[Outlook 2016 解決済み] 先進認証方式である Active Directory Authentication Library (ADAL) を使用しているとセーフモード起動で接続できない


2018/4/12 Outlook 2016 については、バージョン 1708 (ビルド 8431.2079) で修正を行いましたので、回避策セクションを更新しました。


こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は  ADAL 認証を利用している際、セーフモード起動では接続できない問題について紹介します。


事象
Outlook 2013
または Outlook 2016 より 先進認証方式である Active Directory Authentication Library (ADAL) を利用して Exchange Server  に接続する際、セーフ モード起動では接続することができません。

 

キャッシュ モード オフ(オンライン モード)の場合:
以下のメッセージが表示され、Outlook が起動できません。

 

キャッシュ モード オンの場合:
弊社で認識している動作としては Outlook の起動はできますが、Exchange Server に接続できないきない状況になります。


原因
ADAL 認証を行う場合、Outlook Office 共通の認証コンポーネントを使用しますが、セーフ モードで起動した場合には Office の認証コンポーネントが無効化されるため、ADAL 認証を使用できません。


回避策

Outlook 2016 につきましては月次チャネルのバージョン 1708 (ビルド 8431.2079) で修正しております。
*ただちに更新を行うには [ファイル] タブ-[Office アカウント]-[Office 更新オプション] から [今すぐ更新] をクリックし、更新後に バージョン 1708 (ビルド 8431.2079) 以上に更新されていることをご確認ください。

Outlook 2013 についての修正は見送られておりますことから、運用回避策の実施をお願いします。


運用回避策

セーフ モード起動ではなく通常起動するか、ADAL 認証を利用しないための以下のレジストリ設定を行います。

レジストリ キー : HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\1x.0\Common\Identity 値の名前 : EnableADAL 値の型 : REG_DWORD : 0

レジストリ キーの 1x.0 の部分は、Outlook 2013 15.0Outlook 2016 16.0 となります。

 

- ADAL認証についての参考サイト
Office 製品の Office 365 モダン認証フローと認証キャッシュについて
Office クライアントで Office 365 先進認証を使用する

- セーフ モード起動に関する参考サイト
Office セーフ モードで起動する方法

 

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