[アドレス一覧に表示しない] と設定したユーザーや連絡先の情報をアドインから取得することができない現象について

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 グローバル アドレス帳の情報で、表示させたくないユーザーやグループ、連絡先などについて [アドレス一覧に表示しない] と設定することにより、グローバル アドレス帳に表示させないように設定することができます。 しかし、このような設定を行っている場合、アドインやマクロで Outlook Object Model を利用して情報を取得する場合に SMTP アドレスなどの情報が取得できないことがあります。 一部のユーザーに特定のユーザーやグループ、連絡先などについて表示させたくないが、その他のユーザーでは表示を行いたい、かつアドインでは情報を取得したいという場合、アドレス帳 ポリシーなどでアドレス帳を分け、表示内容を変えることができます。 – 参考情報 シナリオ: アドレス帳ポリシーの展開 アドレス帳ポリシーの作成 メール ユーザーへのアドレス帳ポリシーの割り当て 例えば、User A についてアドレス帳 ポリシーの設定により User B にはアドレス帳で非表示としても、User C には表示が行われるよう設定することができます。 User C についてはアドインで User A の情報を取得することができます。 本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


Outlook が実際に TLS 1.2 を使用した通信を行っているか確認する方法

2018/1/30 更新 : Network Monitor での確認方法を手順が少なく、プロキシを使用した環境でも有効な内容に変更しました。   こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 KB4057306 で公開しているように、Office 365 では 2018 年 3 月 1 日以降、TLS 1.2 での接続が必要となります。 前回、Windows 7 環境の Outlook が TLS 1.2 を使用した通信を行うために必要な準備を こちら の記事でご紹介しました。 今回は、Outlook が実際に TLS 1.2 を使用した暗号化通信を行っているかについて確認する方法をご紹介します。 はじめに 現在のところ Office 365 や Exchange Online の管理者側で TLS 1.2 を使用してクライアントからの接続が行われているか確認するレポート機能などは実装されていません。 現時点では、クライアント側で Network Monitor 3.4 で Outlook による通信のパケットをキャプチャして確認するのが確実な方法となります。 注意が必要な点…


Office によるインターネットへの接続を管理者が禁止した環境で Outlook を起動するたびに認証ダイアログが表示される、認証が失敗する現象の対処方法

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回の記事ではタイトルの現象でお困りのお客様には朗報となる Office 2016 機能追加についてご紹介します。 概要 Outlook を含む Office アプリケーションには、ヘルプやオンライン テンプレートなど、インターネット上のコンテンツへのアクセスを制御する設定項目が存在します。 これらの設定項目の場所、詳細や制御方法については こちら の記事をご覧ください。 上記ブログ記事内でご紹介しているように、管理者は UseOnlineContent レジストリを 0 に設定することにより、Office アプリケーションによるインターネット上のコンテンツへの接続を禁止することが可能です。 一方で、Outlook 2013/2016 は認証時に MSO.dll と呼ばれる Office の共通コンポーネントを使用した認証を行いますが、UseOnlineContent が 0 に設定された環境では、インターネットへの接続性がないと判断される動作となり、認証時に必要な処理が一部中止され、基本認証において保存された資格情報が使用されず Outlook 起動時に毎回認証ダイアログが表示されたり、先進認証では認証自体が失敗するという問題が発生します。 これらの問題の一部についてご紹介しているのが こちらの KB3060280 となります。 なお、この現象は Outlook 2010 では発生しません。 これらの現象は、MSO.dll による認証が多要素認証や先進認証といった近代的な認証方法を実現するため、インターネットへの接続が必要なタイミングがあることを前提にした設計により発生していました。 また、Office 2013 では多要素認証なども使用できなくなることを前提に、MSO を使用した認証を無効化したり、UseOnlineContent を 0 以外の値に変更するという回避策しか存在していませんでした。 これらの Office 2013 環境に関する情報は…


Outlook 2016/2013/2010 から Exchange Online に接続する際に TLS 1.2 が利用されるようにする方法 (Windows 7 では作業が必要)

Update TLS 1.1/1.0 の無効化は 2018 年 10 月 31 日に延期しました。MC128929 と KB4057306 で通知しております。 対策する内容は変わりませんので、できる限り早めの対応をお願いいたします。 弊社ではセキュリティ チームのブログ記事  [IT 管理者向け] TLS 1.2 への移行を推奨しています でも説明していますように TLS 1.2 の利用を推奨しており、Office 365 については Office 365 管理センターのメッセージセンターの MC128929 や KB4057306 で以下をご案内しています。 TLS 1.2 への移行が必要 2018年 10 月 31 日に TLS 1.2 未満が無効化される予定 (※) Outlook 2016/2013/2010 から Exchange Online へ接続する場合、Windows 8.1/10 では既定では OS で…