Outlook 2016 起動直後に空き時間情報を表示できず、約 30 秒経過すると表示されるようになる


Outlook 2016 では、ローカルに Autodiscover の応答キャッシュ ファイルが保存されていない場合は、Outlook 起動直後に A さんが B さんの予定表を表示する際に以下の現象が発生します。
この後 30 秒経過すると Autodiscover が実行され、それ以降はこの現象は発生しなくなります。
Outlook 起動直後に以下の現象が発生する場合は、Outlook 2016 起動後 30 秒以上経ってから確認するようにしてください。

B さんの予定表に [空き時間情報] (既定の設定) のアクセス権しか持たない場合
[予定表] の B さんの予定表の上部に [未接続] と表示され、登録されている空き時間情報が表示されません。
misetsuzoku

B さんの予定表に [参照者] 以上のアクセス権を持つ場合
[予定表] には B さんの予定表のデータは表示されますが、会議出席依頼の [スケジュール アシスタント] から空き時間情報を取得する際に空き時間情報を表示できません。
nofreebusy

 


詳細:

Outlook 2016 では、Autodiscover の応答をローカルにキャッシュ ファイルとして保存しています。
Outlook 2016 の起動時は以下の処理が行われ、空き時間情報を表示する際に Autodiscover の応答キャッシュ ファイルの ASUrl に指定されている空き時間情報サービス (可用性サービス/Availability Service) の URL に接続して空き時間情報を取得しています。

  1. 以下の Autodiscover の応答のキャッシュ ファイルの読み込みを行う。
    %LOCALAPPDATA%\Microsoft\Outlook\16\AutoD.メール アドレス.xml
    (例: C:\Users\User1\AppData\Local\Microsoft\Outlook\16\AutoD.user@contoso.com.xml)
  2. Outlook 2016 起動後約 30 秒が経過すると、Autodiscover が実行され Autodiscover の応答キャッシュ ファイルを更新する。

1 の Autodiscover の応答のキャッシュ ファイルが存在しない場合は、空き時間情報サービスの URL を持たないため空き時間情報サービスの URL に接続して空き時間情報を取得することができず、空き時間情報が表示されません。約 30 秒後に 2 で Autodiscover が実行されると、空き時間情報サービスの URL に接続して空き時間情報を表示されるようになります。

たとえば負荷分散された多数の仮想環境に接続し移動ユーザー プロファイルを設定して利用している場合などでは、ユーザーがサインアウトした時に %LOCALAPPDATA% に保存されたキャッシュファイルを削除するように管理者が意図的に構成している場合があります。
その場合は、サインアウトすると前述の AutoD.メール アドレス.xml が削除されるため、サインインするたびにこの現象が発生します。

 

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