Outlook 2013 で複数ファイルを添付し送信すると、添付ファイル名が別の添付ファイルの名前に変更されてしまう (ファイル名が入れ替わる)


現象

Outlook 2013 で 複数ファイルを添付し送信すると、添付ファイル名が別の添付ファイルの名前に変更されてしまう。

ファイル名が拡張子まで変更された場合には、ファイルが開けないという事象となります。

2016/01/13 update

本現象の修正として、日本時間 2016 年 1 月 13 日 に、Windows Update や WSUS での適用が可能な Outlook 2013 の更新プログラムを公開いたしました。

  文書番号: 3114500
  タイトル: January 12, 2016, update for Outlook 2013 (KB3114500)
  URL: https://support.microsoft.com/en-us/kb/3114500

この更新プログラムの適用により、Outlook 2013 の添付ファイル名が不正になる問題が修正されます。
なお、修正適用前の更新プログラムの適用状況によってはマシンの再起動が必要となる可能性がございますので、その点ご留意ください。
適用後、[ファイル] タブ-[Office アカウント]-[Outlook のバージョン情報] をクリックし、Microsoft Outlook 2013 の後に表示されるビルド番号が 15.0.4783.1000 に更新されます。

また、C2R 方式の Outlook 2013 をご利用のお客様の場合、既定では自動更新に設定されており、自動更新に設定されている場合は順次自動適用され、現象が解消する予定です。
自動更新に設定されている場合にただちに更新を適用するには、Outlook 2013 の [ファイル] タブ-[Office アカウント] から [今すぐ更新] をクリックして適用ください。
適用されると、[ファイル] タブ-[Office アカウント] の [Office 更新プログラム] の下に表示される [バージョン] が 15.0.4787.1002 に更新されます。

 

発生条件

以下の両方の条件を満たす環境で発生する場合がございます。

条件 1. Outlook 2013 で以下の更新プログラムを適用した環境

Title: Outlook 2013 (KB3085495) 2015 9 8 日更新

URL: https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3085495

Title: Outlook 2013 (KB3085579) 2015  10  13 日更新 2015/10/14 update

URL: https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3085579

            Title: November 10, 2015, update for Outlook 2013 (KB3101488)  2015/11/10 update

URL: https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3101488

Title: December 8, 2015, update for Outlook 2013 (KB3114349) 2015/12/14 update

URL:   https://support.microsoft.com/en-us/kb/3114349

※Office の更新プログラムは累積の更新プログラムのため、後から提供された更新プログラムにはこれまでの修正がすべて含まれております。
本事象は 2015 9 月に含まれている修正が要因で発生しておりますので、その後に提供された 10 月、11 月、12 月の更新プログラムにも事象の要因となる修正が含まれています。

 

条件 2. 複数のファイルを添付してメールを送信した場合

 

補足

本事象は上記の発生条件を満たす場合でも、100 % 発生する事象ではございません。

Outlook 2010 での事象については以下の情報をご確認ください。

http://blogs.technet.com/b/outlooksupportjp/archive/2015/09/01/outlook-2010.aspx

 

 

– KB3085495,KB3085579,KB3101488 ,KB3114349 が適用されているか確認する方法  2015/12/14 update

1. Outlook 2013 を起動します。

2. [ファイル] タブを選択します。

3. [Office アカウント] を選択します。

4. 画面右側の [Outlook のバージョン情報] をクリックします。

5. 表示されたダイアログの 1 行目の Microsoft(R) Outlook(R) 2013 の隣に表示されているバージョンを確認します。

以下のように表示されますが、4753 の場合は該当の 9 月の更新プログラムが適用されている環境となり事象が発生する可能性があります。

(15.0.4753.xxxx)

10 の更新プログラムが適用されている場合には以下のように表示され事象が発生する可能性があります。

(15.0.4763.xxxx)

11 の更新プログラムが適用されている場合には以下のように表示され事象が発生する可能性があります。

(15.0.4771.xxxx)

12 の更新プログラムが適用されている場合には以下のように表示され事象が発生する可能性があります。

(15.0.4779.xxxx)

 

再現手順

1. [新しい 電子メール] から新規メールウィンドウを開いて、件名、本文を入力します。

2. 作成したメールアイテムに添付ファイルを複数添付します。

3. [Ctrl+S] キーで下書きに保存 または クイック アクセス ツール バー上の [保存] をクリックします。

4. メールを送受信します。

5. 送信済メールまたは受信したメールを確認します。

 

結果

:

以下のような添付ファイルを追加して送受信した場合、BBBBBB0123.xlsx Excel ファイルと BBBB0124.docx Word のファイルが入れ替わった場合、ファイル名が変更されるだけではなくファイルが開けない事象となります。

 

名前が変更された元ファイルは Word 形式のファイルですが、ファイル名が拡張子も含め変更されてしまっています。

この場合、ダブルクリックでファイルを開いた場合、拡張子が Excel なので Excel でファイルを開こうとしますが、実際のファイル形式は Word なので開けないという事象になります。

