります。 そして、具体的な対処方法は以下の 2 通りで、実績のあるこれらの設定によってほぼすべてのケースが解決できます。   ・Exchange Server 環境の場合 → Exchange Server でリモート ドメインの設定を実施する ・Exchange Server を使用していない環境の場合 → クライアント PC のレジストリの設定を変更する   今回は、これらの内容について詳しくご紹介していきます。 WINMAIL.DAT や TNEF 形式というキーワードで辿り着いた方も、是非ご覧ください。   目次 ・ 現象について ・ 現象の発生原因 ・ 回避策 ・…


Outlook で RSS 購読をする方法について

Outlook 2013/2010/2007 ユーザー向け こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook には、知っておくと非常に便利な機能がたくさんあります。 今回は、そんな便利な機能の一つである RSS 購読をする方法についてご紹介します。 Outlook で RSS フィードを登録することで、自分のお気に入りの Web サイトの更新情報をすぐに確認できます。 とても便利な機能ですので、このブログもぜひ登録してみてください。   RSS 購読設定方法 Outlook 2013/2010 での設定方法 1. Outlook を起動します。 2. [ファイル] タブをクリックします。 3. [アカウント設定] – [アカウント設定] をクリックします。 4. [アカウント設定] ダイアログにて [RSS フィード] タブをクリックします。 5. [新規] をクリックします。 6. [新しい RSS フィード] 設定ダイアログの [Outlook に追加する RSS フィードの場所を入力してください:] に…


ブログ開設のあいさつ

はじめまして。私たちは日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。    平素より マイクロソフト製品をご愛顧いただきましてまことにありがとうございます。 このたび、Outlook サポート チーム ブログを始めることになりました。   Outlook は主にメール クライアントとしての役割を担っていますが、その他にも、連絡先やスケジュール、仕事の管理を行うことができるアプリケーションです。 また、個人の情報だけでなくExchange サーバーや SharePoint サーバーに接続することで、他のユーザーのメールやチーム全体のスケジュールの確認や連絡先情報の共有などを実現することもできます。   このように、Outlook はその利用目的によって様々な使い方のできる製品です。すべてのご利用者にOutlook を利用してよかったと感じていただけるように、 このブログでは、Outlook に関するニュースや便利な使い方、よくある疑問、トラブルシュートなど、有益な情報をご紹介できればと思っています。   皆様、ぜひご愛読ください。