Outlook 2010 以降のオートコンプリート機能に関するトラブルシューティングについて


こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。
今回は Outlook のオートコンプリート機能のご紹介と、オートコンプリートに関する問題が発生した場合のトラブルシューティング手法についてご案内いたします。

 

■ オートコンプリート機能について
Outlook では、過去に利用したメールアドレスを記憶した上で次回以降宛先候補として表示する、オートコンプリート機能が既定で有効となっています。
記憶された宛先については、その後メールアドレスなどを途中まで入力すると候補として宛先が表示される動作となります。

(補足)
オートコンプリート機能を利用したくない場合には、以下の設定変更を行います。
手順
1. Outlook 2010/2013/2016 を起動します。
2. [ファイル]タブ-[オプション]-[メール]-[メッセージの送信] 内の以下のオプションをチェックオフに変更します。
   “[宛先][CC][BCC] に入力するときにオートコンプリートのリストを利用して名前の候補を表示する
3. Outlook 2010/2013/2016 を終了します。

Outlook 2010 以降のオートコンプリートの保存先について
Outlook 2010 以降は、オートコンプリートの情報の保持に従来の.nk2 ファイルを使用いたしません。
Exchange サーバーに接続して利用している場合、既定のメッセージ ストアの隠しアイテムとして保持します。
そのため、同じアカウントを別の PC Outlook から利用する場合にも、同じオートコンプリートを利用することが可能です。

■ トラブルシューティング方法
オートコンプリートが保存できない、過去のオートコンプリートが表示されないといったオートコンプリートに関連する事象に関する一般的なトラブルシューティング方法となります。
オートコンプリートの情報自体が破損していることが原因の場合、修復を行う機能はないことから、再作成が必要となりますことをご了承ください。

ステップ 1. Outlook の再起動や端末の再起動を行う。

ステップ 2. Outlook をセーフモードで起動する。
Outlook をセーフ モードで起動することで、Outlook はアドインの影響を受けずに動作いたします。
セーフモード起動時に事象を解消できる場合には、サードパーティー製品などの影響を受け正しく動作できていないことを切り分けすることが可能となります。
Outlook を終了し、次回通常の手順で Outlook を起動するとセーフ モードは解除されます。

手順 (Windows Vista/Windows 7)
1. Outlook を起動している場合終了します。
2. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft Office] をポイントします。
3. Ctrl キーを押しながら Outlook をクリックします。
4. セーフ モードで起動するかどうかの確認がポップアップで表示されるので、[はい] を選択します。
5. 起動した Outlook の画面上部タイトルバーに (セーフ モード) と表示されることを確認します。
6. 現象の再現をご確認ください。

手順 (Windows 8)
1. Outlook を起動している場合終了します。
2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
3. Outlook.exe /safe と入力し [OK] をクリックします。
4. 起動した Outlook の画面上部タイトルバーに (セーフ モード)と表示されることを確認します。
5. 現象の再現をご確認ください。

 手順 (Windows 10)
1. Outlook を起動している場合終了します。
2. [スタート]ボタンを右クリックし、[ファイル名を指定して実行] クリックします。
3. Outlook.exe /safe と入力し [OK] をクリックします。
4. 起動した Outlook の画面上部タイトルバーに (セーフ モード)と表示されることを確認します。
5. 現象の再現をご確認ください。

ステップ 3. ローカルのキャッシュ ファイル(RoamCache) のリネーム/削除やサーバー上のオートコンプリートの削除、再作成
詳細な作業内容につきましては、以下の公開情報内にてご案内しています。

(補足)
オートコンプリートの保存先は Exchange サーバー側となりますが、Outlook はローカルにそのキャッシュ ファイルも保持しています。
ローカルのキャッシュ ファイル側に問題がある場合、キャッシュ ファイルの再作成により事象が解消する可能性もございます。
なお、あくまでもキャッシュとなるため、ローカルのキャッシュ ファイルを削除いたしましても、Exchange サーバー上にオートコンプリート情報は削除されません。

参考情報
タイトル : Outlook 2010 でオートコンプリートが正しく機能しない
URL : https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2682333

タイトル : How to reset the nickname and the automatic completion caches in Outlook
URL : https://support.microsoft.com/en-us/kb/287623
タイトル : Outlook でニックネームとオートコンプリートをリセットする方法のキャッシュします。(日本語機械翻訳)
URL : https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/287623 (日本語機械翻訳)

 

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