誠に恐れ入りますが、この場合は、名前が変更されてしまったファイルの元の名前を拡張子を含めて送信者にご確認いただき、正しいファイル名に変更して開いてください。

 

元のファイル名                                              事象発生時

AAAAAAAAAA.txt                                       AAAAAAAAAA.txt

BBBBBB0123.xlsx                                      BBBBBB0124.docx

BBBBBB0124.docx                                     BBBBBB0123.xlsx

 

対処方法  2016/01/13 update

本現象の修正として、日本時間 2016 年 1 月 13 日 に、Windows Update や WSUS での適用が可能な Outlook 2013 の更新プログラムを公開いたしました。

  文書番号: 3114500
  タイトル: January 12, 2016, update for Outlook 2013 (KB3114500)
  URL: https://support.microsoft.com/en-us/kb/3114500

この更新プログラムの適用により、Outlook 2013 の添付ファイル名が不正になる問題が修正されます。
なお、修正適用前の更新プログラムの適用状況によってはマシンの再起動が必要となる可能性がございますので、その点ご留意ください。
適用後、[ファイル] タブ-[Office アカウント]-[Outlook のバージョン情報] をクリックし、Microsoft Outlook 2013 の後に表示されるビルド番号が 15.0.4783.1000 に更新されます。

また、C2R 方式の Outlook 2013 をご利用のお客様の場合、既定では自動更新に設定されており、自動更新に設定されている場合は順次自動適用され、現象が解消する予定です。
自動更新に設定されている場合にただちに更新を適用するには、Outlook 2013 の [ファイル] タブ-[Office アカウント] から [今すぐ更新] をクリックして適用ください。
適用されると、[ファイル] タブ-[Office アカウント] の [Office 更新プログラム] の下に表示される [バージョン] が 15.0.4787.1002 に更新されます。

 

修正の含まれた更新プログラムを適用する以外の対処方法は以下となります。

(1) 下書き保存されている場合は一旦現在のメールウィンドウを閉じて開きなおして送信する

本事象は、該当のアイテムが [下書き] に保存されていると発生することを確認しています。

また、下書きに保存されている場合は、既存のメールウィンドウを閉じて、[下書き] に保存されているアイテムを開きなおして送信すると再現しないことを確認しています。

 

手順

1. [下書き] フォルダーをクリックします。

ファイルを複数添付したメールアイテムを送信する前に [下書き] フォルダーに保存されているか確認します。

2. [下書き] フォルダーに保存されている場合は、送信前に最新の状態で保存するために以下の手順で保存を実行します。

[Ctrl+S] キーで下書きに保存 または クイック アクセス ツール バー上の [保存] をクリックします。

3. メールウィンドウの右上の X [閉じる] をクリックして、メールアイテムウィドウを閉じます。

4. [下書き] フォルダーに保存したメールアイテムを開きます。

5. 送信します。

 

(2) 添付ファイルを 1 つの ZIP ファイルにまとめて送信する

手順

1. 添付したいファイルを以下の手順で 1 箇所にまとめます。

: Data というフォルダーを作成して、その配下に AAAAAAAAAA.txt, BBBBBB0123.xlsx, BBBBBB0124.docx を配置します。

2. Data フォルダーの中で、3 つのファイル AAAAAAAAAA.txt, BBBBBB0123.xlsx, BBBBBB0124.docx 選択します。

添付したいファイルを [Ctrl+左クリック] して複数選択します。

AAAAAAAAAA.txt の上で [Ctrl+左クリック]し、BBBBBB0123.xlsx の上で [Ctrl+左クリック]し、BBBBBB0124.docx の上で [Ctrl+左クリック]して 3 つのファイルを選択します。

3. 複数ファイルが選択されている状態で [右クリック] し、[送る]–[圧縮 (zip 形式) フォルダー ] をクリックします。

4. フォルダー内に、zip フォルダーが生成されますので、フォルダー名を適切な名前に変更します。

5. zip フォルダーを Outlook に添付して送信します。

 

(3) KB3085495,KB3085579,KB3101488,KB3114349 アンインストール  2015/12/14 update

 ※ Office 2013 はインストールのタイプが2種類ございますが、従来からある MSI と、Click-To-Run でインストール前の状態に戻す方法が異なります。

インストーラーの種類を確認する方法

1.Microsoft Outlook 2013 を起動します。

2.[ファイル] メニューで、[Office アカウント] をクリックします。

3. Click-To-Run の場合、画面右側の [Outlook のバージョン情報] の上に [更新オプション] の項目が表示されます。MSI ベースの場合、[更新オプション] の項目は表示されません。

 

MSI バージョンを利用している場合のアンインストール手順

1.Outlook を起動している場合には終了します。

2. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロールパネル] をクリックして、[コントロールパネル]を表示します。

表示方法が カテゴリの場合は、[プログラムのアンンストール]、大きいアイコンまたは小さいアイコンの場合は、[プログラムと機能] をクリックします。

3.左ペインの [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックします。

 

