POP/IMAP アカウントで、マクロやアドインの処理で添付ファイルを追加する場合エンコードにより添付ファイル名が文字化けします


こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。
今回は Outlook POP/IMAP アカウントでマクロやアドインから添付ファイルを追加する際に、添付ファイル名のエンコードとメールアイテムのエンコードが異なる場合、受信者側で受信した添付ファイル名が文字化けする現象についてご紹介します。
本事象は、マクロかアドインなどのプログラムを使用されない場合は影響はありません。

現象 :
POP/IMAP アカウントで Outlook を起動して、マクロかアドインの処理にて、メール送信のイベントで添付ファイルの追加の処理を行う場合、添付ファイル名のエンコードとメールアイテムのエンコードが異なる場合、Outlook はメールアイテムのエンコードを使用して、添付ファイル名をエンコードするため、受信者側で受信した添付ファイル名が文字化けする場合があります。 例えば英語 (US-ASCII) のメールに日本語のファイル名を持つ添付ファイルを追加する場合などです。
また、メールアイテムの InternetCodepage プロパティにて、メールアイテムのコードページを変更することが可能ですが、変更後のコードページが変更前の文字セットを含まない場合 InternetCodepage を変更しても、メール本文が文字化けする可能性があります。本文が日本語 (JIS) のものに韓国語のファイル名を添付する場合に、コードページを韓国語に変えた場合などが該当します。

再現手順 :
1. POP/IMAP アカウントの Outlook にてマクロかアドインにて、添付ファイル追加の処理を実装します。

※以下がマクロでの処理例です:
Private Sub Application_ItemSend(ByVal Item As Object, Cancel As Boolean)
     Item.Attachments.Add <添付ファイルのパス>
End Sub
2. Outlook の送信時のエンコードを既定 の (JIS) にし、新規メールを作成して、メールの件名、本文を半角英数字のみにします。
3. 英数字以外のダブルバイト文字のファイル名を持つものをマクロで添付します。
4. 受信者側にて現象を確認します。

結果 :
添付ファイル名が文字化けします。

対処方法 :
a. 送信側にて、Exchange アカウントなど POP/IMAP 以外のアカウントを利用します。
b. 送信側にて POP/IMAP アカウントをご利用の場合、Outlook の設定オプションにて、メール送信時のエンコードとして、”UTF-8” など多言語対応のエンコード形式を指定します。

本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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