アドレス帳の項目カスタマイズについて


 

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポートチームです。

以下のアドレス帳の項目のカスタマイズについてご紹介いたします。

 

Outlook アドレス帳の表示項目と表示順序は、実装上、ハードコードされているため変更することはできません。

image1

表示項目の削除はできませんが、表示不要な項目の表示幅を限りなく 0 に設定する、もしくは非表示にすることで (Outlook 2007 以降で有効)、ユーザーから見えない状態にすることは可能となります。以下にそれぞれの方法をご案内いたします。

 

表示不要な項目の表示幅を限りなく 0 に設定する方法:

 

ユーザーが手動で表示幅を変更する方法 :

ユーザーが手動にて調整したい表示項目の表示幅を限りなく 0 にし、見えないようにする方法になります。

列名の右端の縦線にマウスを合わせてドラッグし、幅を一番小さくし見えないように幅を調整します。

 

変更した表示幅のレジストリを配布して変更する方法 :

調整したい表示項目の表示幅を限りなく 0 に設定したレジストリを配布し、ユーザーから該当の項目を見えないようにする方法になります。

 

表示幅設定の保存場所について

表示幅は以下のレジストリ値として保持しております。

 

キー : HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\<Outlook のバージョン>\Outlook\Preferences

名前 : ABColWidths

 

Outlook のバージョン

Outlook 2016 : 16.0

Outlook 2013 : 15.0

Outlook 2010 : 14.0

Outlook 2007 : 12.0

 

変更方法

1. Outlook を起動します。

2. アドレス帳を表示し、調整したい表示項目の表示幅を調整します。 表示幅を調整次第で、非表示にすることもできます。

3. Outlook を終了します。

 

4. [ファイル名を指定して実行] “RegEdit” と入力し、[OK] をクリックします。

5. 以下のキーを選択します。

 

   HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\<Outlook のバージョン>\Outlook\Preferences

 

6. [ファイル]-[エクスポート] をクリックし、適切な名前でファイルを保存します。

7. 保存したファイルをメモ帳などのテキスト エディタで開き、以下のサンプルのように ABColWidths以外を削除して保存します。

 

(Outlook 2013 の例)

ここから—————

Windows Registry Editor Version 5.00

 

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Outlook\Preferences]

“ABColWidths”=hex:0c,00,00,00,c2,00,1d,0e,ba,00,01,30,24,00,02,30,c2,00,03,30,\

  00,00,fe,39,00,00,00,3a,00,00,08,3a,c2,00,13,3a,00,00,16,3a,5a,00,17,3a,00,\

  00,18,3a,03,00,19,3a

ここまで—————

 

8. 保存したレジストリファイルをクライアント コンピュータにコピー、もしくはファイル サーバーの共有フォルダーに保存し、ダブル クリックで実行してインポートします。

参考資料

ID : 310516

Title : 登録エントリ (.reg) ファイルを使用してレジストリ サブキーおよび値を追加、変更、または削除する方法

URL : http://support.microsoft.com/kb/310516/ja

解説 : レジストリ配布の詳細については、お手数ですがこちらの文書をご覧ください。

 

非表示にする方法 :

下記のレジストリを設定する方法で、アドレス帳に表示される項目を非表示にすることが可能です。

 

変更方法

1. クライアント端末で [スタート]-[ファイル名を指定して実行] をクリックし “regedit” を入力し、[Enter] をクリックします。

2. レジストリエディタを起動します。

3. 以下のレジストリ サブキーに移動します。

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\<Outlook のバージョン>\Outlook\Preferences

Outlook のバージョン

Outlook 2016 : 16.0

Outlook 2013 : 15.0

Outlook 2010 : 14.0

Outlook 2007 : 12.0

 

4. [編集]-[新規作成] をクリックし、バイナリ値を選択します。

5. 以下のキーを追加します。

名前 : ABHiddenColumns

種類 : REG_BINARY

データ : 0# 00 00 00 XX XX XX XX

※ # には非表示にしたいトータルの列数を記入してください。

例えば、役職” “勤務先電話” “場所 3 列を非表示にする場合、以下のように設定してください。

 

03 00 00 00 1f 00 17 3a 1f 00 08 3a 1f 00 19 3a

 

補足

XX XX XX XX には、以下のデータを設定してください。

 

フリガナ : 1f 00 92 8C

部署 : 1f 00 18 3a

役職 : 1f 00 17 3a

勤務先電話 : 1f 00 08 3a

場所 : 1f 00 19 3a

電子メールアドレス : 1f 00 fe 39

勤務先 : 1f 00 16 3a

エイリアス名 : 1f 00 00 3a

 

※ 注意事項 ※

レジストリ エディタについて

—————————

レジストリ エディタの誤った使用は、システム全般に渡る重大な問題を引き起こす可能性があります。

こうした問題を解決するためには、Windows をインストールしなおさなければいけません。

Microsoft では、レジストリ エディタを使用することによって引き起こされた障害の解決については、一切保証しておりません。

レジストリ エディタを使用する場合には、お客様の責任において使用してください。

 

本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


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