4-1.KB3114349  のアンインストール ( 以下の手順で KB3114349 がみつからない場合は、4-2 の KB3101488 のアンインストールに進んでください。)

1.右ペイン名前から ” Update for Microsoft Outlook 2013 (KB3101488) XX-Bit Edition” を選択し [アンインストール] をクリックします。

2.アンインストールが完了したら OS を再起動します。

3.アンインストールをした後、Outlook を起動し、[ファイル] タブの [Office アカウント]-[Outlook のバージョン] をクリックしてバージョンを確認します。

(15.0.4771.xxxx)  4771 以下にになっていることをご確認ください。

 

4-2.KB3101488  のアンインストール ( 以下の手順で KB3101488 がみつからない場合は、4-3 KB3085579 のアンインストールに進んでください。)

1.右ペイン名前から ” Update for Microsoft Outlook 2013 (KB3101488) XX-Bit Edition” を選択し [アンインストール] をクリックします。

2.アンインストールが完了したら OS を再起動します。

3.アンインストールをした後、Outlook を起動し、[ファイル] タブの [Office アカウント]-[Outlook のバージョン] をクリックしてバージョンを確認します。

(15.0.4763.xxxx)  4763 以下にになっていることをご確認ください。

 

4-3.KB3085579  のアンインストール ( 以下の手順で KB3085579 がみつからない場合は、4-4 KB3085495 のアンインストールに進んでください。)

1.右ペイン名前から ” Update for Microsoft Outlook 2013 (KB3085579) XX-Bit Edition” を選択し [アンインストール] をクリックします。

2.アンインストールが完了したら OS を再起動します。

3.アンインストールをした後、Outlook を起動し、[ファイル] タブの [Office アカウント]-[Outlook のバージョン] をクリックしてバージョンを確認します。

(15.0.4753.xxxx)  4753 以下にになっていることをご確認ください。

 

4-4.KB3085495 のアンインストール

1.右ペイン名前から ” Update for Microsoft Outlook 2013 (KB3085495) XX-Bit Edition” を選択し [アンインストール] をクリックします。

2.アンインストールが完了したら OS を再起動します。

3.アンインストールをした後、Outlook を起動し、[ファイル] タブの [Office アカウント]-[Outlook のバージョン] をクリックしてバージョンを確認します。

(15.0.4745.xxxx)  4745 以下にになっていることをご確認ください。

 

Click-To-Run バージョンを利用している場合のアンインストール手順

以下の手順は Office 2013 SP1 以降の手順となります。
– 手順

1. Office 2013 のクイック実行の自動更新を無効にします。

 

1-1. Outlook を起動します。

1-2. [ファイル]-[Office のアカウント] をクリックします。

1-3. [更新オプション]-[更新プログラムを無効にする] をクリックします。

 

以降の手順を行う前に必ず自動更新を無効にしてください。

無効せずに以前のバージョンに戻そうとすると [修復] の際に、以下のようなメッセージが表示されます。

 

「インターネット接続が必要です。

オンライン修復にはインターネット接続が必要ですが、接続されていないようです。

オフラインでクイック修復を行うか、接続してからもう一度オンライン修復をお試しください。

エラー コード;404-9」

 

2. 戻したい Office バージョン番号を以下のサイトから確認し、メモします。

 

タイトル : Office 2013 または Office 365 の更新プログラム

URL : https://support.microsoft.com/ja-jp/gp/office-2013-365-update

 

3. [コントロールパネル]-[システム] より、OS のビット数を確認します。

詳細な確認方法については、以下の公開情報の手順をご参考ください。

 

タイトル : コンピューターで 32 ビット版または 64 ビット バージョンの Windows オペレーティング システムを実行しているかどうかを判断する方法

URL : https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/827218

 

4. Office を起動している場合は終了します。

5. コマンド プロンプト を管理者として実行します。

6. コマンド プロンプトで次のコマンドのいずれかを実行します。

 

OS が 32 ビット バージョンの場合

cd %programfiles%\Microsoft Office 15\ClientX86

 

OS が 64 ビット バージョンの場合

cd %programfiles%\Microsoft Office 15\ClientX64

 

7. 次のコマンドのを実行します。

 

officec2rclient.exe /update user updatetoversion=15.0.xxxx.yyyy

 

※ 15.0.xxxx.yyyy には、手順 2 でメモしたバージョン番号を指定します。

 

8. 「Office の更新プログラムをダウンロードしています…」 というメッセージが表示されます。

ダウンロードには時間がかかります。

9. メッセージが消えたら、Outlook を起動して、[ファイル] タブ -[Office のアカウント] より以前のバージョンに戻っていることを確認します。

 

– 参考情報

Office 2013 SP1 以前の環境の場合は以下の情報をご確認ください。

Title: Office 2013 クイック実行の以前のバージョンに戻す方法

URL: https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2770432

 

本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。