下線の色の既定の設定を変更すると初期値 “色なし” や “自動” に設定変更できない


 

日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。

本ブログでは、下線の色の既定の設定を変更すると初期値 の "色なし" "自動" に設定変更できない現象と対処方法について説明します。

 

現象

Outlook のフォント設定でユーザーが下線の既定の色を変更すると、初期値である "色なし" "自動" に戻すことができない状態になります。

 

-現象発生環境

 

Outlook 2010/2013/2016

 

-現象再現手順

 

1.Outlook を起動します。

2. [ファイル] タブ の [オプション]-[メール]-[ひな形およびフォント] をクリックします。

 

3.[署名とひな形] ダイアログの [ひな形] タブで、”新しいメッセージ” または “返信/転送メッセージ” の [文字書式] をクリックします。

 

4.[フォント] ダイアログの [フォント] タブで、[下線の色] を変更して、[OK] をクリックします。

 

5. 再度 [文字書式] をクリックして、[下線の色] のドロップダウンをクリックして “自動” を選択して、[OK] をクリックします。

6. すべてのダイアログを閉じて、Outlook を終了します。

7. Outlook 再起動します。

8. 手順 5 で設定変更した内容を確認します。

    ※手順 4 で “自動” を選択した場合は、手順 5 を行わずに Outlook を再起動すると現象が発生します。

 

- 現象

 

[自動] を選択しても、[] に戻ってしまいます。

また、一度設定を変更すると、ドロップダウンには [色なし] の選択肢がないため、[色なし] を設定することができません。

 

- 本動作による影響

 

[色なし] または [自動] が選択されている状態では、下線の色は自動で [フォントの色] と同じ色になりますが、一度既定の設定を変更すると、[色なし]   [自動] で設定できなくなるため、自動でフォントの色と同じにすることができません。

 

例:

既定の [フォントの色] を “緑” に設定し、[下線の色] [色なし] または [自動] の場合は、文字に下線を引いた際の色は自動で “緑” になりますが、

本現象により 一度設定を変更した後に "自動"  を選択しても “黒” となるため、フォントの色は “緑” で下線の色が “黒” となってしまいます。

 

対処方法

既定のフォントの設定は、それぞれ以下の場所のレジストリにバイナリデータとして保持されていますが、以下のレジストリには、[下線の色] の色の情報のみではなく、フォントの種類や、フォントの色など、ダイアログに表示されている設定情報がすべて同じレジストリに保持されています。

Outlook のインストール直後の初期値の状態では、以下のレジストリは存在しませんが、ユーザーが設定を変更するとレジストリが追加され、設定した情報がレジストリに保持されます。

レジストリを削除することで、設定を初期値に戻すことが可能となり、[下線の色] の色も「色なし」に戻すことが可能ですが、[下線の色] の色以外の設定も初期値に戻ってしまいますので、既定の設定をしたい場合には再設定してください。

※ 既定のフォント以外の他の設定には影響はありません。

 

レジストリ削除について

重要レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。

万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。

レジストリのバックアップ方法および復元方法の詳細を参照するには、以下のマイクロソフト サポート技術情報番号をクリックしてください。

322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法

 

-手順

 

1.[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、[名前] ボックスに「regedit」と入力します。

2. 次のレジストリ キーを見つけてクリックします。

    Outlook 2010

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Common\MailSettings

 

    Outlook 2015

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\MailSettings

 

    Outlook 2016

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\MailSettings

 

3. 設定を初期化したいレジストリを選択し、[編集]-[削除]-[はい] をクリックします。

    新しいメッセージ返信/転送メッセージの両方の設定を初期化したい場合は、4 つのレジストリすべて削除します。

    新しいメッセージの設定のみ初期化する場合は、ComposeFontComplex ComposeFontSimple 2 つのレジストリを削除します。

    返信/転送メッセージの設定のみ初期化する場合は、ReplyFontComplex ReplyFontSimple 2 つのレジストリを削除します。

 

 新しいメッセージの [文字書式]

名前: ComposeFontComplex

名前: ComposeFontSimple

 

返信/転送メッセージの [文字書式]

名前: ReplyFontComplex

名前: ReplyFontSimple

 

本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


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